ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3771 水上の覇者
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『水上の覇者』 17KB
虐待 現代 虐待人間 まりちゃだじぇ! ……ああ、殺したい
虐待 現代 虐待人間 まりちゃだじぇ! ……ああ、殺したい
数人の少年が、川辺にいた。
小学校高学年程度の少年たちは、少し先にある河川敷のグラウンドでサッカーを楽しん
できた帰りだった。
何か面白いものはないかと好奇心に目を光らせながら、川辺を行く。
「また、あったぞ」
「うーん、でも、もう飽きたよ」
一人の少年が、落ちていた発泡スチロールを拾うと、もう一人が興味なさげに返した。
先ほど、そこそこ大きな発泡スチロールを見つけ、それを川に流して石を投げつけて遊
んだ。
だが、やがてそれにも飽きてしまったのだ。
「あ、おい、なにしてんだよ!」
突如、上がった声に、何事かと期待をこめて少年たちが目をやる。
「おいおい、無理だろー」
「いや、いや、いけるって」
見れば、一人の少年が、大きな板を拾ったようだった。そして、それを川に浮かべ、な
んとその上に乗ろうとしているのである。
船体のような構造ではない、ただのまっ平らな板である。
「いけるいける!」
と、乗ろうとしている少年は言うのだが、
「無理だろー」
ここは、こちらの少年の言うことが正しいだろう。
「わ!」
案の定、板はひっくり返って、少年は落ちた。
しかし、川辺なのだから、浅い。
「あははははは、なにやってんだよー!」
「だから、無理だってばー」
他の少年たちは、危険ではないことがわかっているので、膝まで濡れてしまった少年を
思う存分に笑った。
「ちぇ」
落ちた少年も、笑われてはいるものの、それはいわば「ウケをとった」ということであ
り、嬉しそうにしていた。この少年は、皆を笑わすムードメーカーなのだろう。
「「「ゆぷぷぷぷぷ!」」」
「ん?」
だが、そこで自分たち以外の笑い声……らしき声が聞こえてきたのに、少年たちは辺り
を見回した。
「「「ゆぷぷぷぷぷ!」」」
「ゆゆっ、笑っちゃ駄目だよ、おちびちゃんたち……ゆぷ、ゆぷぷぷ!」
ようく聞けば、その声は川の方から聞こえてくる。
「ん……あ、ゆっくり」
やや背の高い草によって死角になっていた水面に、大きな成体サイズのまりさが一匹と、
それよりも小さな子まりさが数匹、さらに小さな赤ゆっくりといってもいいサイズの赤ま
りさが数匹。
「へえ、水上まりさか」
少年の一人が言ったように、まりさたちは帽子を逆さにして水に浮かべてその上に乗っ
ていた。
「ゆぷぷぷぷぷ! そこのにんげん、ダメダメなのじぇ!」
一匹の子まりさが言った。そこのにんげん、というのが先ほど板に乗ろうとして落ちた
少年であることを、少し考えて少年たちは了解した。
「こーんなちっちゃないもーちょたちでもおみずにうけるのに!」
「ゆぷぷぷ、なさけにゃいよにぇ!」
「ゆっくち! まりちゃたちよりダメなのじぇ、このにんげん」
「ああ?」
一際小さな赤まりさにまで嘲弄されて、水に落ちた少年は気色ばんだ。
そもそも、仲間たちからウケをとろうとしたのであって、こんな饅頭どもに笑われるの
は心外であった。
「ゆぷぷ! ダメダメにんげんがおこったのじぇ!」
「ゆぴゃあ、にげるのじぇ!」
少年の態度に、子まりさや赤まりさは口にくわえた棒で水面をかいて離れて行った。
「くやちかったらここまでくるのじぇ!」
「ゆぷぷ、ダメダメにんげんにはむりなのじぇ!」
「おみずにうけにゃいからにぇ!」
「……ぷ」
子まりさたちの嘲弄に、今度は少年が笑う番だった。
なるほど、確かに自分はまりさたちのように浮いたりはできない。でも、まりさたちは
ほんのすぐそこでそっくり返って威張ってるのだ。笑うなというのが無理な話だ。
「へへへ、やっちゃえ」
「おう」
少年は、右手でちょうど赤まりさと同じぐらいの石を掴み上げた。
「おい、ゴミゆっくりども! 確かにおれたちはお前らみたいに浮けないけどな……こう
いうことができるんだよ!」
言うや、思い切り石を投擲した。
「「「ゆ!!!」」」
子まりさたちが声を出した直後、水面が隆起し、波立った。
「ゆわああああ!」
「きょわいよぉぉぉぉ、おちちゃうのじぇぇぇ!」
「たちゅけちぇぇぇ!」
波に揺られ、子まりさたちは恐慌に陥る。特にお帽子も小さな赤まりさたちは今にも転
覆するかという恐怖に泣き叫んだ。
「だいじょーぶなのじぇ! あたらなければどうということはないのじぇ!」
子まりさの一匹が言うと、次第に皆気持ちを落ち着けていく。
しかし、その時には既に少年が二投目を放とうとしていたのである。
「おらっ!」
「ゆべ!」
石は、今度は見事に一匹の子まりさに命中した。
ぐらりと揺れる、が、転覆するほどではない。
「いじゃいぃぃぃぃぃ!」
むしろ、痛がって盛大に体を動かしたのが、沈没の原因であった。
「ゆぴゃああああん、だじゅけでえええ! おぼりぇるぅぅぅ!」
