ヒップロック3 / HIP ROCK 3

【ヒップロック3】

常に重く音を切るそして雪上で我を切る、GI全開スクラッチラッチ

ポップンミュージック12 いろはで登場した楽曲。担当キャラクターは(12)。
隠し要素でEXが登場し、極端にグルーブゲージが伸びないノート数の譜面を持つ初の楽曲である。

雪上断火 / Des-ROW・組
BPM:105-180
5b-18
N-【12】26 ⇒ 【15】28
H-37
EX-42
新難易度
5Buttons NORMAL HYPER EXTRA
× 34 43 48
 大人気のヒップロックが満を持して第3弾の登場。ポップン6→9→12と、3つ飛びで登場していることもあり、ある意味法則にしたがっているようなシリーズかも。この法則が成り立てば、次回はポップン15になるのだろうか?今回はメンバーにいろはで新規参入したよしくんを加え、本格的なスクラッチを多用してヒップホップの要素を強めている。特に聞き所はDes-ROW本人も言うようによしくんのスクラッチとラップ。曲調が変わるスロー部分がそれらに当たる。もちろんYUのラップも欠かせない。
 前2作とロングが高難度であるヒップロックだが、例によって高難度。今回は途中で一時的に低速になる箇所があり、譜面が難解な配置をしているため厄介。ノーマルはLv26とは思えないほどノーツが多い上、8分刻みや同時押し、ズレ押しが目立つ。特に低速の8小節目はズレが激しく、空BADの判定範囲が広くなったこともあり結構コンボが切れる確率が高い箇所。以上を考えても詐称と判断した方がよいだろう。ハイパーは前作の輪生に迫るノーツで同時押しメインでLvの割には楽に感じる。が、ところどころで混じるズレ押しが難度を上げる要因にもなり、特に低速地帯はオブジェが見切れない人にとってはゲージを失いやすい箇所でもある。この点を考慮すると、表記相当と考えることもできる。
 今作のHELLコースの最後に位置する隠しEXは、5個6個押しが当たり前のように多発する、釈迦EXを上回る1550ノーツの高難度同時押し譜面。同時押しが得意な人には逆詐称にも思えてしまうが……最大の問題はノーツが多いことによって生じるゲージ増加率。なんと異様に上昇率が低いため、BAD30台でも落とす人は珍しいことではない。そのため、譜面が簡単でもゲージ増加率のためにLvが42になっている。このことがきっかけでゲージ増加に疑問を感じる人もいるようだ。
 N譜面がポップン15でLv28に改正されたため、Lv28のN譜面はこれが初めてになる。なおEX譜面のゲージ増加率が低い理由は、一定のノート数の範囲で増加量が決められており、ノーツが1537以上になるのでこのような増加率になっているとのこと。

他のBEMANIシリーズへの収録

beatmaniaIIDX

  • INFINITASにおいて、2021/02/17から販売開始となった「pop'n music セレクション 楽曲パック vol.1」内に収録されている曲として登場。
  • AC版では29 Casthourで、2022/09/08からCastHour SPACEの最終ホームで解禁できる曲として登場した。
    • セグメント表示では「BURN OUT BEYOND DETERMINATION ON SNOWY」と、曲名の漢字を英訳したようなものとなっている。
  • よしくんのスクラッチが聞きどころとも言うべく、ANOTHERは実に450枚程も怒涛のスクラッチが押し寄せるという、ポップンからは大きな化け方をした曲。
    ポップンではオブジェ1つでスクラッチ2音分鳴らされていた部分が、IIDXでは1音ずつ切り分けられている違いがある。
  • 当時はIIDXへ移植されたが、珍しくスキ!ランキングではゲーム内では使われていないジャケットが設けられている。

