日本 ウィキ
エクリプスクロス
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
エクリプス
1980年代後半、三菱自動車が北米市場で展開するラインナップにあったスポーツカーはスタリオンのみであった。当時はコンパクトカーを中心に小型車(ポニーカー)の人気が高まっていた時期でもあり、現地で展開していた日本メーカーにはマツダ・サバンナRX-7や日産・300ZX、トヨタ・スープラなど強力なライバルがいた。しかしスタリオンだけでは訴求力に欠いており、新たなモデルの開発の必要に迫られていた。また、当時提携関係にあったクライスラーでは、同社で販売していたレーザーがモデル末期に差しかかっており、このクラスの後継車の開発の必要に迫られていた。スタリオンの後継モデルとして1989年にアメリカで発売された。シャーシおよび駆動系はギャランのコンポーネントをベースとしているため、FFと4WDから選択できた。4G63型エンジンを搭載していたことにより、北米市場ではその圧倒的なパフォーマンスでヒットを飛ばした。生産台数は30万2,547台。
エクリプスクロス
コンパクトSUV「RVR」とミッドサイズSUV「アウトランダー」および「アウトランダーPHEV」という、三菱自動車のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わる新型コンパクトSUVである。三菱自動車のグローバル戦略車として、2017年10月の欧州への出荷を皮切りに、11月に豪州・ニュージーランド・ASEAN地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80ヶ国へ展開する計画であるとしている。クーペSUVということで、過去に三菱が販売していたクーペ/コンバーチブル型乗用車の「エクリプス」と「クロスオーバー」を名称の由来としており、「ドライバーに鮮明な印象を与え、心を刺激し、高揚させる存在に慣れるように。そんな思いを込めて」名付けられたとする。