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大コケの結果は明らかなのに、【まんが王国とっとり】続投宣言 - (2013/07/03 (水) 23:05:03) の編集履歴(バックアップ)


大コケの結果は明らかなのに、【まんが王国】続投宣言


忘れ去られたまんが王国のその後

まんが王国は平成24年4月から平成25年3月までの建国となっている。
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しかし実際のところ、【まんが王国】に関する催し物、報道は2012年11月25日【国際まんが博】終了ののちぱったりと途絶えており、さながらすべての開催内容が終了したかのような状況になっている。
年度で仕切る方がやりやすいというのはともかくとしても、これはあまりにも酷い状況といわざるを得ない。

「まんが博関連では、まんが王国官房の前田修官房長が“王国の存亡”を懸けて最終提案。 
平井知事からは「続けますね」とゴーサインが出た。」 

平井知事に聞く 今年は「全国植樹祭」と「緑化フェア」 鳥取
「累計320万人を集めたまんが博は地域の活性化に結びついたが、植樹祭と緑化フェアは
何を目指すのか、平井伸治知事に展望を聞いた。」

地域の活性化に結びついた証拠などどこにもないのだが。

(6)「国際まんが博は大失敗」について 
「国際まんが博」は地域活性化の芽のために取り組んだもので、観光振興、人材育成や産業振興に
加え、「まんが王国とっとり」の強力な情報発信まで多岐にわたって効果があったものと認識しています」 

効果があったならあったで、それを主張する根拠となる、観光面における観光客増の数値ならびに経済効果などの発表があってしかるべきだが、鳥取県は発表していない。
平成25年3月のまんが王国終了をもって発表されるのかも知れないが、今のところ県内の観光業ならびに飲食店やホテル業からは【まんが博】関連での収入増の声は聞こえてこない。
2011年に開催された【とっとりアニカルまつり2011】も来場者は発表されたが、具体的に地域へどのような効果をもたらしたのかは一切公表されていない。
その"自称"町おこしに意味はあるのだろうか。

議会での度重なる批判も馬耳東風

「2,500万円余りの障害者小規模作業所の補助金を廃止し、 
廃業に追い込む一方、まんが王国関係は1億円以上を計上し、 
20億円積立てた鳥取力創造運動基金のうち、約3割の7億円余りを、 
まんが王国に使うことを予定しました。 
まんが博は、観光客動員目標を超える320万人が来たと言いますが、 
博覧会そのものは22万人しか入っていません。 
県民的には盛り上がっておらず、次への進展も不透明で、無駄遣いです。」 

この発言を見る限り、経済効果の見られない【まんが王国事業】よりも、障害者作業所への補助金を継続したほうがよっぽど有意義に思える。
むしろ障害者補助というのは一番打ち切ってはならないものだろう。

参考
【鳥取】障害者補助を打ち切った金で開催した「まんが博」盛り上らず議会で批判
http://shimasoku.com/kakolog/read/poverty/1356960739/

水木しげるロードも来場者が減っていたことには触れず

「実は、県が常設拠点と位置付けた「水木しげるロード」や「青山剛昌ふるさと館」などの来場者179万4905人が
含まれる。県は、後者の来場者が前年比約5割増になったと胸を張るが、前者が前年比で2割程度減ったことには触れていない」



■2012年 読者が選ぶ郷土の10大ニュース■
「水木しげるロードの活気はことしも変わらず。」
(1)国際まんが博、神話博しまね開催。山陰がにぎわう

全国規模の新聞が、ローカル紙面とはいえ水木しげるロードの人気にかげりがあることを指摘しているのに、地元新聞が人気は変わらないと書いたのでは取材もせずに書いていることが丸わかり。
また、まんが博のニュースで全部で140ものイベントが開催されたとあるが、これは一つの催し物の中で企画されるにしては多すぎるということは誰も指摘しなかったのだろうか。

誰もほめてくれないので自画自賛しました


式では、今年1年で顕著な業績や成績を上げた職場や個人の知事表彰も行われ、「国際まんが博」や
「国際マンガサミット」を担当したまんが王国関係の部局など14団体と、世界空手道選手権大会で
優勝した宇佐美里香選手(県教委)ら2人を表彰。また、まんが王国関係を代表して、鬼太郎と
コナン君が表彰状を知事から受け取った。


現実を見てないのは平井知事だけ


「まんが」から「グリーンウェイブ」へ 知事に聞く 
「来場者は、321万人と想像以上だった。実は水木しげるロードの観光客数が
減っているのは確かだ。国際まんが博で反転攻勢に出るきっかけを作ることが
できたと思っている。」 
「昨年は殻を破るため、県が主導した。予算自体は国の補助金を使うなどし、
迷惑のかからない範囲に収められたと思っている。」 

迷惑のかからないどころの話ではなかったはずだが。
そろそろ現実を見たらどうか。

10億投入の鳥取「国際まんが博」厳しい評価。 
「行政の箱物好きのセンスの悪さは、もともとの宿命なので、今さら
驚くことではないが、鳥取のケースは、象徴的な失敗事例になるのかも知れない。」 

「まんが王国」新時代へ 「産業どう生かす」 鳥取
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/OSK201301180057.html

アニメや漫画の魅力を街おこしにつなげようと、 
県が昨年に開催した「国際まんが博」が閉幕したことを受け、 
県内の市町村や観光、経済の関係者らでつくる実行委員会が18日、解散を決めた。 
この日、鳥取市内で開かれた最後の総会には26人が参加し、 
イベントの成果や今後の課題を話し合った。 

県議会の副議長が「本当にこれで、鳥取県がまんが産業を生かしていけるのかどうか。 
もう少し議論していただきたい」と述べた。 

これを受け、司会者が参加者に何度か発言を促したが意見は出ず、 
1時間の予定だった総会は、30分ほどで終わった。 

結局県側もまんが事業を推し進めても何の成果もないと認識しているのではないだろうか。
およそやる気が感じられない。

むきになった平井知事が自分のプライドのためだけに"まんが事業"を強引に推し進めているだけではないだろうか。