Dance Dance Revolution

  • コナステ版GRAND PRIXにおいて、2024/03/13から販売開始となった「BEMANI SELECTION楽曲パック vol.1」に収録されている曲として登場。
    2の移植から実に18年弱越しの移植となった。
  • ACではWORLDで、2024/11/29からEXTRA SAVIOR WORLDにおいて解禁できる曲として、この楽曲パックで新規登場した曲が登場した。
    ただし他の楽曲パックのような形ではなく、購入を問わず上記方法で解禁しなければならない
    この曲はphase1で解禁できる5曲に含まれている。
    • また同日に、この曲に鬼譜面が追加された。
      phase2まで全ての譜面を解禁すると、phase3でこの譜面が解禁できるようになる。
    • 鬼はSOUND VOLTEXに移植されたハイパンクのラップ地帯の譜面配置を彷彿させる、ラップに合わせた譜面配置がされているのが特徴で、12分の矢印が多い。
  • ジャケット画像はIIDXの移植に伴うものではなくポップンリズミンと同一で、「14tuple」の部分がアーティスト名の「Des-ROW・組」になったものを使用。
    当初はポップンリズミンジャケットをそのまま使用していた関係で、DDRからこの曲を知った場合は「雪上断火 14tuple」の表記に疑問を持つ人もいた。
    その後、後のAC登場に備えて2024/11/26にアップデートで修正され、この修正を伴ってAC版に収録された。

  • ポップンミュージック12の新曲のひとつ。大見解男々道に続くDes-ROW・組のヒップロックシリーズ第3弾。曲名は「雪上断火」。前作に引き続きソフラン曲となっている。ちなみにHELL12の4曲目にこの曲のEXがトリを飾っている。
  • EX譜面は、ハイパーロッケンローレ、フロウビート、ビビッド、ラメントなどのEX譜面をゆうに超越した同時押し譜面。
    トータルノーツもトラウマパンクEXを破り、4作ぶりの記録更新となった。
  • サウンドトラックの歌詞カードには作者の意思により一部の歌詞が掲載されていない。
  • EX譜面のゲージ増度の低さはバグなのかそれとも仕様なのかは謎であった時期もある。
    当初はEX譜面のゲージの異常な伸びづらさはバグと考え、ゲージの増加に関して公式に問い合わせた人がいる。
    以下が回答結果である。
    「トラウマパンク」と「ヒップロック3」にノート数の違いがありますのでグルーブゲージの上がり幅には差がございます。
    ご了承くださいませ。
    
  • 以上のような回答から、EX譜面のゲージの増加は仕様ということになる。
    (※工場出荷設定より下の難易度にするとゲージが伸びやすくなり大幅に難易度が低下する)
    ゲージの増減の詳細に関してはゲージ増加量を参照。
  • ヒップロックシリーズの中ではポップ君の数が最多。
    まさに最凶である。
  • ちなみに、ゲージが増えにくいのはEXだけではなくN譜面もらしい。
    総ノーツにしてはゲージが中々増えず、低速を抜けたときにケージがフィーバー周辺でないとクリアは厳しい。
  • ノーツ数でトラウマパンクを上回った後、すぐにカウボーイ(CS11)に抜かれてしまったので最高ノーツ数を維持した期間は短い。
  • カーニバル、フィーバー共にゲージ仕様は変更されず、スパイや弐寺のGANBOLの判定のごとく定番となっていくと思われる。
  • 「常にキャンパスに~」で少し簡単になる
    「君の為に俺を曲げる~」で一瞬発狂が、それ以外も押しにくい配置
    「俺もいつの日にかそれが何か気付けますか?」でゲージ0でもクリアできるそうだ
  • これは余談だが、トイコンなどのノーツ数の多い高難度曲が出始めた頃は辛ゲージという言葉が定着しておらず、「ヒプロ3ゲージ」と暫く呼ばれていた。
  • ポップンリズミンでは「雪上断火 14tuple」というタイトルによるロングアレンジ版が収録されていた。
    • DDR GRAND PRIXに移植された際、当初はこのジャケットをそのまま使用していたが、後にジャケット内の表記が修正された。
  • IIDXに移植された影響からか、スキ!ランキングではジャケットが設けられた稀有な曲である。

収録作品

AC版
ポップンミュージック12 いろはからの全作品

CS版
ポップンミュージック12 いろは

関連リンク

ヒップロック(シリーズ)

Des-ROW
DJ YOSHITAKA

楽曲一覧/ポップンミュージック12 いろは

最終更新:2024年12月01日 11:41