【イーエックス、エクストラ】
ポップンミュージックにおける譜面の一種。
ポップンミュージック5で初登場したハイパーより上位にあたる譜面で、現行環境においてはその曲の最上位難度の譜面のことを指す。
本来の名称はEXTRA譜面なのだが、EXTRA STAGEとの混同を避けるためか、略して「EX」とも呼ばれる。
読みもエクストラだが、そのままイーエックスと呼ばれることも。
長いことポップンのシリーズでは、稼動開始後のデフォルト状態では新曲はEXは隠された状態で登場することが基本であり、一定の条件を満たすことでプレイできるという、おまけ的な存在という意味合いが強かった。
また、一部の楽曲ではEXになるとフレーズ・構成が異なったり、BPMの変化が他の譜面と異なる場合も多い。
EXTRA STAGEに出現するこれらの譜面をプレイして常駐の条件を満たすと、次のプレイから最初から選べるという仕組みになっていた時代もあり、この場合は稼動から一定期間が経過すると、一次解禁でEX譜面を最初から選べるようになる仕組みであった。
ポップンミュージック eclaleでは新規の版権曲や一部の楽曲が無条件で選択できる形となり、その次回作であるポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢で、新曲であっても条件を満たすことなく最初から選択してプレイできるようになり、ようやく昨今のプレイヤーの要望に合わせられたような形に変化した。
ポップンミュージック5のみ、ジャンル名・曲名・アーティスト名の文字色が緑色になるのが特徴だった。
また特別な存在、つまりおまけという位置づけであったが、練習環境が限られていた、隠し解禁状態ではないポップン6や7ではプレイの機会が少なく苦労した人も多い。
そのときはちょうどハイパー譜面のプレイ頻度が上昇していく傾向にあったためだと推測できる。
ポップン8になるとプレイヤーのスキル上昇に合わせてか、チャレンジモードの最終ステージで選択が可能になり(その頃は1曲保障もない時代ということもあってか)、クリアできない譜面を最終ステージで練習したり、エキスパートモードを利用して練習するという形も見られた。
この頃からEX譜面の割合も増していった。
ポップンミュージック11になるとプレイヤーのレベルの高くなっていき、クリアマークの種類を意識するプレイヤーも増えた。
高難易度の練習もより良い環境を必要とする声に期待するべく、稼動開始後でも既存曲は1曲目から選択できるようになったり、常駐のシステムを設けて条件を満たせば新曲でも1曲目から選択できるようになった。
ポップンいろはでは必ず2曲はプレイできるノーマルモードのシステムをチャレンジモードに統合したことによって、難しいイメージのあるEX譜面に最低でも2曲挑戦できるようになった。
これによってクリアレベルを高めようとするプレイヤーが急増。
ポップン14からの新曲においては、CSからの移植の一部を除き全ての新曲にEX譜面が用意されており、稼動時にEX譜面がないものはだいたい隠しEX譜面が用意=HELLコース入りと認識される傾向があった。
近作では高難易度や、バリエーションを求めるプレイヤーの需要も多く、初期のシリーズの楽曲には追加譜面の形でEXが追加されることも多くなっている。
ポップンミュージック peaceではこれまでの中でも、過去最多となるEX譜面の追加となっている。
最大レベル | サイレント他 | 43(旧) |
トイコンテンポラリー サイレント ダージュ ムラクモ 他 |
50(新) | |
最小レベル |
マインド むかしばなし |
22(旧) / 28(新) |
最多ノーツ | [o†o] | 1947 |
最小ノーツ | マインド | 378 |
演奏画面におけるアイコンのデザイン。基本的に色は赤がベースとなる。
ポップンミュージック8 | 曲選択時はスズメバチ、曲プレイ時は炎のデザイン |
ポップンミュージック10 | ドラゴンが火を噴く |
ポップンミュージック11 | 飛行機 |
ポップンミュージック12 いろは | すすきに坊主(月見)(花札で言う8月) |
ポップンミュージック13 カーニバル | サーカスの玉乗り、玉部分に「E」⇒「X」⇒「EX」の順でループ表示 |
ポップンミュージック14 FEVER! | 漫画でビックリしたような吹き出しのような刺激的なデザイン |
ポップンミュージック15 ADVENTURE | 炎 |
ポップンミュージック16 PARTY♪ | 周囲がトゲトゲの状態で速く回転 |
ポップンミュージック17 THE MOVIE | スポットライト浴びるような感じで「EX」の文字が回る |