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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

真田×女政宗11

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匿名ユーザー

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「Let's party!!」
六爪が生き生きと振るわれている。昨日の調練は手加減されていたものだったのか、と誰かがつぶやいた。
金属がぶつかる重い音がいくつも響く。衝撃に耳が痛くなり、小十郎はしかめ面を作った。
かたや奥州の竜。かたや甲斐の虎若子。命の取り合い特有の迫力と刃の重みが感じられるが、どちらも心底楽しそうな顔をしている。
太陽が天頂を通る頃から始められた一騎討ちは、夕刻になっても勝負がつかないでいた。
それほどの時間を使っても、幸村は息一つ乱していない。さすが日本一の兵と呼ばれるだけはある。
(それに比べ――)
政宗の息は荒い。時折罵倒の言葉を吐いている。いつもの余裕を保てていない。
肉が落ちれば当然体力も落ち、持久力も落ちる。
ここしばらく大きな戦はなかった。それに対して、武田は確か三河の徳川と一戦交えている。
武将としての勘が自然と鈍った政宗と、研ぎ澄まされた幸村。
加えて男と女。
勝敗は歴然としている。
しかし勝敗がつかない。
手加減されている。それも、小十郎ほどの使い手しか分からない微妙な匙加減で。
怒りがこみ上げてくる。丁度太陽が西の端に掛かった。辺りが闇に沈みかかる。
「そこまで!」
刀を抜き、二人の間に突き出した。幸村は勢い余って転げ、政宗は腰を落とした。
「小十郎、邪魔すんじゃねぇ」
「日が没しました」
チ、と政宗は舌を打ちながら立ち上がる。幸村も槍を支えにして立ち上がった。
「また勝負はお預けか」
「そのようでござるな」
一度睨み合うと、互いに目許を緩める。武器を収め、政宗は乱暴に兜を脱いだ。熱気が陽炎となって政宗の頭から昇った。
「あっちぃ~~」
政宗は髪をがりがりと乱暴にかきながら立ち去る。
がちゃがちゃと重い具足の音が聞こえなくなってから、小十郎は後を追おうとする幸村の肩をつかんだ。
「何用か」
棘のある口調。政宗の前ではけして見せぬ、嫌悪を露にした表情。こんな顔もできるのか。誰にでも人懐こい笑みを見せる明朗快活なだけの男だと思っていた。
「昨日、何もなかったんだな」
「貴様のように、無理やり抱くような真似はせぬ」
やはり察したか。
「何故、そのような真似をした」
「人のものは欲しくなる。それだけだ」
「貴様…………っ!!」
幸村は小十郎の胸倉をつかんだ。殴ろうと拳を握るが、睨(ね)めつけるだけで終わった。
「一つ、お尋ねしたい」
胸倉から手を離さず問いかけられる。強い力に息が詰まる。
「政宗殿は、どうやってやや子をお産みになられる」
「……あの方を当主としたときから、伊達は滅んでる。もし仮に子を産むとしたら、出奔(家出)するしかねぇだろうな。当主が表舞台から退くことができる時世じゃねぇだろ」
そうか、と幸村の表情が沈む。怒りと興奮に紅潮した頬が元の色に戻った。
「こっちからも、一つ尋ねてもいいか。何故手加減した。ここが奥州だからか? それとも政宗様が本調子じゃないからか?」
襟を直し、問いかける。幸村は背を向け、顔を隠した。
「手加減などしておらぬ」
「嘘をつくな。竜の右目は誤魔化せねぇぜ」
「……迷った。それだけだ」
一体何に。
問おうとしてやめた。
きっと本人も分かっていない。分からないからこそ迷う。
あともう一つ、と幸村が振り返った。
「政宗殿の墓所は、どちらに」
「……川沿いに、禅寺がある。刀を差した土饅頭がそれだ」
「左様か」
具足の足音が遠ざかる。
何故、そのようなことを聞くのだろう。幸村の表情は闇に沈んで伺えなかった。
ただ、声に不思議な優しさが滲んでいた。
旧知の友を懐かしむような、そんな優しさ。
調練場から人が消える。空に明星が光る。
蛍が舞う。ふわりふわりと人を闇にいざなう。


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