[MEGALOVANIA]
【メガロバニア】
こんな日には お前みたいなヤツは… じごくで もえてしまえばいい。
ポップンミュージック UniLabで登場した版権曲。
担当キャラクターはサンズ(Uni-1P)。
ゲーム「UNDERTALE」内で使われている同名タイトルのアレンジ曲で、稼働途中からの追加配信曲。
後にポップンミュージック Livelyにも追加配信曲として収録された。
MEGALOVANIA / Toby Fox (Arranged by BEMANI Sound Team "Yvya")
BPM:120
新難易度
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EASY
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NORMAL
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HYPER
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EXTRA
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7
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31
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42
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48
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ハイライト
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EASY
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NORMAL
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HYPER
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EXTRA
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3
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3
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3
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3
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作中のキャラクター・サンズと共にポップンにアレンジされて登場した、UNDERTALEからの3曲の中の1曲。あるRPGのハックロムである「the halloween hack」のラスボスに手掛けた曲をアレンジした、という特殊な経緯を持つ曲で、「ライブ・ア・ライブ」のボス戦の曲で誇大妄想狂を意味するMEGALOMANIAとドラキュラの伝承で知られるルーマニアのTransylvaniaが、曲名の由来となっている。作中のオリジナル版はイントロが一懐かしのゲーム音楽らしくチップチューンから始まり、昇りつめるような激しい曲調のハードロックと組み合わさった曲となっており、いかにも強敵と戦うのが強調された曲である。使われている場面もあるラスボスとの戦いで使われており、一度で攻略するのが極めて困難なゆえに何度も聞くことになる・ボスがまさかの"あの"キャラクターという二重の意味でも印象に残りやすい。現在のGITADORAシリーズの中心を担うYvyaによるロックアレンジなので馴染みやすいだろう。 BPMこそ120とゆったり気味だが、体感では倍の240に感じるかもしれない。ハイパーは音に忠実で小節の頭を含めて2連打になっているのが多く、ツインギターになると2個同時押しの刻みへ変化と、やや強めの配置が続く。LPも絡む左白の裏打ちとの左右別フレーズ、16分だけでなく24分の乱打・スライドが絡み、終盤は右手で階段処理が多くなる。EXはメインのフレーズに左白の裏打ちなどが加わって複合フレーズになったり、16分+24分の別々なトリル、最後のギターソロ前に控える24分+32分といった難解なリズム絡みの発狂も出てくるようになる。右手で1個離れの2個同時を処理する場面が多く、二重階段の部分も体力を消耗したところに来やすいため、その部分での取りこぼしによるゲージ減少が怖い。
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番号
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5Buttons / EASY
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NORMAL
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HYPER
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EXTRA
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1
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2
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3
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他のBEMANIシリーズへの収録
Dance Dance Revolution
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A3で2022/05/19から、オリジナルの音源で登場。
UNDERTALEの曲が初めてBEMANIシリーズに収録された。
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BPMこそ120だが、DDRシリーズによくある速度変化のギミックも入っており、メインは倍の240となる。
最初と最後だけでなく、途中の1か所にも120に変化する場所がある。
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CHALLENGE(鬼)譜面は版権としては最高レベルの18となっており、ショックアロー付きとなっているが、何とDIFFICULT・EXPERT譜面にもショックアローが存在する。
DDRでは、ショックアロー譜面は長らくCHALLENGE限定の譜面要素だったが、CHALLENGE以外の譜面に初めてショックアローが付いた楽曲でもある。
