戦国BASARA/エロパロ保管庫

松永×幼濃姫(蛇足2)

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nozomi

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「卿を、満足させられたかね?」
「…何の話?」

口の端を釣りあげて、松永は嗤った。
静かな笑いだった。

「魔王と呼ばれるほどだ。さぞ、卿の肉欲を満たしたことだろう…それとも、魔王の方が溺れたかね?」
「おだまりなさい!」
「卿には…情をあげよう」
「何を…っ」

ぱさり、濃姫の前に朱色の袱紗が投げ出される。
絹の袱紗は仕立てはいいが、いかんせん古ぼけているように見えた。
だが、濃姫はその袱紗の中央、かすれた紅に引き付けられた。

「体がうずくのではないかね?卿が眠っている間に飲ませた水、いつぞやあげた飴玉と同じもの
…あの時のように可愛らしい反応では済まないだろう」

飴玉
琥珀色の

一回、二回、釜を柄杓がかき混ぜて、一滴の滴をぽとりと落とす。
美しい茶器に注ぎこみ、完璧な角度で釜に戻した。

茶室の、薄暗い明り
上品な、空焚きの香
体の内にこもった熱が、じりじりと濃姫を追い詰める。


「…誰が卿に肉の悦楽を教えたか、思い出せたかね?」



ようよう手に入れた、いや、取り戻したよ、蝮の姫君。


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