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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

ハナシノブ10

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bsr_e

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あの後夕方には戻ると言って佐助はそそくさと買出しに行った。
狭い家の中で一人きりになりたいかすがに気を遣ったのだ。
三和土で夕餉の支度をしながら彼女はずっと余所事を考えていた。
考えさせて欲しいと言っても他に選択肢は無い。
たとえ越後に帰るとしても女の独り歩きは国境で止められてしまう。
それに戦えなくなった自分に追手を撒いたり倒したりするのは無理だ。
自分を全力で庇って呉れている佐助の立場もある。
何より主の謙信が自分の身を彼に託した以上、ここに留まるしかない。
頭では理解していても「主の元へ帰りたい」と希う気持ちと、一度棄てた場所へ
戻る疚しさはどうしても拭い切れなかった。
希望が悉く打ち砕かれ、後は空しさしか残っていない。
今朝まで治ると信じていた自分の浅はかさが心底恨めしかった。
彼が真実を伏せていたのは自分に無謀な行動をさせない為だろうがしこりが残る。
今まで歩んだ事の無い道に踏み出そうとしている事実にも戸惑っていた。
全てに決着をつけ幕引をするのは自分だと言うのも分かっていたが、
そんな気力が自分の裡にあるだろうか。
様々な感情が津波の様に次々押し寄せて自分を翻弄し、一気に引いて行った。
野菜を刻む手を止め包丁を置いて上がり框にペタンと腰を下ろす。
(――疲れた)
空っぽになったかすがの中を虚無がジワジワと満たして行く。
もう全部投げ出してしまいたい。いっそ死んでしまおうか。
いつも自分は叶わぬ事を望む度し難い存在だと、かすがはどこかで自嘲した。


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