種族一覧

種族一覧・説明

 ここでは、種族について説明します。キャラクターはどれかの種族に必ず属します。
 おおまかに、人間・超人・魔族を人間系種族、ヴァンパイア・ダンピールを吸血鬼種族と呼ぶこともあります。

種族ごとの特性

 種族によって、能力値や技能に影響を受けます。
  • 種族特性……その種族が持つ特殊な能力や弱点。
  • 能力値修正……キャラクター作成時に与えられる、基本能力値、消費能力値への修正。
  • 技能自動習得……キャラクター作成時、CPを払うことなく技能を習得することができる。習得しなくてもよい。
  • 技能制限……種族ごとに、習得あるいは使用できない技能が設けられる。

種族一覧


「人間」

能力値修正……『身体被害度』+30『体力値』+10『精神値』+10

技能制限 ……「吸血鬼技能」「変身系技能」を習得できない。

「超人」

能力値修正……『身体被害度』+40『体力値』+0『精神値』+0
          キャラクター作成時、任意の基本能力値+10
          キャラクター作成時、任意の基本能力値を『1』で固定
         (その基本能力値は『1』のまま成長させることができない)

技能制限 ……「吸血鬼技能」「変身系技能」「術系技能」を習得できない。


「魔族」

能力値修正……『身体被害度』+5『体力値』+5『精神値』+20

技能自動習得…「術系技能」「身体技能」から、技能を2つまで選択して、技能レベル2で習得できる。

技能制限 ……「吸血鬼技能」「変身系技能」を習得できない。

「ヴァンパイア」

種族特性 ……   霊体が見えない。
          陽光の元では基本能力値が半減する。
          流水に触れると基本能力値が半減する。(弱点耐性可能)
          にんにくで基本能力値が半減する。(弱点耐性可能)
          十字架を直視すると1時間の間、能力値が半減する(弱点耐性可能)
          十字架を刻まれると再生できない。(弱点耐性可能)
          任意の年齢で老化を停止できる。(老衰死しない)

能力値修正……『身体被害度』+40『体力値』+10『精神値』+10
          『筋』+5『速』+5『精』-5

技能自動習得…「吸血鬼技能」から、技能を3つまで選択して、技能レベル1で習得できる。

技能制限 ……「霊術技能」「変身系技能」を習得できない。
          陽光の元では「格闘系技能」「武器系技能」「銃器系技能」を使用できない。

「ダンピール」

種族特性 ……  『霊体が見えない。
          陽光の元では基本能力値が半減する。
          十字架を直視すると1時間の間、能力値が半減する(弱点耐性可能)
          十字架を刻まれると再生できない。(弱点耐性可能)

能力値修正……『身体被害度』+35『体力値』+15『精神値』+10
          『筋』+3『速』+3『精』-3

技能自動習得…「吸血鬼技能」から、技能を1つまで選択して、技能レベル1で習得できる。

技能制限 ……「変身系技能」を習得できない。

「霊体」

能力値修正……『精神値』+30『精』+5
          『身体被害度』『体力値』『体』を『-』と表記し、『0』として扱う。

種族特性 ……『身体被害度』『体力値』が減少する場合は『精神値』で代用する。
          『精神値』が『0』になった場合、消滅する。
          <無属性>の攻撃は命中せず、ダメージを受けない。

技能自動習得…「霊術技能」から、技能を3つまで選択して、技能レベル1で習得できる。

技能制限 ……「吸血鬼技能」「変身系技能」「格闘系技能」「武器系技能」「銃器系技能」「魔術技能」「呪術技能」を習得できない。

「半獣人」

種族特性 ……キャラクター作成時「変身系技能」から「種類別技能」をひとつ選択し、決定する。
          そのキャラクターは、選択した種類の半獣人となる。

能力値修正……『身体被害度』+45『体力値』+10『精神値』+0 
          基本能力値いずれか1つを選択して+3

技能自動習得…「変身系技能」の「各種共通技能」と、選択した「種類別技能」から、技能を3つまで選択して、技能レベル1で習得できる。
技能制限 ……「吸血鬼技能」を習得できない。選択していない「種類別技能」を習得できない。


