「何故・・・半月も留守にした」
抑揚の無い冷静な声に、元親はぎくりと硬直する。
「いや、本当は数ヶ月で帰ってくる予定だったんだ!けどよ、行く先で戦だ一揆だ、海の上でも台風が来たりでよ・・・」
慌てて言い訳を並べていると、さも興味が無さそうに元就が言葉を続けた。
「戦に巻き込まれたのか?」
「俺達ぁ庶民には手出さねぇ。もちろん、関係無い戦に首突っ込むのもごめんだ」
「台風はどうだったのだ」
「台風が怖くて海の男が務まるかよ」
軽快に笑い飛ばすと・・・肩に、元就がすり寄った。
突然のことにふと元就に目をやる。
「・・・あまり心配をかけさせるな、愚か者」
上目遣いのその視線はいつものような厳しいものではなく。
少し・・・困ったような表情を浮かべこちらを見つめていた。
そして、ふいっと向こうを向いてしまう。
抑揚の無い冷静な声に、元親はぎくりと硬直する。
「いや、本当は数ヶ月で帰ってくる予定だったんだ!けどよ、行く先で戦だ一揆だ、海の上でも台風が来たりでよ・・・」
慌てて言い訳を並べていると、さも興味が無さそうに元就が言葉を続けた。
「戦に巻き込まれたのか?」
「俺達ぁ庶民には手出さねぇ。もちろん、関係無い戦に首突っ込むのもごめんだ」
「台風はどうだったのだ」
「台風が怖くて海の男が務まるかよ」
軽快に笑い飛ばすと・・・肩に、元就がすり寄った。
突然のことにふと元就に目をやる。
「・・・あまり心配をかけさせるな、愚か者」
上目遣いのその視線はいつものような厳しいものではなく。
少し・・・困ったような表情を浮かべこちらを見つめていた。
そして、ふいっと向こうを向いてしまう。
やっべぇ
今のは・・・・キタ
今のは・・・・キタ
抱きしめたくてわなわなと震える腕を理性で押さえつけ、元親は祝いの席へと歩いた。