ばしゃばしゃと苦悶の表情でもがく子まりさを指差して少年たちが笑う。
「おもしれー! おれもやるぜ!」
「おれもおれも!」
「発泡スチロールと違って反応があるのがいいな!」
そして、他の少年たちも嬉々として石を拾い始めた瞬間、このまりさたちの命運は尽き
たと言っていいだろう。
「おらおら! 沈め!」
「くそ! けっこう当たらないなあ!」
「的が小さいからなあ」
「あ、あいつ!」
少年が指差した先には、水に落ちておぼれる子まりさに近づき、口にくわえた棒を差し
出す大人のまりさがいた。
「あれ、落ちたのを助けようとしてるのか」
「そうはいくか!」
「おい、あのでかいのに集中攻撃だ!」
すぐさま、射撃目標にしぼられてしまった大人まりさに、雨霰と石つぶてが横から降り
注ぐ。
「でかいからよく当たるぜ!」
「おらおら!」
「ゆぐ! いぢゃ! や、やべでえええ! おちび、ぢゃんがあ!」
あと一歩というところで邪魔されてしまった大人まりさは、それでも必死に棒を出そう
とするが、大人まりさを狙って外れた石が溺れる子まりさを直撃した。
「ゆびゃ!」
と、断末魔の短い叫びを残して、子まりさは石にのしかかられるようにして水面下に沈
んでいった。
「ゆわあああああ! おちびぢゃぁぁぁぁぁぁん!」
「ゆぴゃあああ、おねえしゃんが、おねえしゃんがちんじゃったのじぇぇぇぇぇ!」
「きょわいよぉぉぉぉ!」
「おどうじゃん、だぢゅけでええええええ!」
どんなに泣き喚いても……いや、発泡スチロールにはないそれがあるからこそ、少年た
ちはますます興を覚えて、石を拾っては投げつけた。
「み、みんな! はやぐむごうに! にげるんだよぉぉぉぉぉ!」
大人まりさが叫ぶ、子まりさたちは死に物狂いで棒で水をかき、少年たちのいるのとは
反対側の岸へと逃走する。
「逃がすか!」
「撃てぇ!」
「よし、ヒット!」
少年たちは容赦ない追撃をかける。一匹また石を当てられた子まりさが悲鳴を上げなが
ら沈んでいく。
「のごりのおちびぢゃんだぢは、まりざがまもるよ!」
大人まりさは子まりさたちを先に行かせその後へ続いた。その大きな体を壁にするつも
りだ。
「へえ、自分を犠牲にするのか」
「しんがり、っていうんだよな」
「なかなか立派なクソ饅頭だな」
「いやー、でもさ、そもそもあいつ一匹が大人なんだから、親か引率の先生みたいな感じ
なんだろ? そんならあいつがしっかりしておれたちを馬鹿にしたりさせなければこうい
うことになってなかったんだし」
「なんだ。自業自得じゃん」
「感心して損したぜ」
「よっし、やっちまえー」
背中に石の痛みを感じながら、大人まりさは少年たちの言葉にも心を抉られていた。言
われるまでもない、既にまりさ自身が死ぬほど後悔していたのだ。
先ほどの少年が言った「引率の先生」というのが、まりさの立場であった。子まりさた
ちの中には餡を分けた実の子もいるが、ほとんどが近所に住んでいる友達のまりさの子供
たちである。
持ち回りで、子供たちにまりさ種の特技であるお帽子で水に浮く練習をさせているのだ。
その預かった子供を、既に二匹も殺されてしまった。あの子たちの親の怒りを考えると
恐怖しかない。きっと、自分はせいっさいされるであろう。
「ご、ごべんね、みんな……まりざが、まりざが馬鹿なばかりにぃぃぃ……」
まりさは涙を流しながら言った。
だが、同情に値するかと言えば、しない。
人間を、それも遊び感覚で気軽にゆっくりを殺すことが多い子供を挑発することを許す
など、大事な大事なおちびちゃんを預かっているものにあるまじき行為である。
「けっこうがんばるなー」
「とんがった石探してきたぜ」
「よく狙おうぜ、コントロールいい奴がさ」
皆に推されて、野球をやっている少年が射手に選ばれて、鋭角的な尖った部分の多い石
を渡された。
「よーし!」
少年は、本格的に足を上げ、きれいなモーションで石を投げた。
「……ゆぎゃああああああ! いぢゃあああああい!」
まりさは、これまでよりも一際大きな激痛に叫ぶ。
「すっげえ! 刺さったぜ!」
石の尖った部分がまりさの皮を突き破ったのだ。
「どんどんいけ!」
「よし!」
これまでにないダメージを与えたことに気をよくした少年が次々に石を投げる。
幾つかは外れたものの、当たった石は全てまりさの皮を傷付けた。
「ゆひぃ、ゆひぃ……おちび、ぢゃん……にげで……にげでええええ」
まりさは、棒で水をかく力を失い動けなくなった。健気に水をかいて逃げていく子まり
さたちの中から実の子を探し出すと、その背中に向けて呟く。
「おちび……ちゃん……おかあさんといもうとたちを……たの、むよ……」
「おらあ!」
直後、少年の声とともに、板が振ってきた。
「ゆぎゃ! ゆがが、い、いぢゃ、や、やべで……」
板は、少年が乗ろうとして落ちた板であった。
少年は、どうせ膝まで濡れているのだからと開き直って、板を持って既に濡れている部
分までの深さのところまでやってきた。
そこから、まりさに板を縦にして振り下ろしたのだ。
「……ゆ゛……ゆ゛……」
