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  • 陽が落ちる(3)

アニメキャラ・バトルロワイアル @ Wiki

陽が落ちる(3)

最終更新:2022年05月04日 09:14

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陽が落ちる(3) ◆S8pgx99zVs


【18:39】 「不正アクセス」


ギガゾンビの居城。その最奥、殺戮遊戯の盤上の全てを管理するためにある司令室。
そのバトルロワイアルの中枢である司令室に、けたたましいレッドアラームが鳴り響いていた。

「ウ、ウィンドゥの中に雪が降っているギガ!?」
「第二フレームまでにウィルス汚染を確認。さらにメインシステムに四千以上のアクセスを確認ギガ~」
「表層の防壁迷路が機能不全を起こして、全く役に立ってないギガッ!」
「ま、まずいギガー! レベル4までのセキュリティシステムを再起動しなおしギガー!」
「未知のウィルスを16種類確認。4種は中和中。1種は対処完了。……の、残りは対応できないギガァ!」
「お、汚染されたシステムをシャットダウン……て、コマンドを受け付けませんって出てるギガよ!?」

突然のハッキング行為に、司令室の中は混迷を極めていた。
各オペレートツチダマ達が、それぞれに対抗手段を講じてはいるが、後手後手に回って相手側に押されている。
総司令代行であるフェムトも、自分のデスクで事の成り行きを見てはいるが……、

「い、一体どこからだ……? 誰がこんなことをしているっ!」
ハッキング行為を受けるなどという、全く想定外の出来事に動揺していた。
ギガゾンビ城及び、ギガゾンビへの直接、間接的なアクセス。それは絶対出来ないはずだった。
特に電波による侵入、それに対しては事前に入念な対策を施している。
電波に限らず、参加者達の通信や探知に関する能力は、問題を起こさないレベルまで抑制してある。
それは支給品に関しても同じだ。参加者達はせいぜい会場内の電話回線程度しか使えないはずなのだ。

「アクセスポイントを確認。て、敵は……アレ? 亜空間破壊装置の管理システムから進入して来てるギガ?」
「敵は遊園地。モール。温泉に残ったシステムを乗っ取って使用しているギガー」
「敵は内部! 敵は内部にいるギガ~!」

オペレートツチダマの報告にフェムトは会場内MAPに目を移す。だが……、
「……A-8、G-5、G-8、……い、いないぞ。アイツらはそこにはいない」
亜空間破壊装置の管理システム。その近くに参加者達は近づいていない。
ならば遠隔操作か? しかし、先に確認した通り参加者にそれができるわけがない。
しかしTPなどの外部勢力の仕業とも思えない。接近すれば判るし、こんなまだるっこしい手を使う相手ではない。

(誰が!? 誰が!? どうやって!? どうすればこんなことが!? ……まさかっ!)

自問するフェムトの脳裏に、ある一つの懸案事項が浮かび上がった。
ツチダマ達が、娯楽と暇つぶしのために電脳の片隅に作り上げた掲示板。そこへの不可解なアクセス。
(――あのノートPC!)
フェムトは確信した。この侵入騒ぎはあのノートPCからのものに違いない。
そしてフェムトは記憶を辿る。あのノートPCは今どこにある――?
レントゲン室を出て廊下を歩くトグサ。その手にあった。そして、もう片方の腕には――ユービック!?
(アイツか!? あの裏切り者の仕業なのか?)
どうやって、あの裏切り者が侵入コードとウィルスを用意したのか?
それに加え、トグサの電脳に施されていた制限をどうやって解除したのか?
それはフェムトにも想像がつかなかったが、敵の正体を捉えることはできた。

「侵入者はトグサと裏切り者のユービックだっ! 攻性防壁を放って、あいつらの電脳を焼き払ってしまえ!」

その号令に、守勢だったギガゾンビ側が、一気に攻勢へと反転した。


【18:40】 「ドラえもんと眼鏡の少年」


「僕のやっていたことって、なんだったんでしょうね……」

レントゲン室でのやり取りの後、手持ち無沙汰だったゲイナーとドラえもんは、ただ徒然と病院内を徘徊していた。
この行動も、別に全く意味のない行動というわけでもない。
ギガゾンビ側に、出来るだけ仲間割れしてるように見せかけれるようにと言う、ゲインの提案だ。

