UNDERTALE 

【アンダーテール】

概要

Toby Foxを中心とするチームによって制作された「 誰も死ななくていいやさしいRPG 」のインディーゲーム作品。
原版は2015年9月15日にSteamと公式サイトにてリリースされた。

有志により非公式の日本語パッチが作られ公開されていたが、正式な日本語版(移植・発売元:ハチノヨン)はこの2年後に、2017年8月にPS4・PSVita版で公式から発売された。
この1年後の2018年9月15日には、Nintendo switch版も発売されている。

2018/10/31に、本作と関連していると思われる「DELTARUNE」という作品が発表された。

作品について

【ストーリー】

Long ago, two races ruled over Earth: HUMANS and MONSTERS.
One day, war broke out between the two races.
After a long battle, the humans were victorius.
They sealed the monsters underground with a magic spell.

Many years later...

MT.EBOTT 201X
Legends say that those who climb the mountain never return.


(※上記の日本語訳)
昔々、地球にはニンゲンとモンスターという2つの種族がいました。
ある時、ふたつの種族の間で戦争が起こりました。
長い戦いの後、勝利したのはニンゲンでした。
ニンゲンたちは魔法を使い、モンスターたちを地下へと封印しました。

それから更に長い長い時が流れ………
201X年、「登った者は二度と戻らない」と言い伝えられている Ebott (イビト)山に、一人の人間の子が穴の中へと落ちてしまいます…。

海外で非常に高い評価がされている作品で、多くのファンアート・ファンゲーム・BGMのアレンジが投稿されている。
日本語パッチが出回るようになってからは、日本でもその独特の世界観にのめり込む人が後を経たず「UNDERTALE沼」とも言われることも。

レトロゲー感を出す・低年齢層を意識したのかどうかは不明だが、公式日本語版は使われている漢字が少なめである。
また、固有名詞の発音や訳のニュアンス等、表現の違いがあちこちに見られるため、原版での表現の違いと比べてみるのも一興。

ゲームという媒体を生かし、様々なシナリオや演出が盛り込まれているのもあり、プレイする興味が湧いたら 予備知識を取り込まず、是非とも自力でプレイしてほしい作品 でもある。

ゲームシステム

基本的に一般的なRPGで、マップを移動しパズルなどの謎解きや、道中の敵やボスと戦うという王道系。
・・・なのだが、公式ページでは「 In this RPG, you don’t have to kill anyone. 」(このRPGでは、あなたはだれもころさなくてもよい)と書かれているのが特徴。
プレイヤーはRPGのように敵を倒していくのも良いが、行動によっては全ての敵と和解、果てはボスと友達になれるのが最大の特徴。
敵を説得するには、様々な方法で友達になれる(コマンドで話す、特定の行動を取る など)ので、自身の手でゲームのプレイを試行錯誤してほしい意図が込められている。

戦闘システムにおける特徴としては、敵の攻撃が少し特殊で、プレイヤーは用意された四角いエリア内でSTG弾幕のように敵弾などが襲ってくるため、一種の弾幕シューティング的要素も組み込まれている。そのため上手く行けば、無傷で戦闘を終えることもできる。

誕生の経緯

本作の戦闘システムや世界観を手掛けたToby Foxは、既存のゲーム作品に影響を受けインスパイアされたことが語られている。
2013年にこのゲーム制作を行うに当たって、クラウドファンディングサイトで5000ドルを集めたところ、何と10倍の5万ドルも集まるという結果となった。

ポップンを含めてBEMANIシリーズに収録された[MEGALOVANIA]は、「MOTHER2」の海外版のハックロム「the halloween hack」のラスボス戦のBGMとして手掛けられたのが初出のため、戦闘画面などにその影響が見て取れる。
弾幕シューティング的要素は東方Projectに影響されインスパイアしたと語られており、同じインディーゲームとしての東方Projectとは一種の親和性があると言えよう。

  • 任天堂「MOTHER」シリーズ
  • 上海アリス幻樂団「東方Project」 など

UNDERTALEとBEMANI

Toby Foxの曲は、2022/04にDELTARUNEに使われている「THE WORLD REVOLVING」がSOUND VOLTEXに収録されたのが初だが、この作品の曲はDance Dance Revolution[MEGALOVANIA]を収録したのが最初となる。

海外発のゲームということもあってか、BGMのタイトルは日本語版の登場と共に邦題が付けられたものも存在する。
その場合は「原題/邦題(日本語版の表記)」という形で曲名が表記される形となり、音楽ゲームへの収録もこれに倣っている。

その後、SOUND VOLTEXGITADORAにも関連曲が収録され、ポップンではポップンミュージック UniLabで2022/12/22からキャラクターサンズと共に3曲収録される形で登場した。
後にコナステ版のポップンミュージック Livelyでも、これらの曲・サンズがLively3周年を記念する形で追加となった。
基本的にGITADORAに収録されたものと同じく、アレンジされて収録されている。

このWikiでの扱い

UNDERTALEをプレイしたことが無い人への配慮を兼ね、なるべくネタバレとなる要素は隠す表記にします。
関連ページでは、wiki構文の「region」などを駆使して表記が見えないようにする工夫を行う予定です。

関連リンク

サンズ

-原作関連
???

-資料関連
fandomサイト

ポップンミュージック UniLab

最終更新:2023年11月09日 07:11