らるぽんは、2018年末から2022年にかけて日本のインターネット上のパソコン・ゆっくり実況関連コミュニティを中心に展開した、Discordを基盤とする勢力である。
概要
元来はゆっくり実況者「らるたん」(旧アカウント名:ゆっくりみつき)と「ららぽん」のリスナー同士がTwitterのコメント欄で交流する小規模なグループに過ぎなかったが、2019年以降の界隈の急激な低年齢化と大衆化に対する反発を契機に、反体制的・選民意識の強い集団へと変質し、複数回にわたる大規模な対立(いわゆる「百日戦争」)を引き起こした。
起源と初期の展開
2018年11月、ゆっくり実況者「らるぽん」と「ららぽん」の動画コメント欄やTwitterで知り合ったリスナーたちが交流を始め、翌2019年1月5日にはらるたん名義のリスナー用Discordサーバーが設立された。開設当初は和やかな雑談空間だったが、当時のパソコン・ゆっくり実況界隈全体がニコニコ動画的な「内容重視」の文化から、編集クオリティ偏重の大衆向け動画へと急速に移行し、低年齢層の流入と治安悪化が進行していた。この変化に対し、原初メンバーたちは強い嫌悪を示し、次第に界隈全体への批判を強めていった。批判は当初は思想的なものに留まっていたが、らるたん本人に対しても攻撃が及び、投稿内容から通っていた中高一貫校や本名、Steamアカウントが特定される事態に至った(2019年2〜3月)。この「特定事件」を境に、グループは明確な反界隈意識を帯びるようになった。
「らるぽん」の結成と勢力拡大
2019年3月頃、反界隈的な勢力が「らるぽん」と自称し始める。4月20日に吉野うごく、二宮貫、加藤玲旺の3名によるグループDMが作成され、これが正式な「らるぽん」の始まりとされる。4月末の秋葉原オフ会を経てサーバー化され、二宮貫が初代リーダーに就任した。同グループは極めて浸透力が高く、プログラミング関連の「東京シェアハウス計画」グループ、奈良県生駒市の現地中学生グループ、大手ゆっくり実況者の編集者・サークル、YouTubeコメント欄出身者など、界隈の各所に急速に進出した。実質的な指導部はもっくー、吉野うごく、二宮貫の三名が占め、特にもっくーは最高指導者的立場にあった。
おすしらるぽん戦争
勢力拡大の過程で、プロゲーミングチーム代表のカムと少年起業家の野沢翼との私的確執が発生した。らるぽん指導部はおすしのハラスメント対応に疲弊し、意図的に衝突を煽った結果、二宮貫が野沢側に内通していたことが発覚し追放される。おすしへの個人攻撃が過熱化し、これが後の大規模戦争の火種となった。
第一次百日戦争
2019年5月15日の小競り合いを発端に、らるぽんとパソコン界隈全体との全面衝突が始まった。一度は休戦したものの9月に再燃し、「100日で終わるだろう」という楽観的見通しから「百日戦争」と称された。らるぽん側は車界隈・浪人界隈・世界史界隈などに亡命しつつ、通報戦術を導入して反攻。内部では離反者が続出し、踏み絵・異端審問が横行、「らるぽん軍」による独裁体制が確立された。戦争は嫌がらせの応酬と化し、12月13日に無期限休戦を宣言(「12月13日の誓い」)、白紙講和が成立した。
継承戦争(第二次百日戦争)
その後の戦争講和直後、内部文書拡散を理由に転生させられたよぽんの支持者や徹底抗戦派が復讐戦を開始(2020年1月)。コロナ禍による休校期間と重なり、らるぽん内ではらるぽんマイクラが最盛期を迎えていたが、2月には徹底抗戦派に軍が勝利し、地下組織「反らるぽん同盟」の存在が明るみに出た。
第三次・第四次百日戦争
未成年飲酒でっち上げなど小規模な衝突が続いたが、いずれも第一次ほどの規模には至らなかった。金の卵作戦と終焉らるぽんは「底辺ゆっくり実況者を囲い込みYouTubeで成功させる」ことで勢力拡大を図る「金の卵作戦」を展開し、そのために既存界隈の硬直した構造を意図的に破壊した。しかし軍部の独裁化と内部の自由・民主主義要求の対立は決定的となり、2020年7月以降クーデターが頻発して内戦に突入する(らるぽん内戦)。
