陽が落ちる(4) ◆S8pgx99zVs
【19:16】 「魔法少女×3」
陽も完全に落ち、通り抜ける風が少し肌寒い病院の屋上。
その屋上の端、南北に流れる河に浮かんだ闇の書、そしてその奥に聳えるギガゾンビの城が
よく見えるその場所に、三人の魔法少女(?)が立っていた。
その屋上の端、南北に流れる河に浮かんだ闇の書、そしてその奥に聳えるギガゾンビの城が
よく見えるその場所に、三人の魔法少女(?)が立っていた。
真っ赤な聖骸布を吹き抜ける風に任せているのは、――遠坂凛。
降ろした髪で、失った右目を隠しているのは、――フェイト・T・ハラオウン。
そして、遠坂凛が目を背けるほどの派手な衣装に身を包むのが、――涼宮ハルヒだ。
降ろした髪で、失った右目を隠しているのは、――フェイト・T・ハラオウン。
そして、遠坂凛が目を背けるほどの派手な衣装に身を包むのが、――涼宮ハルヒだ。
その時――つまりは、闇の書の始動に向け、彼女達はこの屋上で待機している。
「フェイト。その髪型も似合うわね」
「ありがとう、凛。そして、ありがとうございますハルヒ」
「なーに、いいのよ。お礼を言われるほどのことでもないわ。
可愛く萌える少女を、常に萌える状態に保ち、より高みを目指せさせるのも、SOS団団長の仕事だから」
ハルヒの言葉に苦笑するフェイトの、金色の髪――グリフィスによってツインテールの片方を落とされたそれは、
今は襟足をうなじに合わせたショートカットとなっている。
傷つき失われた右目を覆うように前髪は下ろされ、残ったツインテールからサイドの部分だけを残して、
それを頬の横に垂れる三つ編みにしている。その先端を結っているのは、彼女の親友であるなのはのリボンだ。
遠坂凛の治療を受けた後、ハルヒがフェイトの姿に見かねて、器用に鋏を振るった結果だった。
「ありがとう、凛。そして、ありがとうございますハルヒ」
「なーに、いいのよ。お礼を言われるほどのことでもないわ。
可愛く萌える少女を、常に萌える状態に保ち、より高みを目指せさせるのも、SOS団団長の仕事だから」
ハルヒの言葉に苦笑するフェイトの、金色の髪――グリフィスによってツインテールの片方を落とされたそれは、
今は襟足をうなじに合わせたショートカットとなっている。
傷つき失われた右目を覆うように前髪は下ろされ、残ったツインテールからサイドの部分だけを残して、
それを頬の横に垂れる三つ編みにしている。その先端を結っているのは、彼女の親友であるなのはのリボンだ。
遠坂凛の治療を受けた後、ハルヒがフェイトの姿に見かねて、器用に鋏を振るった結果だった。
「で、あんたのソレはなんなわけ……」
遠坂凛が指摘するのは、ハルヒの纏う派手でアニメチックな衣装だ。
桃色を基調に金色のラインが引かれているデザインは、遠坂凛が記憶から抹消したいと願うカレイドルビーのそれに似ている。
だが、カレイドルビーの衣装に比べると、ハルヒの衣装は胸元は大胆に開きスカートはより短く扇情的だ。
花の様に開いたフレアスカートの端からは、幾重にも重なったレースのペチコートが覗いている。
そして、亜麻色の髪の毛は後ろで一つに纏められ、小さなポニーテイルになっていた。
「バランスの問題よ。あたしだけ一人制服なんておかしいし、なによりずるいわ」
遠坂凛が指摘するのは、ハルヒの纏う派手でアニメチックな衣装だ。
桃色を基調に金色のラインが引かれているデザインは、遠坂凛が記憶から抹消したいと願うカレイドルビーのそれに似ている。
だが、カレイドルビーの衣装に比べると、ハルヒの衣装は胸元は大胆に開きスカートはより短く扇情的だ。
花の様に開いたフレアスカートの端からは、幾重にも重なったレースのペチコートが覗いている。
そして、亜麻色の髪の毛は後ろで一つに纏められ、小さなポニーテイルになっていた。
「バランスの問題よ。あたしだけ一人制服なんておかしいし、なによりずるいわ」
ハルヒの理屈に、遠坂凛の顔は理解できないといった表情だ。
華麗に変身――などというのはフェイトの様な子供だけに許されるもの。そう彼女は思っている。
「……で、その衣装はどこから取り出したわけ? まさか、無駄に力を振るったんじゃないでしょうね」
衣装のデザインはともかくとして、ハルヒが力を使ったと言うなら、それは遠坂凛にとっては見過ごせない所だ。
「違うって。これは着せ替えカメラを使ったのよ。ドラえもんの世界の道具」
言いながら、ハルヒは衣装の端を摘まむ、
「これはね。みくるちゃんのために用意しておいたの。……彼女に着せてあげようと思って」
その言葉に遠坂凛とフェイトの二人はかける言葉を失った。
彼女達も此処で失った掛替えのない人や仲間達がいるが、数で言えば――勿論、それは比べるものではないが、
ハルヒが一番多く親しい人を失っている。何せ、彼女は世界を作り変えようとしたほどの悲しみを受けたのだから。
華麗に変身――などというのはフェイトの様な子供だけに許されるもの。そう彼女は思っている。
「……で、その衣装はどこから取り出したわけ? まさか、無駄に力を振るったんじゃないでしょうね」
衣装のデザインはともかくとして、ハルヒが力を使ったと言うなら、それは遠坂凛にとっては見過ごせない所だ。
「違うって。これは着せ替えカメラを使ったのよ。ドラえもんの世界の道具」
言いながら、ハルヒは衣装の端を摘まむ、
「これはね。みくるちゃんのために用意しておいたの。……彼女に着せてあげようと思って」
その言葉に遠坂凛とフェイトの二人はかける言葉を失った。
彼女達も此処で失った掛替えのない人や仲間達がいるが、数で言えば――勿論、それは比べるものではないが、
ハルヒが一番多く親しい人を失っている。何せ、彼女は世界を作り変えようとしたほどの悲しみを受けたのだから。
「なーに暗くなってんのよ。もうすぐコレも終わりでしょう。だったら気合入れないと!
