戦国BASARA/エロパロ保管庫

佐助×女信玄

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匿名ユーザー

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ああ。そろそろお館様のとこに、報告に行かなくちゃ。
報告の時間、今から行けば丁度だね。
佐助は彼方から視線を戻した。

忍びは時刻を肌で感じる。
意識する必要がないくらい慣れた仕草で凧を取り出し、脳裏でもう一度情報を整理する。
半兵衛は短くてあと五年、長かったら十年は生きますよ。
暗殺のご用命ならお気軽に。
豊臣は一度毛利とぶつかった後、まだまだ小競り合いが続いてる。
毛利は南蛮の宗教にかぶれたようで、そのつながりで島津の協力を取り付け、さらに近隣の武将とも頻繁に文を交し合っているようですね。
対豊臣連合、成りそうな雰囲気ですよ。
その豊臣は積極的に火器を仕入れているみたいですけど、瀬戸内の海賊も、もちろん敵対している毛利も売らないから、ままならないみたい。
闇取引は高くつくし。あそこの倉はカラッポですよ、今。
体力の削りあいになるのを読んで、毛利は周辺に連合を持ちかけたんでしょうね。
ま、あのまま削りあうと見せかけて、意表をついて別のとこ、向かうかもしれませんから。
豊臣の人材は不足のまんまですよ。
どうもあそこの唱える富国強兵は、”富んでるとこから奪って自分のもの”みたいですからね。
人材も奪って自分のものにする気なんでしょ、と。
西を制したら怖いですね。
西も、豊臣を包囲するには至らなくて、西だけの連合だから、各個撃破はありえそうです。
ていうかやっぱ狙ってますよ豊臣、あそこからもけっこうな量の文出てます。
そんなとこですね、西はドンパチ北は静か。

こんなとこだよね、あとは詰まんない情報ばっかりだしさあ、と佐助は凧に飛び乗った。
体が空に浮く。
上空に吹きすさぶ風を捉え、信玄公のいる――


風は佐助が感じたとおりに吹いていた。
しかし、それが何ゆえかいきなり突風に変化する。
ちょ、え、
嘘だろ――――っ
錐もむ凧を必死で制御し、正面から受け止めてはバラバラになりかねない凧と自分自身を守る。
あーもーっ、と心の中で舌打ちし、佐助は凧を手放し真っ直ぐ地上へ落ちていった。


途中何度も鳥の足を掴んで減速したが、いくら佐助といえども腕が抜けそうになった。
意味もなくぼろぼろになった姿で、それでも戦塵に汚れてるわけじゃないしねえ、と信玄の元に向かう。
突風のせいで、かなり早めに着いたようだ。
「お待たせいた……っ!?」
癖で地中から出て、佐助は息を飲んだ。

眼の前に、でっかい乳がある。



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