あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第3回トーナメント 閉会式
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aioricharabattle
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第3回トーナメント 閉会式
熱狂と歓声に包まれた「あにまんオリキャラ最強トーナメント」も、ついに幕を下ろす。
特設リングの中央に立つのは、優勝者──野焼橘花。
黒髪のボブカットが揺れ、ブレザー姿の少女は微かに頬を染めながらも、堂々と前を向いていた。
「それでは、優勝者である野焼橘花さんにトロフィーの贈呈です。」
司会者のアナウンスが響く。
それと同時に、観客席からは拍手と歓声が巻き起こる。場内は祝福の嵐に包まれていた。
司会者が橘花にマイクを向ける。
「おめでとうございます!この栄冠を手にした今、率直なお気持ちは?」
橘花は胸を張り、キラキラと輝く瞳で答えた。
「はい!とっても嬉しいです!」
彼女はそう言うと、司会者からマイクを取って今一番思いを伝えたい人に言葉を贈る。
「何でも屋さん!見てますか!私、優勝しましたよ!!!」
満面の笑みにピースサインの彼女は、今この場において一番輝いていた。
「……おめでとう。」
低く落ち着いた声がした。 決勝戦で熱い戦いを繰り広げたクエイドが、橘花にむけて賞賛の称賛の言葉を放つ。
このトーナメントにおいて最も成長したのは橘花であるが、このトーナメントにおいて一皮剥けた人物がもう一人いた。
それはクエイドである。
彼女は今まであまり褒められた事が無いせいか自己肯定感が低かった。
しかし、このトーナメントを通して数々の困難を潜り抜けたことで、彼女の中にも確固たる自信が身に付いたのだ。
胸を張って生きている人間の姿は美しい。
彼女もまた、このトーナメントによって大きな何かを得た人物なのだろう。
司会者は、さらに声を張る。
「今回、熱き戦いを見せてくださった全ての参加者に、盛大な拍手をお願いします!!!」
観客たちが一斉に立ち上がり、場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
そして、最後に再び司会者が叫ぶ。
「これにて、『あにまんオリキャラ最強トーナメント』、閉幕です!!!」
光がリングを包み、祝福の嵐とともに、最高に熱い戦いの日々は終わりを告げた──。 ──こうして、第3回あにまんオリキャラ最強トーナメントは閉幕した。
歓声と祝福の中、戦士たちはそれぞれの道へと戻っていく。
だが、その名誉と誇りは、いつまでも全員の中に残り続けるだろう──。
だが、その名誉と誇りは、いつまでも全員の中に残り続けるだろう──。