「……なんだったって、何が?」
ゲイナーの発言の意図が汲めず、ドラえもんはゲイナーへとそれを聞きなおした。
彼はその問いに、少し憮然とした顔で返答する。
「大人はずるいって話しですよ。……首輪を外す役目は僕にあったはずだったんです」
ああ、とドラえもんは納得した。確かにゲイナーの気持ちは分からないでもない。

「ゲイナー君」
ドラえもんは前を歩くゲイナーを呼び止め、そして語りだした。

「僕はね。ゲイナー君はとてもみんなを助けていると思うよ。
 そりゃあ君は強くなければ、魔法も使えない。
 でもね、君がいなければみんなもここにはいなかったと思う。
 君がフェイトちゃんと出会ったから、トグサさんと出会ったから、ゲインさんと出会ったから、
 だから僕たちはここにいるんだと思う」

それはそうかもですけど、と言うゲイナーにドラえもんは続けて語る。

「僕もトグサさんも他のみんなも、ゲイナー君が頑張っているのを知っている。
 それはすごく助けられるんだ。僕たちも頑張らなくっちゃって。
 こんな状況だもん。本当は誰だって投げ出したいという気持ちがあると思う。
 でもね、他に頑張っている人を見ると、そんな気持ちに勝つことができるんだ。
 それにね。ゲイナー君は自分だけしかできない事をしたじゃないか。
 君があのゲームをクリアしたことで、みんなが帰れるかもしれないんだ。すごいよ」

ドラえもんの言葉にゲイナーの顔が赤くなる。
「それは持ち上げすぎですよ。……でも、ありがとうございます」
「ううん。僕のほうこそ、今まで何もできなくて……」

うなだれるドラえもんに近づくと、ゲイナーはその丸い手をそっと取った。
「何言ってるんですか。ドラえもんは、今僕を助けてくれたじゃないですか。おあいこですよ」
「ゲイナー君……」
ドラえもんの目に涙が浮かぶ。そして、改めてドラえもんは目の前の眼鏡の少年をいい子だなと思った。

「こんなところにいたのか。探したぞ」
廊下の真ん中で手を取り合う二人に声をかけたのは、ツチダマのユービックだ。
半分しかなかった身体は、つぎはぎの見える不恰好な姿ではあったが、ある程度修復されていた。

「身体を修理してもらったのか。おめでとうユービック」
「で、僕たちにどんな用ですか?」
ドラえもんとゲイナーの二人は、そのツチダマが仲間であるユービックであると確認すると、そこに駆け寄った。
「いや、ほとんどは自分で修理したのだ。暇だったのでな。それと用事があるのはゲイナーにだ」
「僕にですか?」
いぶかしむゲイナーに、ユービックはトグサより預かった技術手袋を差し出した。
「トグサが、もう好きに使ってもよいと。ゲイナーに自分の仕事をさせろと言っていた。
 これは、お前が一番うまく使えるだろうからと」

「ドラえもん!」
「うん!」
受け取った技術手袋を握り締めると、ゲイナーはドラえもんの手を引いて走った。
ゲイナーの、彼の仕事場へと向かって。


【18:41】 「恐慌」


フェムトの下した号令に、守勢だったギガゾンビ側が、一気に攻勢へと反転した…………のだが、

「走査反応を逆探知――完了! 敵の位置を補足したギガ!」
「攻性防壁を展開~。流入させるギガ~……って、あら?」
「……まずいっ! トラップされたギガー! ぎ、逆流して――――――ギガァンッ!」

短い悲鳴、そして乾いた破裂音と共に一体のオペレートツチダマが椅子から落ちた。
床の上にセラミックの破片を散らし、焼き付いた基盤から薄い煙を立てて動かなくなる。
そのツチダマは、流した攻性防壁を逆に流し返され、電脳を破壊されたのだ。

流し込まれた攻性防壁をデコイと防壁を使ってトラップ。相手側が即応できないようにデータを改竄して逆流させる。
トグサの上司である草薙素子が得意とする戦術で、それはAI級と呼ばれるほどの処理速度があって初めて成し得るものだ。
今それを模倣したトグサ自身にはその能力はない。だが、その代わりに彼には長門有希の残した高度なシステムがあった。

