スーパーマリオブラザーズBGM / -

【スーパーマリオブラザーズ】

ぼくらが親しんだあの音の登場だよ。

ポップンミュージック14 FEVER!で登場した版権曲。担当キャラクターはミミ(版権)/スーパーマリオ
1985年に登場し大ヒットした、任天堂のファミコンゲーム「スーパーマリオブラザーズ」に使われているBGMを、ファミコン音源で忠実再現したメドレー曲。
AC版にしか収録されていない。

スーパーマリオブラザーズBGMメドレー / ♪♪♪
BPM:150-300
5b-10
N-17
H-30
EX-38
新難易度
5Buttons NORMAL HYPER EXTRA
(15) (23) (36) (44)
 あの社会現象といえる大ブームを巻き起こし、世界的に大ヒットしたファミコンゲームの代名詞ともいえる「スーパーマリオブラザーズ」のBGMが、ポップンに登場。言うまでもないと思うが、クッパにさらわれたピーチ姫を救い出すため、マリオとルイージが冒険に出るという内容が大まかなあらすじ。無限1UPなどといった裏技には誰もがはまっただろう。マリオとコナミのコラボは、実は昨年7月の「Dance Dance Revolution」で既に実現している。それにしても、このコラボレーションは誰もが衝撃であるとしか言いようがないのでは?筐体のポップを見ればわかるが、きちんと任天堂のライセンスを受けているので、改めて実現してくれた任天堂のスタッフに感謝したい。
 曲の内容はもちろん例のBGMや効果音が無駄なく使われている。メドレー構成で、「地上→土管→地下→豆の木→空中ボーナスステージ(無敵)→土管→水中→土管→タイムアップ寸前音→地下→土管→地上→ゴール(花火あり)→クッパ城→ミス音→ゲームオーバー」の順番。花火の音の回数がゲーム元と同様、譜面によって回数が異なる(1,3,6発)。
 メドレーであるため、BPM変化に対応できるかどうかは最重要。無敵とタイムアップ寸前部分のBPM300に合わせること。曲自体知っている人も多い(と思う)ので、リズムがわかるなら低速を押しやすくするためにHsを上げてもよいだろう。スピードが遅い状態で階段を押す部分が多いので低速に弱いと苦しい。EXは高速部分と、ゴールでの低速の二重階段、クッパ城の低速+交互乱打殺し地帯が難所。以上から低速や高速に慣れていないとクリアやEXステージでの完走は厳しい。補足として、プレイ中にファイアを出す音やコイン音などが隠れており、しかも終了時には1UP音まで隠れている。調子に乗ってコインを出し過ぎてクリア自体をおろそかにしないように(笑)。

  • バナーが初めてジャンル名が表記されていない楽曲でもある。
    曲名のみが表記されたバナーは、後にポップンミュージック16 PARTY♪収録されているほとんどの版権曲、以降の版権曲にも適用されるようになった。
  • 余談だが、「太鼓の達人」にもスーパーマリオが収録されている。
  • 逆に、任天堂のWiiで登場した大乱闘スマッシュブラザーズXにコナミからメタルギアのソリッド・スネークが提供された。
  • 曲自体は任天堂から音源の提供を受けたものではなく、村井聖夜氏によって耳コピで忠実に再現したものである。
    • この経験は後に、dj TAKAとの共作曲「TRANOID」にも生かされたと言えるだろう。
  • ポップンでは譜面ごとに、クッパ城BGM前に入る前の花火の回数で曲の長さが異なっている。
    ゲーム元における、ワールド「●-4」以外でゴールした時に残り時間の下1桁が1(NORMAL)・3(HYPER)・6(EX)のいずれかの場合に由来する。
    5ボタンエンジョイモードの譜面・バトル譜面はいずれも6回の花火音が鳴る。
  • wacが中学時代にアメリカのホームステイ先でプレイして8-1で時間切れになり、外交問題に発展しかけたらしい。
  • ソニー製機種であるCS版に収録できるかが最大の問題である。
    Wiiに移行する?(笑)
  • 「太鼓の達人」マリオのCS収録は、「太鼓」のDS移植によって実現された。このことから考えても、この曲のCS収録は、「ポップン」のWii移植がなければ実現し得ないだろうと思われる。
    • 後にWii版ポップンが発売されたものの、マリオメドレーは収録されなかった。
  • 上では書いてありますが、曲終了後、左から順番に階段状にボタンを押すと・・・。
    「ある」音声になりますw
  • 案の定CSには移植されなかった。
    • 逆に言えば、ハードがアーケードだからこそ、メーカーに縛られないコラボレーションが実現したとも考えられる。
  • 余談だが、この曲がポップンに登場したときは、同時にリッチお邪魔もネット対戦で登場している。

    ネット対戦ではN譜面で無敵ゾーンに合わせてリッチをタイミングよく送るという、ある意味ネタ要素のある攻撃もあった。
    お邪魔を受けた人はこの部分には正規では白しか流れない(コインを取る音)ので、ある意味コインを取っている気分になれるぞ。
    (*リッチでは下段はコインの形になる。)

    超チャレンジでも(ずっと状態にすれば)同じ方法が可能だが、今となってはポップン14ではネット対戦はできない上、ポップン16でリッチと共に削除されたため、ポップン14(解禁している店舗のみ)・15でしかこのネタプレイは再現できない。
  • ちなみにDDRマリオでスタッフロール曲をプレイすることができるが、その曲がこのスーパーマリオブラザーズの地上面である。なんというコラボ。
  • スーパーマリオブラザーズの地上BGMは、2023年にアメリカの国立図書館に相当する議会図書館(Library of Congress)に収蔵されることが決まった。
    ゲーム音楽としては史上初であり、マドンナ『ライク・ア・バージン』やマライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』などと共に収蔵となったことからも、その偉業が伺える。

収録作品

AC版
ポップンミュージック14 FEVER!ポップンミュージック15 ADVENTURE

CS版

おまけボタン

曲終了時に123456の順に押せば、マリオの1UP音になる。

関連リンク

-音源制作
村井聖夜

楽曲一覧/ポップンミュージック14 FEVER!

最終更新:2023年08月20日 10:23