「妖怪」

種族特性 ……妖怪の姿へ変化し、容姿を変えることができる。
          キャラクター作成時に、容姿を設定すること。
          技能自動習得で習得した技能は、妖怪の姿でのみ使用することができる。
          その技能の使用は、種族によって制限されないが、宣言する際、一般人にでも「妖怪」であることがバレてしまう。

能力値修正……『身体被害度』+35『体力値』+20『精神値』+5

技能自動習得…すべての技能から1つ、種族的な習得条件や技能制限を無視して、技能レベル1で習得できる。

技能制限 ……「実務・生活技能」「吸血鬼技能」「変身系技能」を習得できない。


種族解説  筆記者 Wraith

「人間」

説明するまでも無いかもしれませんが、特徴を挙げてみるならば、社会を構成する上で一番数が多い種族です。
ただし、PCとなるような人間は必然的に一般の人間より強いことになりますので(一般人はALL2が目安)、そこに注意してください。

「超人」

改正前の名前は「身体超過人種」。
一般人と比べて明らかに何らかの能力が秀でている、一応人類、です。
数は少ないものの社会を構成する上で人間とほぼ同じ役割を持っていることが多いです。
殆ど人間であると言っても良いでしょう。

「魔族」

改正前の名前は「血族人種」。
この種族としては主に二つほど考えられる場合があります。
血筋としてはほぼ人間であるが、家系を辿った時に人外に辿り着くケース。
または、その人外そのものであるケース。
(これは未定義の例であり、正確ではありません。人型で人間でないが以前に血族人種を選んだケースがあったので表記してあります。)
どちらにしても、上記二つほどではないものの、それ以外の種族と比べれば人間に近しい種族です。

「霊体」

吸血鬼以外の種族が死んだ時に、ひょんなことから霊体のみになってしまった種族。
主に人間たちの幽霊ですが、珍しい例ではその他の種族の幽霊も居ます。
BBNTRPGで最も複雑な種族であり、また意見が分かれている種族です。
基本的に、不可視ペナルティを負っていない人なら誰でも見ることができますが、原則として幽霊の存在を知らない人は確認することが出来ません。
(幽霊の存在を信じている、ではないことに注意)
BBNの幽霊の特徴を挙げるならば、
1.物を持つことが出来る
2.慣性の法則などの物理法則にある程度従う(何処まで従うか、については資料なし)
3.一定条件下で物にもぶつかる(吹き飛ばされてそのまま壁を突き抜けてどこかにいったりはしない模様。条件は不明)
の三点でしょうか。
他にも色々ややこしいことがありますが……とりあえず問題として挙がってるのは、
1.どの攻撃を無効化できるか
2.道具や武器防具はどうするか
3.武器防具道具を所持したときに、霊体が見えない人から怪奇現象になってしまうのはどうするか
4.攻撃を受けた際に使用する自動防御について(霊体には「体」が存在しないため)
あたりでしょうか?
何か他に付け加えるべき事があったら後ほど加えます。
ちなみに、自縛霊よろしく一箇所に留まっている人が居れば、普通の人間と同じような生活を送っている人も居るし、あちこち放浪して自由気ままに生活している人も居ます。
多分最も生活スタイルが固定されていない種族でしょう。

「ヴァンパイア」

一般に、吸血鬼、と呼ばれる種族です。
BBNの吸血鬼は基本的に霊体の視認が出来ず(例外の人も勿論居ます)、吸血鬼自身も霊体を持ちません。
(ただし、その特例をルール化していないので、そういう設定がある、という程度に捉えてください)
(一部の吸血鬼は霊体を持ちます。そのような霊体を「ヴァスト」と呼び、今の所吸血鬼の王族等でその存在が確認されています)
日光がダメとかその他諸々の制約がありますが、基本的に人間と同様の生活を送っている人が多いです。
また、吸血鬼は自然死しません。従って長大な年月を生きている吸血鬼も存在します。望むならPCにそのような設定を与えてもよいでしょう。
また、ゲームシステムの関係上、キョンシーもこちらに分類されていました。
が、従う必要があるかというと微妙な所……そういう扱いも認められますよ、ぐらいに覚えておいてください。

