「んあっ!はあ!あぁ!」
肌と肌がぶつかり合う音が激しくなる。
「ああっ!さ、すけ。私、もうっ……もうっ!んんっ。」
「俺も……かすがっ。」
絶頂を向かえ佐助にしがみつく。
その直ぐ後に胎内に精が流れ込んできた。
獣故か、注ぎ込まれる感覚が酷く幸福だと感じる。
肌と肌がぶつかり合う音が激しくなる。
「ああっ!さ、すけ。私、もうっ……もうっ!んんっ。」
「俺も……かすがっ。」
絶頂を向かえ佐助にしがみつく。
その直ぐ後に胎内に精が流れ込んできた。
獣故か、注ぎ込まれる感覚が酷く幸福だと感じる。
荒く息を着きながら佐助にもたれかかる。
肩に頭をのせたままふと上を見ると佐助が笑っていた。
佐助は私の背中に手を回すと私の唇をついばんだ。
抵抗する気になれず、黙って受け入れているともう片方の手が私の胸に撫でるように触れた。
絶頂を向かえたばかりの敏感になった肌はそれだけて全身に甘い痺れを走らせる。
「っあ……。」
感じたせいでつい中に入ったままの佐助を締め付けてしまうと、むくむくとまた芯を持ち始めた。
それに治まった筈のうずきが身体中に広がっていく。
「ごめん。俺……。」
「ああ……もっとくれ……。」
私は脚を絡め、佐助に擦り寄った。
肩に頭をのせたままふと上を見ると佐助が笑っていた。
佐助は私の背中に手を回すと私の唇をついばんだ。
抵抗する気になれず、黙って受け入れているともう片方の手が私の胸に撫でるように触れた。
絶頂を向かえたばかりの敏感になった肌はそれだけて全身に甘い痺れを走らせる。
「っあ……。」
感じたせいでつい中に入ったままの佐助を締め付けてしまうと、むくむくとまた芯を持ち始めた。
それに治まった筈のうずきが身体中に広がっていく。
「ごめん。俺……。」
「ああ……もっとくれ……。」
私は脚を絡め、佐助に擦り寄った。
「しんぱいするひつようは なかったようですね。」
「そのようじゃな。」
狼と猫の騒ぎ声に駆け付けた信玄と謙信は顔を見合わせた。
「ふふ……なかむつまじきことです。」
「うむ、して謙信。儂等も一つ手合わせをせぬか?」
「じつによきこと……おうけしましょう。」
二人はまぐわり合う二匹を背に一つの部屋へ帰って行った。
「そのようじゃな。」
狼と猫の騒ぎ声に駆け付けた信玄と謙信は顔を見合わせた。
「ふふ……なかむつまじきことです。」
「うむ、して謙信。儂等も一つ手合わせをせぬか?」
「じつによきこと……おうけしましょう。」
二人はまぐわり合う二匹を背に一つの部屋へ帰って行った。
そんな騒ぎの起こっている屋根の下、一匹の柴犬が部屋の中央に座っていた。
柴犬は膝に置いた己の手を握ったり開いたりしながらじっと眺めている。
その真上では天井が軋み、うーうーにゃんにゃんと発情した獣達の声が響きわたる。
「某も誰かに相手をして貰いたいでござる。」
そう呟くと柴犬は深い深いため息をついたのであった。
柴犬は膝に置いた己の手を握ったり開いたりしながらじっと眺めている。
その真上では天井が軋み、うーうーにゃんにゃんと発情した獣達の声が響きわたる。
「某も誰かに相手をして貰いたいでござる。」
そう呟くと柴犬は深い深いため息をついたのであった。
終