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  • 不死身のドラキュリーナひとり、そして――

アニメキャラ・バトルロワイアル @ Wiki

不死身のドラキュリーナひとり、そして――

最終更新:2022年02月12日 21:20

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だれでも歓迎! 編集

不死身のドラキュリーナひとり、そして―― ◆LXe12sNRSs


 セイバーが何をやったのか、見たままの状況を説明するのは簡単だ。
 まず初撃として、剣に纏わせた風王結界をセラスに解放。竜巻による攻撃を繰り出す。
 暴風の攻撃を食らったセラスは風刃に身を斬り刻まれながらも、吸血鬼の底力を持ってして、吹き飛ばされまいとその場で踏ん張る。
 この間、セラスの動きは一時的に停止する。
 セイバーはそこを狙い、風王結界を放った薙ぎの勢いを二撃目に転化。
 独楽のように回ってみせ、風により停止中のセラスにドラゴンころしを叩きつけたのだった。

 その流れるような連撃は、この場にかつての好敵手がいれば「美しい」と評したことだろう。
 ドラゴンころしの重量に振り回されることなく、逆にそれを利用し、見事風竜と吸血鬼を斬り伏せた。
 汚水に身を沈めるセラスの姿が――セイバーの勝利の――何よりの証だった。

 肩を落とし、その場にしゃがみ込む。
 整然としていた息は闘争の終焉と共に穏やかさを失い、途端に荒々しくなる。
 一目瞭然でその度合いが分かる、疲労の表れだった。
 頭部の外傷に多大な魔力の放出、ギリギリの攻防の連続による体力消耗。
 卒倒しなかったのが不思議なくらいの疲弊感が、セイバーを襲う。

「……まだ、倒れるわけには……」

 敵はまだ残っている。
 セラスには梃子摺らされたが、病院には狩り頃の弱者がまだ残っているのだ。
 あの銀髪の女がどうなったかも気になるところではあったし、この好機を逃すのは惜しい。
 剣が振れる今を有効に活用し、力が途絶えるその瞬間まで諦めない――

  ――何をしている、セラス・ヴィクトリア。

 ドラゴンころしを杖代わりに、セイバーが立ち上がる。

  ――敵はまだ残っているのだぞ? 貴様の殺意は敵を殲滅する前に潰えるような安っぽい篝火なのか?

 去り際、うつ伏せに倒れるセラスを一瞥し、軋む身体を動かしていく。

  ――泣き言を言うな。貴様はもはや我が従僕ではない。無論、私も貴様の主人ではない。

 足取りは重い。ダメージを受けすぎていた。

  ――分かったのなら立ち上がれ。さっさと闘争を再開しろ。HURRY! HURRY! HURRY! HURRY!

 だが、身体が動くのなら移動は可能――そんな甘い考えを、してしまった。

「――がッ!!?」

 セイバーがセラスの横を通り過ぎようとしたその時、何者かの手が首根っこを掌握してきた。
 驚きの色を瞳に宿して、その手の先を目で追っていく。
 そこには、何故か起き上がっているセラス・ヴィクトリアがいた。

 馬鹿な……という声も出ない。
 竜ごと斬り殺したと思っていたセラスは、再動を果たしセイバーの首を握りつぶそうとしている。
 身体が持ち上がり、吸血鬼の握力に翻弄されたまま投げ捨てられる。
 水面を滑るように転がりながらも即座に体勢を整え、ドラゴンころしを構えた。
 が、かつてのような怒涛の追撃はない。
 ダメージが残っているのか、セラスは立ち上がりはしたものの、ミミズのように鈍く蠕動している。
 身体は悲鳴を上げているものの、無理矢理渇を入れて動かせているといった風に思えた。
 その証拠に、セラスの顔に色濃く宿った殺意は未だ消え失せていない。どころか、より狂気的にセイバーを睨みつけている。

(そんな……あの攻撃を受けてなおも立ち上がるなど…………ッ!)