それよりもさ、アレちょーだいよ。ア・レ♪」
沈黙は破ったのはハルヒだ。そして、殊更に明るく振舞うと遠坂凛に向けて手を突き出す。
その様子は、待ちわびたプレゼントをねだる子供の様に幼く明るい。
それよりもさ、アレちょーだいよ。ア・レ♪」
沈黙は破ったのはハルヒだ。そして、殊更に明るく振舞うと遠坂凛に向けて手を突き出す。
その様子は、待ちわびたプレゼントをねだる子供の様に幼く明るい。
「本気のつもり……なの?」
「今は猫の手でも借りたい……でしょ?」
「今は猫の手でも借りたい……でしょ?」
遠坂凛はうーん、と唸るがハルヒの言うことも正しい――いや、この場合は困った時の神頼みと言い直すべきだろうか?
渋々ながらも鞄に手を突っ込み、遠坂凛は取り出したソレをハルヒの手の上へと置いた。
渋々ながらも鞄に手を突っ込み、遠坂凛は取り出したソレをハルヒの手の上へと置いた。
ハルヒの手の上にあるのは、翠星石のローザミスティカとグラーフアイゼンだ。
同様に、遠坂凛の手には水銀燈のローザミスティカとレイジングハート。
フェイトの手には、蒼星石のローザミスティカとバルディッシュ・アサルト。
同様に、遠坂凛の手には水銀燈のローザミスティカとレイジングハート。
フェイトの手には、蒼星石のローザミスティカとバルディッシュ・アサルト。
三人の少女の手に、三種のローザミスティカと三種のデバイスがあった。
「取りあえず私からいくから、フェイトとハルヒはちょっと待ちなさい」
言いながら遠坂凛は水銀燈のローザミスティカを胸元へと寄せる。
そして、一度深呼吸すると、その因縁深い相手が残したそれを自身の中へと押し込んだ。
言いながら遠坂凛は水銀燈のローザミスティカを胸元へと寄せる。
そして、一度深呼吸すると、その因縁深い相手が残したそれを自身の中へと押し込んだ。
遠坂凛の全身に薔薇乙女の力が循環し、魔力が満ちる。そして、その影響か、纏うバリアジャケットが若干闇色に染まる。
「……うん。いけるわね、大丈夫。レイジングハートの方はどう? いけそう?」
” All right. 問題ありませんマスター。出力も安定しています ”
杖の返答に満足すると、遠坂凛はフェイトにも同じ様にすることを促した。
そして――、
「……うん。いけるわね、大丈夫。レイジングハートの方はどう? いけそう?」
” All right. 問題ありませんマスター。出力も安定しています ”
杖の返答に満足すると、遠坂凛はフェイトにも同じ様にすることを促した。
そして――、
「……すごい。バルディッシュはどう?」
” No problem sir! ”
剪定の鋏を得物とする薔薇乙女の力がそれにも宿ったのか、バルディッシュの刃が蒼い燐光を帯びた。
そして――、
” No problem sir! ”
剪定の鋏を得物とする薔薇乙女の力がそれにも宿ったのか、バルディッシュの刃が蒼い燐光を帯びた。
そして――、
「次は私の番ね。さぁ、出てきなさいっ!!」
ハルヒが指を鳴らすと――瞬間、屋上の縁より光を纏う巨人が頭を覘かせ、立ち上がると共に高さを増す。
そして、ハルヒが放り投げたグラーフアイゼンを片手に受ける。
その鎚は、神人からすれば豆粒のような大きさだが、 続けて投げ込まれた翠星石のローザミスティカを取り込むと、
その大きさを神人が持つに相応しいまでに増した。
ハルヒが指を鳴らすと――瞬間、屋上の縁より光を纏う巨人が頭を覘かせ、立ち上がると共に高さを増す。
そして、ハルヒが放り投げたグラーフアイゼンを片手に受ける。
その鎚は、神人からすれば豆粒のような大きさだが、 続けて投げ込まれた翠星石のローザミスティカを取り込むと、
その大きさを神人が持つに相応しいまでに増した。
「大したものね……」
遠坂凛は無制限とも言えるハルヒの能力に感嘆した。
短い時間で彼女がハルヒに指導したのは、「魔力が流れるとデバイスが働く」――それだけだ。
全く理屈にもなっていないが、むしろこの方がよい。想えば実現する力に対し、複雑な理屈はむしろ足枷にしかならない。
ハルヒに対しては、とにかく簡単に考えること――と、徹底して注意している。
神人の扱いに対してもそうだ。余計な事を考えず、玩具のラジコンを操作しているぐらいのつもりであれと、言い含めた。
そして、今は扱い方のよくわからない他の事に対しては一切考えるなと。
遠坂凛は無制限とも言えるハルヒの能力に感嘆した。
短い時間で彼女がハルヒに指導したのは、「魔力が流れるとデバイスが働く」――それだけだ。
全く理屈にもなっていないが、むしろこの方がよい。想えば実現する力に対し、複雑な理屈はむしろ足枷にしかならない。
ハルヒに対しては、とにかく簡単に考えること――と、徹底して注意している。
神人の扱いに対してもそうだ。余計な事を考えず、玩具のラジコンを操作しているぐらいのつもりであれと、言い含めた。
そして、今は扱い方のよくわからない他の事に対しては一切考えるなと。
「ハルヒ。さっきも言ったけど……」
「わかってるってば。
ここで神人を動かす。それ以外には何もしない。で、疲れたらそれもやめる――でしょ?」
「わかってるってば。
ここで神人を動かす。それ以外には何もしない。で、疲れたらそれもやめる――でしょ?」
「私達の役割は闇の書を倒すことじゃなくて、あくまで引き付けて足止めすることだから……、それを忘れないで」
それだけを言い残すと、遠坂凛とフェイトは屋上の床を蹴って、夜の空のより暗い場所へと飛び去った。
それだけを言い残すと、遠坂凛とフェイトは屋上の床を蹴って、夜の空のより暗い場所へと飛び去った。
【B-4/河川上空/2日目・夜】
【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]:疲労、全身に打撲痕、魔力全快、バリアジャケット装備(アーチャーフォーム+銀)