「ダンピール」

半吸血鬼と呼ばれる種族です。
ただし、吸血鬼の個体数が少なく、ダンピールの個体数がそれに比べると多いため、大抵こちらも吸血鬼と呼ばれます。
基本的にはヴァンパイアと同様な暮らしを送っていますが、こちらは日光に若干強いので昼間に行動する人も居ます。
また、吸血鬼と違い、半吸血鬼になる過程が二種類あって、
1.吸血鬼と人間(の例が多いだけで、他の種族でも可能?)の混血児。
 比率によってさらに呼び名が変わる場合もありますが、大抵は纏めてダンピールと呼ばれます。
2.吸血鬼に血を吸われた人間(こちらも同様に他種族でも可能?)
 半吸血鬼に血を吸われた場合でもダンピールになるケースもあるようです。
1番の場合は家族生活があったりして、2番の場合は血を吸われた相手に服従して色々働いてたりすることが多いです。
血を吸った主人が死んだ場合にどうなるかは知りません。
また、半吸血鬼はその出生の関係上、吸血鬼より多くの人数の人が幽霊を見ることが出来ます。
吸血鬼の組織の中で、幽霊退治のための半吸血鬼の存在は欠かせないものとなっているようです。

「半獣人」

人間になったり獣になったり出来る人たちです。
変身時は体の細胞が変化したりするわけではなく、異空間かどこかにある獣の体と人間の体を入れ替えるそうです。
だから人間に戻った時に裸になってる、ということはありませんのでご安心を。
また、体は入れ替えるようですが、怪我などは引き継いでしまうそうなので、外傷には気をつけてください。
人間の姿で居る限りはいたって人間らしいですが、好んで獣の姿で生活している人も居ます。
大抵の場合、人間の姿を好む人は人間と同様な、獣の姿を好む人は獣と同様な生活を送ります。

「妖怪」

上に挙げた種族以外全部、だと思ってください。
今の所確認されているものは、人形人魂骸骨粘土等等……
怪異そのものだったり、実体の無いものだったりしますが、PCとなる妖怪は原則的に人間社会に馴染んでいます。
普段は人間の姿を取りますが(ある程度自由に姿を変えられ、人間に化ける時の見た目や服装などもある程度の自由があります)、中には本来の姿を好んで人間に化けようとしない人も居ます。
範囲が余りにも広く、また「~以外の種族」という妖怪種族の定義の関係上、設定的にはなんでもござれな状態の種族です。
山中にひっそり住んでたり、街の一部に溶け込んでいたり、普通に人間らしく振舞って会社員やってたりします。
一番人間らしくない存在ですが、化けている限りは大体人間と同様と思って良いでしょう。

「鬼族」

ルール外の種族ですが、以上の全ての当てはまらない特殊な例として軽い解説をしておきます。
血族的な面で見れば彼らは「魔族」の定義の範疇ですが、普段の「人間」の姿から「鬼」の姿へと変化するが出来るため、「妖怪」種族に近い一面があります。
殆ど人間同様な「鈴木」一族を除けば、彼らは一応人間ではありません。
ただし、血族的に鬼族であっても、鬼族としての力が発現しない場合は「人間」に分類されるようです。
逆に、血族的に「人間」と判断されても、鬼の力が発現していれば「鬼族」に分類される事もあります。
全体的に普段は人としての生活を送っており、力の制御が出来る人は特に必要が無い限り鬼の姿になることはないようです。
分家を省いてしまうと個体数がかなり少ないので、滅多にお目にかかることは無い種族でしょう。

以上の解説はあくまで目安であって、絶対ではない事を明言しておきます。
必要があれば随時修正します。
Wraith
最終更新:2009年06月07日 17:54
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。