高坂昌信

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】春日虎綱(高坂昌信)
【性別】男性
【身長・体重】154cm・46kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 宝具と引き換えに陣地作成スキルは失われている。

道具作成:C
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。
 魔術は修得していないものの、宝具の応用により多少の作成はできるようだ。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

紅顔の美少年:C
 人を惹き付ける美少年としての性質。
 男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
 対魔力スキルで完全回避が可能。
 男性にも女性にもモテたという逸話の持ち主。一説には『逃げ弾正』の異名は言い寄る女性たちから逃げていた為につけられたとも。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【宝具】
『逃げ弾正(にげだんじょう)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:500人
 退却戦に秀でたことから『逃げ弾正(または退き弾正)』の異名を取ったという逸話が宝具化したもの。
 退却戦闘に限り、耐久・敏捷が1ランク上昇する。
 この効果は自身のみならず味方にも付与することができる。

『甲陽軍鑑(こうしゅうりゅうぐんがく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:1人
 武田勝頼に対する諫言のために編纂され、後には甲州流軍学の聖典ともなった軍学書。
 対象者に、武田家で用いられていた専業スキルを取得させる。
 時間をかければかけるほどに取得できるスキルの数やランクは増していく。

【解説】
 戦国時代の武将。甲斐武田家に仕えた。武田四天王(武田四名臣とも)の一人。
 高坂昌信の名で知られるが、史料から確実視される名前は春日虎綱とされる。
『逃げ弾正』の異名を持ち、真田幸綱(真田幸隆)、保科正俊と共に戦国の三弾正の一人にも数えられる。

 百姓の生まれで、父の遺産を惹きつけず身寄りも無かったが、その美貌を武田晴信(信玄)に見初められ衆道(男色)関係を結んだ。
 信玄の寵愛に加えて、当人にも力量があったことから次第に出世し、
 上杉謙信との戦いでは最前線となる海津城を任される。
 以後も多くの戦いに参陣するなど重用された。

 武田信玄の死後は殉死の勢いであったが、結局、後を継いだ武田勝頼にそのまま仕える。
 上杉の抑えとしての役割から長篠の戦いには参陣しなかったが、
 大敗後の勝頼の軍勢を出迎えた際には、衣服や武具を変えさせて敗戦の見苦しさを覆い隠し、今後の方針について献策したと伝わる。

 上杉謙信の死後、上杉景勝、上杉景虎の二名が後継者を巡って争う、所謂『御館の乱』が勃発すると、
 勝頼は景勝側に助力し、虎綱(昌信)はその取次を行った。

 江戸時代に隆盛を極めた甲州流軍学の聖典『甲陽軍鑑』の原著者とされるが、
 その記述には誤りが多く、甲州流軍学の創始者・小幡景憲の偽作という説もある。
 上で述べた略歴も『甲陽軍鑑』に依るところが多く、全てが史実であるかどうかは、今後の研究が待たれる。

 低い能力値はキャスター補正の賜物。
最終更新:2016年10月08日 22:05