ずん、ずん。容赦など一寸もない突き上げだった。固く張り出した先端は弱点ばかりを狙いすませて突いてくる。
びりびりと体中の痺れるような快。
壊れてしまいそうなほどに激しいが、愛しい愛しい肉の凶器に刺し貫かれて、佐助の全身は狂おしいほどに悦んでいた。
果てたばかりにも関わらず、佐助は再び果てて甲高く啼いた。
下半身の感覚がふわふわと頼りない。腰から下が溶けてしまったようにも感じる。
それでも、叩きつけられる強烈な快感だけは佐助の脳に響き、意識を焼いた。
ああ、気持ち良い、キモチイイっ、すごく、キモチイイ……ッ!
果てた直後だというのに小十郎の突き上げは止まらない、遠慮なく内壁を擦り上げて、ごりごりと奥の奥まで犯してくる。
びりびりと体中の痺れるような快。
壊れてしまいそうなほどに激しいが、愛しい愛しい肉の凶器に刺し貫かれて、佐助の全身は狂おしいほどに悦んでいた。
果てたばかりにも関わらず、佐助は再び果てて甲高く啼いた。
下半身の感覚がふわふわと頼りない。腰から下が溶けてしまったようにも感じる。
それでも、叩きつけられる強烈な快感だけは佐助の脳に響き、意識を焼いた。
ああ、気持ち良い、キモチイイっ、すごく、キモチイイ……ッ!
果てた直後だというのに小十郎の突き上げは止まらない、遠慮なく内壁を擦り上げて、ごりごりと奥の奥まで犯してくる。
「ァんッ、ァあんっ、もっと、もっ……とッ、ほし……きゃぅッ、ぁぁああッッ!」
「ッは……」
「ッは……」
喘ぎ喘ぎ、佐助は小十郎に口付ける。
ケダモノのように腰を振り、くねらせ、突き上げられながらも、愛しい想いを募らせて、口付ける。
小十郎は素直に唇を薄く開けて佐助を迎えた。そして今度は自らも積極的に舌を触れ合わせる。
互いに唇を食み、舌を絡ませ、息継ぎすら惜しむようにただただ喰らいあう。
どちらのものか分からぬ唾液が、二人の顎を伝っても、繋がったまま。
ケダモノのように腰を振り、くねらせ、突き上げられながらも、愛しい想いを募らせて、口付ける。
小十郎は素直に唇を薄く開けて佐助を迎えた。そして今度は自らも積極的に舌を触れ合わせる。
互いに唇を食み、舌を絡ませ、息継ぎすら惜しむようにただただ喰らいあう。
どちらのものか分からぬ唾液が、二人の顎を伝っても、繋がったまま。
「すき、すきッ……ん、……好きッ、だよぅ、小十郎さァん……!」
「……ッッ!!」
「……ッッ!!」
分かっている、と言わんばかりに一際強く突き上げられて、佐助は背を折れんばかりにしならせてまた果てる。
蜜と精でしとどに濡れそぼった肉が、ざわざわとさざめく感触に、小十郎もまた、
腰の奥で欲が爆発するのを抑えられず、二度目の射精を。びゅく、びゅく。
あはは、と、息も絶え絶えに佐助は笑った。
小十郎の、白い、白い、真っ白な種を植えつけられて、内側から彼のものになる、
それは佐助にとって何よりの幸福であり快感だった。
蜜と精でしとどに濡れそぼった肉が、ざわざわとさざめく感触に、小十郎もまた、
腰の奥で欲が爆発するのを抑えられず、二度目の射精を。びゅく、びゅく。
あはは、と、息も絶え絶えに佐助は笑った。
小十郎の、白い、白い、真っ白な種を植えつけられて、内側から彼のものになる、
それは佐助にとって何よりの幸福であり快感だった。
柔い肉の蠕動に、小十郎の雄は見る見るうちに硬度を取り戻していく。
小十郎は再び腰を揺すった。佐助は笑いながら喘ぎ、小十郎の動きに合わせるように、腰を揺らす。
小十郎は再び腰を揺すった。佐助は笑いながら喘ぎ、小十郎の動きに合わせるように、腰を揺らす。
蝋燭の頼りない灯りの下、響くのは甘い吐息と嬌声と、肉のぶつかり合う音と生々しい水音と、
時折紡がれる睦言だけ。
時折紡がれる睦言だけ。
「すきぃ、ね、好き……あいしてる……」
「……ああ……ッ」
「……ああ……ッ」
蝋はじりじり炎の熱に炙られて短くなり、やがて溶けきって、小さなその灯火は音もなく絶えた。
暗闇に包まれた牢屋の中、けれど囚われた二匹の獣は、いつまでも、いつまでも、互いを貪り合った。
暗闇に包まれた牢屋の中、けれど囚われた二匹の獣は、いつまでも、いつまでも、互いを貪り合った。