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濃姫×信玄凌辱19

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bsr_e

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己の体を、こうも重たく感じたことは初めてだった。
ひどい屈辱に精神は膾のように切り刻まれ、いたぶられた肉体は、まばたきするのも億劫な
ほど、だるい。
それでも信玄は丹田にグッと力を入れて、濃姫を睨みつけた。
「あら、元気ねぇ……さっきまで泣きベソをかいていたのに」
濃姫は信玄の頭の横にしゃがむと、鼻先にフッと息を吐きかけた。生臭い臭いが鼻をつく。
信玄は無言で睨み、唇を噛んだ。
「元気なのはいいことよ、今からもっと可愛がってあげられるんだから」
言うと、濃姫は汚れた手のひらを信玄の眼前に開いて見せてから、刀傷の走る胸に擦りつけて
汚れを落とした。
しなやかな所作で立ち上がると、右太ももの刺青を二本の指で撫で回す。指の動きが淫らだった。
濃姫は少しかがんで、着物の裾を指でつまみ上げた。
細い足首、鹿の優美な姿を思わせる骨の浮かんだ脛、次いで淡く光るように白い太ももが
信玄の目の前に披露された。
「…………」
無言で見つめると、濃姫は両手を左右に大きく掲げてさらに大胆に裾を広げる。
あらわになった太ももは、張りと柔らかさ、筋肉の強靭さを内に秘めて、かすかにふるえていた。
信玄はごくっと喉を鳴らして、見入った。
狭い牢の中に、蝶が二頭いた。
濃姫の太ももに青い蝶が――そして、血の色の赤と夜色の黒を抱いて舞うように薄羽を広げた
美貌の蝶が、目の前で微笑している。
蝶の肉体から零れる毒々しくも魅惑的な鱗粉に目を眩ませながら、信玄は己の誤りを悟った。
濃姫は、わめく犬でもマムシの娘でもない。
蝶だった。
織田に嫁いで「濃」と呼ばれる以前の名、「帰蝶」の名が示すとおりの蝶なのだ。
「うふふふっ」
かすれた笑いに誘われるように視線を上げれば、暗く翳り妖しく匂う、女が目に飛び込む。
盛った獣の息遣いが己の口から漏れていても、今の信玄にはそれを抑えようとする意思もなく、
また抑える必要もなかった。
濃姫は信玄の頭上に立ち、たおやかな指先で局部を広げて見せた。
ぬちゃ、と音を立てた陰部の淫らさが、信玄の心にへばりついていた自尊心の残滓を洗い流して
いくようだった。信玄は濃姫のそこをうつろな目で見つめたまま、密かに体をふるわせていた。
肉体の不調を訴えるような頭痛の一方で、血液は構わず下半身へと流れていく。
「これが、欲しいんでしょう?」
濃姫は顎を突き出して信玄を見下ろしながら、眉を悩ましげに寄せている。
自分の口で信玄に対する恐怖を告白した女は、その恐怖の対象と対峙しても決して覆ることの
ない今の己の優位な立場に酔いしれているのだろう。
濃姫は潤いに満ちていた。
蜜を滴らせながら大きく口を開く赤い亀裂が舌なめずりをするようにヒクヒクと蠢き、溢れた
愛液を受け止めた陰毛は粘着質な輝きを表面に帯びて、妖しく茂っている。
女の甘い香りが鼻先をくすぐって、腰を熱くたぎらせた。


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