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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

花魁22

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匿名ユーザー

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蹴り上げた膝が、顕如殿の顎に見事に入った。
「ぐきょ…?」
という、人外じみた声がその口から漏れる。
そのままもんどり打って倒れたどて腹の男は、目を廻したまま起き上がってこなかった。
しまった…日頃こっそり鍛錬を重ねてきた結果が、今出てしまった。
慌てながらも、まず乱れた裾を直し、倒れた顕如殿の傍に駆け寄る。
「顕如殿…?」
ぺしぺし、と頬を叩いても、白目をむいたまま何の反応も返さない。
どうしよう…誰か人を…医者を呼んだ方がいいのだろうか。
自分でやっておきながら、罪悪感がこみ上げて来る。
往生していると、ガラッと障子戸が開かれた。
「どうしたの?」
中の異変を察して一言、佐助が声を上げた。
本当に、早く戻って来たのだ。
佐助の顔を見るなり、安堵しすぎて膝から力が抜けた。
へなへなと、その場に座り込む。
「ちょっと、旦那!?」
俺の身を案じて佐助が駆け寄ってくれる。
肩を掴まれて支えられる安心感に、先程まで触れられていた部分に残る不快さが洗浄されていくような気がした。
「このスケベジジイが旦那に何かするんじゃないかって心配になってさ、すぐ戻って来たんだけど…遅かった?」
首を傾げて覗き込み、優しげな声で包み込んでくる。
俺はその声色に感じ入り、声を出せぬまま首を横に振る事しかできなかった。
「何さ旦那~泣かないでよ~」
その肩に顔を埋めれば、いつものように揶揄するような軽い口調で、だが優しい手の動きで頭を撫でてくれる。
涙が零れた訳ではない。恥ずかしかったのだ。
一人前などには程遠い。
佐助に、誰かに、支えられていなければ、一人で立っていることもままならない。
口で諭す事もできなければ、拒否する事も抵抗する事もできず、唯一できたのは相手を傷付ける事だけ。
どうしたら、佐助のように手練手管を身につけられるのか、皆目見当もつかない。
それが恥ずかしくて、恥ずかしくて、消え入りたかった。
「旦那はさ、旦那で良いんだよ…」
俺の胸中を察したかのように、佐助がぽつりと呟いた。
どうしてそういつも、俺の心を汲んでくれるのか。
そしてその一言に、いつもどれだけ救われてることか。
感謝の念が溢れて、今度は本当に泣きそうになるのを堪えなければならなかった。

顕如殿が目覚めたのは、結局翌朝だったらしい。
酔っていたせいもあってか、記憶が曖昧になっていたらしく、隣の褥に侍る佐助に
「昨夜も良かったよ…」
と一言言われて満足げに帰路についたらしい。
話を聞いてほっと胸を撫で下ろした。
二度と暴力は振るうまい、と心に誓いつつ、だが今日も人目を偲んで鍛錬を積んでいる。

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