……ともかくとして、警報の鳴り止まない司令室に、また新たな混乱が発生していた。
仲間の一体を破壊され、恐慌状態に陥ったオペレートツチダマ達が、結線を解除し持ち場を離れ始めている。
もちろん、そんなことをすればどうなるかは火を見るより明らかなので、フェムトは離れないよう指示するのだが、

「み、みんな殺されるギガ~! あいつらきっと宇宙人ギガ~!」
「ハッキングされて機械が爆発するなんて、漫画と映画の中だけの話と思ってたギガ!」
「もうギガたちはおしまいギガよ~」
「う、うわぁ。お城が揺れているギガァ!」
「もしかして、この世の終わりが来たギガッ?」

加えて発生する異常事態。ギガゾンビ城に低く重い音が鳴り響いていた。地震か? それとも敵の攻撃を受けているのか?
一人コンソールの前に残ったフェムトは、素早くキーを叩きその原因を探る。そして、それは程なく発見できた。
「か、隔壁が……!」
城内を映す監視カメラに、次々と閉じていく隔壁の映像が流れている。
抵抗が弱まったことで、敵の侵攻が城内のシステムを乗っ取りつつあるのだ。
フェムトは各システムに自閉のコマンドを送るが、彼一人ではまさに焼け石に水で、その勢いを止めることはできない。

(どうする……どうする……どうする!?)
コンソールの前を右往左往するフェムト。もし彼が人間だったら、その顔は真っ青だっただろう。
そして、そんな彼にさらに追い討ちの一撃が加えられた。

警報とは別種のけたたましい電子音と共に、モニターの一角にその情報が伝えられる。
それを見たツチダマ達、そしてフェムトに駄目押しの衝撃が走った。

「亜空間内に巨大な船影が現れているギガ!」
「まずいギガよ! 近すぎるギガよ!」
「は、早く探査波動を止めないと、見つかっちゃうギガ~!」

司令室に限らず、城内の全ての場所においても混乱が発生し始めていた。
元より、事の流れに押されやすいツチダマ達だ。混乱は簡単に伝播し、それはもう恐慌にまで発展しそうな勢いである。

そんな中、一人その恐怖と戦っているツチダマがいた――フェムトである。
彼自身の性能は、その他のツチダマとなんら変わる所はない。
違うのは、主からパーソナルネームを貰っているということと、司令官と言う独自の役割を持たされている所だ。
故に、十把一絡げに扱われ、また彼ら自身もそう振舞う名無しのツチダマとフェムトは違った。

フェムトは思考する。他のツチダマとの安易な同期は取らず、彼自身の電脳で。
事態は最悪の展開と言える。――生存者達、闇の書、そしてタイムパトロール。

もはやバトルロワイアルは終了したのか――?

「違うッ!――まだ、終わりじゃあないッ!」

フェムトの手から電光が放たれ――そして、彼の目の前は闇に包まれた。


【18:44】 「CALL!!」


「……ッ。あー、クソッ! 痛ぇな畜生……」

あのレントゲン室での静かな話し合いの後、レヴィは一人、エクソダス計画を立てたあの大部屋へと戻っていた。
そして、あの時自分が寝ていたベッドの上に再び戻り、今はセイバーに斬られた左腕の手当てをしている。

白いシーツの上に血を溢しながら、乱雑ながらも的確に傷口へと針を通している。
ラグーン商会の女ガンマン。仕事は荷運びだけではないし、彼女はアルバイトも多く常日頃から生傷は耐えない。
して、その傷を治すのに彼女が病院へと足を運ぶかと言うと、答えは――ノーだ。
裏の世界の医者は高い。かといって表を歩ける素性でもないし、もちろん健康保険なんかを払っているわけがない。
結果、傷は治るまで放っておくか、自分で適当に手当てするか――となる。
なので、専門知識はなくとも彼女なりにではあるが、手当てのコツは知っていた。

深い斬り傷を、取りあえず端まで縫うと、レヴィは糸を結びシーツの端で腕を汚す血を拭った。
そして、用意しておいた包帯を傷口の上にグルグルと巻きつけると、最後にそれをきつく縛る。

「取りあえず、一丁完了……と」

手当てを終えた左腕をレヴィは上下させる。
動かすたびに鋭い痛みが走るが、彼女にとっては銃さえ握れればそれでよかった。
むしろ、全店休業を要求する疲れた身体に対する、よい気付けになるぐらいだと思ったぐらいである。

