【ギタドラ】
「GITADORA」は、リズムに合わせてギター型コントローラを操り、
ギタリスト気分を味わうことができる「GuitarFreaks(ギターフリークス)」と、
本格的なパッドやペダルを操作してドラマー気分が楽しめる「DrumMania(ドラムマニア)」による、
「BEMANI」シリーズのバンド体感型シミュレーション音楽ゲームです。
(※https://www.konami.com/amusement/corporate/ja/topics/20201216/より抜粋)
BEMANIシリーズにおける、バンド体感型シミュレーション音楽ゲームのGUITARFREAKS / GuitarFreaksXGおよびdrummania / DrumManiaXGの2機種を合わせた総称。
また、2013年から稼働開始したバージョンで、この2機種のゲームタイトルに使われている表記でもある。
公式では2013年2月から稼働した作品で、このシリーズに関連するものはいずれもGITADORA表記が用いられるようになった。
タイトルロゴはMatixxで少し変更され、GALAXY WAVE DELTAで大きく変更されている。
白を基調としたコンパクトな新筐体も登場しており、特にGUITARFREAKS側は1人プレイの形式で、プレイ画面のレーンも真ん中に表示されるようになった。
この筐体でセッションプレイする場合、GUITARFREAKS側は2台あれば3人でのセッションプレイも可能。
GALAXY WAVEの稼働途中で、新型筐体(後に「ARENA MODEL」という名称の筐体になった)によるロケテストが2024/09に行われた後、GALAXY WAVE DELTAへのバージョンアップと共に新型筐体が稼働開始となった。
この筐体はベースとなっている部分がギター・ドラム共に共通しており、ドラムのパッド各種がYAMAHA製では無いものに変わり、筐体の製造コストを削減しようとする姿勢が見られる。
また、メインのモニターに隣接する形で両側にもディスプレイが設けられ、右側は選曲・決定などの操作やプレイ中の楽曲情報を表示するタッチパネルになっているのが特徴。
また、SOUND VOLTEXなどのような、立体的に奥から手前に流れる「Approach」タイプのレーンの流れ方を選択できるようになった(Rookieモードのプレースタイルはこの方式)。
反面、システムの都合からGUITARFREAKS側は2人プレイ(2台でのセッションプレイ)が廃止となり、drummaniaの第1作から続いた3人でのセッションプレイが不可能になってしまった。
3人でのプレイのためのゲームデータ製作の手間や、頻度の低さなどが影響していることが考えられる。
初心者への敷居の高さの対策として、この新筐体から「GuitarRookie」および「DrumRookie」というプレースタイルが登場した。
「GuitarRookie」はネックボタンのいずれか1つを押しながらと、ネックボタンを押さずにタイミングよくピッキングする2種類のノーツのみが流れ、ホールド・ワイリング要素が無い。
「DrumRookie」は右シンバルを使わず、左シンバルまたはハイハットを叩くノーツと、それ以外のパッド(スネア・タム3種)もしくはペダルの計6か所の内のいずれかを叩く・踏むノーツの2種類が流れる。
これ以外の操作などの主な特徴はGuitarFreaksXGおよびDrumManiaXGを参照。
長らく1999年の第1作から、ゲージが途中で0になると即ゲームオーバーとなる方式であったが、GITADORA FUZZ-UPで即ゲームオーバーとはならない仕様へと変更された。
あまり慣れていない初心者が曲プレイ開始後にあっという間に途中終了となるような状況が多くなったことへの配慮と思われ、途中終了する場合は特定操作が必要な形となった。
作品名 | AC版での初出 | CS版での初出 |
GITADORA GuitarFreaks & DrumMania | 2013/02/14 | × |
GITADORA OverDrive GuitarFreaks & DrumMania | 2014/03/05 | × |
GITADORA Tri-Boost GuitarFreaks & DrumMania | 2015/04/21 | × |
GITADORA Tri-Boost Re:EVOLVE GuitarFreaks & DrumMania | 2016/12/14 | × |
GITADORA Matixx GuitarFreaks & DrumMania | 2017/09/06 | × |
GITADORA EXCHAIN GuitarFreaks & DrumMania | 2018/09/12 | × |
GITADORA NEX+AGE GuitarFreaks & DrumMania | 2019/10/02 | × |
GITADORA HIGH-VOLTAGE GuitarFreaks & DrumMania | 2021/04/21 | × |
GITADORA FUZZ-UP GuitarFreaks & DrumMania | 2022/12/14 | × |
GITADORA GALAXY WAVE GuitarFreaks & DrumMania | 2024/03/13 | × |
GITADORA GALAXY WAVE DELTA GuitarFreaks & DrumMania | 2025/03/17 | × |
GITADORA(コナステ版) | × | 2020/12/16 |
ポップンミュージック Sunny Parkで連動として、2月のイベントで「オトベア」がキャラクターやポップルのパーツとして登場した。
BEMANIカテゴリ / BEMANIフォルダではSunny Parkの稼働初期を除き、この機種のカテゴリ/フォルダ名称は「GITADORA」となっている。
また楽曲としては版権曲としてMAN WITH A MISSIONの「Get Off of My Way」が収録されたことがある。
コナステ版では、ポップンミュージック LivelyにGITADORA セレクション 楽曲パック vol.1が登場したのを記念してか交換移植の形で、このパック発売の翌日となる2022/12/21から「pop'n music セレクション 楽曲パック vol.1」が販売開始となった。
収録曲は以下の通り(ジャケットも新規の場合は太文字)で、この内上2曲以外はGITADORAに新規移植となった。
AC版でもFUZZ-UPで、『大集合あつまれトゥギャザー! GITADORAオールスターGIG!』で「大集合!ポップンパーティー」と称して段階ごとに順次収録に至った。
従来のシリーズと同様にギターやドラムを使用するという特性上、ロック・パンク・メタル・ミクスチャー・プログレ・フュージョン系の楽曲が多い。
また、ポップンと同じように版権曲を取り入れていくことが多く、アーティストからの提供曲もある。
他機種からの移植曲では、ギタドロックと称して音源をギタドラ用に調整・アレンジしたものに変わることが多い。
「XG」シリーズから引き続き「●.●●」(最大9.99)という形で数字でのレベル表記が使われているのが特徴。
しかしTri-Boost Re:EVOLVEから、レベル表記の基準がクリアではなく達成率で定められることが公式から明言された。
「GITADORA」から「MASTER」以外の難易度の種類表記が、いずれもVシリーズの表記に戻された。
これまでと同じく、MASTER譜面は一部の楽曲に存在する。
後にVシリーズまでの譜面がCLASSICとして再録された際、MASTER譜面はOPENPICKのEXTREME譜面が割り当てられている。
ギタドラXG | NOVICE | REGULAR | EXPERT | MASTER |
GITADORA | BASIC | ADVANCED | EXTREME | MASTER |
pop'n music | NORMAL | HYPER | EXTRA | (×) |
ポップンでの楽曲 | GITADORAシリーズでの曲名 | 備考 |
ブレイクアウトロック | GITADORAで収録 | |
Get off of My Way | GITADORAで収録 |
GUITARFREAKS / GuitarFreaksXG
drummania / DrumManiaXG
BEMANIカテゴリ / BEMANIフォルダ
BEMANI