戦国BASARA/エロパロ保管庫

幸村×にょた宗様

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momo

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過疎ってるのを幸いと連休のしゅくだいを投下してみる。

前提
  • にょた宗様があほのこ気味
  • 幸村は多分童t(ry



「政宗殿、もう少しですぞ。今しばらく御辛抱くだされ」
「おう……」
馬に揺られながら力なく応えた政宗の目元には、薄っすらと隈が浮いている。
「遊びに来てやったぜ!」とか何とか喚きながら上機嫌で上田城下に乗り込んできた3日前が嘘のような憔悴ぶりだ。

何しろ上田は暑かった。
幸村自身が今年は暑さが厳しいと思うくらいなのだから、北国生まれの政宗は言うまでもない。
睡眠も食事も碌に取れないらしく「テメェのせいでこんなに暑いんじゃねぇの?」などと血走った独眼で睨みつけるものだから、山ならば多少は涼めると散策に誘い出したのだった。


「あぁ、水の音がするな」
政宗の声に振り返ると、目を閉じて口元を微かに綻ばせている。
普段は破天荒な言動と鋭い眼光に隠されてしまうが、物静かにしていると白く端整な容貌が際立つ。
幸村が幾分ぼうっとしながら見つめていると、切れ長の瞳がぱちりと開いた。
「どうかしたか?」
「いえ、何でもございませぬ」
慌てて頭を振ると、「そんなに振ると首がもげるぞ」と呆れられた。


薄昏い木々の間を抜けると急に視界が開け、沢が見えた。
この川の水は山中で湧くものだから、日照りが続いても涸れることがない。
「なぁ、この川って深いのか?」
「いえ、大して。某の腰あたりで…」
「よし、泳ぐぞ幸村!」
「は?」
止める間もなく政宗は草履を脱ぎ捨て、袴まで脱ぎ始めた。
「お待ちくだされ政宗殿! は……破廉恥ですぞ!!」
「何がだよ。こんなクソ暑いのに水浴びでもしなけりゃやってられるか」
そうこうしている間に胸に巻いている晒まで解いてしまい、餅のように白くて柔らかそうな乳房まで露わなってしまうと、もう幸村は直視できない。
「し……仕方ありませぬな。某向こうを向いておりますので…」
しどろもどろになりながら独眼竜に背を向けたのが仇となった。
襟首を掴まれたかと思うと、勢いよく背後に引っ張られる。
あっ、と思った瞬間には足が地面を離れていた。

さばりと水音を立てて起き上がると、いきなり目前に乳房が迫っていたので、驚いて再び後ろに倒れ込んでしまった。
「おい、生きてるか?」
「当然でござる! まったく無茶苦茶なことをなさる」
幸村は憤慨したものの、素裸の政宗と向かい合っているせいで目が泳ぎっぱなしである。
「諦めて脱いでこいよ。そこら辺に広げときゃ、帰る頃には乾くだろ」
「そう致しまする…」
たっぷりと水を含んだ小袖と袴を絞って岩場に広げ、下帯を解こうとして一瞬躊躇した。
政宗が無防備に過ぎるのは、恐らく男女のことに関する知識がないからであろう。
傅役の教育方針の是非はともかく、そんな彼女にコレを曝しても良いものだろうか。
「………」
結局解いた。なまじこれだけ着けていたら、政宗が面白がって無理矢理に解こうとするかもしれない。
何も分からぬ子供と同じだ、俺は子守をしているのだと念じながら、幸村は川に潜った。



(つづく)
ここで連休終わった orz
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