一息つくと、レヴィは壁に掛けられた時計を見て、後十分と少しで放送から一時間になるのを確認した。
その時、自分が生きているかどうかは、別の場所で仕事をしているトグサ次第だ。
十人もの命をBETしたこの大博打、しかも一点賭け。
はたしてその結果は――とレヴィがそこまで考えたところで部屋の中に入ってくる者があった。

「傷の具合はどう、レヴィ?」
入ってきたのは、魔術師である遠坂凛。レヴィから見ればプッツン野郎のジャパニーズだ。
どうもこうも、と答えるレヴィの元へと駆け寄ると、遠坂凛はその傷を魔術で治すということを提案した。
レヴィの顔が変な形に歪む。そして鼻から息を噴出すと、彼女は一気に捲くし立てた。

「テメー、さっきはできねえって言ったじゃねえかッ!!
 あたしが今、どんだけ痛い思いしてテメーの身体で裁縫ごっごしてたのか解ってんのかッ!?」
「ご、御免なさいね……。でも、さっきカートリッジが見つかったから」
「遅い! 遅い! 遅すぎだぜ! 日本人は時間に厳しいんじゃなかったのかよ?」
「し、しょうがないじゃない! フェイトとハルヒだって治療しないといけなかったんだから。
 それとも何? 私の治療は必要ないってわけッ!?」

う……、レヴィの顔が歪む。実際の話、本当は左腕だけでなく、全身のどこもが痛むのだ。

「鉛玉意外なら、貰えるもんはなんでも貰うって主義なんだ。……施しを受けるよジャパニーズ」
「そんな言い方は止しなさいよ。…………じゃ、身体を見せて」

と、遠坂凛が腕を上げるレヴィの身体に手を伸ばした時――


――ピ、と小さな電子音が聞こえた。


生存競争遊戯の盤の上、
生き残った十人の、十の首輪が――ピ、と音を鳴らした。


【18:56】 「十人(+α)、再び」


キィンという澄んだ音を立て、リノリウムの床に二つに割れた銀色の環が落ちた。


溜めていた空気を大きく口から吐き出すと、トグサは閉じていた両目を開いた。
ノートPCのディスプレイを覗けば、その中で勝利の凱歌を歌うタチコマ達の姿が見える。

「……まさか、ここまで出来るとはな」
言いながら、トグサは床に手を伸ばし首輪だった物を広いあげる。
ここに集まっていた者達を縛っていた首輪は機能を失い、遂に彼らをその縛から解放したのだ。

元々、向こうからの電波を止められればとハッキングを仕掛けた訳だが、
それがこんなにもうまくいきしかも、首輪そのものを解除できるコマンドを得ることができようとは……。
首輪を解除できるコマンド――それそのものの実在を疑っていたが、
存在したということは案外、ギガゾンビもゲームのルールに限ればフェアな人間だったのかも知れない。
――と、もう片方の手で外れた首輪の痕をさすりながら、トグサは思った。


ともかく、命を賭してノートPCを託したキョン。死してなお働きを見せたタチコマ。
そして、全てのお膳立てをしてくれた長門有希。さらには仲間達。
彼らの助けを得て、遂にトグサ達は一つの――首輪という大きな問題をクリアしたのだ。


「お疲れ様」
トグサが戸口を見ると、いつの間にかロックがそこに戻ってきていた。
彼が放り投げる水の入ったペットボトルを受け取ると、トグサはそれを開き渇いた喉を潤す。

「そちらの方の首尾は?」
「ラグーン商会は荷運びが専門。抜かりはないさ」

トグサとロックは並んで廊下を進む。仲間達と再び合流するためだ。

「ずいぶんとうまくいったみたいだね」
「ああ。怖いぐらいにな。
 後は、ギガゾンビの首根っこを押さえて、脱出の算段が整うまで待てばいい」

言いながら扉を潜る。戻ってきたのはあのエクソダス計画を立てた大部屋だ。
そこにはすでに彼らの仲間達が集まっており、
入ってきたこの一時間の最大の功労者を、彼らそれぞれの言葉や仕草で褒め称えた。

壁に掛けられた時計が指し示す時刻はちょうど十九時。


このバトルロワイアル終着までの六時間。その最初の一時間を彼らは勝ち抜いた。



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