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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

儚く消える背中4

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「立てる…って無理か」
言うが否や佐助はかすがに背を向けるように膝を突いた。
「ほら、おぶってやるから乗りなよ」
かすがは戸惑うように佐助の背中を見つめていたが、そっとその肩に手を伸ばし首に手を回すように抱きつく。
佐助はかすがの膝の間に手を入れると「よっと」と軽い声と共に立ち上がった。
「んじゃ、川に行くとしますか」
「うん…」
キラキラと木漏れ日が二人を照らす。佐助はかすがを背負うと歩き出した。
目の前で微かに揺れる少し長めの橙色の髪。かすがはその髪に鼻先を埋める。
柔らかな髪からは、暖かい陽だまりの匂いがした。
「…ねぇ、佐助」
「んー?」
髪に鼻先を埋めたまま小さく尋ねれば、どこか間の抜けた声が返ってくる。
「佐助は…将来忍になるの?」
唐突な問いだったが、実はずっと聞きたかった問い。
佐助は暫く考え込むように沈黙したあと、静かな声で逆に問い返した。
「…かすがは、忍になりたくないのか?」
その言葉に、今度はかすがが黙り込んだ。
暫くの沈黙後、ポツリと小さな唇から言葉が零れた。
「本当は、忍にはなりたくない…。忍になったら、たくさん人を殺さないといけなくなる…。
この着物だって、父さんと母さんがたくさん人を殺したお金で買ってくれた」
かすがは、血が嫌いだった。
つい数秒前まで生きていたものを、残酷に彩る紅。
冷たい身体を染める紅は死の色。
血は全てを死に染める。
だから、人を殺し多くの血を流す忍が嫌いだった。
忍だけじゃない。
武士も、この戦国という世も、流血に流血を重ねるだけの世界が大嫌いだった。
「忍になったらたくさんの人を殺さないといけなくなる。私は、人を殺したくない…」
人殺しをするくらいなら、忍なんかにはなりたくない。
ずっと胸に秘め続けていた、かすがの本音だった。
「かすがは優しいから、忍には向かないな」
ハッと幼馴染の顔を見ると、肩越しに垣間見えた幼馴染は優しげな笑顔を浮かべていた。
まるでかすがの答えが嬉しいとでも言うかのように。
ガサリと茂みを掻き分けると、目の前には小川が流れていた。
いつも遊び場にしている小川だ。
佐助は川から突き出ている岩にかすがを下ろすと、服の裾を破り水に浸した。

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