※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

昼間は地元の放送しか聞こえないのに、夜になると日本語以外の中国、韓国語等の放送がラジオから聞こえてくるという経験をした方も多いでしょう。

なぜ 夜間は遠距離の放送が受信できるのでしょうか?


中波放送の電波の伝わり方は、地表に沿って伝わる「地表波」と電波を反射する性質を持つ電離層の反射による「電離層波」の2つに大きく分類されます。
下図は電離層を簡単に図に表したものです。
電離層は太陽活動と密接な関係を持ち、地球に近い順に、D層、E層、F層という電離層が存在します。
それぞれ電波の周波数によって反射したり、吸収・減衰したりという性質を持ちます。


地表波は100km程度の距離で減衰し、それ以上での地点では電波が弱くなります。
また、電離層波は、日中はD層通過の際の減衰とE層反射時の減衰を受け、電波が弱くなります。
このため、昼間の電波の到達範囲は地表波伝搬を中心としたサービスエリア近辺の限られた地域となります。
多くの放送局が都道府県という限定された地域を受信対象として放送業務を行っているのは、中波電波のこの性質によります。


しかし、夜間になるとD層が消滅し、E層での反射時の減衰が少なくなるため、電離層波によりサービスエリア外の地域へ電波が到達し、遠方の放送が受信できるようになるのです。


この現象により、北海道の放送が関西で聞こえたり、九州の放送が関東で聞こえたりするので、遠距離放送の受信を楽しんでいる人たちが大勢います。
また、電離層波は夏よりも冬の方が遠距離まで到達することが多く、遠距離放送の受信マニアたちは、その季節を楽しみにしています。

早い話、昼よりも夜、夏よりも冬の方が遠くの局が受信しやすくなるというわけです。

北海道から沖縄までの各放送局の受信を目標にしている方や 既にその目標をクリアした方も たくさんいます。
もちろん、海外からの電波が届くことをを楽しみにしている もっとマニアックな人たちもいるのです。

このサイトをのぞいてみた あなたも そんな人たちが くぐったのと同じ入り口の前にいるのです。

当サイトでは、そんな あなたたちを応援したいと思っています。
(参考文献:CQ出版社(株)「上級ハムになる本」1997年改訂版)


コメントをどうぞ

名前:
コメント:
最終更新:2012年06月17日 11:54