 ゾンビのようにゆったりと向かってくるセラスに対し、セイバーはこれまでにない畏怖を感じていた。
 風王結界とドラゴンころし。双方の特性を活かし、佐々木小次郎との一戦を踏まえて編み出したオリジナルの技。
 暴風の直撃と超重量の斬撃による連続攻撃は、確かにセラスの胸ぐらを叩いたはずだった。
 ――そう、確かに叩いたはずだった。
 ならば何故、セラスの身体は両断されていないのか。

「……ま、さか……」

 セイバーは今頃な疑問を抱き、そして今頃な答えに気づいた。
 セラスに向けていたドラゴンころしの刀身。その切っ先が、折れていたのだ。
 恐らく初撃の風王結界を放ち、二撃目となる斬撃を繰り出した時に。
 命中したかと思われた二撃目は、セラスの身体を両断するより先に、風の竜の外皮を斬ったところで限界を迎えた。
 故に、本命であるセラスには届かず。結果としてセイバーは攻撃をしくじったのだ。
 ドラゴンころしの耐久度を過信したのがまず一つ。
 使徒をも斬り殺す竜殺しの鉄塊といえど、翼手、サーヴァント、そして吸血鬼といった数々の敵との連戦を重ねて消耗しないわけがない。
 なまじ盾として使用していたこともあだとなった。
 使い勝手がいいとはいえ、吸血鬼の怪力を一身に受け止め続けたのではいずれ限界が訪れる。これがセイバーの犯した二つ目のミス。
 そして彼女はまだ認められずにいたが、そのことにしばらく気づけなかった原因である、三つ目の要因も存在していた。

 勝負は仕切りなおしだ。
 疲労感にうんざりしていたセイバーと、風王結界の放出によるダメージを受けたセラス。
 限界ギリギリの二人が、再び互いの矛を向け合う。
 かに思われた。

「…………」

 低速ながらも、荒々しい呼吸をしながら歩み寄ってくるセラス。
 一方セイバーはというと、その姿を視野に入れたまま棒立ち同然の状態で絶句していた。
 何もかもが信じられない。
 刹那の好機をふいにし、攻撃をしくじったという事実。
 不完全とはいえ、風王結界の直撃を受けたセラスが立ち上がったという事実。
 そして何より、自分の身に起こった劇的変化が信じられない。

(震えが……止まらない…………?)

 セイバーの両手が、ぷるぷると微動していた。
 ドラゴンころしを満足に持ち上げることができず、柄を握り締めようとしても拳はすぐに開いてしまう。
 手だけではない。全身も僅かながら振動している。
 無論、この窮地に及んで武者震いなどという解釈はできない。
 震えの元凶はすぐ目の前、全世界の生態系から逸脱した、畏怖の対象にあった。

(恐怖しているというのか……千の兵を前にしても恐れず、国のために剣を振るってきた私が、たかだか一人の化け物に!)

 それは、認めがたい事実だった。
 セラスがいかに人外の化け物であるとはいえ、その姿は人間と変わりない。
 戦場を駆け抜けてきた騎士王が、今さら死線に近づいたくらいで恐れを感じるはずがなかった。
 だが事実として、セイバーの身体は蛇に睨まれた蛙の様に動けなくなっている。
 動物的本能が、何度も立ち上がってくるセラスを恐怖の対象として認め始めたのだった。

(……私は、わた、しは…………)

 天敵に遭遇した生物は、どんなに抗ったところで死の運命から逃れられない。
 弱肉強食の理は、この殺し合いの世界でも通用している。
 現に、君島邦彦や野比のび太はサーヴァントという人間より高位な戦闘能力を有する存在に殺された。
 弱者は強者を恐れ、戦慄したまま哀れに食われて死ぬ。それが世界の必定。
 吸血鬼がサーヴァントより高位であるというわけではないが、今の現実を見る限りは否定のしようもなく、
 セイバーは、セラスに恐怖していた。

「――ッ! わた……しはァァァ――――ッ!!!」

 死ぬわけにはいかない。
 セイバーは震える身を揺さぶり起こし、再度剣の柄を握り締めた。
 折れたとはいえ、まだ普通の剣の長さくらいの刀身は残しているドラゴンころし。それに風王結界を纏わせる。
 そして、即座に解放。矢庭に放たれた暴風の渦は、セラスの頭上に向かっていった。
 風竜が天を昇り、下水道の天井に喰らいついた。
 破砕された残骸が直下のセラスに降りかかり、その身を埋めていく。
 今の彼女に、残骸の猛襲を振り払うほどの力はないはずだ。
 それが分かった時、セイバーの顔は微かに綻んでしまった。
 これで助かる、と。
 吸血鬼から逃れられる、と。
 それが騎士にあるまじき行為だということにも気づかず。
 ただ本能の赴くままに、セイバーは敵前逃亡を果たした。


