【所属】 |
金屋子神社 |
【名前】 |
西比田・金屋子 |
【読み方】 |
にしひだ・かなやこ |
【種族】 |
サイボーグ |
【H.N】 |
不明 |
【登場巻】 |
サクラコード |
【人物】
サクラコードに登場する金屋子神社の代表。
金屋子神社は
大召喚によって西洋東洋問わずのバケモノが跳梁跋扈する世の中において、西洋+東洋の怪異に対抗する術を施して鍛え上げた武器を販売している。
そこの代表者であり、胸部の膨らみなどから、女性のようだが謎が多い。
彼女が
如意機を求める理由は不明。
金屋子神社が特殊な武器を作って売っていることを考えると、
如意機を自分で再現しようとして失敗したのか、
それとも
如意機を分析して量産化しようとしているのか。
サクラコードでは同じく
天津・国光彦が
如意機を求めているが、福太郎のイ萬念筆にふれるとコピーであることに気づいている。
彼からは「やはり金屋子は信用できんな」と言われており、面識がある模様。やはり、とは…?
その正体は「金屋子命」。
恐らく金屋子神として伝えられる存在。
金屋子神は中国地方で鍛冶屋に信仰される神であり、一般的に女神であるとされる。
幼少時
大召喚によりその身に神を宿した
桜石姉妹を引き取り育ててきた育ての親。
調べる限り金屋子神は高天原から降臨した存在とされているので、
天津神の一人と思われるが、
どういうわけか
國津神達と関わりがあり、
白姫(白山菊理媛大神)から、
大太の部位のうち不足部位、破損部位を「作る」能力を与えられている。
いわば大太羅男命の義手義足の作成担当者、復活できず部位が足りない場合の保険。
国土神達のテロが失敗に終わったものの、密かに
万魔殿学園に回収されていた骨ノ鬼の遺骸を利用した大太の義体を作り出そうと暗躍。
国輝彦こと、瓊瓊杵命を蘇らせたのも金屋子であり、神罰、仏罰など対象に合わせ高い効果を得る武器を作っていたのも、
大太の義手義足を作るための実験、もといデータ収集の一部、資金集めのいずれかが目的の可能性がある。
桜石姉妹に運ばせた土雲八十梟師命を核として埋め込むことで起動する宝蓮華王を虚神・大太とする実証実験が、サクラコードにおける旅路の先にあるものだった。
金屋子にとって吾田姉妹は大太の一部として覚醒させるため育ての親を引き受けたようだが、「同士として、家族として、私の計画に必要だった」とゆう発言から少なからず彼女たちにも親愛の情を抱いていたようだ。
しかし彼女は使命に忠実であり、木花咲耶姫の力を持つ
吾田・鹿葦津を大太の「魅力」(引力)として、
そして磐長姫の力を持つ
吾田・石長を大太の「心臓」(永遠の命)として利用することにためらいはない。
福太郎の
如意機を欲していたのは、骨ノ鬼と宝蓮華王の接続がうまく行かなかった場合の保険のため。
妖力を通して義・大太と骨ノ鬼を繋いで安定させ、骨ノ鬼の霊魂収集能力でエネルギーとなる霊魂を集め、
さらに鹿葦津ちゃんと石長を組み込むことで完成を目前とするも、妻を助けるとした瓊瓊杵命の手によって鹿葦津が引き剥がされ、
さらに神薬を使ったことで一時的にパワーアップした石長が自力で脱出したことで計画は失敗。
自分たちを拾って育てたことも、自分たちに仕事を与え長旅をさせてきたのも全ては金屋子の計画のためだった。
それを知った石長が金屋子を殴り飛ばし、決着はついた。
しかし崩れ落ちる義・大太の前に、意識を取り戻したと思われる彼女の姿が…
最終更新:2019年11月23日 03:25