中枢餡に衝撃を受けたらしく、まりさはろくに声を上げることもできずに沈んでいった。
「っとお、でかいのやってる間にちびどもだいぶ行っちゃったなー」
「うーん、的小さいし、こっからだと当てるの難しいなー」
「んー、どうする? もう帰る?」
そこへ、石が飛んでこなくなったので安心したのだろう。子まりさたちが、この期に及
んで余計なことを言った。
「ゆ、ゆ、ゆっぴゃあああ、もうだいじょーぶなのじぇ! ダメにんげんはもうなんにも
できないのじぇ!」
「ゆっぴぃぃぃ、やっぱりまりちゃたちはさいきょーなのじぇ! あんなダメにんげんこ
わくないのじぇ!」
「くやちかったら、ここまでおいでー、なのじぇ!」
「「「ゆっひゃひゃひゃひゃ」」」
助かった、という解放感が言わせている部分はあるのだろうが……それにしても……ま
あ……。
「あいつら、よっぽど死にたいんだね」
「てか、ゆっくりって人を怒らす才能すごいよねな」
「ああ、うん、おれもそこだけはあいつら天才だと思うわ」
「おし、じゃ悔しいからあそこまで行ってやろうぜ!」
「「「おう!」」」
少年たちが走り出す。
その先には、一本の橋があった。
小学校高学年程度の少年たちは、少し先にある河川敷のグラウンドでサッカーを楽しん
できた帰りだった。
何か面白いものはないかと好奇心に目を光らせながら、川辺を行く。
「また、あったぞ」
「うーん、でも、もう飽きたよ」
一人の少年が、落ちていた発泡スチロールを拾うと、もう一人が興味なさげに返した。
先ほど、そこそこ大きな発泡スチロールを見つけ、それを川に流して石を投げつけて遊
んだ。
だが、やがてそれにも飽きてしまったのだ。
「あ、おい、なにしてんだよ!」
突如、上がった声に、何事かと期待をこめて少年たちが目をやる。
「おいおい、無理だろー」
「いや、いや、いけるって」
見れば、一人の少年が、大きな板を拾ったようだった。そして、それを川に浮かべ、な
んとその上に乗ろうとしているのである。
船体のような構造ではない、ただのまっ平らな板である。
「いけるいける!」
と、乗ろうとしている少年は言うのだが、
「無理だろー」
ここは、こちらの少年の言うことが正しいだろう。
「わ!」
案の定、板はひっくり返って、少年は落ちた。
しかし、川辺なのだから、浅い。
「あははははは、なにやってんだよー!」
「だから、無理だってばー」
他の少年たちは、危険ではないことがわかっているので、膝まで濡れてしまった少年を
思う存分に笑った。
「ちぇ」
落ちた少年も、笑われてはいるものの、それはいわば「ウケをとった」ということであ
り、嬉しそうにしていた。この少年は、皆を笑わすムードメーカーなのだろう。
「「「ゆぷぷぷぷぷ!」」」
「ん?」
だが、そこで自分たち以外の笑い声……らしき声が聞こえてきたのに、少年たちは辺り
を見回した。
「「「ゆぷぷぷぷぷ!」」」
「ゆゆっ、笑っちゃ駄目だよ、おちびちゃんたち……ゆぷ、ゆぷぷぷ!」
ようく聞けば、その声は川の方から聞こえてくる。
「ん……あ、ゆっくり」
やや背の高い草によって死角になっていた水面に、大きな成体サイズのまりさが一匹と、
それよりも小さな子まりさが数匹、さらに小さな赤ゆっくりといってもいいサイズの赤ま
りさが数匹。
「へえ、水上まりさか」
少年の一人が言ったように、まりさたちは帽子を逆さにして水に浮かべてその上に乗っ
ていた。
「ゆぷぷぷぷぷ! そこのにんげん、ダメダメなのじぇ!」
一匹の子まりさが言った。そこのにんげん、というのが先ほど板に乗ろうとして落ちた
少年であることを、少し考えて少年たちは了解した。
「こーんなちっちゃないもーちょたちでもおみずにうけるのに!」
「ゆぷぷぷ、なさけにゃいよにぇ!」
「ゆっくち! まりちゃたちよりダメなのじぇ、このにんげん」
「ああ?」
一際小さな赤まりさにまで嘲弄されて、水に落ちた少年は気色ばんだ。
そもそも、仲間たちからウケをとろうとしたのであって、こんな饅頭どもに笑われるの
は心外であった。
「ゆぷぷ! ダメダメにんげんがおこったのじぇ!」
「ゆぴゃあ、にげるのじぇ!」
少年の態度に、子まりさや赤まりさは口にくわえた棒で水面をかいて離れて行った。
「くやちかったらここまでくるのじぇ!」
「ゆぷぷ、ダメダメにんげんにはむりなのじぇ!」
「おみずにうけにゃいからにぇ!」
「……ぷ」
子まりさたちの嘲弄に、今度は少年が笑う番だった。
なるほど、確かに自分はまりさたちのように浮いたりはできない。でも、まりさたちは
ほんのすぐそこでそっくり返って威張ってるのだ。笑うなというのが無理な話だ。
「へへへ、やっちゃえ」
「おう」
少年は、右手でちょうど赤まりさと同じぐらいの石を掴み上げた。
「おい、ゴミゆっくりども! 確かにおれたちはお前らみたいに浮けないけどな……こう
いうことができるんだよ!」
言うや、思い切り石を投擲した。
「「「ゆ!!!」」」
子まりさたちが声を出した直後、水面が隆起し、波立った。
「ゆわああああ!」
「きょわいよぉぉぉぉ、おちちゃうのじぇぇぇ!」