 ◇ ◇ ◇


 ベディヴィエールよ。どうか、私の過ちを聞いて欲しい。
 私は、王として恥ずべき行いをしてきたと思う。だが、違ったのだ。
 私は王どころか、騎士と呼ぶにも不相応な、臆病者だったのだ。
 勝利を掴むための戦略的撤退ならまだ申し訳が立つ。だが、そうではないのだ。
 私は敵を恐れ、身を震わせ、死の香りを感じて逃げてきた。
 背中を向け、戦意を捨て、振り返る勇気もなく、哀れに逃亡した。
 こんな臆病者を誰が王などと、騎士などと認めるだろうか。
 彼女があれしきのことで死ぬとは思えない。
 私は地下の水道から地上に出ることに成功したが、まだ足を動かし続けている。
 折れた剣は途中で捨ててきた。震える手では、あの重量を持ち上げられなかったのだ。
 振り返れば、また彼女が私に向かってくるような気がして、怖い。
 だから振り返らず、私は走り続けた。何もかも捨てて。
 ……信じられないかもしれないが、これは全て事実なのだ。
 アーサー王の名を冠していた者が一人の化け物に恐怖し、遁走している。
 私とて信じたくはない。信じたくないが!
 ただ恐ろしい。ただ、セラス・ヴィクトリアと対峙することが恐ろしい。
 小次郎よ、貴方も天上からこの私を罵ることだろう。
 私は兵などではなかった。それを思い知らされた。
 命は捨てなかった。それは、貪欲なまでに生を欲したから。
 誇りを失ってまで、私の本能は生きることを選んだ。

 ――誰であろうと、私を王と認めはしない。
 ――私は、完全な敗北者だった。

 ――だからこそ、


 ◇ ◇ ◇ 


 警察官になろうと、正義を志そうとしたきっかけは、なんだったろうか。
 セラスはその身を煉瓦やアスファルトの残骸に埋めたまま、過去の記憶を回顧していた。
 吸血鬼になる以前の、苦難の人生。二人の強盗に狂わされた、一人の少女の人生。
 立ち直った矢先、人の道を外れることとなったセラス・ヴィクトリアの生涯。
 順風満帆などはなく、かといって波乱万丈というわけでもない。傍から見れば喜劇のようだった一生。
 セラスは自らの行いを見つめ直して、「私っていったいなんだったのかな?」と考えていた。

『……ジジッ……禁止区域に抵触しています。あと30秒以内に爆破します』

 戦いの最後、自分はセイバーを打ち倒すことができたのだろうか。それすらも分からない。
 ただ朦朧とする意識の中で、本能に身を任せていたように思える。
 それが正義感溢れる婦警の本能だったのか、殺戮を求める吸血鬼の本能だったのかは、定かではない。
 仲間たちは無事だろうか。そればかりが気がかりで、心配事はむしろそれくらいしかなかった。

『警告します。禁止区域に抵触しています。あと20秒以内に爆破します』 

 今となっては、全てが懐かしい。
 アーカードの暴虐な振る舞いも、インテグラやウォルターのスパルタも、アンデルセンの滅茶苦茶ぶりも。
 トグサの考察に希望を感じたことも、キャスカの襲撃に絶望を感じたことも、みくるの死でちょっと悲しくなったことも。
 メイドやバトーさんと乱闘繰り広げたり、たくさん増えた仲間にまた希望を見たり、クーガーの背中で思いっきり酔ったり。
 風ちゃんやマスターとの別れも忘れられない。劉鳳の正義にも感銘を受けた。のび太くんの首が跳んだ時の怒りは、まだ残ってる。

『警告します。禁止区域に抵触しています。あと10秒以内に爆破します』

 ……戦争ってなんなんだろう。
 人の生き死にとか、人生の意味とか、そんな哲学的なことを考えていた。
 残骸に埋もれたドラキュリーナは、そこから這い上がろうとはしなかった。
 頭上、砕けて穴の開いた天上から差し込めてくる陽光が、なんだかとっても不快だったから。
 あぁ、私って吸血鬼なんだな、と改めて自覚させてくれる。
 吸血鬼だから、こんな無茶が罷り通ったんだろうな。なーんて。

