戦国BASARA/エロパロ保管庫

筆下ろし7

最終更新:

momo

- view
メンバー限定 登録/ログイン
「くぁっ……佐助!動か、すな。」
「だって、旦那が動いてくんないから……。ね、俺の中、旦那のでぐちゃぐちゃにして……。」
お願い。と耳元で囁かれ我を失った。
「あっ……あっ……。」
突き上げる度に佐助が甘い声を上げる。
それが聞きたくて夢中で腰を振った。

「んあっ。ぁあっ…旦那、はげ……し、んぅん。」
それを聞いてはっとする。
「すまぬ!余りの心地良さについ……!」
幾ら、相手が佐助とはいえこんな乱暴に。
思わず謝ると佐助は一瞬驚いた顔をしたが、直ぐに笑ってくれた。
「あんがと。俺も凄く良いよ。だから、もっとして?」
「も、もっと?」
佐助の太股が脇腹を撫でるようにするりと動く。
「うん。もっと。」

それからはもう駄目だった己が欲を満たすため音がするほど腰を打ち付け、佐助の中に白濁を放った。
見聞きし得た情報以上に、思い描いていたものよりもずっと、佐助は柔らかく心地良かった。

「佐助……好きだ。」
事の後、佐助を腕に抱きながらそう言った。
もう、隠してはおけなかった。
こんな風に体を合わせてしまっては、想いは余計に募るばかりだ。
佐助は困ったように首を傾げ、また少しだけ笑った。
「落ち着いたみたいだね。もうぐっすり眠れるでしょ。」
佐助はするりと俺の腕から抜け出し身繕いを始めた。

「佐助。」
「もう変な頁見ないでね。ムラムラしたら誰かに言えば相手してくれるからさ。」
相変わらず感情の読めない笑顔で佐助が言う。
「佐助、俺は他の女など…。」
「おやすみ。旦那。」
するりと佐助が消えていった戸をぼんやりと眺める。
布団にのこった体温が酷く悲しかった。


「はあ!?本気で言ってんスか?」
途方もなく馬鹿げた命を受けたのはそれから数日後の事だった。
理由は面倒だから割愛するけど、大将も真田の旦那もそれを良しとして話を進めるお偉方には唖然とした。
「嫁ってさあ。気でも狂ったの?」
思わず頭を抱え、大将の前だというのに頭を掻き毟ってしまった。
「なに、心配するな。儂の隠し子と言うことにしといてやるからのう。」
俺が気にしてるのはそういう事じゃないんだけど。
気付けば日取りが決まり、簡単な式があって、そのなんだ。
俺様の心持ちとは関係なく、俺様は真田の旦那の嫁にされていた。

「帰ったぞ!佐助!」
ああ、そうね。何で未だに気付かないの?俺様が天弧仮面だって。
「ねえ毎日言ってるけど、触ったって分かんないよ。」
「だ、だが!良く『蹴った』とか言うではないか!」
まあ破廉恥破廉恥騒がなくなったし、前より少し落ち着いたみたいだし。
自信が着いたのかなんなのか、少しだけ大人になった(ような気がする)旦那は……少し…良い。

不覚だ。
ほんと、しかも嫁になってからとかもうね、想定外でした。
「それでな、佐助。」
「やんないよ。」
愛とかなんとか怪しい宗教だし、あんなもんでとか思うけど俺達には縁結びの神様みたいなもんだったのかなあ。
崇めないけど。
キモイし。

「なっ!俺はまだ何も!」
「旦那?俺様はね。普通にするのが一番好きなの。あんましつこいと里に帰るよ。」
問題があるとすればこの一点。
取り合えず動画が更新される度、やってみたがるのはやめて欲しい。
昨日、回路を切断したのに……誰だ直してやった阿呆は……。
「そ、それは困る!」
「なら変なこと言わないでよね。」
って毎日言ってんだけどさ。

このむっつり助兵衛が。






ウィキ募集バナー