「たちゅけちぇぇぇ!」
波に揺られ、子まりさたちは恐慌に陥る。特にお帽子も小さな赤まりさたちは今にも転
覆するかという恐怖に泣き叫んだ。
「だいじょーぶなのじぇ! あたらなければどうということはないのじぇ!」
子まりさの一匹が言うと、次第に皆気持ちを落ち着けていく。
しかし、その時には既に少年が二投目を放とうとしていたのである。
「おらっ!」
「ゆべ!」
石は、今度は見事に一匹の子まりさに命中した。
ぐらりと揺れる、が、転覆するほどではない。
「いじゃいぃぃぃぃぃ!」
むしろ、痛がって盛大に体を動かしたのが、沈没の原因であった。
「ゆぴゃああああん、だじゅけでえええ! おぼりぇるぅぅぅ!」
ばしゃばしゃと苦悶の表情でもがく子まりさを指差して少年たちが笑う。
「おもしれー! おれもやるぜ!」
「おれもおれも!」
「発泡スチロールと違って反応があるのがいいな!」
そして、他の少年たちも嬉々として石を拾い始めた瞬間、このまりさたちの命運は尽き
たと言っていいだろう。
「おらおら! 沈め!」
「くそ! けっこう当たらないなあ!」
「的が小さいからなあ」
「あ、あいつ!」
少年が指差した先には、水に落ちておぼれる子まりさに近づき、口にくわえた棒を差し
出す大人のまりさがいた。
「あれ、落ちたのを助けようとしてるのか」
「そうはいくか!」
「おい、あのでかいのに集中攻撃だ!」
すぐさま、射撃目標にしぼられてしまった大人まりさに、雨霰と石つぶてが横から降り
注ぐ。
「でかいからよく当たるぜ!」
「おらおら!」
「ゆぐ! いぢゃ! や、やべでえええ! おちび、ぢゃんがあ!」
あと一歩というところで邪魔されてしまった大人まりさは、それでも必死に棒を出そう
とするが、大人まりさを狙って外れた石が溺れる子まりさを直撃した。
「ゆびゃ!」
と、断末魔の短い叫びを残して、子まりさは石にのしかかられるようにして水面下に沈
んでいった。
「ゆわあああああ! おちびぢゃぁぁぁぁぁぁん!」
「ゆぴゃあああ、おねえしゃんが、おねえしゃんがちんじゃったのじぇぇぇぇぇ!」
「きょわいよぉぉぉぉ!」
「おどうじゃん、だぢゅけでええええええ!」
どんなに泣き喚いても……いや、発泡スチロールにはないそれがあるからこそ、少年た
ちはますます興を覚えて、石を拾っては投げつけた。
「み、みんな! はやぐむごうに! にげるんだよぉぉぉぉぉ!」
大人まりさが叫ぶ、子まりさたちは死に物狂いで棒で水をかき、少年たちのいるのとは
反対側の岸へと逃走する。
「逃がすか!」
「撃てぇ!」
「よし、ヒット!」
少年たちは容赦ない追撃をかける。一匹また石を当てられた子まりさが悲鳴を上げなが
ら沈んでいく。
「のごりのおちびぢゃんだぢは、まりざがまもるよ!」
大人まりさは子まりさたちを先に行かせその後へ続いた。その大きな体を壁にするつも
りだ。
「へえ、自分を犠牲にするのか」
「しんがり、っていうんだよな」
「なかなか立派なクソ饅頭だな」
「いやー、でもさ、そもそもあいつ一匹が大人なんだから、親か引率の先生みたいな感じ
なんだろ? そんならあいつがしっかりしておれたちを馬鹿にしたりさせなければこうい
うことになってなかったんだし」
「なんだ。自業自得じゃん」
「感心して損したぜ」
「よっし、やっちまえー」
背中に石の痛みを感じながら、大人まりさは少年たちの言葉にも心を抉られていた。言
われるまでもない、既にまりさ自身が死ぬほど後悔していたのだ。
先ほどの少年が言った「引率の先生」というのが、まりさの立場であった。子まりさた
ちの中には餡を分けた実の子もいるが、ほとんどが近所に住んでいる友達のまりさの子供
たちである。
持ち回りで、子供たちにまりさ種の特技であるお帽子で水に浮く練習をさせているのだ。
その預かった子供を、既に二匹も殺されてしまった。あの子たちの親の怒りを考えると
恐怖しかない。きっと、自分はせいっさいされるであろう。
「ご、ごべんね、みんな……まりざが、まりざが馬鹿なばかりにぃぃぃ……」
まりさは涙を流しながら言った。
だが、同情に値するかと言えば、しない。
人間を、それも遊び感覚で気軽にゆっくりを殺すことが多い子供を挑発することを許す
など、大事な大事なおちびちゃんを預かっているものにあるまじき行為である。
「けっこうがんばるなー」
「とんがった石探してきたぜ」
「よく狙おうぜ、コントロールいい奴がさ」
皆に推されて、野球をやっている少年が射手に選ばれて、鋭角的な尖った部分の多い石
を渡された。
「よーし!」
少年は、本格的に足を上げ、きれいなモーションで石を投げた。
「……ゆぎゃああああああ! いぢゃあああああい!」
まりさは、これまでよりも一際大きな激痛に叫ぶ。
「すっげえ! 刺さったぜ!」
石の尖った部分がまりさの皮を突き破ったのだ。
「どんどんいけ!」
「よし!」
これまでにないダメージを与えたことに気をよくした少年が次々に石を投げる。
幾つかは外れたものの、当たった石は全てまりさの皮を傷付けた。
「ゆひぃ、ゆひぃ……おちび、ぢゃん……にげで……にげでええええ」