内戦の過程で結成されたらるぽん東京委員会は四度にわたる百日戦争を教訓に「戦争」や「革命」について考えていくことになる。
2020年12月に終結したらるぽん内戦は、東西らるぽんの統一と喧嘩両成敗ということで決着がついた。しかし、内部では未だに旧大阪派と旧東京派の対立があった。21年2月11日のもえばこのクーデターによって、旧大阪派が出ていき、統一らるぽんを結成した。
派閥
らるぽんにおける派閥はマイクラの利権、階級意識、地方と都市の対立、人間関係、外的圧力などによって複雑なものとなった。
- 大阪派(労働者農民党)
労働者農民党(伝統的な自由主義政党。クーデターによって一時実権を握るがカウンタークーデターで崩壊し地方に逃れる)
イデオロギー 民族主義・保護貿易・経済的自由主義・キリスト教原理主義
支持母体 新興ブルジョアジー・保守派・民族主義者・陸軍統制主義派・道路族
イデオロギー 民族主義・保護貿易・経済的自由主義・キリスト教原理主義
支持母体 新興ブルジョアジー・保守派・民族主義者・陸軍統制主義派・道路族
リーダー:吉野うごく
東京のメンバーおよび、地方民、新規参加者などを中心としたグループ。民主主義革命を主導。内戦後はインターネットの勢力争いに飽き飽きして、「街頭に出よう!」を合言葉に各人が左翼団体や右翼団体に入り込んで勉強した。吉野うごくが大学に進学する際に不協和音の会に改編されるが、移行には時間がかかった。不協和音の会の創設メンバーが多く所属する。
東京のメンバーおよび、地方民、新規参加者などを中心としたグループ。民主主義革命を主導。内戦後はインターネットの勢力争いに飽き飽きして、「街頭に出よう!」を合言葉に各人が左翼団体や右翼団体に入り込んで勉強した。吉野うごくが大学に進学する際に不協和音の会に改編されるが、移行には時間がかかった。不協和音の会の創設メンバーが多く所属する。
生産者生活者協同組合-統一社会党(もとは国家人民党と社会党と共産党の自由主義者のクーデターに抵抗するために作られた統一戦線)
イデオロギー サンディカリズム・国家資本主義・サン・シモン主義・平和主義・鉄道主義・多文化主義・地方分権・自由貿易・政教分離
支持母体 組合主義的労働組合・財閥・陸軍行動主義派・王党派・鉄道族
イデオロギー サンディカリズム・国家資本主義・サン・シモン主義・平和主義・鉄道主義・多文化主義・地方分権・自由貿易・政教分離
支持母体 組合主義的労働組合・財閥・陸軍行動主義派・王党派・鉄道族
- 網走臨時政府(らるぽん共産党)
リーダー:りげる
- らるぽん北関東支部
リーダー:ポテろんぐ
ポテタスラビアサーバーの遺民。多くが、東京派に移動した。
ポテタスラビアサーバーの遺民。多くが、東京派に移動した。
- らるぽん東北支部(らるぽん社会党)
リーダー:レーム
釧路高等専門学校の学生を中心としたグループ。共産趣味界隈。
釧路高等専門学校の学生を中心としたグループ。共産趣味界隈。
- アキバ派
第一次百日戦争で離脱したグループ。第三次・第四次百日戦争にてらるぽんと闘う。
- らるぽん沖縄支部
リーダー:わーくん
- らるぽん京都支部(解放同盟)
リーダー:まきゅう
継承戦争にて離反。
継承戦争にて離反。
- らるぽん名古屋支部(らるぽん統一委員会)
リーダー:らーるん
2022年に結成される。けろっぴー騒動にて分裂した。
2022年に結成される。けろっぴー騒動にて分裂した。
歴史
2018年のらるぽん-自作帝国-桃園の誓い(らるぽん)-らるぽんアキバ派-らるぽん東京オフ会-おすしらるぽん戦争-5月15日事件-百日戦争-12月13日の誓い-継承戦争(第二次百日戦争)-福京戦争-第三次百日戦争-ポテたん帝国の植民地化(ポテろんぐ)‐第四次百日戦争-第二回管理者選挙-9月19日のクーデター-らるぽん内戦-第三回管理者選挙(パル)-全権委任法の成立(統一社会党)-12月8日の誓い-建国クーデター(もえばこ事件)-ポテたん帝国再興軍の蜂起-わーくん事件-うごくちゃん騒動(一月革命-二月革命-らるぽんお嬢様部-らるぽん分割令)-らるぽん統一委員会-けろっぴー騒動-(不協和音の会への移行)