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後に追加されたUNDERTALEの曲にもショックアロー譜面がDIFFICULT・EXPERTに存在するが、WORLDで登場したCHALLENGE譜面の存在しない「人マニア」でもDIFFICULT・EXPERTに存在している。
ショックアローの判定調整がWORLDで行われた関係で、判定処理の挙動で易しくなったのもあって導入しやすくなったのだろう。
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原作では戦闘シーンで敵の攻撃がSTGの弾幕のように放ってきて、画面の枠の中でプレイヤー(ハートの形状)はその攻撃を避けバトルを切り抜けるという内容が頻出する。
その意味でショックアローは敵の攻撃の弾幕に見立てていると思われ、原作の内容を意識したギミックの活用とも言える。
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特にDP鬼では最近の作品で登場した「片側だけショックアロー」という配置もいくつも存在し、その数は最多となる266。
AIR(同時踏みの割合)がDDRシリーズにおける歴代最高値の245もあり、グルーヴレーダー合計値776もDDRシリーズにおける史上最高値を記録した。
DDR Aからグルーヴレーダーの各項目が数値化されたが、5項目の合計値は776とDDRシリーズの歴代最高値。
また、O.K.判定はフリーズアローだけでなくショックアローも含まれるため、その判定数は最大381であり、これまたDDRシリーズの歴代最高値を記録した。
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DP鬼をプレーシェア機能で出力すると、グルーブレーダーのSTREAMがタイトル・アーティスト名の枠、AIRがBEST SCORE枠にそれぞれ干渉するという、きわめて珍しい画像が見られる。
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ショックアローに慣れないとポップンで言うボンバー(オジャマ)のように譜面が一瞬見えなくなるペナルティにハマってしまうので、ある程度ショックアロー譜面に慣れるのをお勧めしたい。
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ムービーとして
原作ゲーム(日本語版)で実際に流れる場面のプレイ映像を収録している
ため、この曲をプレイする場合
はUNDERTALEを知らない・もしくはプレイしていない人にとってはネタバレになる
という、別の意味でプレイしづらい曲となっている。
GITADORA(GUITARFREAKS&drummania)
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HIGH-VOLTAGEで2022/08/10から登場。
Yvya#?によるアレンジが施されたバージョンで収録された。
ポップンに収録された音源はこちらの方である。
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登場から2か月間は、楽曲をクリアすることでレベルを上げ、一定のレベルに達するとUNDERTALEのスキンを得られるキャンペーンが行われた。
ロング曲やこの曲をプレイするとレベルが2倍アップであった。
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DDRと同じムービーが使われているため、人によってはネタバレな意味でプレイしづらいかも。
SOUND VOLTEX
ノスタルジア
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【原曲に関して】
「MEGALOVANIA」は、UNDERTALEに使われている楽曲である。
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注意 ネタバレあり
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複数存在するエンディングの1つとして分岐する「ジェノサイドルート」(RPGの王道とも言うべくモンスターをひたすら倒しながら進む)で、ラスボスと戦闘する場面において流れる曲となる。
チップチューン音源のイントロから始まり、一気にバンド音源が加わって盛り上がる展開や後半のエレキギターソロなどが特徴的で、「強敵と対峙する」というような雰囲気である。
作者によれば、曲名は「MEGALOMANIA」(誇大妄想狂)と「Transylvania」(トランシルヴァニア)との造語である。
前者はゲーム『LIVE A LIVE』のボス戦で使われる同名の曲タイトルを由来とし、音使いや曲調でリスペクトしている点で共通。
後者はルーマニアの地名が由来で、ハロウィンのイメージから取られた。
このラスボスは主人公とは戦わないものの、唯一このジェノサイドルートのみ悪鬼と化した主人公から世界を守るために死力を尽くして壁となる。
このためか、唯一関連する人物・場所などのテーマも組み込まれていない曲となっており、ニュアンス的には「怪物と戦う決意」「それに行く手を阻まれた自身」の関係を描いたとも言えるだろう。
このルートにおけるラスボスとの戦闘は作中でも異彩を放ち、ゲーム内での難易度では最強クラスなので、挑んでは何十回も破れることも珍しくなく、何度も挑戦するにつれて印象に残りやすい曲と言える。
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余談
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実はこの曲は、別の作品に使われていた同曲をアレンジしたもの。
UNDERTALEを制作するに当たってリスペクトした1つである、任天堂「MOTHER2 ギーグの逆襲」の改造したハックロム「EarthBound Halloween Hack」のラスボス戦でToby Fox自身が手掛けた曲が元曲となる。
ウェブコミック『Homestuck』でも、自身がアレンジしたバージョンを手掛けており、いずれも「主役による殺戮」と「殺戮を許さない敵」同士の戦いに流れているという共通点がある。
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収録作品
AC版
ポップンミュージック UniLabからの全作品
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2022/12/22からの追加配信によって登場。2023/04/11からTV・Jポップカテゴリに追加された。
CS版
ポップンミュージック Lively
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2023/11/08からの追加配信によって、サンズと共に登場。
こちらは既にTV・Jポップカテゴリにも該当している。
ロング版収録
UNDERTALE Soundtrack
関連リンク
UNDERTALE
楽曲一覧/ポップンミュージック UniLab
最終更新:2024年06月15日 09:08