まりさは、棒で水をかく力を失い動けなくなった。健気に水をかいて逃げていく子まり
さたちの中から実の子を探し出すと、その背中に向けて呟く。
「おちび……ちゃん……おかあさんといもうとたちを……たの、むよ……」
「おらあ!」
直後、少年の声とともに、板が振ってきた。
「ゆぎゃ! ゆがが、い、いぢゃ、や、やべで……」
板は、少年が乗ろうとして落ちた板であった。
少年は、どうせ膝まで濡れているのだからと開き直って、板を持って既に濡れている部
分までの深さのところまでやってきた。
そこから、まりさに板を縦にして振り下ろしたのだ。
「……ゆ゛……ゆ゛……」
中枢餡に衝撃を受けたらしく、まりさはろくに声を上げることもできずに沈んでいった。
「っとお、でかいのやってる間にちびどもだいぶ行っちゃったなー」
「うーん、的小さいし、こっからだと当てるの難しいなー」
「んー、どうする? もう帰る?」
そこへ、石が飛んでこなくなったので安心したのだろう。子まりさたちが、この期に及
んで余計なことを言った。
「ゆ、ゆ、ゆっぴゃあああ、もうだいじょーぶなのじぇ! ダメにんげんはもうなんにも
できないのじぇ!」
「ゆっぴぃぃぃ、やっぱりまりちゃたちはさいきょーなのじぇ! あんなダメにんげんこ
わくないのじぇ!」
「くやちかったら、ここまでおいでー、なのじぇ!」
「「「ゆっひゃひゃひゃひゃ」」」
助かった、という解放感が言わせている部分はあるのだろうが……それにしても……ま
あ……。
「あいつら、よっぽど死にたいんだね」
「てか、ゆっくりって人を怒らす才能すごいよねな」
「ああ、うん、おれもそこだけはあいつら天才だと思うわ」
「おし、じゃ悔しいからあそこまで行ってやろうぜ!」
「「「おう!」」」
少年たちが走り出す。
その先には、一本の橋があった。
「ど、どうしたのぜ! みんな」
「なにがあったの!」
「まりさは! まりさはどうしたの!?」
帰ってきた子まりさたちを迎えて、その親たちは驚愕していた。
「まりさのおちびちゃんは! ねえ、まりさのおちびちゃんはどうしたの!」
「ま、まりさのおちびちゃんもいないよ!」
二匹のまりさがわが子を探し求めている。言うまでもないが、石を喰らって水没した二
匹の子まりさの親である。
子まりさたちはなんとかあったことを説明した。
死んだまりさにとって幸いに、と言うべきか、何も悪いことをしていないまりさたちに
突然人間が攻撃してきたことになっていた。
「ひ、ひどい! そんなのひどいよ!」
「ま、まりざのおちびをころじたくずにんげんはせいっさいするのぜ! ぜったい! ぜ
ーったいに許さないのぜえええええ!」
「ゆん、そのとおりだよ!」
「せいっさいだあ! くずにんげんども、せいっさいだああああああ!」
「「「せいっさい! せいっさい!」」」
「おう、やってもらおうじゃねえか!」
「おれたちゃ逃げも隠れもしねえぜ」
「せいっさい、してくれよ」
「「「ゆ?」」」
ゆっくりたちの動きが止まる。
「「「ゆ、ゆわあああああああ!」」」
自分たちが、少年たちに取り囲まれているのを認識すると、声を限りに叫んだ。
少年たちは橋を渡ってからすぐにゆっくりたちを見つけて、まんまと包囲してしまって
いたのである。
「おい、お前! せいっさいするんだろ!」
「ゆ……ゆひぃぃぃ、そ、そうなのぜ! せいっ、さいしでやるのぜええええ!」
「おらっ!」
「ゆびぃぃぃぃ、いぢゃいぃぃぃぃ」
怒りに燃えていたまりさも、蹴り一発で心が折れた。
少年たちは思い思いに手当たり次第にゆっくりたちをいたぶる。
「ゆわああああ」
「ゆぴゃあああああん、もうやじゃあああああ」
「なんでなのじぇ、なんでこんなごとにぃぃぃぃぃぃ」
子まりさたちは、降りかかる災厄そのものの事態に心がついていけず、泣き叫ぶしかな
かった。
さっきまで、みんなでお帽子でお水に浮く練習をして、楽しく過ごしていたはずだ。自
分たちは水上の覇者だとアホな餡子脳で本気で思っていたのだ。
その素晴らしい高揚した気分など、もう一欠けらたりとも残っていない。
「や、やべてええええ! その子たちはかんけーないでじょぉぉぉぉ!」
一匹のれいむが、おうちのダンボール箱を覗き込む少年に必死に体当たりしている。
おうちの中には、つい先ほどまで幸せにお昼寝していた子れいむたちが、身を寄せ合っ
て震えていた。
「おし、お前帽子貸せ!」
少年は、手近にいたまりさの帽子を奪い取り、それに抗議したまりさを踏みつけて殺し
た。
そして、震える子れいむたちを帽子の中に入れ、それを川に流した。
「ゆぴゃあああん」
「たちゅけちぇぇぇ!」
「れいみゅたち、にゃんにもわるいこちょちてにゃいよぉぉぉ!」
「ゆあああああ! おちびちゃぁぁぁん!」
「おら、お前も泣いてばっかいないで助けにいけよ」
「ゆ?」
「ゆ? じゃねえよ、大事な大事なおちびちゃんが行っちゃうぞ。ほら、たちゅけちぇぇ
ぇ、って汚い声で言ってるぞ」
「ゆ、で、でも、れいむはまりさみたいにお水に浮けないし」
