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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

こいひとよ6

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匿名ユーザー

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「どのような豆腐ですか。是非拝見したい」
「Wow…。顔よりでかい」
「張り切って作ったら、こんな大きさになったそうですの。皆でおいしく頂きましょう。
小十郎様、お葱か生姜はございますか?」
小十郎は畑の様子をすぐに思い出し、九条葱なら大丈夫そうだと判断して頷いた。
京の野菜はやはり違う。何もかもが上品なのに癖が強い。育てがいがある。
野菜作りの名人と言われた腕を試すのに不足はない。
「政宗様、京の野菜を夕餉になさいますか。葱は気力を養いますよ」
「京の野菜、ねぇ……。普通の野菜と同じように扱って大丈夫なのか?」
「問題ありません。小十郎の育てた野菜は、どこの野菜よりうまいですよ」
「HA! 任せろ」
政宗は笑う。巨大な豆腐が白く光り、思わず顔を背けた。



次の女と政宗は簡単に言うが、簡単に諦められるのなら、何年も悩まない。
眠れぬ夜を過ごさない。
一日たりとて忘れたことはない。けして結ばれぬ恋。恋などという言葉を使うことを躊躇うほど、
当たり前のように彼女の事を想い、悩んだ。
どのような場面でどのような顔をしていたのかすべて思い出せる。小さな頃から、
彼女以外の女を異性として見たことがない。
想像した通り、女として美しく成長した。子を何人も産んだとは思えないほど、
体形も雰囲気も変わっていない。
何かが渦巻く。それは憎悪かはたまた嫉妬か。
見苦しい感情だ。


京は、夜になっても涼しくならない。寝苦しく、悪い夢をいくつも見る。
「ぅ……」
寝所で、政宗が呻いている。「団子が……」という謎の寝言。どうやら巨大な団子に襲われているらしい。
いろはは母親の隣で大の字になって寝ている。おとなしい子かと思っていたが、
どうも小十郎に怯えているだけで本来は活発な子供のようだ。
起こさないよう注意をしながら腰を上げ、寝所から離れる。いろはの上掛けを直してあげたいが、
女の寝所に踏み込むのはさすがに躊躇われた。
提灯を手に寺を出る。
山門に、白い頭巾が浮かんでいる。陽徳院だ。ぼんやりした様子で山門に凭れて星を見ている。
陽徳院は小十郎に気づき、愛らしい笑みを浮かべた。白い頬がふっくりと持ち上がり、
目が細くなる。もしかすると、小十郎を待っていたのだろうか。
「どちらに向かわれるのですか?」
「帰ります。尼寺に男は禁物でしょう」
「あら。毎日野菜を届けていただけるありがたい檀家の方を、こんな夜遅くに道を歩かせる訳にはいきませぬ。
さあ、今宵は泊まられませ」
「いえ、そのようなことはできません」
「小十郎様。女ばかりの寺を狙う盗賊もおりますのよ? 明日、わたくしと政宗様が穢され、
いろは様が殺されたりしたら、如何なさるのですか?」
相変わらず、愛らしい笑みを浮かべながらずけずけとものを言う。笑顔という名の恫喝に晒され
小十郎は踵を返した。小さな足音を立てて陽徳院は小十郎の前を歩く。
この女性には、どうしても頭が上がらない。
夫の菩提を弔うため出家をする武家の女は、珍しくない。だがそれは長年連れ添った場合であり、
若いうちなら実家に戻されるのが普通だ。
彼女が望めば、実家に送り返した。だが彼女は出家という道を選んだ。
たった数日、抱き合って唇を交わしただけの男に、何もかもを捧げた。
若後家、という言葉が脳裏をよぎった。彼女はまだ若い。同じ年頃の政宗は子と夫に恵まれ
優しく微笑むというのに、陽徳院はいつもどこか寂しげに物思いに耽る。
今日は何を思って一人夜の闇に佇んでいたのだろう。
すぐに亡くなった夫のことか。遠き奥州のことか。
「俺は本堂で休みます。陽徳院様は、寝所でお休みください」
「あら」
陽徳院は残念そうな顔をした。足を止め、小十郎を見上げる。墨染めの袖を温い風が嬲っていく。
「今宵こそ、お話をお聞き頂けるのかと思っておりましたのに」
「……話、とは」
「政宗様の、ことですわ」
一体、何の話だろう。陽徳院は書房でお待ちしております、と言い残して寺に入った。
墨染めの衣はすぐに夜陰に紛れ、陽徳院がどこにいるのか分からなくなる。
政宗の話。
それは、小十郎の罪の話か。裁かれることなく許しを得た、あの狂気のことか。
(気づいた、のだろうか)
切支丹は、神や宣教師に対して罪を告白し、許されることで浄土に旅立つことができるという。
仏教や神道には、僧侶や神主に対して罪を告白するようなことはしないが、それに近いことならいくつか受けた。
神職の家系に生まれたため、手伝いなら何度かやった。
あの事を話したら、陽徳院はどんな顔をするだろう。怒り、なじるだろうか。
心のどこかでそうされることを望んだ。
ざっと木々が薙ぎ、鳥が飛んだ。鳥の足に人がいたような気がするが、きっと気のせいだ。
こいひとよ7

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