*集客につながるコンテンツのない【まんが王国】 **結局【まんが王国】と言いながら認知度のある漫画家はたった2人 鳥取県は必死に"多くの漫画家を排出""数々の鳥取県を舞台にした漫画がある"と主張するが、漫画家のラインナップを見ても"誰?"と言いたくなるような名前ばかり。また、鳥取県を舞台にした漫画といわれてもまったく浮かばない。普通、漫画好きでなくても知っているような作品があって初めてそういえるのではないだろうか。 岩手県も多くの漫画家を排出しているが、こちらは名前を知っている人も多いだろう。 「コミックいわて」の出版について http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=29541 岩手県出身漫画家リスト http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E5%87%BA%E8%BA%AB%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E6.BC.AB.E7.94.BB.E5.AE.B6 結局、どれ一つとっても&bold(){鳥取県が【まんが王国】たる根拠はない}。 得意げに国内外へ向けてアピールするのをいい加減にやめてもらいたい。 **やればやるほど印象が悪くなる 【とっとりアニカルまつり】及び【まんが博】が【花鳥風月】の名を悪用し、謝罪もせずに逃げていることは別項で触れた。 その他にも、来場者の水増し発覚、まんが博と関係があるとは思えないディズニーキャラクターの起用、CMに出ていたからというだけのトリンドル玲奈さん起用など 既にネットでは"恥さらし"と指摘する声も多くある。 このまま【まんが博】の開催を続けていけばいくほと、鳥取県の評判は悪くなっていく。 **同じ日に同じ催し物をぶつけて客の取り合いをする【まんが王国とっとり】 【とっとりアニカルまつり2012】は9日にアニソンコンサートが開催された。 がしかし、同日、倉吉の【まんがドリームワールド】でも声優などによるアニソンライブが行われていた。 同じ会場内で時間ごとに別の有名人が出てくるならまだしも、別々の会場でこれでは、相乗効果など狙えない。 それぞれが、"自分のところにさえ客が来ればいい"という考えでしか企画していないのはよくわかる。 ちなみに【とっとりアニカルまつり2012】とほぼ同じ内容が9月29日地元テレビ局主催・【まんが博関連イベント】として行われる。 企画が重ならないようにしよう、という考えもないようだ。 どこまで自分達でつぶし合い、客の取り合いをしたら気が済むのか。 **【まんが王国とっとり】通信と言いながらまんがに関係ない内容 各所で配布されている、【まんが王国とっとり通信】だが、まんがと冠していることから、話題もまんがのことかと思いきや、【山陰海岸ジオパーク】の解説という、まんがとまったく関係のない内容。 観光地をPRしたいというのはわかるが、普段こういったことをせず、【まんが王国】だからとばかりに配信しているあたり、強引にこじつけているようにしか見えない。 【まんが王国】と何の関係があるのだろう? **町おこしといえばコスプレ・アニソンしか考えない人々 【まんが博】関連イベントであまりにもコスプレの文字をよく見るのでざっとわかる範囲で調べてみた。 9月8・9日 【とっとりアニカルまつり2012】とりコス 9月16日 湊山コスプレ大茶会 9月29日 秋のBSSまつり アニソンコスプレバトル 10月28日 北栄コスプレ大集合 11月10・11日 中華コスプレアジア大会 注)【まんが博】とは直接関係ないが、【とっとりアニカルまつり】実行委員会が4月に企画して大コケした、【よなごアニカル商店街~しょうてんがいコスプレまつり~】という企画もあった。 まんが博内の企画として多すぎると思わなかったのだろうか。 東京ならともかく、そもそもコスプレをする人口そのものが少ない鳥取県でこれだけ重複してコスプレイベントを行っても、客の取り合い、つぶし合いになるだけである。 つくづく横の連携を取る気はないらしい。