「浮けないでもいくんだよ。よし、おれが手伝ってやる」
少年はれいむを持ち上げると、手伝って上げた。
思い切り、お帽子に向けてれいむを投げたのだ。
すぽっ、と上手いことれいむはお帽子に乗った。
「おお!」
と、ぶん投げた少年が一番驚いている。
「おきゃあしゃああああん!」
「たちゅけちぇぇぇ!」
「ゆっぴゃああああ」
「ゆゆ、おちびちゃんたち、おかあさんがきたからもう大丈夫だよ!」
子れいむたちはお帽子のとんがり部分に入っていた。その上にれいむが乗っかっている
格好である。
「たちゅけちぇぇぇ!」
「おみじゅ! おみじゅがはいっちぇくるよぉぉぉぉ!」
「ゆ、ゆ、おみじゅしゃんは、どっかいっちぇね」
「ゆゆ?」
れいむは、下から聞こえる子れいむたちの声に戸惑う。どこからお水が入ってくるとい
うのか。
答えは下からである。少年は水に浮かべる前にお帽子のとんがりの先端を千切り取って
いたために、そこから徐々に水が入ってきたのである。
「「「たぢゅけぢええええええ」」」
子供たちは泣き叫ぶ。しかし、上に乗っているれいむには、下から侵入してくる水をど
うすることもできない。
「ゆ! みんな、おかあさんのおくちに入ってね!」
結局、それしかないと思い、体勢をなんとか変えて下向きになり、舌を伸ばして子れい
むたちを口の中に収容することができた。
子れいむたちは、おかあさんのおくちの中に入って一安心とゆっくりしていたが、全く
事態は改善されてはいない。
やがて、お帽子は沈み、れいむもまた沈み、れいむの体が溶けて水が襲ってきて死ぬこ
とができるまで、子れいむたちは川底で恐怖に震え続けることになる。
「なにがあったの!」
「まりさは! まりさはどうしたの!?」
帰ってきた子まりさたちを迎えて、その親たちは驚愕していた。
「まりさのおちびちゃんは! ねえ、まりさのおちびちゃんはどうしたの!」
「ま、まりさのおちびちゃんもいないよ!」
二匹のまりさがわが子を探し求めている。言うまでもないが、石を喰らって水没した二
匹の子まりさの親である。
子まりさたちはなんとかあったことを説明した。
死んだまりさにとって幸いに、と言うべきか、何も悪いことをしていないまりさたちに
突然人間が攻撃してきたことになっていた。
「ひ、ひどい! そんなのひどいよ!」
「ま、まりざのおちびをころじたくずにんげんはせいっさいするのぜ! ぜったい! ぜ
ーったいに許さないのぜえええええ!」
「ゆん、そのとおりだよ!」
「せいっさいだあ! くずにんげんども、せいっさいだああああああ!」
「「「せいっさい! せいっさい!」」」
「おう、やってもらおうじゃねえか!」
「おれたちゃ逃げも隠れもしねえぜ」
「せいっさい、してくれよ」
「「「ゆ?」」」
ゆっくりたちの動きが止まる。
「「「ゆ、ゆわあああああああ!」」」
自分たちが、少年たちに取り囲まれているのを認識すると、声を限りに叫んだ。
少年たちは橋を渡ってからすぐにゆっくりたちを見つけて、まんまと包囲してしまって
いたのである。
「おい、お前! せいっさいするんだろ!」
「ゆ……ゆひぃぃぃ、そ、そうなのぜ! せいっ、さいしでやるのぜええええ!」
「おらっ!」
「ゆびぃぃぃぃ、いぢゃいぃぃぃぃ」
怒りに燃えていたまりさも、蹴り一発で心が折れた。
少年たちは思い思いに手当たり次第にゆっくりたちをいたぶる。
「ゆわああああ」
「ゆぴゃあああああん、もうやじゃあああああ」
「なんでなのじぇ、なんでこんなごとにぃぃぃぃぃぃ」
子まりさたちは、降りかかる災厄そのものの事態に心がついていけず、泣き叫ぶしかな
かった。
さっきまで、みんなでお帽子でお水に浮く練習をして、楽しく過ごしていたはずだ。自
分たちは水上の覇者だとアホな餡子脳で本気で思っていたのだ。
その素晴らしい高揚した気分など、もう一欠けらたりとも残っていない。
「や、やべてええええ! その子たちはかんけーないでじょぉぉぉぉ!」
一匹のれいむが、おうちのダンボール箱を覗き込む少年に必死に体当たりしている。
おうちの中には、つい先ほどまで幸せにお昼寝していた子れいむたちが、身を寄せ合っ
て震えていた。
「おし、お前帽子貸せ!」
少年は、手近にいたまりさの帽子を奪い取り、それに抗議したまりさを踏みつけて殺し
た。
そして、震える子れいむたちを帽子の中に入れ、それを川に流した。
「ゆぴゃあああん」
「たちゅけちぇぇぇ!」
「れいみゅたち、にゃんにもわるいこちょちてにゃいよぉぉぉ!」
「ゆあああああ! おちびちゃぁぁぁん!」
「おら、お前も泣いてばっかいないで助けにいけよ」
「ゆ?」
「ゆ? じゃねえよ、大事な大事なおちびちゃんが行っちゃうぞ。ほら、たちゅけちぇぇ
ぇ、って汚い声で言ってるぞ」
「ゆ、で、でも、れいむはまりさみたいにお水に浮けないし」
「浮けないでもいくんだよ。よし、おれが手伝ってやる」
少年はれいむを持ち上げると、手伝って上げた。
思い切り、お帽子に向けてれいむを投げたのだ。
すぽっ、と上手いことれいむはお帽子に乗った。
「おお!」
と、ぶん投げた少年が一番驚いている。