 セラスは、にへへっと微笑みながら、静かに愚痴を漏らした。

「はぁ~、しんどかった……」

 首輪が爆ぜたのは、その直後のこと。


【B-4/2日目/午前】
【セイバー@Fate/stay night】
[状態]:全身に軽度の裂傷と火傷、頭部に重傷(手当てをしなければ危険)、疲労(大)、魔力消費(大)
    セラスに対する抗いようのない恐怖
[装備]:コンバットナイフ
[道具]:支給品一式(食糧なし)、スコップ、なぐられうさぎ(黒焦げで、かつ眉間を割られています)@クレヨンしんちゃん
    アヴァロン@Fate/stay night
[思考・状況] 
1:セラスから逃げる。
2:震えが治まるのを待つ。
[備考]
※アヴァロンが展開できないことに気付いています。
※折れたドラゴンころし@ベルセルクは逃走の際に破棄。B-4のどこかに放置されています。
※セラスの荷物一式はA-4の下水道内に放置されています。


【セラス・ヴィクトリア@HELLSING 死亡】


 ◇ ◇ ◇


「――あー……死んじゃいましたね、わたし」
「ましたね。でも最後まで立派でしたよ。私、感動しちゃいました」
「ましたか」
「ました」

モニター上の戦いが終わり、テレビの画面がぷっつりと途絶える。
鑑賞者の二人、セラスとみくるは余韻に浸りながら、ぼけーっと天を仰いでいた。
真っ白い空間に二人きり。何もない天上を見ながら、ふとした疑問を口に出してみる。

「っていうかさ、なんで最後に私の首輪、爆発したのかな?」
「セラスさんたちが戦ってたあそこ、A-4の禁止エリアだったんですよ。セラスさんは三十秒ルールに抵触して、首輪が破裂したんです」
「でも、なんで最後の最後になって?」
「セラスさんたちはまだ答えに辿り着いていなかったと思いますけど、禁止エリア侵入の判別って、電波によって行われていたんです。
 でもセラスさんたちは下水道、つまり電波の届きにくい地下で戦ってましたから、禁止エリアに侵入してもすぐには爆発しなかったんです。
 だけど最後の最後、セイバーさんが天井を壊して外界とのトンネルを作ってしまったから……」
「そこから流れ込んできた禁止エリアの電波が、私の首輪の受信装置に引っかかったと」
「そういうことです」

なんてことはない種明かしに、セラスはがっくりと項垂れた。
我ながら、不運というか報われないというか、間抜けな結末を迎えてしまったような気がする。
みくるはそんなことはないとフォローしてくれているが、どうにも居た堪れない。

「ふん。実に未熟なおまえらしい最期ではないか、婦警よ」
「あ、マスター」

すぐ後ろで懐かしい声がして、反射的に振り返ってみる。
すると、そこにはアーカードの姿があった。

「あれ、マスター地獄に行くとか言ってませんでしたっけ? っていうとここが地獄? え、私も道づれ?」
「そんなことはどうでもいい。それに言ったはずだぞ。私は最早、おまえの主人ではないと」
「いや~……まぁでも、今さら呼称を改めるのもあれですし」
「……まぁいい。貴様の独り立ちは撤回だ。
 吸血鬼であるならばその身に終焉が訪れるまで戦い抜き、敵に討ち滅ぼされて死んでみせろ。
 それができぬようでは婦警、貴様は未熟なドラキュリーナのままだ」

既に死んでいる身だというのに、無茶を言う。
セラスは内心で苦笑しながら、遠ざかっていくアーカードの後を追った。
大きな背中は尊大な威厳に満ちていて、引力のようなものすら感じる。
結局、セラスはこの大きな背中から離れることができなかったのかもしれない。


 ◇ ◇ ◇





   ねぇ、マスター。わたし、うまくやれましたかね?

   どの口がそんな戯言をほざく。貴様は生前も死後も、未熟な婦警のままだ。

   ハハハ……そっスか。婦警ね、ふけい…………。

   何をグズグズしている。征くぞ、セラス・ヴィクトリア。

   …………え? あ、は、ハイ!……へへっ。

   気味の悪い顔をするな婦警。

   ちょ、名前で呼んでくださいよ、名前でぇ~!?

   知るか。





――ヴァチカン法王庁特務局第13課……通称『特務機関イスカリオテ』所属、神父アレクサンド・アンデルセン。

――王立国教騎士団……通称『ヘルシング機関』所属、執事ウォルター・C・ドルネーズ、吸血鬼アーカード、セラス・ヴィクトリア。

――以上四名死亡確認。残存勢力ゼロ。

――特務機関イスカリオテ及びヘルシング機関――――共に全滅。

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266:Fate/hell sing セラス・ヴィクトリア

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