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(カートリッジ-6/6)※自己修復中、後一時間程度で終了
予備カートリッジ×21発、アーチャーの聖骸布
[道具]:デイバッグと支給品(食料残り1食分、水残り1本と6割)、石化した劉鳳の右腕、エクソダス計画書
[思考]:
基本:レイジングハートのマスターとして、脱出を目指す
1:闇の書に応対し、脱出までの間その場に引き止めておく
2:ハルヒが暴走しないか、気にかける
3:できれば、リインフォースを救い出したい
[備考]:
※リリカルなのはの世界の魔法、薔薇乙女とアリスゲーム、ドラえもんの世界の科学――の知識があります
※闇の書の防衛プログラムとその暴走――の知識があります
※ギガゾンビは第二魔法絡みの方向には疎い――と推測しています
※膨大な魔力を消費すれば、時空管理局へ向けて何らかの救難信号を送る事が可能――と推測しています
[状態]:疲労、全身に打撲痕、魔力全快、バリアジャケット装備(アーチャーフォーム+銀)
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(カートリッジ-6/6)※自己修復中、後一時間程度で終了
予備カートリッジ×21発、アーチャーの聖骸布
[道具]:デイバッグと支給品(食料残り1食分、水残り1本と6割)、石化した劉鳳の右腕、エクソダス計画書
[思考]:
基本:レイジングハートのマスターとして、脱出を目指す
1:闇の書に応対し、脱出までの間その場に引き止めておく
2:ハルヒが暴走しないか、気にかける
3:できれば、リインフォースを救い出したい
[備考]:
※リリカルなのはの世界の魔法、薔薇乙女とアリスゲーム、ドラえもんの世界の科学――の知識があります
※闇の書の防衛プログラムとその暴走――の知識があります
※ギガゾンビは第二魔法絡みの方向には疎い――と推測しています
※膨大な魔力を消費すれば、時空管理局へ向けて何らかの救難信号を送る事が可能――と推測しています
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:軽度の疲労、全身に打撲痕、右脇腹に傷跡、右眼球喪失、魔力全快、バリアジャケット
※髪型が変わりました。全体的にはショート、前髪で右目を隠して、右サイドにおさげを垂らしています
[装備]:バルディッシュ・アサルト(カートリッジ-6/6)、なのはのリボン
[道具]:デイバッグと支給品一式、予備カートリッジ×22発、クラールヴィント、西瓜、エクソダス計画書
[思考]:
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す
1:闇の書に応対し、脱出までの間その場に引き止めておく
2:涼宮ハルヒが無茶をしないか心配
3:事が終わったら、タチコマ(AI)ともう一度話をしてみたい
[状態]:軽度の疲労、全身に打撲痕、右脇腹に傷跡、右眼球喪失、魔力全快、バリアジャケット
※髪型が変わりました。全体的にはショート、前髪で右目を隠して、右サイドにおさげを垂らしています
[装備]:バルディッシュ・アサルト(カートリッジ-6/6)、なのはのリボン
[道具]:デイバッグと支給品一式、予備カートリッジ×22発、クラールヴィント、西瓜、エクソダス計画書
[思考]:
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す
1:闇の書に応対し、脱出までの間その場に引き止めておく
2:涼宮ハルヒが無茶をしないか心配
3:事が終わったら、タチコマ(AI)ともう一度話をしてみたい
【19:22】 「涼宮ハルヒの憂鬱」
遠坂凛とフェイト、その二人が魔法の力で闇の書に向けて飛び立ち、病院の屋上から離れると
ハルヒはその場でコンクリートの床へとへたり込んだ。口からは熱い息が漏れる。
ハルヒはその場でコンクリートの床へとへたり込んだ。口からは熱い息が漏れる。
秋に咲く桜の花。連続するホームラン。エトセトラ、エトセトラ……。
何故、こんなにもあからさまなのにそれに気付けなかったのか――それをハルヒは理解していた。
何故、こんなにもあからさまなのにそれに気付けなかったのか――それをハルヒは理解していた。
キョンにより気付かされた神の如き力。
それはすさまじいものだという実感が、すでにハルヒにはある。
少し、ほんの少し意識を寄せるだけで、何もかもをが手に取るように解る。
何処に何があるのか、例え目の届かないところでも。風の動き、空気の振動、分子の振動、電子の振動。
そして、この病院の片隅。そこにある一つのつぼみに”咲け”と想えば――花を咲かせることができた。
それはすさまじいものだという実感が、すでにハルヒにはある。
少し、ほんの少し意識を寄せるだけで、何もかもをが手に取るように解る。
何処に何があるのか、例え目の届かないところでも。風の動き、空気の振動、分子の振動、電子の振動。
そして、この病院の片隅。そこにある一つのつぼみに”咲け”と想えば――花を咲かせることができた。
「…………ッう!」
激しい痛みにうずくまり頭を抑える。
普通の人間にも、周囲の情報を感じ取る五感というものがある。
――視覚。聴覚。触覚。味覚。嗅覚。
細かく分類すれば、さらに――温覚。冷覚。痛覚。運動覚。圧覚。振動覚。内臓覚。平行覚。等々……。
だが、それらを意識するのはそれらが特に強い刺激を受けたか、もしくは変化があった時だけだ。
普段からそれらを全て意識していることなどない。
――口の中の味。肌に触れる空気の感触。自分自身の体温。
そんなものを普段から意識していれば――脳で処理していればどうなるか。