「おきゃあしゃああああん!」
「たちゅけちぇぇぇ!」
「ゆっぴゃああああ」
「ゆゆ、おちびちゃんたち、おかあさんがきたからもう大丈夫だよ!」
子れいむたちはお帽子のとんがり部分に入っていた。その上にれいむが乗っかっている
格好である。
「たちゅけちぇぇぇ!」
「おみじゅ! おみじゅがはいっちぇくるよぉぉぉぉ!」
「ゆ、ゆ、おみじゅしゃんは、どっかいっちぇね」
「ゆゆ?」
れいむは、下から聞こえる子れいむたちの声に戸惑う。どこからお水が入ってくるとい
うのか。
答えは下からである。少年は水に浮かべる前にお帽子のとんがりの先端を千切り取って
いたために、そこから徐々に水が入ってきたのである。
「「「たぢゅけぢええええええ」」」
子供たちは泣き叫ぶ。しかし、上に乗っているれいむには、下から侵入してくる水をど
うすることもできない。
「ゆ! みんな、おかあさんのおくちに入ってね!」
結局、それしかないと思い、体勢をなんとか変えて下向きになり、舌を伸ばして子れい
むたちを口の中に収容することができた。
子れいむたちは、おかあさんのおくちの中に入って一安心とゆっくりしていたが、全く
事態は改善されてはいない。
やがて、お帽子は沈み、れいむもまた沈み、れいむの体が溶けて水が襲ってきて死ぬこ
とができるまで、子れいむたちは川底で恐怖に震え続けることになる。
「おし、大体やったな」
「あとはこいつらだけだよ。全ての元凶」
「げんきょー?」
「難しい言葉知ってんな。おれも聞いたことはあるけど意味わかんないよ」
「よーするに、ぜーーーんぶこいつらが悪い、ってことさ」
川辺のゆっくりたちを虐殺した少年たちの足元では、子まりさたちが震えていた。
「どぼじて……どぼじてごんなごとするのじぇ……どぼじで!」
「ああ? そりゃ、お前らがおれのこと馬鹿にするからだろー。ダメダメにんげん、とか
言われて怒らないわけないだろ」
「そ、それでも……ご、ごごまですりゅごとないのじぇ! みんな、みんなころずことな
いのじぇぇぇぇぇ!」
「そうだじぇ! ひどすぎりゅのじぇ!」
「にゃんで……にゃんで……にゃんでここまでするんだじぇ」
「ゆぴゃあああああん、おきゃあしゃーん!」
「おとうしゃん、いもうちょ、おねえしゃん」
「みんな、ちんじゃったのじぇ」
「どぼじでなんだじぇ……どぼじで、どぼじで……どぼじでなんだじぇぇぇぇぇ!」
「うーん」
少年たちは考え込んだ。
「改めてそういわれると、やりすぎな気がしないでもないな」
「こいつらまで殺すことはなかったかもしれないな」
「まあ、もうやっちゃったもんはしょうがないよ」
「うん、で、こいつらどうする?」
「ああ、もちろん殺すでしょ。そもそもこいつらが一番むかつくんだし」
「だよなー……いやー、見れば見るほどむかつくわ」
「やっぱ天才だよなー、もう何しててもイラっとするもん」
「よし、じゃ、やっちゃおうぜ!」
「「「おう!」」」
「あとはこいつらだけだよ。全ての元凶」
「げんきょー?」
「難しい言葉知ってんな。おれも聞いたことはあるけど意味わかんないよ」
「よーするに、ぜーーーんぶこいつらが悪い、ってことさ」
川辺のゆっくりたちを虐殺した少年たちの足元では、子まりさたちが震えていた。
「どぼじて……どぼじてごんなごとするのじぇ……どぼじで!」
「ああ? そりゃ、お前らがおれのこと馬鹿にするからだろー。ダメダメにんげん、とか
言われて怒らないわけないだろ」
「そ、それでも……ご、ごごまですりゅごとないのじぇ! みんな、みんなころずことな
いのじぇぇぇぇぇ!」
「そうだじぇ! ひどすぎりゅのじぇ!」
「にゃんで……にゃんで……にゃんでここまでするんだじぇ」
「ゆぴゃあああああん、おきゃあしゃーん!」
「おとうしゃん、いもうちょ、おねえしゃん」
「みんな、ちんじゃったのじぇ」
「どぼじでなんだじぇ……どぼじで、どぼじで……どぼじでなんだじぇぇぇぇぇ!」
「うーん」
少年たちは考え込んだ。
「改めてそういわれると、やりすぎな気がしないでもないな」
「こいつらまで殺すことはなかったかもしれないな」
「まあ、もうやっちゃったもんはしょうがないよ」
「うん、で、こいつらどうする?」
「ああ、もちろん殺すでしょ。そもそもこいつらが一番むかつくんだし」
「だよなー……いやー、見れば見るほどむかつくわ」
「やっぱ天才だよなー、もう何しててもイラっとするもん」
「よし、じゃ、やっちゃおうぜ!」
「「「おう!」」」
「ゆぴゃああああ、やめるのじぇぇぇぇ!」
「ゆひぃ、ゆひぃ、ごめんなのじぇ、ごめんなのじぇ」
「おらおら、まりちゃ、おぼうち返してほしけりゃいもうとの目玉抉り出せ!」
「いっぢゃああああああ、まりちゃのおめめがあああああああ!」
「や、や、やったのじぇ。これで、おぼうちかえしてくれるのじぇ」
「嘘に決まってんじゃねえか、馬鹿かお前は」
「ま、ま、まりぢゃのおぼうぢぎゃあああああああ!」
「おし、じゃいもーと、おぼうち返してほしけりゃ姉貴の目玉抉れ。そうすれば返してや
る。嘘だけど」
