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どんなラジオが必要? - (2013/04/22 (月) 20:20:06) の編集履歴(バックアップ)


とりあえずは手持ちのラジオで十分です。
さすがにポケットに入るようなサイズでは厳しいものがあるかも知れませんが。

選局がデジタル方式のものであれば、十分楽しめるのではないでしょうか?
現在、お勧めできる手軽に入手可能なラジオとして以下のものがあるようです。

製品の画像およびテキストは、amazonにリンクしています。
カスタマーレビューで、その評価を確認してください。
また、メーカーのサイトで仕様の詳細を確認下さい。


国産

SONY ICF-EX5MK2

1985年10月に発売された前モデルのICF-EX5時代から続き名機の誉れ高いラジオ。
デジタル選局タイプではなくダイアルによるアナログ同調。
このため周波数の直読とダイレクト設定は不可能だが、表示部には各県の代表的放送局が周波数に応じて印字されており同調の目安として使用可能。
ラジオNIKKEIと中波の受信に特化したモデルのようで、中波用アンテナとして現行機種最長の18cmのバーアンテナを内蔵。
加えて同期検波回路を搭載し、混信除去にも考慮していているところが名機たる所以か。
ラジオNIKKEIに加えてFMも受信可能。
外部アンテナ端子付属。

SONY ICF-SW7600GR 

この7600シリーズもモデルチェンジを重ねたロングセラーとして評価が高いラジオ。(ロングセラーゆえに「設計が古い」との指摘もあるのも事実)
amazon.co.jpのリンクはFM専用ラジオのような表記だが、長波・中波・短波・FMの受信が可能な「ワールドバンドラジオ」の国産フラッグシップモデル。
デジタル選局タイプで同期検波回路を搭載。
SONY製アクティブアンテナの接続を前提にしているため、外部アンテナ端子には直流電圧が印加されている。
このため、他社製 アクティブアンテナ* を接続する場合にはコンデンサの挿入により直流電流を遮断する必要がある。
(* ALA-1530等の受信用同軸ケーブルに直流を重畳してアンテナ直下のアンプに電源を供給するタイプのアンテナ)
遮断用には、 こんなの あんなの を買うか、自作が必要。
海外モデルはebay等で150ドル前後(送料別)と日本の半値くらいで買える。詳しくは下記の「海外モデル」を参照。

ICF-SW7600GR 海外モデル
最近はAmazon.co.jp、その他のサイトで海外モデル(逆輸入)が国内モデルの半額程度で購入可能。
FMも日本バンドをカバー。実用上は問題なし。本体はまったくの同一であるため、不要な付属品を省いたこちらで充分。
日本語マニュアル、ACアダプタ、乾電池、イヤホン、アンテナコネクタ等は付属していない(いずれもソニーから別途購入可能)。
日本語マニュアルの入手先 → こちら

国内モデルと海外(北米)モデルの違いについて
2ちゃんねるSONY板:【日本製】ICF-SW7600GR Part6【フラグシップ】
 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/sony/1326035337/5
 http://mimizun.com/log/2ch/sony/1326035337/5

5. It's@名無しさん 2012/01/09(月) 00:11:12.00

○ICF-SW7600GR国内版と海外版の主な添付品の違い
<<共通>>
ICF-SW7600GR本体
ICF-SW7600GR用キャリングケース
ウェーブハンドブック(英語)
コンパクト(リール型)アンテナ AN-71

<<国内版(JE版も含む)>>
日本語/英語/韓国語/中国語/アラビア語の取扱説明書
日本国内専用の保証書(1年間)
(海外仕様製品JE版には国際1年保証書が換わりに付いてるらしい)

<以下は国内版ICF-SW7600GRしか入ってないモノ>
*単3乾電池4本
*黒のステレオイヤホンとイヤホンパッド
*AC100-240V(50/60Hz)全世界対応ACアダプタ(型番:AC-E601)
*海外ACプラグアダプタ
*アンテナコネクタ(アンテナ端子に純正でないアンテナを付ける際に必要)

<<北米版(海外版)>>
英語/仏語/独語/スペイン語/オランダ語/ポルトガル語の取扱説明書
販売国内専用の保証書(1年間)
(海外版には乾電池・イヤホン・ACアダプタ・アンテナコネクタは付属しない)

ICOM IC-R75

いわゆる「ラジオ」の範疇からは外れるが、本格的に長波から短波帯の受信をしたい方にはお勧め。
というか、現在、国産で現行品として流通している「通信型受信機」のアイコム社の製品がこの機種。
この先は、AOR AR7030、日本無線 NRD-545、DRAKE R-8B等 とっくに生産中止(ディスコン)になった受信機を探すか もしくはPERSEUS等のPCと接続して使用するソフトウェア受信機(SDR)か。
生産中止機種をオークションサイトで探し続けると言う不毛な世界に足を踏み入れたくなければ、これも選択の一つ。
初期モデルには一応は同期検波モードがあったが、設計不良が原因である効果の無さをアイコムがネガティブに自覚したためか、現行モデルには同期検波モードはない。
本格的な使用には、外部アンテナとオプションのフィルター追加が必須。
この機種も日本で買うとなぜか高い。
アメリカでは日本ではオプション扱いのDSPユニットが標準搭載されていて600ドル台と円高の昨今、ますますお買い得。
SONY ICF-SW7600GRの国内モデルを購入する金銭的余裕があるなら、こちらの個人輸入をお勧めするが内蔵アンテナはないので外部アンテナが必須。


中国製

正直言って賛否両論。同じモデルでも個体差があるようで日本ほどの品質管理が徹底していないようにも見受けられる。
しかしながら、国産デジタル選局ラジオがほとんど存在しない状況下で、OEMを含め世界中で販売されている現実もある。
購入先によっては付属品が異なり、日本での使用時には、日本語マニュアルの入手、ACアダプタの接続等(極性、電圧対応など)に注意が必要。
詳しくは 2ちゃんねる 無線板の「中国製短波ラジオを語れ」スレを参照のこと。

DEGEN DE1103

国産ラジオより高感度という定評のDEGEN DE1103。
それでいてSONY ICF-SW7600GR国内モデルの約1/4という販売価格。
デジタル選局タイプで短波受信愛好家にも使用者が多い。
同期検波回路はない。高感度であるゆえに、大出力中波放送局近くの強電界下の使用には弱いという報告もある。
仕様では外部アンテナの接続は短波帯のみ有効だが、改造を伴わない裏ワザで中波用としても接続可能。
裏ワザについては リンク 参照。

TECSUN PL-660

こちらも中国製ラジオの中でも評価が高い TECSUN PL-660。
デジタル選局タイプで同期検波機能付き。エアバンドの受信も可能。
中波用外部アンテナのアンテナ端子への直接の接続は不可。
価格は DE1103より高めで、SONY ICF-SW7600GR海外モデルとの価格差を考えると悩ましいところか。

  同期検波については  同期検波って? を参照下さい。


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