処理能力が追いつかなくなってオーバーヒート、そして遂にはダウン。または機能衝突が起きて――狂う。
激しい痛みにうずくまり頭を抑える。
普通の人間にも、周囲の情報を感じ取る五感というものがある。
――視覚。聴覚。触覚。味覚。嗅覚。
細かく分類すれば、さらに――温覚。冷覚。痛覚。運動覚。圧覚。振動覚。内臓覚。平行覚。等々……。
だが、それらを意識するのはそれらが特に強い刺激を受けたか、もしくは変化があった時だけだ。
普段からそれらを全て意識していることなどない。
――口の中の味。肌に触れる空気の感触。自分自身の体温。
そんなものを普段から意識していれば――脳で処理していればどうなるか。
処理能力が追いつかなくなってオーバーヒート、そして遂にはダウン。または機能衝突が起きて――狂う。
神の力を何故ハルヒ自身が自覚できなかったのか? その答えは今出ている――耐え切れないからだ。
人間の脳は、人間の中の感覚だけですら全てを同時に処理することはできない。それが、――世界などとは。
人間の脳は、人間の中の感覚だけですら全てを同時に処理することはできない。それが、――世界などとは。
「……まったく。やっかいな事を教えてくれたわねキョンったら」
口の端から垂れる涎を拭うと、ハルヒは再び立ち上がりコンクリートの床を踏みしめた。
それに呼応するかのように、神人も姿勢を正す。そして、一歩、一歩と踏みしめて闇の書へと向けて歩きだした。
口の端から垂れる涎を拭うと、ハルヒは再び立ち上がりコンクリートの床を踏みしめた。
それに呼応するかのように、神人も姿勢を正す。そして、一歩、一歩と踏みしめて闇の書へと向けて歩きだした。
「世界を大いに盛り上げる……か。
まさか――だけど、いいわ。この涼宮ハルヒ様が直々に盛り上げてやろうじゃない。
でも、その前に自分の世界に帰らないとね。神様が迷子だなんて笑い話にもならないわ」
まさか――だけど、いいわ。この涼宮ハルヒ様が直々に盛り上げてやろうじゃない。
でも、その前に自分の世界に帰らないとね。神様が迷子だなんて笑い話にもならないわ」
【D-3/病院・屋上/2日目・夜】
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:頭痛、微熱、頭部に打撲痕
[装備]:なし
[道具]:デイバッグと支給品一式
クローンリキッドごくう(使用回数:残り2回)、タヌ機(1回使用可能)
インスタントカメラ×2(内一台は使いかけ)、高性能デジタルカメラ(記憶媒体はSDカード)
着せ替えカメラ(使用回数:残り16回)、どんな病気にも効く薬
トグサが書いた首輪の情報等が書かれたメモ1枚
[思考]
基本:元の世界へと帰る
1:神人を操作して闇の書と戦う
※神人の操作以外については出来る限り控える
[備考]
※神の如し力について認識しています
※神人の力は、ハルヒ自身の体調とシンクロしてその力が強弱します
※閉鎖空間を作るつもりはもうありません
[状態]:頭痛、微熱、頭部に打撲痕
[装備]:なし
[道具]:デイバッグと支給品一式
クローンリキッドごくう(使用回数:残り2回)、タヌ機(1回使用可能)
インスタントカメラ×2(内一台は使いかけ)、高性能デジタルカメラ(記憶媒体はSDカード)
着せ替えカメラ(使用回数:残り16回)、どんな病気にも効く薬
トグサが書いた首輪の情報等が書かれたメモ1枚
[思考]
基本:元の世界へと帰る
1:神人を操作して闇の書と戦う
※神人の操作以外については出来る限り控える
[備考]
※神の如し力について認識しています
※神人の力は、ハルヒ自身の体調とシンクロしてその力が強弱します
※閉鎖空間を作るつもりはもうありません
【C-3/市街地/2日目・夜】
【神人@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:体長30メートルほどの大きさ、ローザミスティカ(翠)の魔力を取り込んでいる
[装備]:ローザミスティカ(翠)、グラーフアイゼン・ギガントフォルム(カートリッジ-0/0)
※神人(涼宮ハルヒ)自体にグラーフアイゼンを操る力(魔力)はありません
※ローザミスティカの魔力を使い切ると、グラーフアイゼンは待機状態へと戻ります
※神人の力は、ハルヒ自身の体調とシンクロしてその力が強弱します
[状態]:体長30メートルほどの大きさ、ローザミスティカ(翠)の魔力を取り込んでいる
[装備]:ローザミスティカ(翠)、グラーフアイゼン・ギガントフォルム(カートリッジ-0/0)
※神人(涼宮ハルヒ)自体にグラーフアイゼンを操る力(魔力)はありません
※ローザミスティカの魔力を使い切ると、グラーフアイゼンは待機状態へと戻ります
※神人の力は、ハルヒ自身の体調とシンクロしてその力が強弱します
【19:19】 「SHOOTER」
舞台の中央を南北に走る道路。そこを一台の救急車が、やや緩やかな速度で北へと進んでいた。
その車には一見して分かるおかしな所があった。天井に人が立っているのである――勿論、それはレヴィだ。
その車には一見して分かるおかしな所があった。天井に人が立っているのである――勿論、それはレヴィだ。
この時、レヴィのご機嫌のボルテージはここに来てより、最高潮に達していた。
不愉快な首輪が外れたということもある。これから行うカチコミに興奮しているということもある。
また、遠坂凛が見つけた予備弾薬セットの中から、レヴィの銃に合致する、大量の9mmパラベラム弾が
見つかったということもある。
不愉快な首輪が外れたということもある。これから行うカチコミに興奮しているということもある。
また、遠坂凛が見つけた予備弾薬セットの中から、レヴィの銃に合致する、大量の9mmパラベラム弾が
見つかったということもある。
余談であり、参加者達が知る由もないが、銃の種類に応じてそれぞれの弾丸が一定数用意されていた。
9mmパラベラム弾に関しては、六種の拳銃がそれに対応していたため、弾だけを見れば他の六倍もあったということだ。
9mmパラベラム弾に関しては、六種の拳銃がそれに対応していたため、弾だけを見れば他の六倍もあったということだ。
――で、何故レヴィが上機嫌なのか? それは彼女の手の中に、いつもの一対の拳銃が握られているからだ。
ソードカトラス。――何故、二挺目のそれが出てきたかと言うと、答えは簡単――技術手袋だ。
ゲイナーが持っていたそれを彼女が奪い、そして持っていたベレッタをソードカトラスへと改造した。
元々、ソードカトラスはベレッタを改造したものだし、得意の得物の解体組み立てならレヴィは目を瞑っていてでもできる。
かくして、彼女はまるで魔法をかけられた灰被りのように浮き足立っていた。
ソードカトラス。――何故、二挺目のそれが出てきたかと言うと、答えは簡単――技術手袋だ。
ゲイナーが持っていたそれを彼女が奪い、そして持っていたベレッタをソードカトラスへと改造した。
元々、ソードカトラスはベレッタを改造したものだし、得意の得物の解体組み立てならレヴィは目を瞑っていてでもできる。
かくして、彼女はまるで魔法をかけられた灰被りのように浮き足立っていた。
「南瓜の馬車をとばせ、溝鼠の御者ッ!! さっさと行かねえと、舞踏会に遅れちまうぞッ!!」
ハイテンションではしゃぐお姫様の下、運転席とその隣の助手席にはロックとゲインがいる。
「ご機嫌麗しゅう……だな。ロック」
「とんでもない事にならなければいいんだけどね」
「とんでもない事にならなければいいんだけどね」
ゲインの言葉に、ハンドルを握るロックは苦笑した。
ハイテンションになった時のレヴィは無敵だ。だが、こうなるとかならず派手(やっかい)な事になる。
巻き込まれ役のロックとしては、今の心境は、天気予報で台風が近づいているニュースを聞いた時のものに近かった。
ハイテンションになった時のレヴィは無敵だ。だが、こうなるとかならず派手(やっかい)な事になる。
巻き込まれ役のロックとしては、今の心境は、天気予報で台風が近づいているニュースを聞いた時のものに近かった。
そのロックの、そしてゲインの前まで、フロントガラスは全て破られガラスが落とされている。
そして空いたそこから突き出しているのは、ゲインのNTW20対物ライフルだ。
レヴィが天井の上にいるのも、馬鹿と煙は……ということではない。ギガゾンビ側の応戦を警戒してのことだ。
軽口を叩きながらも、ゲインはその鷹の目を思わせる鋭い眼光で、何時でも応戦できるよう周囲を睥睨している。
そして空いたそこから突き出しているのは、ゲインのNTW20対物ライフルだ。
レヴィが天井の上にいるのも、馬鹿と煙は……ということではない。ギガゾンビ側の応戦を警戒してのことだ。
軽口を叩きながらも、ゲインはその鷹の目を思わせる鋭い眼光で、何時でも応戦できるよう周囲を睥睨している。
すでに臨戦態勢に入っている大人達の後ろ、救急車後部のスペースには子供たちがいた。
「おおー、近くで見るとすごーくでかーい」
運転席の隙間から前方を見ていたしんのすけが声を出す。大きいと言ったのは河の真ん中に鎮座する闇の書の結界だ。
そして、しんのすけの後ろでは、それを緊張した面持ちでドラえもんが見つめている。
巨大で、そしてあまりにも禍々しい姿。魔力を持たなくとも感じる威圧感。それがもたらす緊張に、鉄棒を持つ手に力が篭る。
その、ドラえもんが持っている鉄棒は、ゲイナーが技術手袋を用いて作ったスタンロッドだ。
運転席の隙間から前方を見ていたしんのすけが声を出す。大きいと言ったのは河の真ん中に鎮座する闇の書の結界だ。
そして、しんのすけの後ろでは、それを緊張した面持ちでドラえもんが見つめている。
巨大で、そしてあまりにも禍々しい姿。魔力を持たなくとも感じる威圧感。それがもたらす緊張に、鉄棒を持つ手に力が篭る。
その、ドラえもんが持っている鉄棒は、ゲイナーが技術手袋を用いて作ったスタンロッドだ。
病院内で見つけた非常用発電機の部品から組み立てた物で、持ち手の部分に小さなディーゼル発電機を内臓しており、
燃料の補給で長く使えるようにという工夫がなされている。……最も、そのせいで結構な重量になってしまったのだが。
そのゲイナーお手製のスタンロッド(発電式)は、銃を扱うのが苦手なドラえもんとロックの手に渡っている。
そして、そんな仕事をしたゲイナーは、今はツチダマのユービックと一緒になって、コンラッドの持ってきたノートPCを修復していた。
燃料の補給で長く使えるようにという工夫がなされている。……最も、そのせいで結構な重量になってしまったのだが。
そのゲイナーお手製のスタンロッド(発電式)は、銃を扱うのが苦手なドラえもんとロックの手に渡っている。
そして、そんな仕事をしたゲイナーは、今はツチダマのユービックと一緒になって、コンラッドの持ってきたノートPCを修復していた。
「これで……、完成ですよ」
「うむ。では少し貸してくれ」
「うむ。では少し貸してくれ」
修復され新品同様になったノートPCに、ユービックが身体から伸ばしたコードを接続する。
すると、そこにトグサの顔と、トグサがギガゾンビのコンピュータのデータベースから得た、城内の見取り図などが現れた。
電脳通信を経て、病院に残ったトグサから、――ユービック――ノートPCと言う経路で情報の線が繋がったのだ。
すると、そこにトグサの顔と、トグサがギガゾンビのコンピュータのデータベースから得た、城内の見取り図などが現れた。
電脳通信を経て、病院に残ったトグサから、――ユービック――ノートPCと言う経路で情報の線が繋がったのだ。
「無事に繋がったようでなによりだ。こちらからは解析が済み次第、有益な情報をそちらに送るつもりだ」
ノートPCのスピーカーから、トグサの声が聞こえる。電脳を持たないゲイナーは、キーボードで彼に感謝の意を返した。
「ああ。そちらもうまくやってくれ。俺はここから最大限のサポートさせてもらう。
そちらから連絡がある時は、ユービックに伝えてくれ。彼となら瞬時に繋がることが可能だ」
ノートPCのスピーカーから、トグサの声が聞こえる。電脳を持たないゲイナーは、キーボードで彼に感謝の意を返した。
「ああ。そちらもうまくやってくれ。俺はここから最大限のサポートさせてもらう。
そちらから連絡がある時は、ユービックに伝えてくれ。彼となら瞬時に繋がることが可能だ」
――では、お互いにいい仕事をしよう。そう残してトグサからの通信は終わった。
ウィンドウの表示が待機に変わると、ゲイナーはすぐさまノートPCのキーボードを叩き、トグサの送ってきた情報を呼び出した。
まず得られたのは、ギガゾンビ城内の見取り図とセキュリティシステムの概要だ。
敵が現れれば、これを悠長に見ている暇はないだろう。
到着までの時間は短い。ゲイナーはそれを頭に叩き込むべく、精神を集中し自分の世界へと没頭し始めた。
ウィンドウの表示が待機に変わると、ゲイナーはすぐさまノートPCのキーボードを叩き、トグサの送ってきた情報を呼び出した。
まず得られたのは、ギガゾンビ城内の見取り図とセキュリティシステムの概要だ。
敵が現れれば、これを悠長に見ている暇はないだろう。
到着までの時間は短い。ゲイナーはそれを頭に叩き込むべく、精神を集中し自分の世界へと没頭し始めた。
そして、通信を終えて手持ち無沙汰になったユービックに、ゲインが前を向いたまま声を掛ける。
「どこでもドアを使って、ツチダマ達がトグサに奇襲を仕掛ける……本当にそれはないんだな?」
それは、ギガゾンビ城に討ち込むに当たって最も危険視された要素だ。
「どこでもドアを使って、ツチダマ達がトグサに奇襲を仕掛ける……本当にそれはないんだな?」
それは、ギガゾンビ城に討ち込むに当たって最も危険視された要素だ。
敵の戦力を抑え、喜緑江美里からの通信――すなわち脱出経路の確保――それを待つトグサの重要度は極めて高い。
当初は、トグサのガードとして何人か人間を残すかと話し合われたが、
唯でさえ乏しい戦力を分散させるのは愚策であり、そして自分一人なら守りきれるというトグサの主張と
ユービックの言う、どこでもドアはもう他にないはずだという情報によって、今の配置が決定された。
当初は、トグサのガードとして何人か人間を残すかと話し合われたが、
唯でさえ乏しい戦力を分散させるのは愚策であり、そして自分一人なら守りきれるというトグサの主張と
ユービックの言う、どこでもドアはもう他にないはずだという情報によって、今の配置が決定された。
ユービックはその情報を、今またここで繰り返して話す。
「元々、持ち出すことのできた23世紀の道具は少ない。ギガゾンビは時間犯罪者だからな。近寄ることすら困難だった。
我々ツチダマも、23世紀ではなく、ロボット工学についてはより高度な他の世界で作られたのだ。
結果、我々は自我とそれを判断する力を得ることができた。グリフィス様に仕えるのも、お前達に協力するのもそのおかげだ。
「元々、持ち出すことのできた23世紀の道具は少ない。ギガゾンビは時間犯罪者だからな。近寄ることすら困難だった。
我々ツチダマも、23世紀ではなく、ロボット工学についてはより高度な他の世界で作られたのだ。
結果、我々は自我とそれを判断する力を得ることができた。グリフィス様に仕えるのも、お前達に協力するのもそのおかげだ。
……それでだ。言ったとおりどこでもドアの数も少なかった。そして、それは我ら亜空間破壊装置監視要員が
交代する時にしか使われていない。
その後、偶然にもグリフィス様に仕えることになった私を含む最初の四体のツチダマは、
その時にどこでもドアを占有することに成功した。……だからもうどこでもドアはないはずだ」
交代する時にしか使われていない。
その後、偶然にもグリフィス様に仕えることになった私を含む最初の四体のツチダマは、
その時にどこでもドアを占有することに成功した。……だからもうどこでもドアはないはずだ」
ふむ、とゲインは改めて納得した。最も、最初に納得していなければこうはなっていない。
と、その時ガンガンと天井を叩く音が車内に響いた。勿論、それはその上にいるレヴィの仕業だ。
と、その時ガンガンと天井を叩く音が車内に響いた。勿論、それはその上にいるレヴィの仕業だ。
「お出迎えが見えたぜ! 熱烈大歓迎だ!」
「ああ。気付いているさ。……みんな、耳を塞いでおけよ!」
「ああ。気付いているさ。……みんな、耳を塞いでおけよ!」
言うが早いか、ゲインの構える対物ライフルが車内に轟音を響かせ火を噴いた。
視界の奥、車内からは米粒程度にしか見えない一体のツチダマが、放たれた弾丸に貫かれ爆ぜる。
それを機に、向かう道路の先にわらわらと無数のツチダマ達が現れた。
視界の奥、車内からは米粒程度にしか見えない一体のツチダマが、放たれた弾丸に貫かれ爆ぜる。
それを機に、向かう道路の先にわらわらと無数のツチダマ達が現れた。
車上のレヴィが構えるソードカトラスではまだ遠い位置だ。だが、時機にそうでもなくなる。
「ダンスホールにゃまだ遠い……。けど、あたしは踊る場所を選らばねえ……、いいぜ。かかってきな!」
一瞬で、両手のソードカトラスが八つの残光を夜の空間に残した。次の瞬間、八体のツチダマが地面に転がる。
「ダンスホールにゃまだ遠い……。けど、あたしは踊る場所を選らばねえ……、いいぜ。かかってきな!」
一瞬で、両手のソードカトラスが八つの残光を夜の空間に残した。次の瞬間、八体のツチダマが地面に転がる。
――さぁ、野郎共ッ! ショータイムだッ!
【B-4/路上・救急車/2日目・夜】
【レヴィ@BLACK LAGOON】
[状態]:脇腹と右腕に銃創、左腕に傷跡、やや疲労、ハイテンション
[装備]:ソードカトラス×2 (残弾11/15、11/15-予備弾薬×261発)
[道具]:デイバッグと支給品一式
イングラムM10サブマシンガン (残弾30/30-予備弾薬×30発)
グルメテーブルかけ(使用回数:残り16品)、ぬけ穴ライト、テキオー灯
バカルディ(ラム酒)×1本、割れた酒瓶(凶器として使える)、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。物事なんでも速攻解決!! 銃で!!
1:とにかく撃ちたい。撃ちまくりたい!
2:向かってくるヤツは容赦せず撃つ!
3:逃げるヤツも容赦せず撃つ!
4:もちろん、バリアジャケットのことを言触らかすヤツも撃つ! これは念入りに撃つ!
5:機会があればゲインとやり合いたい
[備考]
※双子の名前は知りません
※魔法などに対し、ある意味で悟りの境地に達しました
※テキオー灯の効果は知りません
[状態]:脇腹と右腕に銃創、左腕に傷跡、やや疲労、ハイテンション
[装備]:ソードカトラス×2 (残弾11/15、11/15-予備弾薬×261発)
[道具]:デイバッグと支給品一式
イングラムM10サブマシンガン (残弾30/30-予備弾薬×30発)
グルメテーブルかけ(使用回数:残り16品)、ぬけ穴ライト、テキオー灯
バカルディ(ラム酒)×1本、割れた酒瓶(凶器として使える)、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。物事なんでも速攻解決!! 銃で!!
1:とにかく撃ちたい。撃ちまくりたい!
2:向かってくるヤツは容赦せず撃つ!
3:逃げるヤツも容赦せず撃つ!
4:もちろん、バリアジャケットのことを言触らかすヤツも撃つ! これは念入りに撃つ!
5:機会があればゲインとやり合いたい
[備考]
※双子の名前は知りません
※魔法などに対し、ある意味で悟りの境地に達しました
※テキオー灯の効果は知りません
【ロック@BLACK LAGOON】
[状態]:眠気と疲労、鼻を骨折(手当て済み)
[装備]:ゲイナー製スタンロッド (電気100%、軽油2回分)、マイクロ補聴器
[道具]:デイバッグと支給品一式、現金数千円、たずね人ステッキ、エクソダス計画書
[思考]:
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。出来ることならギガゾンビに一泡吹かせたい
1:皆を乗せた救急車をギガゾンビ城まで運転する
2:しんのすけ、ゲイナー、ドラえもん、ユービックを守る
3:ギガゾンビを見つける
[備考]
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました
※レヴィの趣味に関して致命的な勘違いをしつつあります
[状態]:眠気と疲労、鼻を骨折(手当て済み)
[装備]:ゲイナー製スタンロッド (電気100%、軽油2回分)、マイクロ補聴器
[道具]:デイバッグと支給品一式、現金数千円、たずね人ステッキ、エクソダス計画書
[思考]:
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。出来ることならギガゾンビに一泡吹かせたい
1:皆を乗せた救急車をギガゾンビ城まで運転する
2:しんのすけ、ゲイナー、ドラえもん、ユービックを守る
3:ギガゾンビを見つける
[備考]
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました
※レヴィの趣味に関して致命的な勘違いをしつつあります
【ゲイン・ビジョウ@OVERMANキングゲイナー】
[状態]:右手に火傷(小)、全身各所に軽傷(擦り傷・打撲)、腹部に重度の損傷(外傷は塞がった)
[装備]:NTW20対物ライフル(弾数2/3-予備弾薬×37)
ウィンチェスターM1897 (弾数5/5-予備弾薬×105発)
454カスール カスタムオート (残弾:7/7発-予備弾薬×94発)
RPG-7×2(榴弾×80発、スモーク弾×81発、照明弾×81発)
悟史のバット
[道具]:デイバッグと支給品一式、スパイセットの目玉と耳(×2セット) 、どこでもドア
トラック組の知人宛てのメッセージを書いたメモ、エクソダス計画書
[思考]
基本:ギガゾンビを打倒し、ここからエクソダス(脱出)する
1:進路を阻むツチダマを除外する
2:重火器を用いて、ギガゾンビ城突入を援護
3:ギガゾンビを探し出し、捕まえる
4:事が終われば、トウカと不二子の遺体を埋葬しに戻る
[備考]
※首輪の盗聴器は、ホテル倒壊の轟音によって故障しています
※モールダマから得た情報及び考察をメモに記しました
※ユービックのことを一応は信用はしましたが、別の嫌悪感を抱き始めています
※どこでもドアを使用してのギガゾンビ城周辺(α-5のエリア一帯)への侵入は不可能です
[状態]:右手に火傷(小)、全身各所に軽傷(擦り傷・打撲)、腹部に重度の損傷(外傷は塞がった)
[装備]:NTW20対物ライフル(弾数2/3-予備弾薬×37)
ウィンチェスターM1897 (弾数5/5-予備弾薬×105発)
454カスール カスタムオート (残弾:7/7発-予備弾薬×94発)
RPG-7×2(榴弾×80発、スモーク弾×81発、照明弾×81発)
悟史のバット
[道具]:デイバッグと支給品一式、スパイセットの目玉と耳(×2セット) 、どこでもドア
トラック組の知人宛てのメッセージを書いたメモ、エクソダス計画書
[思考]
基本:ギガゾンビを打倒し、ここからエクソダス(脱出)する
1:進路を阻むツチダマを除外する
2:重火器を用いて、ギガゾンビ城突入を援護
3:ギガゾンビを探し出し、捕まえる
4:事が終われば、トウカと不二子の遺体を埋葬しに戻る
[備考]
※首輪の盗聴器は、ホテル倒壊の轟音によって故障しています
※モールダマから得た情報及び考察をメモに記しました
※ユービックのことを一応は信用はしましたが、別の嫌悪感を抱き始めています
※どこでもドアを使用してのギガゾンビ城周辺(α-5のエリア一帯)への侵入は不可能です
【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:全身にかすり傷、頭にふたつのたんこぶ、腹部に軽傷、
SOS団名誉団員認定、全身が沙都子の血で汚れている、強い決心
[装備]:ひらりマント
[道具]:デイバッグと支給品一式×4(食料5食分消費)
わすれろ草、キートンの名刺(大学)、ロープ
[思考]
基本:皆でここから脱出して、春日部に帰る
1:みんなのお手伝いをする
2:ギガゾンビを見つける
3:全部終わったら、かーちゃんに報告する
[備考]
※両親の死を知りました
[状態]:全身にかすり傷、頭にふたつのたんこぶ、腹部に軽傷、
SOS団名誉団員認定、全身が沙都子の血で汚れている、強い決心
[装備]:ひらりマント
[道具]:デイバッグと支給品一式×4(食料5食分消費)
わすれろ草、キートンの名刺(大学)、ロープ
[思考]
基本:皆でここから脱出して、春日部に帰る
1:みんなのお手伝いをする
2:ギガゾンビを見つける
3:全部終わったら、かーちゃんに報告する
[備考]
※両親の死を知りました
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:大程度のダメージ、頭部に強い衝撃、強い決意
[装備]:ゲイナー製スタンロッド (電気100%、軽油2回分)
[道具]:デイバッグと支給品一式(食料1食分消費) 、虎竹刀
[思考]
基本:ひみつ道具と仲間を集めて仇を取る。ギガゾンビを何とかする
1:しんのすけとゲイナーを守る
2:ギガゾンビを見つけて捕まえる
[備考]
※Fateの世界の魔術、リリカルなのはの世界の魔法――の知識があります
[状態]:大程度のダメージ、頭部に強い衝撃、強い決意
[装備]:ゲイナー製スタンロッド (電気100%、軽油2回分)
[道具]:デイバッグと支給品一式(食料1食分消費) 、虎竹刀
[思考]
基本:ひみつ道具と仲間を集めて仇を取る。ギガゾンビを何とかする
1:しんのすけとゲイナーを守る
2:ギガゾンビを見つけて捕まえる
[備考]
※Fateの世界の魔術、リリカルなのはの世界の魔法――の知識があります
【ゲイナー・サンガ@OVERMAN キングゲイナー】
[状態]:疲労蓄積、風邪の初期症状、腹部と後頭部と顔面に打撲(処置済み)
[装備]:AK-47カラシニコフ (弾数:30/30-予備弾薬×10発)、トウカの日本刀、コンバットナイフ
[道具]:デイバッグと支給品一式(食料1食分消費)、技術手袋(使用回数:残り9回)
スタングレネード×2、スパイセットの目玉と耳、クーガーのサングラス、エクソダス計画書
病院内で見つけた工具箱、解体された首輪、機械の部品多数、ノートPC(ユービック)
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出
1:トグサから送ってもらったデータを暗記
2:そのデータを他の仲間に伝える
3:次の通信を待つ
4:自分の身は自分で守る
[備考]
※名簿と地図を暗記しています
※リリカルなのはの世界、攻殻機動隊の世界に関する様々な情報を有しています
※基礎的な工学知識を得ました
[状態]:疲労蓄積、風邪の初期症状、腹部と後頭部と顔面に打撲(処置済み)
[装備]:AK-47カラシニコフ (弾数:30/30-予備弾薬×10発)、トウカの日本刀、コンバットナイフ
[道具]:デイバッグと支給品一式(食料1食分消費)、技術手袋(使用回数:残り9回)
スタングレネード×2、スパイセットの目玉と耳、クーガーのサングラス、エクソダス計画書
病院内で見つけた工具箱、解体された首輪、機械の部品多数、ノートPC(ユービック)
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出
1:トグサから送ってもらったデータを暗記
2:そのデータを他の仲間に伝える
3:次の通信を待つ
4:自分の身は自分で守る
[備考]
※名簿と地図を暗記しています
※リリカルなのはの世界、攻殻機動隊の世界に関する様々な情報を有しています
※基礎的な工学知識を得ました
【住職ダマB(ユービック)】
[状態]:一応修復済み(下半身はつぎはぎ)、電脳通信可能、孔を増設、タチコマのメモリを挿しています
[装備]:なし ※手の先から電撃を放てる
[道具]:なし
[思考]:
基本:グリフィスの仇を討つ。そのために参加者達に協力する
1:トグサと通信して、トグサの意をみんなに伝える
2:トグサから得た情報をゲイナーのPCに転送する
3:ギガゾンビを探す
[備考]
※ギガゾンビの言葉(ツチダマはいつでも爆破できる)はハッタリかもと思っています
[状態]:一応修復済み(下半身はつぎはぎ)、電脳通信可能、孔を増設、タチコマのメモリを挿しています
[装備]:なし ※手の先から電撃を放てる
[道具]:なし
[思考]:
基本:グリフィスの仇を討つ。そのために参加者達に協力する
1:トグサと通信して、トグサの意をみんなに伝える
2:トグサから得た情報をゲイナーのPCに転送する
3:ギガゾンビを探す
[備考]
※ギガゾンビの言葉(ツチダマはいつでも爆破できる)はハッタリかもと思っています
時系列順に読む
投下順に読む
293:陽が落ちる(3) | 涼宮ハルヒ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ドラえもん | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | 野原しんのすけ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | フェイト・T・ハラオウン | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | 遠坂凛 | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | レヴィ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ロック | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | トグサ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ゲイナー・サンガ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ゲイン・ビジョウ | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | 住職ダマB(ユービック) | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ホテルダマ(フェムト) | 293:陽が落ちる(5) |
293:陽が落ちる(3) | ギガゾンビ | 293:陽が落ちる(5) |