「ゆひぃ、ゆひぃ、ごめんなのじぇ、ごめんなのじぇ」
「おらおら、まりちゃ、おぼうち返してほしけりゃいもうとの目玉抉り出せ!」
「いっぢゃああああああ、まりちゃのおめめがあああああああ!」
「や、や、やったのじぇ。これで、おぼうちかえしてくれるのじぇ」
「嘘に決まってんじゃねえか、馬鹿かお前は」
「ま、ま、まりぢゃのおぼうぢぎゃあああああああ!」
「おし、じゃいもーと、おぼうち返してほしけりゃ姉貴の目玉抉れ。そうすれば返してや
る。嘘だけど」
「ショットガーン!」
「ゆぺぺ!」
「ゆぴゃあ! いぢゃ!」
「やめぢぇぇぇ!」
「お、それ面白そう。小さな砂利とかでやるのか」
「おう、これなら小さなこいつらにも当たるしな」
「よーし、それじゃおれも」
「「ショットガーン!」」
「「「だじゅげぢぇぇぇぇぇ!」」」
「ゆぺぺ!」
「ゆぴゃあ! いぢゃ!」
「やめぢぇぇぇ!」
「お、それ面白そう。小さな砂利とかでやるのか」
「おう、これなら小さなこいつらにも当たるしな」
「よーし、それじゃおれも」
「「ショットガーン!」」
「「「だじゅげぢぇぇぇぇぇ!」」」
子まりさたちは、あるものはお帽子を取られてそれを餌にゆっくりできないことを強要
され、あるものは何度も細かい砂利を投げつけられて、痛みに呻き、体中に無数に開いた
小さな穴から徐々に餡子が流れ出ていくのに苦しんだ。
され、あるものは何度も細かい砂利を投げつけられて、痛みに呻き、体中に無数に開いた
小さな穴から徐々に餡子が流れ出ていくのに苦しんだ。
「おら、食え!」
「ゆぎゅ……そんにゃの、たべられないの、じぇ……」
「食え! 食え!」
「ゆぎゅぎゅぎゅ、く、ぐるじいのじぇ、やべるのじぇ」
「よし、じゃ得意のアレ見せてくれよ。水に浮くやつ」
「ゆ? ゆぎゅ、むり、なのじぇ、そんなの」
「そーれ」
「ゆぎゅ、ゆ、ゆぴぃぃぃぃ、しずむのじぇぇぇぇ! たじゅけぢぇぇぇぇぇ!」
こちらは、無理矢理に大きな石を飲み込まされて川に浮いたお帽子に乗せられた子まり
さである。
当然、重さに耐えられずに、沈没した。
「ゆぎゅ……そんにゃの、たべられないの、じぇ……」
「食え! 食え!」
「ゆぎゅぎゅぎゅ、く、ぐるじいのじぇ、やべるのじぇ」
「よし、じゃ得意のアレ見せてくれよ。水に浮くやつ」
「ゆ? ゆぎゅ、むり、なのじぇ、そんなの」
「そーれ」
「ゆぎゅ、ゆ、ゆぴぃぃぃぃ、しずむのじぇぇぇぇ! たじゅけぢぇぇぇぇぇ!」
こちらは、無理矢理に大きな石を飲み込まされて川に浮いたお帽子に乗せられた子まり
さである。
当然、重さに耐えられずに、沈没した。
全てが終わった。
そこにいたゆっくりたちは全て死んだ。
「またやろーぜ。帽子のやつが浮いてるのに石投げるのめちゃおもしれーよ」
「明日また、ゆっくり探しに来ようぜ」
「いなかったら、公園に住み着いてるの持ってきて浮かべりゃいいよ」
「いやー、それにしても、楽しかったなあ」
その少年の言葉が、この川辺に住んでいた野良ゆっくりたちが皆殺しにされた理由であ
った。
結局これ以外に理由などないのだ。
そこにいたゆっくりたちは全て死んだ。
「またやろーぜ。帽子のやつが浮いてるのに石投げるのめちゃおもしれーよ」
「明日また、ゆっくり探しに来ようぜ」
「いなかったら、公園に住み着いてるの持ってきて浮かべりゃいいよ」
「いやー、それにしても、楽しかったなあ」
その少年の言葉が、この川辺に住んでいた野良ゆっくりたちが皆殺しにされた理由であ
った。
結局これ以外に理由などないのだ。
書いたのは無邪気でちょっと生意気なまりちゃのぬるいじめぬる愛で
を書こうとしたら血管ぶち切れそうになったので破棄して当作品にと
りかかったのるまあき。
なんか最近、だじぇまりちゃに対する悪意が我ながらすげえ。
を書こうとしたら血管ぶち切れそうになったので破棄して当作品にと
りかかったのるまあき。
なんか最近、だじぇまりちゃに対する悪意が我ながらすげえ。
anko429 ゆっくりほいくえん
anko490 つむりとおねえさん
anko545 ドスハンター
anko580 やさしいまち
anko614 恐怖! ゆっくり怪人
anko810 おちびちゃん用のドア
anko1266 のるま
anko1328 しょうりしゃなのじぇ
anko1347 外の世界でデビュー
anko1370 飼いドス
anko1415 えーき裁き
anko1478 身の程知らず
anko1512 やけぶとりっ
anko1634 かわいそうかわいそう
anko1673 いきているから
anko1921 理想郷
anko2087.2088 とんでもないゲス
anko2165 面の皮があつい
anko2200 けんっりょく
anko2547 絶対に渡さない
anko2652.2653 とてもがんばったまりさの末路
anko2864 つむりの学校
anko3071 償い
anko3658.3659 ほんとうのゆっくり
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挿絵: