機動戯曲 Ξガンダム 過去ログ.6




────……


ムルタ・アズラエル「僕です。調子はどうですか? 」

連邦政府高官G「グッッッッッドモーニング!!!!アズにゃん!!!!(クッッッソ甲高いしデカいボイス)あいつら思ったより強くてね!!!!かーなーり手こずりそうだ!君が苦戦したのもよくわかる!!! 」

ムルタ・アズラエル「……相変わらずのテンションですねぇ。もう呼び方にはツッコミませんよ……(呆れた様子で連邦政府高官Gに応対し)……なるほど、第一次攻撃はしくじったんですか……ドゴス・ギア二隻編成でも……こちらはポテスタス、主流派と合流してアークエンジェル級三番艦に搭乗中です。そちらは? 」

連邦政府高官G「今ねえ!!!ドックでもう一隻ドゴス・ギアを補給する予定だ!後は!コロニーレーザーももう一基建造予定だ!!!もーう少し再出撃にはかかりそうだ!!!! 」

ムルタ・アズラエル「そうですか……(派手にやるなぁ、大丈夫かコイツ?)……まあ、いいでしょう。マフティー以外にも我々の課題は多い……例えば……彼らとかね…… 」


……────






Chapter.6 【Red Stroke】





仮面ライダーサウザー「……ハァ……ハァ……ぬあ゛ッ!!(バチバチと火花と煙を散らしながらもサウザンドジャッカーにプログライズキーを装填)T H O U S A N D B R E A K(刀身から黄金のエネルギー刃を飛ばし、ゴア・マガラへ斬り込む) 」

LCCS兵T「やるしかない……!!うおおおおお!!(仮面ライダーサウザーを援護するように、軽機関銃をゴア・マガラ目掛けて連射) 」

仮面ライダーゲンム「MIGHTY CRITICAL FINISH!!!(ガシャットが装填されたガシャコンブレイカーを構え突進)ヴゥァ!!!(真っ直ぐ一文字に斬撃を加え、斬り抜ける) 」

ゴア・マガラ「!!!(軽機関銃により怯んだ隙にサウザーとゲンムの攻撃が直撃、触角を叩き折られ絶叫。そのまま倒れ込む) 」

仮面ライダーサウザー「ハァ……ハァ……殺ったのか……?ぐっ……(片膝をついてよろめく)……何なんだコイツ……こんな強い化け物を飼っているとは…… 」

仮面ライダーゲンム「油断するな天津、コイツは生命力が強い、この程度じゃ死なん……(もう既に1メモリしかないライダーゲージに目をやり)……火事場体力という奴か……今回コンティニュー用のガシャットは持ってきていない、危ない所だったァ……(そう言うとゲーマドライバーからガシャットを引き抜く) 」

LCCS兵T「よし、致命傷は負わせられずとも、この7.62m弾なら掃射すれば怯ませられるか…… 倒れたな、まったくとんでもない奴だ…… 」

仮面ライダーサウザー→天津垓「……なるほど、仮死状態か……(倒れたゴア・マガラを見て)ここまでやってそこまで追い込む事しか出来ないとは……とんだ怪物だ……(ゴア・マガラから視線を外し)……ロウクレストに対する追及は必要そうですね。最も我々も部外者侵入禁止エリアに入った以上、お互い様かもしれませんが…… 」

LCCS兵T「……キナ臭い企業だったとは言え、まさかここまでとは……俺の所属する舞台はこんなのばっかりだ 」

仮面ライダーゲンム→檀黎斗「大体私達がここに侵入することになったのもロウクレストの奴ら、ひいては侵入していたマフティーの奴らのせいだ。その辺の言い訳はいくらでも付くだろう……(変身を解除し、ゴア・マガラへと近づいて)……狂竜ウイルスか。これまたとんでもないモノを持ち出して来るものだなァ…… 」

天津垓「狂竜ウイルス……?その紫色の鱗粉が?(と、黎斗に聞きながらも、廊下を歩き出し)見失ったマフティーより確実にいるオラクル社長への追求です。出来ることなら妹の方に訊きたいものですがね 」

LCCS兵T「フルフル……だったか、あの白かった奴もその鱗粉と一緒に様子がおかしくなった……細菌兵器の類か……?クソっ、だとしたら最悪だ……!! 」

檀黎斗「細菌兵器……少し違うなァ……最悪なのは確かだが……(天津に続くように歩を進める)……賛成だ、アイツに洗いざらい吐いてもらおう(にしてもおかしい……これまでコイツが大人しく閉じ込められてるはずがない……) 」


……そうやって歩を進める天津たち。
まるで床板が丸ごと捲り上げられたような惨状の中、なんとか足の踏み場を確保して向かった先には、右腕部が無く、左腕部も傷だらけで頭部には刀で突き刺されたような風穴の空いたオラクルと、叩き折られたように真っ二つに割れて放置されているもう一振りのサウザンドジャッカーがあった…!!

LCCS兵T「………隊長……!?馬鹿な、この短時間で、いったい何が……!!救護、救護を…! 」

天津垓「な……これは……(満身創痍のオラクルと叩き折られたサウザンドジャッカーに目を丸くし)サウザンドジャッカー……?私以外に持っていた奴が……まさかアイツか……そして……オラクル社長……実力は確かと思ったのですが……ここまでやられているとは……私の見込み違いか、それとも…… 」

檀黎斗「これはまた派手な事になっているなァ……(パッとオラクルの傷を見回し)私もコイツの実力をそう詳しく見ているわけじゃないが、ここまでボロボロに出来るのはそうはいないぞ 」

政府兵「あの隊長殿がここまで……情けない話ですが正直LCCSの練度や武装は政府軍以上です、その隊長殿がこうも…… 」

アルバート・ウェスカー「……状況の説明は俺がしよう(オラクルと同様、酷く傷付いた身体で現れる。その全身には無数の打撲傷、電気のような火傷が見受けられ、左手首をポケットに突っ込んでいる) 」

天津垓「貴方は……(折れたサウザンドジャッカーを拾い上げ)……このサウザンドジャッカーを持ち込んだのは貴方でしょう?ウェスカー……貴方も派手にやられたようですが…… 」

ガイル「(猛ダッシュで扉を蹴り開け、中に入ってくる)遅かったか……!まさかここまでやられるとは……! 」

アルバート・ウェスカー「……まあな。奴も俺もしてやられた……まんまとやられ、そのまま逃げられた……奴は強いぞ(駆け込んできたガイルに目を向け)……おやガイル中佐、マフティー本隊の追撃の任に就いていると聞いていたが……(黎斗達の方向へ向き直し)……説明も、お前達の求める弁明も順を追ってしようか 」

オラクル「……は……ぁ……ッ!!……奴は何処だ……ッ!?(意識を取り戻したようにガクンと首を跳ね上げ、そのままの勢いでガシャンと倒れ込む) 」

檀黎斗「おっと(急に動き出したオラクルを避けるように)生きていたか……無理はするなよ(それだけ言うとウェスカーに向き合い)説明と弁明……聞かせてもらおうかァ……? 」





夜神ムーン「ここまで来れば流石に……(どうにかロウクレストの研究サイトより脱出。近場の物陰に隠れ座り込み、一息つく) 」

クラウド「……酷い目に遭った……今に始まったことじゃないが酷い目に遭った…… 」

夜神ムーン「……脱出にこそ成功したけど……僕たちはこれからどうするんだ……? 」

クラウド「どうって……夜神はマフティー本隊に帰るんじゃないのか?俺は……俺はどうするんだろう…… 」

夜神ムーン「えっお前この後の目途ないの……(クラウドに向けて心配するような目を向けて)……どうやって帰るんだろうな、僕? 」

クラウド「俺はあの赤髪に連れてこられた奴隷共状態で……アイツからは何も聞かされて……もしかしてもう放任みたいな感じなのか?……あ、帰れない?マジ? 」

偽マフィテー?「(成り行きで着いてきた、反省を促すダンスを踊るカボチャ) 」

夜神ムーン「うん……帰る目途……ないんだよな……(物陰から出て歩き出す)……せめて何処か連絡の取れるところ……連絡とれるかは謎だが……とにかく足と……施設を安心して使える街に行きたい…… 」

モナー「……流石兄弟にちょっと様子を見て来てくれって言われたから来たら、どえらい事になってるな……っていうか生きてたのがびっくりだモナ、潜入役らしい人達…(研究サイトの破壊の後にドン引きしながら面々の前に) 」

クラウド「……ないのか、そうかないのか……(近寄ってきたモナーヘ振り返り)……あ、夜神、なんか目途になりそうな人が…… 」

スティーブ・ロジャース「僕はスタークの頼みでマフティー側の味方を勝手に名乗り出た。双方の視点からこの世界の実情を観測、情報共有し行く末を見守る立ち位置だ。…………………………あ、これ言っちゃダメなやつだった。ごめん今のなし、忘れて 」

夜神ムーン「(大丈夫なのかこいつら……)あ、どうも。もしかして迎えに……?(クラウドの方に地味に目線を送り)……クラウド、お前いい感じのスポーツカーとか持ってないか?何か持ってる気がするんだ、剣持ってるし 」

クラウド「…………(ムーンの視線にバツが悪そうにして)……お前の言わんとすることは分かる。だが俺はバイク派だ、スピードというものを二輪に求めたタイプだ 」

モナー「……バレて死んだりしてないか見てくれって頼まれてただけだから、ちょっと予想外の状況に面食らってるモナ……セグウェイしかないから何人も乗せる事は出来ないモナ。とりあえず……連絡取るモナ? 」

偽マフティー?「(ちゃっかりセグウェイに乗って待機している) 」

夜神ムーン「そうか、バイク派か……なら仕方ない(クラウドの言葉に諦めたように目線を戻し)……こっちもセグウェイか……取り敢えず連絡が取れるのはありがたい。あっちから迎えを取れるかも…… 」

モナー「(携帯電話を取り出し、ムーンに投げ渡し)とりあえずこれで連絡取るモナ、多分繋がると思うから…… 」

夜神ムーン「ん、ありがとう、えっとネェル・アーガマへは…… 」


シ ュ ンッ(そうしていると、突如その場に疾風が吹き荒れ人影が現れる)


シャンクス「よっ(黒いマントを靡かせ、疾風と共に現れる)すまんすまん、ついでにやることやっていたら待たせてしまったかな……少し途方に暮れたりした? 」

モナー「その携帯は古い奴だからそのままあげるモナー、代金は兄者にでもせびればいいし…… うわっ、この風と圧……アレが噂の赤髪かモナー… 」

夜神ムーン「えーこちら夜神ムー……うわっ!!(現れたシャンクスに驚き)……貴方か……驚かさないでもらいたいですね……暮れましたね、少しどころじゃなく 」

シャンクス「…………(封をされたまま、じたばたと蠢く自分が持ち込んだ『荷物』を見て)……結局使わなかったのか、荷物。大したものだ、あの混乱の中……八割はおれのせいだが……ああ、連絡するならおれがやるよ。君はあっちのクルーからの扱いが悪いだろ?(そう手をやり)……よう、久しぶり。初めましての奴もいるだろ。シャンクス。赤髪のシャンクスだ。マフティーは『私』が設立した 」

モナー「……マフティー……あのテロ組織の首魁だけあって、こう……いややっぱ思ったより滅茶苦茶っぽいモナ……でも滅茶苦茶じゃないとあんなに色々起こさないだろうし、納得だモナ…… 」

夜神ムーン「扱い悪いっていうか……何度も殺されてるっていうか……(駆け巡るアホみたいな思い出)……ところでこの荷物なんなの……コワイ…… 」

シャンクス「ハハハハ、首魁はハサウェイ君だよ、一応。おれはあくまで設立者、らしく表現するんなら『黒幕』だ。リーダーでもなければ頭でもないよ……(慣れた手つきで携帯電話に細工をし、そのまま通信を入れる)聞こえるか、ネェル・アーガマ。応答しろ、私だ 」

ペニーワイズ「ほい。そっちはどうなってる?(通信に応答する) 」

パラガス「ジジ…え?あ!大佐!!急に繋げて来ましたな。今までの音信不通は一体……」

兄者「赤髪の声が聞こえる……ってこれ、モナーの携帯か!?良かった、あいつに頼んでおいて……!! 」

シャンクス「ムーン君と、ついでにその他もろもろと合流した。今のところ順調だ。ロウクレストの15研究サイトは派手にやっちまったけど……まいいだろ。ムーン君も有力な情報を多く回収したはずだ。本隊との合流を図りたい 」

松田ァ!「何!?ムーンが帰ってくる!?(ブリッジ内で拳銃を乱射する) 」

アーニャ「(だるだる)(暴走する松田ァ!から逃走) 」

モナー「っていうか、普通にロウクレストの研究サイトでドンパチやって普通にこうやって脱出してる……マジでエクスペンダブルズか何かかモナー……?あっ、流石くん久しぶりだモナ、後でお金払ってね 」

夜神ムーン「実際僕もなんで生きてるのか……我ながらしぶとい方だと思う 」

見張員「(逃●中のようにアーニャを追いかける) 」

シャンクス「はははは、そっちはなんというか……いつも通りで何よりだな。とにかく合流したい……おれも同行する。最も合流してもおれがネェル・アーガマに乗っていられる期間は短くなるだろうが…… 」

兄者「OK,とりあえずこの前借りたカレー代から返すから後で……っと、知り合いの携帯だから座標は簡単に特定……するまでもないか、普通に研究サイトのすぐそばだな……どうする?アーガマから迎えを出すか? 」

パラガス「あっ大佐戻ってきて……くれないのか!?いや戻ってきてはくれるけどすぐまたいなくなる!?嘘だろ?この乱れきった艦内の秩序を取り戻せるのは大佐しか…… 」

モブクルーS「(あの赤髪戻ってくるとかしばらくサボれなくなるやん)(だる 」

弟者「残念だが、短期間でも戻ってくるだけマシだと喜ぶべきなんだろうな… 」

シャンクス「迎えはいらんよ、割ける余裕もあるまい。こちらから行く。今後の作戦予定を送っておく、照らし合わせて合流だ 」

クラウド「やっと、休める……散々引きずり回された…… 」

シャンクス「ホットラインは繋いでおく、会話ならいつでもできる……えーっと君たちは今、ちゃちゃまる君の家の地下に作った基地で補給中だったか……となると東だな……よし 」

シャンクス「……作戦行動プランC。合流地点は…… 」


───旧『寄宿舎』付近だ!


──file.26 Location of Chaos【1】

出典:カオスドラマオリジナル

カオスドラマの基本的な舞台であるカオス界、ケイオス
今までのドラマの歴史もあり、
多くの特筆すべきロケーションが存在する。

寄宿舎』はかつての、そして或いは今もドラマの中心地。
機動戯曲で例えると移動しないネェル・アーガマ。
多くの住民が集まる、カオス界の中央広場のような存在。
なんかこう色々散々な目に遭っていたが、
今はなんだかんだ復興。相変わらず無駄に賑やか。
軽率に兵器化したり、巨大ロボのコアユニットにされたりする。

上記の寄宿舎を含めた、ケイオス東の土地全般を含め、
『East・C・Land』と呼称される。
寄宿舎の他にも特徴的なロケーションが多く、
ペニーワイズたちがよく屯しているちゃちゃまるの家を始め、
マイテイ国の跡地、高名な魔法学校、某走り屋集団のガレージ、
マックリアを始めとした飲食店など大小様々な施設が存在する。
東は最も平和と言われることが多いが、
なんか妙に廃墟や跡地が多いのは気にしてはならない。





弟者「順調だぞ、整備も補給も……一番不安なのがクルーってことくらいだ。俺たちの荷物も色々届いたし… 」

パラガス「ん、まあ真面目にやってる奴の方が多い分には問題ないだろう……荷物か……そういえば大佐の言っていた拾い物とは…… 」

シャンクス「本当に、すげえよ。腰抜かすよ(通信を利用してパラガス達の会話に割り込んで) 」

弟者「俺と兄者とあんたで何とか出来てるうちはまあ…大丈夫か……? 大佐の荷物にはまだ手を付けられてないな……正直ちょっと触りたくないまであるし…俺たち兄弟個人のは片付いたが 」

パラガス「そう言われるともうなんか逆に触りたくなくなるな……(シャンクスから入った通信に微妙な顔をしながら)……大佐も今から寄宿舎に向かうんですね? 」

シャンクス「ん、そうなるな……おーいお前ら!そろそろ寄宿舎に向けて出発するぞー!(パラガスと通信をつなげたままムーン達に呼びかける) 」

弟者「不安だな、腰抜かすが驚きと喜び由来なら良いんだが…向こうは出発か、こっちも今から準備して、発進して……で丁度いいだろう。ソフトウェアの確認をしてる兄者にも声をかけとこう 」

夜神ムーン「出発するったって……移動手段はあるのか? 」

シャンクス「陸路はこのホバートラックで移動する。港に着いたら用意したクルーザーにホバートラックを載せて、そのまま東上。寄宿舎まで向かうことになるな 」

夜神ムーン「用意周到だな……(シャンクスが用意したホバートラックを見て)……でもこれMSが追ってきたらどうするんだ?これ。所詮ホバートラックだろ? 」

シャンクス「どうこうなると思う?逃げるか隠れるかに決まってるだろ……まあ三体くらいまでなら君たちの生身でも割とどうにかなると思ってるぞ!最悪おれがどうにかする! 」

泉けん「(ボコボコにされた状態で害悪室で正座している) 」

見張員「うぅ…お醤油ちゃんがない……夕飯お魚さんなのに…(上官を殴った罪でけん坊の隣で正座させられてる) 」

偽マフティー「えーあー大佐殿?こっちもなんとか出港できそうです、バカなことした部下をとっちめたんで 」

米津玄師「(車に何度も轢かれた重症体で害悪室で正座している) 」

米津玄師「かいほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおベイベエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエお前をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!お前とおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお一緒にいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!(全国の女性がうっとり聞き惚れてしまうほどの美声で醜い歌を大声で歌い始めると害悪室にギャンギャン反響する。これは地獄か?) 」

アーニャ「(だるだるだるだるだるだるだるだる)(解放ソングに魘される) 」

タイキックさん「キンジョメイワクダヨ!タイキックダ!!(米津の尻にタイキックを見舞う) 」

米津玄師「あなたのその胸の中あああああああああああああああああああああああああああああああ(タイキックを喰らい頭が壁にめり込み撃沈する) 」

見張員「解放ベイベーお前ををををを!!!!(米津玄師に乗っかりマイクで大音量で歌う) 」

米津玄師「お前と一緒にいいいい!!!!(壁にめり込んだまま歌ってデュエットへ発展) 」

モブクルーS「(お前らが歌うんかーい)(だる)(だる) 」

偽マフティー「だあああああうるせえ!!!出港するぞ出港!!!落ち着け!!!!((害悪室に醤油を投げつけ) 」

見張員「(投げつけられた醤油をキャッチ)……………今日の夕食はお魚さんー♪!!!お醤油ちゃんをチロリ!!!!(パァン!と害悪室を出て食堂に走っていく) 」

モブクルーS「あいつ一定期間醤油摂取しないと情緒おかしくなるから気いつけた方がええで(偽マフティーに) 」

偽マフティー「そうみたいだな……やば……そういやもうすぐ出港だからお前らも何か準備することあったら今のうちにしとけよ? 」

害悪組「ええ!準備はバッチリです!(スケートボードやローラースケート、さらには大量のお菓子やジュースなどを装備して) 」

クルー「(複数のおもちゃと一緒になぜかアーニャも抱えている) 」

偽マフティー「呑気な奴らだなぁ…… 」

アーニャ「スーパーおでけけタイム 」

パラガス「よぉし、ネェル・アーガマ抜錨!再出港だ!……大佐も出発をどうぞ! 」

シャンクス「理解した。行くぞお前ら(いそいそとホバートラックに乗り込んで) 」

夜神ムーン「あいよ……(シャンクスに続いてホバートラックに乗り込む) 」

モナー「折角だから市街地を突っ切って行った方が良いモナ、多分逆に目立たないし砲撃も跳んで来ないだろうし……あとあの辺色々飛んでるから丁度良いモナ 」

夜神ムーン「うん……まあ……いろいろ飛んでるな…… 」

兄者「ネェル・アーガマ……抜錨、発進シークエンス開始! ……よし、順調だな……そっちも幸運を祈る 」

パラガス「おう機関長、航行を開始するぞ、真面目にやれ、まずブリッジに座れ 」

ペニーワイズ「言われなくてもわかってるよ(なぜかある橋の上に座っている) 」

見張員「アマクテオイシッ(食堂でホッケフライに醤油をかけて食べている) 」

ヌマクローs「(害悪室で手動の回転炉を回している) 」

ポリゴン2「あの労働には何の意味があるんです……? 」

ノッブ「意味はない。 」

パラガス「なーにやってだあいつら……(開いた上部のハッチから出港するネェル・アーガマ、メインエンジンを点火して進みだす) 」

弟者「勤勉だな、労働意欲が有り余ってるのは良い事なんじゃないか(兄者と一緒にコンソールに向かいながら) 」

パラガス「そうかもしれんな……(モニターに目を落とし) 」


ジジ…ジ(突然モニターにノイズが走り、同じく通信も乱れ始める)


兄者「……早速通信障害だ……マジか…… 」

パラガス「電子障害……と……なると……合流前に波乱が一つ……のようだな……大佐も無事でいてくれよ…… 」

???「ネェル・アーガマだな?マフティーとかっての旗艦ってのは!!(ネェル・アーガマの前に停まった武装列車からそう通信が入る) 」

モブクルーS「どうやら一波乱ありそうやで…とりあえず戦う体勢取るふりしてサボるか…お前ら戦闘態勢になっとけよ! 」

兄者「(通信を艦内のみのローカル通信に切り替え)一応攻撃準備、あとMS隊も念のため準備たのむ(通信回線を外部に再びつなぎ直し)うちは確かにネェル・アーガマだ。だったらどうする? 」

害悪組「オウ!!!!(サバゲーの拳銃を構える) 」

クルー「(一人だけ風呂桶とタオルを持っている) 」

???「アンタらをなんとかしてくれって仕事を頼まれてなぁ。悪いが、少しばかり遊んで行ってくれ 」

パラガス「我々を……傭兵か?一体どこの差し金だ? 」

???「そりゃ敵に教えてやれることじゃねえだろ?……自己紹介が遅れたな。一応名乗っといてやるよ 」

弟者「出撃だ!MS隊、出撃を急げ!アーガマも攻撃態勢に入る、総員戦闘態勢!(ネェル・アーガマの武装の安全装置を外し始め) 」

???→オルガ・イツカ「……『鉄華団』、マフティー、アンタらと一戦張らせてもらう!!(武装列車のコンテナが開き、そこから勢いよくモビルスーツの影が飛び出してくる) 」

三日月・オーガス「潰す……!!(武装列車からネェル・アーガマに向けて飛び出してきたバルバトスが勢いよくメイスを振るう) 」

ハサウェイ・ノア「……ッ!!(緊急出撃したヘリオスがビームソードを振るい、ブリッジに向けて振り下ろされようとするメイスを受け止める)……態勢を整える暇も与えちゃくれないか!! 」


三日月・オーガス「へぇ……アンタがマフティーのボスか(ヘリオスと鍔ぜり合ってからメイスを振るい跳ね飛ばして)じゃ、アンタを潰せば終わるのかな?(メイスを構え、ヘリオス相手に突き出す) 」

兄者「補給が間に合って良かったぜ、全く……!!(ネェル・アーガマの武装を一斉に武装列車へと発射)異形のMS……!あれは……メイス!?恐らくギミックは無い、単に質量で殴ってくるつもりだ! 」

ハサウェイ・ノア「なんてパワーだッ……ヘリオスでも押し込まれる!!(突き出されたメイスを防ごうとシールドを構えるが、それごと粉砕され吹き飛ばされる)うわッ!! 」

三日月・オーガス「終わりだ……!?(武装列車に向けられたネェル・アーガマの砲塔を見て、とっさにその射線にかばうように入り込む)何を……やっている!!(ビームをその身に受けると、なんとそれが大きく弾かれるように拡散。無傷のバルバトスがメイスを構え、投擲。砲塔のうち一つを潰すと投擲したそれに追いつくように飛び上がり、そのまま甲板へ取り付く) 」

兄者「ビームコート……!それもあの直撃レベルを、ほぼ無傷で……!くそっ、この一瞬で砲塔を一つやられた!しかも速い……ッ!取りつかれた!不味い、不味いぞ!! 」

ハサウェイ・ノア「ビームが……効かない!?大きく弾かれて威力が減退しているのか!?(甲板へ取り付いた三日月を見てライフルを連射しながら急加速)取り付かれた、させるか!! 」

三日月・オーガス「……邪魔だ!!(放たれるビームライフルを弾きながら取り出した滑空砲で迅速に砲塔をもう一つ破壊、そしてメイスを振るって迫るヘリオスを迎撃) 」

???「 ボチャ…… ザザザザザザザ(ネェル・アーガマ、武装列車。双方が衝突したポイントの付近に水溜りが生じる。それは川からも、雨からも水を得ていないにもかかわらず湧き出、事もあろうに地面を"滑走") ザバァッッッ (そして交戦を繰り広げる両名に肉薄し、水溜りは等身大モビルスーツに迫るスケールを誇る"水の鮫"の形を成して、ガンダムバルバトスを"食い"にかかる) 」

兄者「今度は滑空砲……!対ビーム性能を高めて、単純な質量攻撃に特化した機体か……?アーガマの進路変更、あのMSから距離を取れ!俺達は残った砲でハサウェイを支援するぞ!メガ粒子砲は使うなよ、ハサウェイとあのMS、恐らく接近戦になる… 」

ハサウェイ・ノア「ぐっ!?(バルバトスの打撃で一気にきりもみしながら吹き飛び、甲板へ叩きつけられ)何だ!? 」

三日月・オーガス「今度は何だ…?(ハサウェイを吹き飛ばした後、迫る水の鮫に対し、メイスの先端を構え)……そこだッ!(その中心を的確に、メイスの先端に仕込まれたパイルバンカーで撃ち抜く) 」

???「 バ  シャ  アッッ  (水槽を叩き割ったかのように水のサメが"四散"する。中心に人型の姿が確認されるが、それが四肢を大の字に広げると……) ビターンッッッ(四散した水滴を一瞬でかき集め再び巨大水サメの姿を生成、地面の上で何度か跳ね、今度はネェル・アーガマに体当たりを仕掛けにかかる) 」

兄者「増援かあ……?いや違う、第三勢力……?砲門用意、あの鮫を狙え……発射ァ!!(アーガマの砲門から、サメに向けて攻撃) 」

アスラン・ザラ「ずあっ!!(セイバーガンダムで出撃、迫る水の鮫をサーベルで斬り裂きにかかる) 」

???「 ビターンッッ (アスランのサーベルにより胴体が両断、そこに砲撃を浴びサメの姿は細かく分散され、雨となって降り注ぎ"本体"が地面に落下される) キン…   ┣¨  ォ    ン   ッ   (青白い小柄な少女の形をしたそれは"銛"を取り出し、武装列車へミサイルの如く投擲。自身はアスランへ腕を交差させた"肘鉄"を浴びせにかかる) 」

兄者「助かったぞ、アスラン!だがやはり、まだ終わってない……!?かわいいのが出て来たぞ、ハァハァ……じゃない!!危ない、危うく持ってかれる所だった……アイツ全方位攻撃してるぞ… 」

アスラン・ザラ「あぶね(普通に18m級のセイバーなので飛びかかってきたところを拳で握りしめて拘束する) 」

オルガ・イツカ「チッ!(武装列車から飛び出し、銛を掴み取って)……厄介だな、乱入者に加えてアスラン、アンタもいるとはな…… 」

???→キャロル=グラ「しーん(もしかしたらアスランだけが覚えている某祭典で顔を見たかもしれないちびっこ……のそっくりさんがセイバーの拳の隙間から顔だけ出している)グゥゥゥゥ……(腹の虫を鳴らしつつも、セイバーの指の関節部部に両手を当て) ググググメシメシメシメシ(純粋な腕力で拳を徐々に解かそうとしている)あ"ー(飯を催促する顔) 」

アスラン・ザラ「あっこいつ見たことあ……何だコイツ!?(セイバーの指をわしわしして地味な衝撃を与えながら)うるせえこれでも食ってろ!!(ハロウィンで余ったクッキーとかそんなんをコックピットハッチを開けて口に放り込む) 」

三日月・オーガス「よっと(アスランたちがそんなことをしている間にブリッジの方向へ飛び掛かり、メイスを振るおうと振りかざす) 」

ハサウェイ・ノア「させるかッ!!(三日月の方へ回り込み、ビームソードでそれを受け止める)……アスラン!その子の子守は頼んだ!! 」

アスラン・ザラ「子守って、勘弁してくれ……!! 」

キャロル=グラ「もっさもっさもっさ(リスよろしく頰を膨らませクッキーとかを頬張る)……。(憑き物が落ちたようにおとなしくなり、アスランとオルガ達を交互に何度も見やり)Mission understood...(先の倍はある腕力で容易くセイバーの拳を振りほどき、真っ直ぐ武装列車へブーン走りで突貫、クレーターを発生させる脚力でロケット同然に飛び出し……) メギィッッッ (顎で武装列車の何らかの部品を装甲ごと食いちぎる)まず、まず…… 」

オルガ・イツカ→仮面ライダーオルガ「っと(いつの間にか変身していたオルガが武装列車を食いちぎるキャロル=グラをヤクザキックで蹴っ飛ばし、構える)ミカ、こっちは任せろ。生身なら俺がやる 」

兄者「もう色んな意味で収集付かねえよ!!(対空砲でハサウェイとアスランを援護しながら) 」

ファセット「サポート特化バッファーが必要らしいので私が来た!!(ネェルアーガマのハッチからドヤ顔をかなり控えめに出し)うおー!!今こそ仕事しろ、私の光ドロップー!!(両手から光球が二つ飛び、それがハサウェイの駆るヘリオスの装甲を覆う)対物理衝撃反射フィールドを貼ったぜ!これでよっぽどの大質量によるあれじゃない限り物体の衝突による衝撃を跳ね返すはずさァー!!(希望的観測) 」

シャンクス「ジジ…おいお前ら、そっちはどうだ!?(通信状況が突然回復、ネェル・アーガマのブリッジへ声が響く) 」

キャロル=グラ「べぇ"ぇ"ぇ"ェ"エ"工"ッッ(ヤクザキックを腹にくらい滅茶苦茶濁った声で呻き、武装列車車体の上をバウンドしながら吹っ飛ぶ) ガリガリガリガリ  ふゥゥゥ……ッ(五指の爪を車体に立て吹っ飛ぶ勢いを殺し着地。押し殺した吐息で威嚇すると地を蹴り突進。オルガの間合い手前で△を描くようにして直角に曲がり、低空飛行しながら脚部めがけけた廻し蹴りを絡ませにかかる) 」

パラガス「あっ大佐!!こっちはなんかもう大混乱ですぞぉ!!そういうそっちは!? 」

仮面ライダーオルガ「おっ?(突進して来たかと思えばカクカクと曲がったそれに対し、ローキックを低く飛び上がって躱し)鉄華大旋風!!(そのまま反撃に下段、中段、上段と繋げるように連続で蹴撃を放つ) 」

キャロル=グラ「 ぐぇ" ぎぃ"っ (粗が目立つ動作による全方位からの攻撃に対する、全砲撃への隙がない蹴り。技の精度は結果に現れる。無鉄砲に突っ込んだためか自らが進む勢いは止められず、オルガの打撃全てをモロに受け続ける事になる。純粋に経験不足、だが) うがァ"ァ"ァ"ァ!!!!!(やられっぱなしにはらがたった。オリジナルと相違ない闘争本能を頼りに、オルガの足にがっつり食らいつき)ブンブンブンブンブン(そのまま振り回され続ける) 」

シャンクス「……なるほど、確かにヤバそうだな(聞こえる物音を聞いて)……こっちは……そうだな…… 」

シャンクス「……こっちも、ちょっとヤバい(大きく損傷を受けたホバートラックを背に、ガーベラストレートに手をかける) 」

─ 機動戯曲 Ξガンダム ─

──file.27 Tekkadan

出典:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

オルガ・イツカが団長を務める民兵組織。
民兵組織とはいうものの、武力以外による仕事も行っている。
ケイオスに於いては、
鉄華団としての活動はどちらかというと下火だったが、
鉄華戦役において主戦力の『三日月・オーガス』が帰還。

それにより戦力的にも、組織的にも余裕が出来た鉄華団は、
ケイオスでの活動範囲や内容を拡充。
組織立った便利屋稼業を本格的に開始し、
今や多くの分野でかなりのシェアを獲得している。

特に傭兵としてのシェアは凄まじく、
『鉄華戦役の英雄』として大きく名が広まった、
団長のオルガ・イツカを始め、
ケイオスとしては新機軸の兵器となったMS、
それも強力なガンダムバルバトスを操る三日月・オーガスなど、
ケイオスの各勢力が注目するビッグネームを多数擁する。

便利屋としては基本、大体の仕事は受け持ってくれると有名。
民間の小さい仕事から、規模の大きな仕事まで幅広く請け負う。
が、筋や人情に重きを置くそのスタイルから、
一部の勢力からはその点が扱いづらいとも。


━━━━Mobile suit Gundam Chaos in Orga



……時は少し遡る

シャンクス「あっちも騒がしいなぁ、微笑ましいもんだ(ホバートラックの中、カチカチと機器を弄りながら揺られている) 」

まよねづけんしん「全部滅茶苦茶にしたい~♪何もかも消し去りたい~♪あなたのその胸のなああああああああああああああああああかああああああああああああああああ(ホバートラックに轢かれて空を舞う) 」

モナー「早速一人轢いてるモナ……まあいいや、これくらい良くある事だモナ 」

夜神ムーン「アイツ飛び出してきてなかった……? 」

まよねづけんしん「(華麗に着地して大振りしながら全速力でホバーボートを追いかけ回す) 」

シャンクス「はは、よくあること……か……慣れたらいかんことのような気もするがな…… 」

夜神ムーン「うわあああアイツ足速ッ!! 」

まよねづけんしん「ラッキーで埋め尽くしてええええええレストインピースまで行こうぜえええええええええええええええええ(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 」

夜神ムーン「いつか見た地獄もいいところだよ!!!!! 」

シャンクス「ハハハハ……ん(すると、急に異常を示し始めた機器に目を向けて) 」

モナー「追い抜かせてもう一回轢けばいいモナ……ん?計器に異状?おかしいモナ、流石に人一回轢いたくらいじゃびくともしない筈… 」


ジジ…ジ(突然モニターにノイズが走り、同じく通信も乱れ始める)


シャンクス「通信が断絶した……あちらに何かあったのか……?取り敢えず回復を図ってみよう…… 」


カラン コロン……(そうシャンクスが機器を弄っていると、ホバートラックの外部に何かが転がった音が聞こえ)


シャンクス「……(それを一瞬で感じ取り)衝撃に備えろ!!何か来る!! 」


ス˝ ド オオオオオン!!!!!(するとホバートラックを持ち上げるように下から爆炎が上がり、ホバートラックは大きくスリップするように態勢を崩す)

シャンクス「グレネードか、なんだこの威力!?(ホバートラックのドアを開け、そのまま素早く車外へ飛び出す)敵襲、か、こちらにも 」

モナー「モナァァァァ!!(トラックから転げ落ちる) 」

夜神ムーン「敵襲!?なんだよもう!!またかよ!!! 」

クラウド「またかッ!?(衝撃を受け勢いよく頭をぶつける) 」

武装集団「……(ガスマスクをつけ、ライフルで武装した黒い戦闘服の者達が現れ、ホバートラックを取り囲む。その隊服には何処かで見たような、特徴的な兎のステッカーが)……マフティーのシャンクスと夜神ムーンだな? 」

ベネット「ハッハッハ、見ろよアレを……タイミングはバッチリ、トラックごとドカンだ……じゃあな、ここがてめぇらの墓場だぁ!!(軽機関銃を構えながら現れ、シャンクス一味に向けて連射) 」

シャンクス「む……!!(ガーベラストレートに手をかけ、瞬間目にもとまらぬ速さで振るい、放たれた軽機関銃を弾く)……ベネット……それにお前達、そのステッカー……目当ては『荷物』か? 」

武装集団「……話は聞いている。それを渡してもらおう。無論、その後死んでもらうがな(と、ホバートラックに積み込まれたままジタバタとする『荷物』に目線を向け) 」

ベネット「流石の腕だなァ赤髪、だがその大事な残り一本も此処で引きちぎってやるぜ…俺が弾幕を張ってやるから、さっさと散会しろ、カカシ共!!(腰を落とし、なおも軽機関銃を連射しながら兵士達に号令を飛ばし) 」

夜神ムーン「目当てはその不気味な荷物かよ!!しかも渡しても見逃してくれねえってよ!! 」

ブライアン「降伏は無駄だ、精々抵抗しろ……それとも尻尾を巻いて逃げるか?ハハハハハ!!(指を鳴らしながら武装集団をかき分けて現れ) 」

クラウド「まずいな、既にもう囲まれて……(散開する兵士たちを見て、合体剣を持って飛び出し、飛来する無数の銃弾を弾く) 」

夜神ムーン「……(アイツらの服に貼られてるステッカー、どこかで見たこと……)やるしかないか……(ロウクレストから盗んできた武装を変形させて構える) 」

ヨクバリス「お"い"!そ"の"パーツと"タ"マ"よ"こ"せ"よ"……!(ヨクバリスが勝負を仕掛けて来た!ヨクバリスは夜神ムーンへ傭兵下っ端を繰り出した!!) 」

ベネット「(軽機関銃を一時的に片手で連射し、空いた片手で器用に手榴弾を投げ付け)全員出て来たぞ!やれ!! 」

傭兵したっぱ「イ"ィ"ーッ!!(ヨクバリスの投げたボールから飛び出してくる) 」

モナー「(トラックの影に隠れ、拳銃を兵士達に向けて発射)急にこんなになると思ってなかったモナー!! 」

シャンクス「なるほど、その周りの奴らは傭兵か……いや、お前達も含めてそうだな……?(後ろへ宙返りしてホバートラックの上に降り立つ)元より降伏はしない。する理由がない。逃げても逃がしてはくれんのだろう…?(うごめき続ける『荷物』を持ち上げ、盾にするように構え)少なくともその兎マークの奴らはこれが目当てだろ! 」

ブライアン「ッシャァ!!!(一気に踏み込み、クラウドに向けて強烈な右ストレートを放つ) 」

クラウド「ぐっ!!(合体剣のうち一つを分離させ、ブライアンの右ストレートを受け流す)なんてパワー……!!だけど!!(攻撃を逸らすと、もう一方の剣で咄嗟に切り返す) 」

武装集団「……!!(シャンクスが構えた荷物を見て銃を構え)……分かっているならさっさと渡してもらおうか(合図と共に、その荷物を避けるように銃弾が飛び交う) 」

ブライアン「(左手でクラウドの剣を受け止め)どうしたハンサムソルジャー、生身以外の人間は怖いか……? 」

夜神ムーン「うおお何だコイツら!?(傭兵下っ端を新世界の神パンチで殴りつけ、そのまま膝蹴りを腹にぶちこみ)くらえッ!!(そのままの勢いでレーザーランチャーへ変形させた武器をヨクバリスへ放つ) 」

ベネット「テロリスト風情らしい、姑息な手を使ってくれるなあ赤髪……(射撃を止め、手早くリロードを行い)だがなぁ赤髪、そんなもん気休めにしかならねえぜ 」

クラウド「受け止め……!?コイツ、サイボーグか!?(合体剣を分離、二刀流に切り替えると左と右で流れるように連撃を繋ぐ) 」

シャンクス「フッ、お互い様さ……(飛び交う銃弾を数発弾き)オイオイ、流れ弾が当たったらどうするつもりだ?こいつを傷つけたくはあるまい…… 」

ヨクバリス「う"お"お"お"お"お"!!この使えねえ下っ端がァ"ー!!(レーザーランチャーが全弾被弾。全身焼け焦げぶっ倒れるが……)ごくん!!(全身を包んでいた炎が吸収される)ゼハハハハ!流石だなぁ、お前は新世界の……神!!だったかァ?なら俺は……"闇"だァ!!(両腕を広げ\(^o^)/のポーズを取る、瞬間) シュゴォ (カービィめいた効果音と同時にもの一瞬で一帯の"エネルギー"がヨクバリスの体に吸収されていく)ゼハハハハハ!! 」

ブライアン「(クラウドが繰り出した左の斬撃を受けながらも、しゃがみ込んで続く追い打ちを避け……)やってくれたなぁ……ハァッ!!(姿勢を低くしたまま、全身の回転を乗せた鉈の一振りの様な回し蹴りをクラウドの脇腹に叩き込む) 」

夜神ムーン「な、何だコイツ!?まさかヤミヤミの能力者なのか!?(再びレーザーランチャーを構え)なんて力だ……本当にレーザーランチャーが通用するのかもわからんが、やるしか……!! 」

ベネット「ハッ、随分煽りやがって……良いだろう、雑魚共に用はねえ、ハジキだってこうなりゃ邪魔だ……(大型ナイフを抜き放ち)野郎ぶっ殺しゃぁあぁぁぁぁ!!!(ナイフを構え、シャンクスに向かって突進) 」

シャンクス「ほう、来るか!(『荷物』をそっと置いてガーベラストレートを峰の方向で構え、ベネットのナイフを受け止める) 」

ヨクバリス「その通り!!俺はヨクヨクの実を食った欲望ポケモン!!獣<ケダモノ>の欲は!!終わらねえ!! >>┣¨ン<< そ"れ"も"く"れ"よ"ォ"!!!!(ムーンくんへ黒々とした口を開ける。すると周囲の草木、酸素、そしてムーンくんの"デスノート"にまつわる記憶が吸われ始める) 」

夜神ムーン→きれいなライト「こいつ、何を……!?ぐあああああ!!!(ヨクバリスによりデスノートにまつわる記憶が吸い取られるムーンくん!そのまま倒れ込み……)……はっ!?ぼ、僕は……!?(なんときれいなライトくんになってしまった!) 」

ベネット「(ナイフでガーベラストレートと鍔競り合いながら……足を振り上げ、"荷物"を蹴り飛ばし、直後に倒れ込むように転がり、シャンクスと距離を取り)悪いがアンタからは『恐怖』を感じねえ!!おら、野郎共!!荷物を確保しやがれ!! 」

ヨクバリス「ゼハハハハハ!!こいつが新世界の神に迫った力!!叡智!!ゼハ、ゼハハハハ!!これで誰も俺を止められねえ……日本警察も!FBIも!!新世界も!!!全てを奪い、支配してやる!!ポケモン王はこの俺だァ!!(その辺のノートにシャンクスの名前を書くが)……。… 」

ヨクバリス「……………えっ(当然、普通のノートに書き込んだだけな上シャンクスはフルネームではないので何も起きない)ゼハハハ……(デスノートを使うのは)やめておこう……!まだ時期じゃねえ……(震え声) 」

武装集団「了解(ナイフを抜いた彼らがシャンクス達の元に駆け寄り、蹴り飛ばされて『ぐえっ』と声を上げたそれへと近づいていく)『隊長』、しっかり…… 」

雇われ葬儀屋「 ガララーッ (ベネットの声がけに応じてトラクターから現れ荷物を棺桶に収納)デッデデ♪デッデ♪デッデデデッデデ♪(愉快なステップを踏みながらゆっくりとトラクターに帰ろうとする) 」

シャンクス「ああそうだな、刃も向けない、それにこの態度では‥‥緊張感も生まれまい!(そう言うと刃を返し、ベネットの近くをすり抜け様に一閃。なんとガーベラ・ストレートの一閃はナイフを鍔迫り合いすら起こさず両断し、そのまま荷物の方へ瞬間的に駆けつけ)はーッ仕方ねェなァ!!これは使いたくなかったが!!(ガシャガシャッとマントの下から現れた鋼鉄の義手。その左腕で“荷物”を回収すると右手でその“荷物”の顔面らしきところに刀を突きつけ)おーおー一歩でも動いてみな?お仲間のお顔がおミンチになるぜ~ 」

ベネット「バカな……あの一瞬で……(呆然と両断されたナイフを眺め)……カカシ共!手を出すな……銃口だけ向けてゆっくり距離を取れ… 」

武装集団「チッ……!!(一部隊員がライフルを構え、さらに一部の隊員がナイフを構える) 」

きれいなライト「よ、よく分からないが!!くらえ!!(武器をミサイルランチャーに変形させ震え声のヨクバリスへ放つ) 」

クラウド「ぐ……あッ!(ブライアンの回し蹴りを受け錐もみで吹き飛んでいくが、剣を地面に突き刺して立て直す)あっいつの間にか赤髪が人質取ってる! 」

ブライアン「(軽く膝を上げ、さらに手を拱くようにクラウドを挑発)ハッハッハ……チッ、使えん奴らだ、下手を打ちやがって…… 」

クラウド「……(合体剣を一個に纏め直し、ブライアンに向けて構える)あの荷物、どうやら人質になるような代物らしいが……まあ蠢いてたし生き物だろうなと思ってたけど…… 」


ヒュッ………!!!(シャンクスが持っている刀をへし折らんと拳が飛んでくる)


ベネット「特注とはいえまともな素材のナイフ程度じゃあ打ち合いにもならねえか……(静かに腰のホルスターに手を近付け)そしてあの"荷物"……察しちゃあ居たが、厄介な仕事を押し付けられたもんだぜ 」

ヨクバリス「 >>再起不能<<  」

シャンクス「あん?(飛んできた拳を峰で弾き、荷物へ刃を添えながら飛びのく)この拳、まさか…… 」

綱手「……(飛び退いたシャンクスを見て、表情を変えずにファイティングポーズをとる)……世界が自分を中心にして動くと思うな!(シャンクスの刀を飛ばさんと蹴りを見舞う) 」

シャンクス「げ、綱じゃん、面倒なのが来たな(屑発言)(蹴りを間一髪躱して宙返り)動くんじゃないぞ少尉、次近寄れば…… 」

きれいなライト「よし……!!(ヨクバリスを倒したのを見て、シャンクスの方に目を向けて)シャンクスさんッ!人質なんて……!!そんな卑怯な真似、していいんですか!? 」

綱手「はぁぁぁっ!ガァンっ!!!と地面を叩き、大きな瓦礫をシャンクスの方に飛ばす) 」

(一方…)連邦政府高官G「……えっ、綱手少尉が無断で出撃した!?(うそだろぉ?ス栫H) 」

連邦クルー「はっ…シャンクスがどうとか言って、パラス・アテネではなく生身で飛び出していきました…! 」

連邦政府高官G「シャンクス?あの赤髪の……………好都合だ。ブロリー、ワドルドゥ。ただちに少尉の援護に向か…何かあるかもしれない。 」

ベネット「あの脳筋女ァ……!!ぼさっとしてんじゃねえカカシ共!!さっさとケースを取りに行け、殺られちまうぞ!!(一瞬で拳銃を抜き、シャンクスに発砲) 」

ブライアン「ラウンド2、開始という事だ……なあ、そうだろう?貴様ら……ッ…ハァッ!!(クラウドと距離を詰めて、一瞬"溜め"を作り……タイミングをずらした上段左回し蹴りをクラウドのこめかみ目掛けて放つ) 」

武装集団「隊長は諦めろ。当たりどころが良ければ死にはしない(吹っ切れたのか数名がライフルを指切りで掃射、さらに数名がシャンクス相手に回り込むようにナイフを構える) 」

シャンクス「マジかよ!?(盾にしているにも関わらず攻撃してくる綱手とベネットとその他傭兵たちを見てドン引きしながらマントを翻して飛び上がり)あっさり切り捨てるなァ!? 」

クラウド「ッ!(回し蹴りを合体剣で受け、その返しにミドルキックを脇腹に放つ)あっ人質が効力を失ってる! 」

ベネット「隊長サマの身体に拳銃なんぞ通じねえよ!カカシ共、奴が飛んだぞ!!着地地点を包囲城!奴にとっても隊長は死なれちゃあ困る筈だ!!足を狙え!!(軽機関銃を拾い上げ) 」

シャンクス「乙女の柔肌なんだと思ってんだお前ら!?(空中から斬撃で真空波を周囲に飛ばしながら綺麗に縦に三回転して着地) 」

ブライアン「ぐうっ……!?(ミドルキックを脇腹に受け、後方へと吹き飛ばされ)良い蹴りだなぁ!楽しくなって来たぞ……! 」

サ キンッ!!(真空波の余波で『荷物』を入れていた寝袋大の袋の顔部分が割け、見覚えのある銀髪の少女が顔を出す)

綱手「貴男はいつもそうして。いつも自分だけ高いところにいようとする!女を道具としか思っていない男が!(シャンクスに向けて拳を振り上げる) 」

クラウド「ッ、でやああっ!!(ブライアン相手に駆け寄り、飛び上がって合体剣を縦回転回転しながら落下の勢いに乗せて叩きつける) 」

シャンクス「失礼な!私はこの状況なら女でも男でも盾にするさ!!(盾としての効果を失ったと判断したのか荷物を放り捨て、綱手の拳を義手で受け止める) 」

綱手「貴様…どこまで卑劣な男だ!(荷物が放り捨てられたのを見て)はぁっ!!(義手で受け止められたのを見てすかさずもう片方の拳を振りかざす) 」

ベネット「…!今だ!!(閃光手榴弾のピンを抜き、シャンクスに向かって投げ付け……)カカシ共!!とにかく赤髪に向かって撃ちやがれ!!(銀髪の少女を回収しようと、一気にダッシュ) 」

バイオブロリー「……歴史の立会人DEATH………(綱手のもう片方の拳とほぼ同時に彼女の横に現れ、シャンクスに向けて拳を振りかざす) 」

ブライアン「直線的過ぎるぞ、ハンサムソルジャー……焦ったかァ!?(側面に回り込む様にクラウドの斬撃を避け、直後にクラウドの顔面向かって強烈な左アッパーカットを放つ) 」

クラウド「くっ!!(アッパーカットを髪に掠るように躱し、蹴り上げるように距離を取る)……あの銀髪、どっかで……!! 」

武装集団「隊長ッ!(ベネットの声を聞いてシャンクスに向けて銃撃を開始、ナイフを持った数人が同じく回収に向かう) 」

シャンクス「はッ!?(綱手のもう一方の拳を刀の峰で受け止めると、次の瞬間閃光手榴弾が炸裂し)うおっまぶし!!ぐえっ(そのままバイオブロリーの拳を受け吹き飛ぶ) 」

ベネット「(銀髪の少女を片手で抱え上げ、一目散に逃走を図る)援護しろ、カカシ共!!とにかく撃ちまくれ!! 」

ブライアン「(クラウドの蹴りを受けるが、怯む様子もなく再び距離を詰め)イィィヤッハァァ!!(打ち下ろす様な形で右のエルボーをクラウドの頭目掛けて放つ) 」

武装集団S「ベネット殿!!申し上げます!!(某アンゴルよろしくベネットの近くに駆け寄り片膝をついて申し上げる)12時の方向より敵影との報告がァー!! 」

ワドルドゥ曹長「ブロリー様!(吹き飛んだシャンクスの後ろに立ち、目からビームを放つ) 」

クラウド「ぐ!?(エルボーを受け地面に叩きつけられるが、勢いを殺さずぐるりと回って足払い)はぁ……はぁ……なんか赤髪の方がやばい…… 」

ベネット「(銀髪の少女を持つ手とは逆の手で拳銃を抜き)よおし、報告は分かった!直ぐに迎撃の用意をしろ!急いでずらかるぞ!! 」

武装集団S→スティーブ・ロジャース「ところがもうすぐそこまで来てるんだなぁと申し上げますッ!!(ヘルメットを投げ捨て人差し指に中指を絡ませ)うおおおおお!!全員脳みそ焼き切れろ『領域展開』ィィィ!! 」

シャンクス「……はぁ……ガ シッ(吹き飛んだ先、ゆっくりと立ち上がりゆらりとした態勢から瞬間的に移動しビームを躱し、ワドルドゥを掴んで投げ飛ばす)……悪ィ。嘗めてた(今までとは雰囲気が、目つきが変わる。すらりと刀を抜いて)……確かに今までのおれは、ふざけていたし緊張感もなかった……その結果これだ。()の悪い癖だ 」

領域展開から襲いかかる情報量「相対論[1]は、特殊相対性理論と一般相対性理論の総称である。物理史的には、古典論に分類される物理の分野としては、最後の「大物」であった。量子力学と並び、いわゆる現代物理学の基本的な理論である。 特殊論・一般論ともアルベルト・アインシュタインにより記述された。まず、等速運動する慣性系の間において物理法則は互いに不変であるはずという原理(相対性原理)と光速度不変の原理から導かれたのが、特殊相対性理論である(1905年)。特殊相対性理論は、時間と空間に関する相互間の変換が、相対速度が光速に近づくと、従来のいわゆる「ニ(相対性理論の濃厚な情報がベネット達に襲いかかる!) 」

ベネット「クソッタレ!もう此処まで来てやがったか…!がああああっ!!(領域展開を叩き込まれ、崩れ落ちる。が……)うおおおおお!!(ナイフを自らの頭に突き立て、頭蓋骨に這わせるようにナイフで皮膚を切り裂き……痛みでもって強引に情報を遮断する)舐めやがってえぇぇぇぇぇ!!! 」

シャンクス「よし、よくやったスティーブ……(次の瞬間、風と空間の断裂を残してその場から消え)……『龍巣閃・乱』(次に現れた瞬間、キンと刀を納める。その場にいるベネット、ブライアン、バイオブロリー、綱手、ワドルドゥ曹長に空間の断絶を伴う斬撃を残して) 」

ザ   ン!!(同時に、斬撃の余波だけで周囲に展開していた傭兵集団の武装が両断される)

ベネット「まずい、こいつ動……(シャンクスに気付いて拳銃を抜き放ち、発砲するが直後に斬撃を受け)……クソったれ、カカシの群れじゃあ不足だったか…(銀髪の少女の腹部に発信機付きの針を叩き込み、その場から崩れ落ちる) 」

ブライアン「(斬撃を察知し、強化された両腕で受けようとするが……両腕を簡単に切り落とされ)……ふん、まだ強化が足りんようだ… 」

バイオブロリー「ダニィ……!?(斬撃をくらい)ワドルドゥ、綱手…ここは撤退DEATH…! 」

武装集団「!?(構えていたライフルやナイフだけでなく、マウントしていた副武装まで一度に無力化されたのを見て一部の隊員は魔術のような構えを見せ、また一部は撤退の様子を見せる) 」

きれいなライト「す、すごい……あの人あんなに強かったのか!人質なんて取る必要あったのか!? 」

シャンクス「いーや正直浅いな、今の内に逃げるが勝ちだぜ(銀髪の少女を背負い上げ、ホバートラックへ戻ろうと歩を進める) 」

クラウド「…………(嘘だろ、俺の合体剣がまるで通らなかったあの腕をまるで生身の腕みたいに……)……アンタが最初からやってればこんな苦労せずに済んだんじゃ…… 」

ベネット「……下がれ、お前ら……カカシの群れじゃあ相手にならん…(その場で倒れ込み) 」

スティーブ・ロジャース「最初から全力で抗戦したなら数の不利を覆せたという保証はない。こちらが人質を取っている……その時点で戦力的に劣っている、或いは人質頼みであると思わせる効果もあっただろう まあ、問題はその人質目当てで追われてた節があるんだが(ママチャリに乗りホバートラックと並走する準備をしながら) 」

銀髪の少女「ちょ、なんでみんな諦めてんの!?隊長が捕まってんのよ!?てか撃ったでしょあたし盾にされてるの無視して!!(散々引き回されて気分悪そうにしていたが、ようやくまともな思考を取り戻したのか喚き出す) 」

シャンクス「はは、違いねーや(喚き出した荷物を剣の柄で小突き)取り敢えず通信の回復を……(そう言ってホバートラックから引っ張り出した通信機器を弄り始め) 」

キィ ィィ ィ ーーーーー─── ィ ンッ(空、斬り裂くような高音、遠く、消え入りそうな、耳を澄ませても聞こえない。目を凝らしても見えるかどうか分からない蒼い光が空を走り)

ベネット「……あんたなら無事だろう、まあ……暫く待ってな……俺達はテロリストになんざ負けねえよ…… 」

シャンクス「えーっと、あっちでミノフスキーやエイハブウェーブの影響があるなら……ッ!(空から感じる気配を感じ取り)……まさか、ヤバい!!お前達早めにここから離れる準備を 」


ド ヒャアッ(勢いよく、その場に巨大な衝撃波を放つように地面の直前で。その場の空気を塗り替えるように紅い影が舞い降りる)


レッドウォーリア「面白い……ここまで侮りがたい敵か(空気を一瞬で塗り替えて)えぇ!?マフティーさんよ!!(紅の武者が、大地に立つ) 」


きれいなライト「え、それはどう……いう!?(衝撃波を受け、脚を崩し)……あの時の……あの時の赤い……!! 」

シャンクス「いいから行け。おれなら抑えられる。今ここにおれ以外に抑えられるのは居ない(引っ張り出した通信機を繋げ)…おいお前ら、そっちはどうだ!?…………なるほど、確かにヤバそうだ… 」

レッドウォーリア「久しぶりだなァ、ロゼ。下手こいて捕まって少しは頭冷えたんじゃないかい?(ゆらりと腕部のビームサーベルを発振させ、シャンクスへゆっくりと寄る) 」

銀髪の少女→ローゼンハイン「バッ……あんた何やってたのよ、あたしがどれだけ…… 」

バ チ(次の瞬間、背負っていた彼女ごと貫こうとしたサーベルをガーベラ・ストレートが受け、空気が揺れる)

\シャンクス「………こっちも、ちょっとヤバい(通信に応えながら、サーベルをギリギリと受け)……正気か、お前

レッドウォーリア「……ほら、鈍ってる

─ 一方その頃、ネェル・アーガマ 戦闘中区域は…… ─

ペニーワイズ「弾幕薄いぞ!何やってんの!……これ一度言ってみたかったんだわ(砲撃手に向けて叫ぶ) 」

パラガス「大佐……ヤバい?マジ?(シャンクスから入った通信を聞いて)機関長……大佐がちょっとヤバいとか言ってる辺り、考えられるのは二つ。大佐がいつもの軽口を吐いているか、それとも本気でヤバいかのどっちかだ。……どっちだと思う? 」

ペニーワイズ「大佐の能力は未知数だ。ヤバいだけだとどっちとははっきりとは言えんな…(通信をつける)大佐…えーっと状況報告できる奴でいい。敵はどれくらいの規模だ? 」

三日月・オーガス「オルガ……んじゃ、そっちは頼んだよ(ヘリオスとの競り合いを無造作な蹴りで振り払うと、そのまま真っ直ぐ突っ込んでメイスの先端を向けて刺突) 」

兄者「……流石にタイミングが良すぎる、"マジでヤバイ"方に一票だな……とにかく対空砲をフル稼働させろ 」

モブクルーI「僕もマジでヤバいに一票です。 」

シャンクス「十数人規模の敵部隊はやっつけた、問題は……(次の瞬間、空気の揺れで通信が乱れ、ビームサーベルと打ち合う音が素早く何度も響く)通信の暇もくれねェかよ…… 」

ハサウェイ・ノア「チッ!(蹴りを受けグッと空中で踏みとどまり、突っ込んでくるバルバトス相手にシールドを構える)フィールドもある、シールドで受ければ…… 」


バ キ ィ ンッ!!(全力で加速したバルバトス、非常に高い馬力と加速、そして力強い刺突の一撃でフィールドとシールドを纏めて粉砕し本体すら跳ね飛ばす)


ペニーワイズ「大佐が通信をする余裕もないとは…俺もマジでヤバいに一票だな… 」

ハサウェイ・ノア「嘘だろッ!?(シールドを粉砕され咄嗟にそれを捨てながら身を躱し、その衝撃による勢いを殺さず反撃に腹部に蹴り入れる) 」

兄者「MS隊!なんとか出て行ってハサウェイを援護してくれ!あの機体にはビーム兵器が通じない…しかも出力がデカすぎる!! 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「毒電波………(ウェイブライダー形態になっていつのまにか出撃。バルバトスに向けて突進する) 」

三日月・オーガス「っと(蹴りを全く意に介せず、反撃に桁違いの威力の蹴りを打ち込み吹き飛ばす) 」

月島拓也「激しく!もっと激しく!どいつもこいつも(自主規制)させてやる!(ガンダムmarkⅡのバズーカを連射しながら接近) 」

織田信長(Fate)「えっ!!?ビーム効かんの!!? わしのMSのメイン武装ファンネルで機体強度なんか殴っただけで腕がもげる紙ペラなんじゃが!!?やっぱり神ってだめだわ、紙だけに 」

毒電波カルテット「(自主規制)!!!!!!(謎のオーラで鉄華団を圧倒しようとする) 」

ファセット「ぬ"あ"あ"あ"あ"あ"!!ダイヤモンドを舐めやがってあんちきしょーーーー!!(元気玉よろしく両腕を空に掲げパワーをハサウェイの機体に送り込む。ダイヤモンドジョズもびっくりの軽量、高密度の半物理、半運動エネルギーフィールドでコーティングする)被弾しても最低限即死は免れる!!何度でも修復してあげるから頑張ってがちんこなさい1!! 」

ハサウェイ・ノア「うッ!?(蹴り飛ばされて縦回転しながら空中制動)このパワー……!!こっちとは膂力が違いすぎる!! 」

三日月・オーガス「!!(ウェイブライダーで突撃してきたカミーユを受け止め、蹴っ飛ばすが続いて飛来したマークⅡのバズーカを受け怯む)チィッ……!!(メイスを構え、それをマークⅡに向けて投擲) 」


┣¨  オ ォ  ォ >>  カ   ッ   << オ ォ  オ  ン ・・・(その時不思議な事が起きた。先まで快晴だった空に岩のように厚い雲が立ち込め雷鳴が轟く。 雲の隙間からは神々しい光と……)  ぬっ  (ジオングさながらの、石膏よろしく白い塗装の拳が現れ、散漫な動きながら重量と質量と運動エネルギーを伴い、ガンダムバルバトスを撥ね飛ばさんと迫ってくる)


磯野波平「シャンクス、私の手際を見せてやる。よく見ておくのだな(チベに搭乗。12機のドムをバルバトスに差し向ける) 」

ヌマクロー群「(ネェル・アーガマの甲板上で祈りを捧げている) 」

兄者「よし……依然として状況は芳しくない、が…!数はある程度揃えられた! 」

三日月・オーガス「ん……?(迫りくる巨大な拳を見上げ、ぱちりと瞬きすると、それ以上何一つ感動を見せず)っ……と!!(ガッと爪を立てそれを受け止め、そのままブースターを吹かし止めてしまい……あまつさえ、それを無理矢理振り回し武器にして迫る12機のドム隊に向けて振り回す) 」

9Sケット「—————バァンッッッ(武装列車の屋根を突き破り飛翔。スパイダーマン着地をし、ゴーグル(帯)を片目だけ外す)団長、僕も戦うよ。僕は——————— 喰 種 < ガ ン ダ ム > だ (中指の骨を鳴らし、全身が黒い装甲で包まれる。その名を『モバイルスーツ=ガンダムファラクト』) ガコォンッッ(身の丈程あるスナイパーライフルを車上に固定し、迫り来るリックドムを機械的に狙撃しにかかる) 」

仮面ライダーオルガ「うわ~ミカつえ~(相棒の大暴れにドン引きしながら自らの足に噛み付いてきたサメを執拗に武装列車の角に叩きつけ続ける) 」


ズガガガガガガガガガガァァァァァァァン!!!!(ドム隊 全滅)


月島拓也「君の心も壊してあげるよ……(メイスを回避。謎のオーラを発しながら拳をバルバトスに振るう) 」

召喚新世界神・パーフェクト=ヤガミ「  ズ  ゥ  ゥ  ン ・・・(三日月に腕が引っ張られた事でその全貌が明らかになる。その正体こそは全長60mはあろう、古代ギリシャ彫刻めいた風貌の夜神月そのものだった!! 奇跡だ!! ヌマクローの祈り(強めの幻覚)が真実となった!!) パシッッ ギュルルルッルルル(デスノートに名前を書き込む際に用いるボールペン(ロンギヌスサイズ)のペン先がドリルよろしく回転し、それを握りしめたままゆっくりと三日月に近づける) 」

三日月・オーガス「ッ!?(月島のマークⅡから伝わる毒電波を受け)何だコイツ、気持ち悪い感覚が……(拳で勝負しに来たマークⅡ相手に素手で殴り合いを始める。流れるようにコックピットを揺らすフックから始まり頭部にストレート、そのままアッパーと繋げる) 」

9Sケット「僕は人を好きにならないよ……絶対に(モバイルアーマーを装着したにもかかわらず狙撃銃を再装填。その場から動かず、人体であれば反動で上半身が消し飛ぶ威力の『対MS徹甲弾』をネェル・アーガマへ射出する) 」

キャロル=グラ「  ゴッッ(車体の角に両足を付け垂直に着地。口にオルガの足をくわえたまま化け物染みた脚力で車体を蹴り)うがああああ!!(諸共車体から引き摺り下ろす凶行に出る) 」

弟者「ふも…ふもももふもも、ふもっふ!!(すまん、兄者……少し準備に手間取っちまった、が……行けるぜ、調子が良い…!ボン太くん”Model K”…出動する!)(野太刀サイズの高周波ブレードで9Sケットの放った徹甲弾を弾き飛ばしながら、ブリッジに現れる) 」

L「うわデカい夜神君が出て来た、最悪 」

三日月・オーガス「うわ(迫るボールペンに対して月島のマークⅡを盾にしようとする) 」

兄者「まあ害悪組は被害に入れなくてもいいとして……遠距離戦に徹すれば、あの敵MS相手は多少はマシか……?滑空砲が脅威ではあるが……  頼んだぞ、弟者!そいつは見た目こそアレだが性能は現行モバイルアーマーにだって引けを取らん、そして中身がお前なら尚更だ! 」

月島拓也「ぐっ!!(頭部にモロに攻撃を食らい、飛ぶ…と思いきや至近距離からバズーカを放ち、反動で自らを盾にしようとしているバルバトスから離れようとする) 」

召喚新世界神・パーフェクト=ヤガミ「罪はァァァアァァァァこの僕をオオオォォォオォオォォォッッ!!美ゥゥしィく作ゥッた事ォォォォォ—————ッ!!!!!!!!(バカヤロイドさながらに賛美歌を流しながらドリルボールペンで人質が脱した三日月を貫こうとする) 」

仮面ライダーオルガ「うおッ!?(諸共空中に引っ張り出されるも、その空中で足を押し付けて空中で離れ、そのまま地面に受け身を取りながら転がって飛び上がり、着地)中々に根性のあるサメじゃねぇか……(そう言うとマエガミギレードとライドウォッチを取り出し)《リベリオン!》よし、丁度試運転してえのがあったんだ。試してみるかいサメの嬢ちゃん!(そう言ってそれを装填) 」

9Sケット「敵MSが増えた……パワーゲームは終わりか。これからは、少し先のことも考えていかなければならないね(徹甲弾を"3発"装填。それを同時に射出し…) ┣¨ ギュ オ ッ (3発、一定の間隔を開けて連なる徹甲弾が同時に弟者に迫る) 」

三日月・オーガス「何だコイツ……!?(ドン引きしながらもボールペンを掴み、そのままメイスを手繰り寄せるとその先端を押し付け)砕けろ(そのままパイルバンカーを射出する) 」

キャロル=グラ「 フシャァ—————ッ!! (イカリ肩で呼吸しつつかかってこいやと言わんばかりに威嚇する) 」

弟者「ふもっふ、ふもふもふも、ふももも(やはり俺にはデカいMSのコクピットに座るよりこっちで直接動く方が性に合ってる……!)(9Sケットの放った徹甲弾の内、倒れ込む様に回避行動を取りながら、初段のみを切り裂き)……ふもふもふも、ふもっふ…(安パイを取ったが、やはり複数発同時に撃たれていたか……だが…!)ふもっふ!ふもっふふもも!!(兄者!敵狙撃手の位置が判明した、これから解析データを送る!) 」

仮面ライダーオルガ「行くぜ?(ウォッチを装填したマエガミギレードのトリガーを引くと、ドロリと白い光に包まれ、その光が砕けるように晴れると日本刀のように細く固まり直した刀身が顔を出す)……コイツは剣と一緒に使って初めて真価を発揮するんだ。切り傷に注意な!!(そう言うと脚を踏み出し、グルリと回り斬撃を撒き散らしながら急接近、袈裟斬りを振り下ろす) 」

召喚新世界神・パーフェクト=ヤガミ「ギゲェッフブッフッフェ!!!!!!!!! (パイルバンカーがボールペンをすり抜け頭部に命中。あっけなく半壊するが……)バカヤロオオォォォ!!誰を撃ってるゥゥゥ!!!! ふざけるなァァァァ!!!!!(絶叫。重力波を伴う叫びを発し押しつぶさんとする) 」

兄者「了解だ、弟者!ビームはこっちに使わせて貰う……!(弟者が割り出した位置データを基に、9Sケットに向けてネェル・アーガマのビーム砲を発射) 」

9Sケット「機体強度は図れた……あれなら物理兵装じゃなくても焼き切れる…!(格納庫より複数のガンビットを解放。更にはスナイパーライフルを"放棄"し、自立起動するはずのガンビットの内二つを手に取る)勝利条件を間違えるなよ……"俺を打つ事"じゃないだろう!(複数のガンビットと共にネェルアーガマへ飛行、ある地点で散解し自らの手に取ったそれも含むガンビットによる全方位からの射撃を行う) 」

三日月・オーガス「うるさいな……(重力波を受け怯みながらも滑空砲を構え)オルガの声が聞こえないだろ……(パーフェクト=ヤガミに向けてそれを連射) 」

キャロル=グラ「 Kill Them all…… SAME DEATH!! (両腕の前腕からノコギリの刃、否、"鮫の歯"が出現。それはチェーンソー同然に光を乱反射しながら回転)SAME DEATH!! (両腕の刃で回転切りをブロックしつつ後退、袈裟斬りをスライディングで前髪が削られる程の紙一重に回避し) シャァーッ!!(右腕を軸に逆立ち、サメのヒレのような刃が生えた踵による廻し蹴りをオルガの顎めがけ繰り出す) 」

召喚新世界神・パーフェクト=ヤガミ「スポォォォォン グルルルルルルルンヌ   ┣¨ ン ⭐︎ (上半身ごと吹っ飛ばされプロペラよろしく回転しながら宙を舞い、綺麗に落下。残された下半身は遅れて崩れ落ちる) 」

ヌマクロー群「                    。 」

L「あっデカい夜神君やられた 」

アスラン・ザラ「ムーンの仇ィィィ!!!!(このハゲ、アレを本物だと思っているのかそう叫んで変形しながら急接近、バルバトスへ飛び蹴りを決める) 」

弟者「ふもっふふもっふ……ふもふももももっふ(履き違えちゃあいないさ……ここを突破する事だろ?そして……こいつのセンサーを甘く見たな!)(大型化されたアサルトライフルを構え、正確にガンビットを照準に捉え、回避行動を取りながら的確に射撃) 」

兄者「アレは……ファンネルの互換兵器か?だが弟者なら…… ああ!ムーンが……まあ後で回収出来たらいいよね 」

パラガス「戦況は互角には持ち込めたか……しかしハサウェイ君の調子が悪い。やはりコロニーレーザーを押し返した時の後遺症が残っているのか……大佐!そちらはどうでしょう!余裕があるなら返事を! 」

9Sケット「チッ……たった一機で、短時間で……!やるなァッ(ガンビットを全て格納庫から解放。自らはそれらをデコイに大きく円を描いて旋回しアーガマに着陸)その棉袋から引きずり出してやる(脚部に格納されたビームサーベルを手に弟者へ突進、突きに行く) 」

仮面ライダーオルガ「がッ!!(回し蹴りを受けて浮き上がるも、そのまま組み付いてぐるりと回転、そのまま地面に叩きつけ、剣を突き刺す)俺がお前の攻撃を受けて!俺が反撃!永久機関が完成しちまったなァ!! 」

シャンクス「ッ、チィッ!!(爆音の剣戟や爆発音のノイズを流しながら、通信を維持し続け)余裕はない、が!!取り敢えずムーン君たちを逃がす!!通信もムーン君やスティーブの方に譲渡するからな!!! 」

弟者「ふもっふ!ふも……(波状攻撃か!だが……)もっふるふももふもふもっふ!!ふんもっふ!!(確かに厄介ではあるが、無数の射角を持つファンネル戦の鉄則は……本体との接近戦に持ち込む事だ!)(見た目とは反して軽やかな跳躍で9Sケットを飛び越える様に回避。同時にアサルトライフルを手放し、スタンロッドを抜き様にで9Sケットを殴打) 」

三日月・オーガス「チッ……!!(アスランから飛び蹴りを受けるが、容易く首で受けそのままメイスを叩きつけ反撃) 」

アスラン・ザラ「甘い!!(それを片手で容易く受け止め、そのまま蹴り飛ばす)このセイバーのフェイズシフト装甲には、お前のメイスなど通用しない! 」

9Sケット「何ィ!?なんだそのきど…… が……ッ (後頭部にクリーンヒット。頭部装甲越しに脳を揺さぶられ倒れこむ) 」

三日月・オーガス「っ、効かない?やけに硬いな……(打撃が効かないセイバーを見て、距離を取ろうとブースターを吹かす) 」

キャロル=グラ「 ぎィ……!(異様に分厚く硬質な皮膚、鱗に浅く剣が突き刺さり青い血液が滲む。苦悶に顔を歪めるが、オルガの言う永久機関の例にもれなく) ビターンッッ(尾ひれを鞭同然に振るい足払い、体勢を崩させ覆いかぶさるように掴み掛かりプロレスごっこよろしくローリングし続ける) 」

弟者「ふもっふもふもるふももも!!(こっちは片付いたが、まだ向こうは元気だな……手持ちのライフルじゃ火力が足りん、後で武装を頼む) 」

ハサウェイ・ノア「今だッ!(距離を取ろうとするバルバトスの背後に現れ、大型ビームソードを振り下ろす) 」

仮面ライダーオルガ「ッ、らあっ!!(転がる中、再び刃を突き刺しグリグリと抉るようにして)うらぁっ!!(そのまま脚を押しつけて投げ飛ばす) 」

三日月・オーガス「!!(ハサウェイの振るうビームソードを左手で受け止めようとして、大きな切り傷を作って吹き飛ばされる)チッ……!! 」

仮面ライダーオルガ「クソ、ミカも少しばかり押されて来やがったか……(と、三日月の方を見やった次の瞬間、何かを聞いたように耳の部分を押さえ)……あ?何!?マジか!?そりゃどういう……チッ、分かったよ!! 」

三日月・オーガス「邪魔だ……ッ!(ハサウェイのビームソードと激しく打ち合い、弾き合う)……オルガ? 」

仮面ライダーオルガ「適当なところで引き上げるぞ!あっちからの命令だ!(再び武装列車へと乗り込み)このタイミングで撤退たぁ顧客は何考えてんだ…… 」

三日月・オーガス「ん……(回収したメイスを振り回し、ネェル・アーガマの砲塔を数個潰しながら飛び上がり、ハサウェイとアスランの間を華麗にすり抜けそのまま武装列車へと着地) 」

アスラン・ザラ「逃げるのか……!!(そう言ってバルバトスを追おうとする) 」

パラガス「待てアスラン君!深追いするべきではありませんぞぉ!正直彼らの戦力は今の本艦で戦うには厳しい!ここはあちらが引くのなら撤退させた方が……!! 」

ペニーワイズ「大佐の方も大変だからな…これ以上深追いは禁物かもしれない…! 」

兄者「くっそ、あんな雑にうちの砲台を潰しやがって……!MS隊、今は相性が悪すぎる…!連中は恐らく次も襲って来る、その時に迎撃するんだ!今は退け!! 」

弟者「ふもふもふもるるも!!!!!(やべえ、流石にMSは無理、無理だって!死ぬ!!)(バルバトスのハンマーから必死に逃げ回り、ついでに9Sケットを蹴飛ばして退避させ) 」

ペニーワイズ「…………退かないのであれば今度こそ銃殺刑に処すぞ!(禁断の一手) 」

毒電波カルテット「●ックス!!!!!!(4機でアスランを取り押さえる) 」

仮面ライダーオルガ→オルガ・イツカ「さーてどうだろうな……次やる時は敵か味方か……楽しみにしとこうじゃねえか……ライドォ!列車を出せ!(そう言って変身を解除、武装列車を走らせ、その場から去っていく) 」

ライド・マッス「団長!列車の用意できました!(ガガガと轟音を鳴らしてすぐにその場から去っていく) 」

アスラン・ザラ「……確かにな……(自らの機体を見直し、考えを改める)奴の機体にはビームは効かない。そして俺の機体にはVPS装甲があるから物理攻撃は効かない。ならばバッテリー切れがある俺の方が絶対的に不利……ここは逃がすしかないか…… 」

兄者「……だが、今後の武装追加の方向性は定まった。絶対的に実弾、物理兵器が足りてない……そこさえ埋められれば、少なくとも対抗は出来る筈。うちのMS隊はそれだけの戦力がある… 」

パラガス「……取り敢えず、合流地点へ急ごう。大佐のことは心配だが……少なくともムーン君たちは逃がすと言っていた 」


・・・・・・ 


シャンクス「はぁ……(ローゼンハインの入った『荷物』を庇いながらなんとかレッドウォーリアのサーベルと打ち合う)私が止めなければ彼女も串刺しだったが?躊躇いは無さげに見えたが……(彼女やムーン君たちを庇えるのも限界があるな……)(ビームサーベルを刀で受け流すと、そのまま切り返す) 」

レッドウォーリア「お前が止めるのを信じてた……って言ったら信じるか?(切り返しに放たれた斬撃を躱し、腹部に突き入れてから膝で蹴り飛ばす) 」

シャンクス「ぐ……!!(ボディブローを受け怯み、蹴り入れられた膝を義手で防ぐも、それが一撃で粉砕され後ずさる)チィッ……!!おい大丈夫か白いの!!(庇ったそれを降ろし、刀を構え直し)おれとお前は……初対面だが? 」

ローゼンハイン「痛ッ、何よ急に、何、何なの、アイツあんなに強かった、てか、アンタまさかあの赤いs……(力強い剣戟に振り回され吐き気を催したように気分の悪い顔をしながらも喚き続け) 」

きれいなライト「くっ!!(シャンクスの背後から降ろされたローゼンハインを背負い上げ、ホバートラックの中に駆け込む)大丈夫ですか!?と、取り敢えずここから離れましょう!! 」

レッドウォーリア「初対面か……そうだな(ハイパーバズーカを構え、笑うように目を揺らし)確かに初対面だ、俺とお前はな……赤髪のシャンクスとレッドウォーリアは……だが、俺はお前を知っている。お前は俺を知っている!! 」

シャンクス「……ああ、そうだな……(グルリと一回転させてから刃を構え)……よく聴けば、聞いているだけで腹立たしくなるような声だ 」

ローゼンハイン「放してよ!!(ライトに捕まってホバートラックに連れ込まれそう叫ぶが、次の瞬間に視線はシャンクスの方に戻り)アンタ、もしかして赤い…… 」

モナー「(慌てて運転席に座り、とにかく発進を試みる)っていうか荷物の内容とか何も聞いてなかったモナ!!畜生ひでえ仕事だモナー!! 」

シャンクス「……如何にもおれは赤髪のシャンクスだが……(そう横顔で微笑を送り)……いい判断だムーン君。そのままヴァルクちゃんを連れて逃げろ 」

ローゼンハイン「だああそうじゃない!!アンタ……ッ!!(バタバタと暴れまわり脱出しようとする) 」

きれいなライト「落ち着いてくださいローゼンハインさん!(ローゼンハインを抑えて)……分かりました!モナーさん!ホバートラックをなるべく全速で!僕は通信を試してみます!! 」

ローゼンハイン「せめて名字で呼べっつったでしょああああ!!!はぶっ(ムーンに抑えられそのままホバートラックの中へ) 」

シャンクス「さてと……重りもなくなった、始めよう。二人も赤はいらんだろ。……それに、その声に赤は似合わんよ 」

レッドウォーリア「……そうだな。似合わんかもしれないな……だが(ハイパーバズーカを構え)お前に負けるわけにもいかないだろ 」


──file.28 Gundam Barbatos

出典:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

鉄華団の主力にして切り札、鉄華団の悪魔。
英雄として名を挙げたオルガをも超える強さを持つ、
鉄華団最強戦力『三日月・オーガス』の愛機。
かつての世界でも鉄華団の主力として活躍、
鉄華戦役でケイオスに呼び出されてからは、
ケイオスでも鉄華団の最強戦力として運用されることになった。

全身が『ナノラミネートアーマー』という、
コーティング式の特別な装甲で覆われており、
動力となるエイハブ・リアクターが生み出す重力波により、
幾層にも重なったクッションのように衝撃を吸収、拡散し無効化してしまう。
このため射撃武器や遠距離攻撃に滅法強く、
この装甲に有効打を与えるには物理的な質量武器などによる打撃しかない。
また、ビームなどのエネルギー兵器を拡散し反射してしまうという性質も有し、
実弾であってもろくにダメージは与えられないナノラミネートだが、
エネルギー兵器に対してはさらに強く、
ナノラミネートでは防げない熱量以外の点ではほぼ無意味であると言っていい。

また、本機に採用されている『ガンダムフレーム』は、
強力な相転移炉『エイハブリアクター』をなんと二個も搭載しており、
非常に高いパワーを持ち、力比べならば他モビルスーツを寄せ付けない。
本機はその非常に高い膂力と防御力を生かし、
専用のメイスを振り回し前線での格闘戦を行うことを得意とする。







ジ…ジジジ…ジ…




プツン








ズア ジッ ズバァ バチバチバチィ(素早く地面を滑るように機動、激しく剣を打ち合いながら神速でお互いに飛び交い続ける)


シャンクス「チィッ!!(素早く飛び上がり、空中でクルリと回って静止するとそのまま、虚空すら斬り裂く紅い斬撃を数発放つ) 」

レッドウォーリア「ッ!(飛ぶ斬撃をすり抜けるように躱しながら同じく空中へ躍り出し、ハイパーバズーカを三連射。そして迫る斬撃をシールドで受け流す) 」


ザ ッ(レッドウォーリアが躱した斬撃が地面に触れた瞬間に地は大きく割け、巨大な亀裂を作り出す)


シャンクス「ええい!!(放たれた榴弾を一発切り払い、二発目を回避。三発目をマントで受けるとその爆風を利用して加速、猛回転しながらレッドウォーリアへ接近し)『龍巻閃・旋』ッ!!(真空の波すら生み出す斬撃を錐揉み回転しながら放つ) 」

レッドウォーリア「ッ、らあッ!!(斬撃を間一髪、シールドの表面で受け流し、そのまま顔面に蹴り入れ、バックパックからガンブレードを抜刀、左腕から切上を放つ) 」

シャンクス「ぬ……!(峰に返しガンブレードによる一撃を防ぎ、そのまま押されて更に上空へ飛び出す)『龍』……(組み合ったレッドウォーリアの顎にガーベラストレートを添え)『翔閃』ッ!!(それを打ち上げるように斬り上げる) 」

レッドウォーリア「ぐ!!(斬撃自体は紙一重で躱すが、衝撃で大きく打ち上げられ吹き飛ぶ、が、そのまま全身のスラスターを吹き加速、蒼い線を引きながらカクンと曲がり地表スレスレに向けて宙返り、そのまま下からシャンクスへ襲い掛かる) 」

シャンクス「げッ(急加速したレッドウォーリアに顔を歪めながらも咄嗟に刀を添えて防御を試みる) 」


ズ アッ(蒼い線を引いて突っ込んだレッドウォーリアの渾身の蹴りが、シャンクスの腹へ突き刺さる)


シャンクス「が……ッ 」


ズガガガガガガガッッッ ―――― ス˝ト˝┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドッッッ(白い糸を引くように吹き飛んでいくシャンクス、余りの勢いに周りに衝撃波を放ち、叩き込まれた地面を大きく巻き上げ、大きい衝撃の跡を地面に残しながら転がっていく)


シャンクス「うが!!(吹き飛んだ先にあった廃墟の壁に叩き込まれ、そのまま瓦礫の中へ埋もれる)ぬあ゛ッ!!(その次の瞬間にはその瓦礫をすべて吹き飛ばし、その中から飛び出す) 」

レッドウォーリア「ちょいさぁ!!(飛び出してきたそれに瞬間的に回り込み、宙返りで蹴り下ろすように地面へ叩き込む) 」

シャンクス「ぬ……!!(レッドウォーリアの蹴りを受け、多くの床板を突き破り建物を縦に貫通するように落下、脚を地面に向けてそのまま着地し)ずりャア!!(そのまま刀に赤い雷を溜め、捻りと共に開放する) 」

 ギャア!!(紅く染まった斬撃が瞬間、その建物に絡みつくように奔ったかと思えばそれが丸ごと輪切りになり、その瞬間には細切れになって砕ける)


レッドウォーリア「コイツ……!!(一瞬にして瓦礫の山に変わった建物をガンブレードとビームサーベルで更に分解し、視界を晴らすとシャンクスに向けてミサイルを連射) 」

シャンクス「ぎいッ オラァ!!(放たれたミサイルを通り抜けざまに振り抜いた斬撃で全て叩き落とすと、そのままレッドウォーリアの隣へ急接近) 」

レッドウォーリア「速い……!!(急接近したそれに向け、的確に、そして素早くガンブレードを振るう) 」

シャンクス「あァ!!(そのガンブレードを下へすり抜けるように躱し、そのままレッドウォーリアへ蹴りを叩き込む) 」

レッドウォーリア「ッ゛!?(腹部にもろに蹴り入れられ、身体を曲げて吹き飛ぶ) 」

ュ ウ ン(赤い機体はその勢いに任せ大きく吹き飛んでいき)バ コ オ(その先の廃墟と化した城へ突っ込む)

レッドウォーリア「チィッ!!(瓦礫から飛び出し、辺りを見回して)アイツ何処行った!? 」


┣¨ オ (レッドウォーリアがそう叫んだ瞬間、天井から刀を構えたシャンクスが神速で突っ込み、天井、そしてレッドウォーリアが立っていた床板を貫通して下の階の床へ押し付ける)


レッドウォーリア「うあ゛!!(突っ込んできたシャンクスを脚で振り払い、ガンブレードを至近距離で発砲) 」

シャンクス「チィッ!!(間合いを取られた次の瞬間に発砲されたガンブレードを回避、背後の壁を容易く粉砕したそれに冷や汗をかきながら)落ちろ!!(右手一本、至近距離から捻りを利かせて刺突を放つ) 」

レッドウォーリア「わッ!!(刺突を紙一重で躱し、そのままの距離で顎を蹴り上げ、そのまま繋げるように回転して斜め下、横に向けて蹴り飛ばす) 」

シャンクス「がッ(顎を蹴り上げられ隙が出来た瞬間に追撃が入り、壁と床を突き破って下の階へ落下)ぎッ(瓦礫を跳ね飛ばし、態勢を立て直す) 」


ド ワ ォ(シャンクスが瓦礫を跳ね飛ばした瞬間、その部屋の真上の天井が崩れレッドウォーリアが飛び出し、バズーカを三連射)


シャンクス「マ ジ か……よッ!!(予想外に早い追撃に驚きながらも斬撃を三連発、バズーカを相殺し)うァ!!!(烈風を巻き起こす回転切りをそれに向けて放つ) 」

レッドウォーリア「えッ(バズーカを相殺されたのを見て、次の回転切りの動作を躱し) 」


キ ンッ!!(回転切りが奔った途端、レッドウォーリアの背後にあった壁は綺麗に裂けて真っ二つになり、青空が覗く)


レッドウォーリア「出鱈目だな(そのまま着地してシャンクスとにらみ合い) 」

シャンクス「…………(ここは暗黒城の跡地か……?まずいな、集合場所から随分と離れてしまった、それこそ真逆の土地に……)……あーでもやべェな…… 」

シャンクス「アガって来ちまった……!!(高揚したような表情で刀を構え、世界すら揺らす覇気を迸らせ) 」

レッドウォーリア「……俺もだ(こちらは冷静に、しかし楽を孕んだ声で返してバズーカを構える) 」

シャンクス「……でもまずいよなァ……これ以上ギア上げんのは……いろいろとやべェよなァ……これ以上は……!! 」

レッドウォーリア「……気分がいいんだろ。もう少しくらい上げても……(掻き消えるように消えて、目の前でガンブレードを振るい)いいだろうッ!! 」

シャンクス「はッ!!(ガンブレードに対し刀を刃の方に向け、あっさりとそれを『両断』し、そのまま猛回転からの回し蹴りで蹴り飛ばし)そうだなァ……!! 」

レッドウォーリア「マジか(ガンブレードの刃が一方的に両断されたのを見て、そう零し)がァ!!(回し蹴りで吹き飛ぶ) 」

ズ オ オ(城を構成する壁を何枚も突き破り、部屋を突き抜けながらそのまま外へ放り出され)


レッドウォーリア「チィ!(ギュルリと回転、空中でブレーキをかけバズーカを城に向けて構え) 」

┣¨ ワオ(前までとはまるで威力の違う砲弾で城の外壁を吹き飛ばす)

シャンクス「てめッ(爆風から飛び出し、縦回転を交えながら蹴り入れて)安易に名所を壊すんじゃ……ねェよ!!(そのまま義手で顔面に拳を叩きこむ) 」

レッドウォーリア「がッ、知る、か!!(拳を受けるも反撃に蹴り上げ、そのままビームサーベルで斬りかかる) 」

シャンクス「うあ゛!!ッ貴様!!(ビームサーベルを刀で受け止め、そのまま剣戟へ以降、空中を飛び交い場所を変えながら剣をぶつけ合う) 」

バッ ザ キ バチィ(地面を滑り、天を駆けながらレッドウォーリアの剣を受けていくシャンクス。蒼い線を引き、空を裂きながらそれを追い剣をぶつけるレッドウォーリア) 」

シャンクス「ぎャ!!(ビームサーベルを受けた義手の二の腕から先が吹き飛び、その衝撃で身体もまた後ろへ吹き飛び、荒野に転がる) 」

レッドウォーリア「ちょいさぁ!!!(荒野に転がったそれを見て、無造作に近くにいたならず者に踵落としを叩き込むとマシンガンを奪い取りシャンクスに向けて連射) 」

シャンクス「っぱその辺のジャンクから作ったからか!!次はスタークから買お!!(流れるように放たれたマシンガンを飛び上がって躱すと、マシンガンに向けて斬撃を放ちそのままバックステップ) 」

レッドウォーリア「ずあァ!!(バックステップを決めたシャンクスに向けて急加速、防御の暇もない蹴撃を入れ) 」

ス˝(目にも止まらないまま吹き飛んだシャンクスは、そのまま一瞬で視界にも見えないほどの遠くにある山へ着弾する)

シャンクス「ッッッ……てぇ……(岩肌から起き上がり)ホンキで蹴りやがったな……ハイリア平原からデスマウンテンまで蹴っ飛ばすようなムチャしやがって……!!(まず間違いなくこの距離でも追撃が来る。そう考えて剣を構え) 」

レッドウォーリア「ぎゃァ!!(次の瞬間近くの岩肌を蹴り破り現れ、そのままビームサーベルを振るう) 」

シャンクス「速ェよクソ!!(それを受け止めると山肌を滑りながら蹴り飛ばし、山の下へ叩き落とす) 」

レッドウォーリア「ぐァ!!(山肌に装甲を打ち付けながら転がり、ビームサーベルを地面に押し付け態勢を立て直す) 」

シャンクス「お前は下。おれは上だ(刀を構え、そう言い放ち)よくも何度も何度も蹴っ飛ばしてくれたなクソ、ここは……(辺りを見渡して)天上山か、前よりかは近くなったな 」

レッドウォーリア「お前が下だ!!(ギュウンと青い線を残して回り込み、バズーカを構える) 」

シャンクス「何度も!!吹っ飛ばされてばかりでいられるかよ!!(回り込んだそれに、脚を軸にして回転、背後を取り返し)『龍巻閃』!!(剣をまっすぐ、覇気を纏って叩きつける) 」


 キィ(レッドウォーリアは咄嗟に防御姿勢に入るも、覇気を纏った刀を叩きつけられ、そのまま上空へ吹き飛び) 」

グ ア(あまりの勢いに機械の月を砕きながら侵入、転がり込む)


レッドウォーリア「う゛ア!!(転がり込んだ中、床にサーベルを叩きつけブレーキをかけ、起き上がろうとする) 」

シャンクス「―――― 失せろォ!!(レッドウォーリアが転がり込んだ機械の月の前、宙返りするように大きく飛び上がり覇気を纏い巨大化した剣を構え、振り下ろす) 」




キ ィ ン
(肥大化した刃は機械の月に振り下ろされ、その一撃で空間に亀裂が入る。それにワンテンポ遅れるように、物質に影響が出始め)




ズ ―――― オオオオオオオオオオッ (その巨大な構造物が真っ二つに割け、その次の瞬間には無数の傷跡が奔りバラバラに斬り裂かれる)


レッドウォーリア「と……ッ、飛ばしすぎだろッ……!!(崩壊する機械の月から青い線を引いて飛び出し、カッと軌道を変えて離れる) 」

シャンクス「あッやっちまったッ……ええい!!アレは勝手に直るからいい!!(崩壊する瓦礫を切り払いながらレッドウォーリアを追跡) 」


ド ッ(真っ直ぐ突進したシャンクスがレッドウォーリアに向けて体当たり、音速も神速も軽く超え諸共空を奔る。まるで流れ星のように)

┣¨ オ(空を滑るように駆け抜けた二人はそのまま氷山に激突。砕けた氷を撒き散らしながらお互い離れる)


レッドウォーリア「チィィィィッッッ!!!(氷を振り払いながら接近、シャンクスの顎を蹴り飛ばし、そのまま回し蹴りへ繋げ) 」

シャンクス「うおさっむ寒暖差ありすぎ(と、次の瞬間接近してきたレッドウォーリアに面食らい)待ッ(顎に一撃、流れるように繋がれた回し蹴りを受け再び吹き飛ぶも、空中で立て直しそのまま飛び上がる) 」

レッドウォーリア「逃がすかよ!!(追うように飛び上がり、ミサイルを撒き散らしながら追跡。狙いをつけてバズーカも連射する) 」

シャンクス「都市部は避けねェと……なァ!!(斬撃を三連射、ミサイルを迎撃しながらレッドウォーリア本体も狙い) 」

レッドウォーリア「チィッ!!(斬撃を躱しながら不規則な動きで急接近、氷山をズバズバとあっさり斬り裂いていく外れた斬撃を横目に入れながら組み付く) 」

シャンクス「ってめッ!!(組み付かれたところを縦に受け流し、そのまま蹴り飛ばす) 」

レッドウォーリア「うげっ!!(巴投げのように受け流され、そのまま吹き飛ぶ。そのまま氷山地帯を抜け、温度も上がっていく) 」

ガ ッ(次の瞬間、上空からシャンクスが飛び掛かり、自分ごとレッドウォーリアを東へ吹き飛ばし、着弾)

シャンクス「ぐがぎがごげごがぎが!!(レッドウォーリアと共に巨大なクレーターを作りながら転がり、地面に刀を突き立ててブレーキ) 」

レッドウォーリア「ぐあああああ!!(同じく転がりながら、地面へサーベルを突き立ててブレーキをかける) 」

シャンクス「ハァ……ハァ……戻ってこれたか……東まで……(周りを見渡す。広がるのは一面の荒れ地。刀を構え直し、肩で息をする) 」

レッドウォーリア「……いい加減に倒れろよ(シャンクスに向けてサーベルを向け、こちらは疲労した様子なく) 」

シャンクス「……(仕草からは疲労は見られない……だが……精神は確実に疲弊してるな、こりゃ)……そりゃこっちの台詞だ、バカ野郎 」

シャンクス「大体、これ以上はマズいだろ、オマエも……おれ達、段々ヒートアップして巻き込む規模も速度も段々…… 」

レッドウォーリア「そうだな……頭を冷やさないといけないな(自分の頭をツンツンと突き)特に月ぶった切りやがったお前はな 」

シャンクス「返す言葉もねェよ。敢えて言い訳するとしたら、別に本物じゃないし直るからいいだろってとこだ 」

シャンクス「……ってわけで(刀をスッと構え、全身の覇気を凝縮)……おれの十八番で終わらせてやるよ。感謝しな 」

レッドウォーリア「面白い(バズーカを投げ捨てサーベルを構え)……来い 」

シャンクス「……おうよ(全身が神速に包まれ、斬撃の究極がその刃に通り)……『 九 頭 龍 閃 』ッ!!!!!(次の瞬間、目の前の敵に向けてそれは放たれる) 」





  捌   弐   

  漆  玖   参 

 陸    肆  


キ  ン
(全くの同時。唐竹、袈裟斬り、右薙、右斬上、逆風、左斬上、左薙、逆袈裟。……そして刺突。九つの斬撃が全くの同時に奔り)



レッドウォーリア「ッ!!(交差する斬撃。全く同時の九つの斬撃。それを受け全身に傷が走り、膝をつく) 」


シャンクス「―――― (斬撃を放ち切り、緩やかに刀を降ろした) 」


シャンクス「――――――――(……その瞬間、胸に大きく斬撃の傷が走り、膝をつく)……ああクソ……打ち負けるとはな…… 」

レッドウォーリア「……一概に打ち負けたわけでもないぞ……(満身創痍、サーベルを構えふらふらと立ち上がり)……まだやるかい(ニィッ 」

シャンクス「……やる以外の選択肢はあるかよ(……間違いなくハサウェイ君たちネェル・アーガマの奴らでは勝てない、私が仕留めねばならん。……九頭龍閃で駄目なら……"奥義"しかないなァ……)(そう言って刀を鞘に納め、抜刀術の構えに入る) 」

レッドウォーリア「……マジか、ああマジか。じゃあ、やるか……(ビームサーベルを発振させ、その抜刀術に対抗するように居合のような構えを取る) 」

シャンクス「…………(悪いが確実に仕留めさせてもらう……これ以上は楽しんでいられん。遊んでいられんのだ)……飛天御剣流奥義ッ……!! 」

ボ シュ(次の瞬間、レッドウォーリアのインテークから大きく煙を放つミサイルが放たれる)

シャンクス「!?(次の瞬間勝負は決まると思っていた。が、相手の次の手は煙幕。煙に紛れて攻撃するつもりか。いや、違う……) 」

ド ヒャア――――ッ(次の瞬間、レッドウォーリアはシャンクスが面を食らった瞬間に急加速、それを認識した時には既に空に遠く)

レッドウォーリア「なんてな!!勝負預けた!!(蒼い線を引いて、空の向こうへと消えていく) 」

シャンクス「っだ逃がすかァ!!(そう言って飛び上がろうとするも、傷もあり脚をもつれて)あだ!!……ああもうあんな遠くに……あの野郎してやりやがったな…… 」

シャンクス「……(刀に添えていた手を外して)……仕方ねェ、合流しよう。アイツらもそろそろ寄宿舎に着いてる頃だろうしな……ここからなら落ち着いて行っても30秒で着くな 」

シャンクス「……奴が来るとき、おれがいるとも限らんな……今のネェル・アーガマでアレに対抗できるのは絶好調な時のアスラン君くらいだろう……(目を瞑り)……ハサウェイ君たちには強くなってもらわねばならん……戦力も集めねば……私がいなくても、奴に勝てるように…… 」


・・・・・・


きれいなライト「聞こえますか、ネェル・アーガマ……こちらホバートラック、夜神月です……(ホバートラックの高い通信性能を生かして通信を図る) 」

松田ァ!!!「やぁライトくん!待ってたよ!!!(拳銃を乱射しながら勝手に通信に対応する) 」

兄者「あー……聞こえる、こちらネェル・アーガマ……こっちはなんとか、一応…切り抜けた、そっちも一応無事なようだな…(ネェル・アーガマから松田の通信に割り込み) 」

きれいなライト「うわっ松田さん急にどうしたんですか!?……はい、現在僕たちも寄宿舎に向かっています。シャンクスさんが敵を食い止めるため残ったので彼はいませんが……少なくとも僕らはもうすぐ着く算段です 」

兄者「こっちも航行機能についてはダメージは少ない、ちょうどそっちで合流できるくらいかもな……赤髪なら大丈夫だろう、すくなくとも暴力で負けるとは考えられん 」

パラガス「そうか、大佐が残ったか……そうだな、大佐が負けるのは万が一にも考えられん。その辺はどうにかなるだろう……(と、遠く空を滑る彗星のようなものを見上げ)あ?流れ星?この時期に?珍しいな…… 」

ローゼンハイン「……拘束もしなければこの変な寝袋からも出さないってどういうつもりィ?(ニヤニヤと笑みを絶やさずホバートラックの面々へ話しかける) 」

スティーブ・ロジャース「フッ……それはお前が一番よく知っているだろう。 で、実際なんでなんだ(真顔) 」

兄者「この時期に流星って……縁起がいいのか悪いのか分かりゃしないな……まあ、とにかくそっちも気を付けてくれ 」

パンダ(ハルク)「えっ……なんでって……。…………………。 オレ ハルク ツヨイ (匙投げ) 」

モナー「人間が荷物扱いとか聞いてないし、正直拘束するのも気が進まないモナ……この娘誰モナ?マフティーって女の子拉致るタイプの組織だったモナ…?(怪訝な顔でミラーをチラチラ見ながら運転を続け) 」

ヌマクロー共「ア"イ"イ"イ"イ"イ"イ"…ア"イ"イ"イ"イ"イ"イ"…(ムーンの声をマイク越しに聞き兄者の周りに群がりマイクに向かってしきりに鳴き声を発する。こわい) 」

きれいなライト「……ローゼンハインさん、しばらくそこでジッとしていてください。もうすぐ仲間と合流できるので……その寝袋からは出られないでしょう、それで我慢して……ん、流れ星?そりゃまた……取り敢えず、こちらは見えてきました 」

クラウド「……ロウクレストの雇ってた傭兵だ、コイツは。俺とあの赤髪があの施設の近くに行った時、腕と脚の筋肉がズタズタにされた状態で戦闘跡の中に放置されてたから、取り敢えず助けて治療して、寝袋に詰め込んで一緒にいた……というか荷物として連れまわしてた…… 」

スティーブ・ロジャース「つまり赤髪に命を救われた訳だ。今度会ったらちゃんとお礼を言うんだぞっ 」

パンダ(ハルク)「ソウダヨ(便乗) 」

織田信長(Fate)「のうのう、寄宿舎に行くに当たって提案というかほぼ要望なんじゃが……物資だけでなく人材を確保すべきではないかのう。兵站は重要じゃがそれを扱う人間、兵の質も然りじゃ。赤髪が言うにはあの辺の連中のマフティーに対する好感度はそう悪いものでもない。有り余った気力をこちらに預けるであろう猛者もおるじゃろう。だが"マフティーが来た"というだけで名乗り出るとも限らん、積極的にスカウトすべきじゃなかろうかのう 」

兄者「えっ荷物ってあの傭兵!?マジか……っても正直人質にするにも弱いし、かと言って解放して向こうに合流してもアレだし……治療したとか助けたとかはこの際良いんだが……(通信越しに) 」

ローゼンハイン「はッ……あたしがこの程度から出られないと思ってるんだ。もうそろそろ身体も休まったし、出てやってもいいんだけど?(微笑を張り付けながらパキ、パキと骨を外す音が響く)……お礼ね…………ふふ……(『あの光景』を思い出して)……あたし何考えてんだか…… 」

ファセット「はいノッブちょっと待った?ス栫B兵の数を増やすのはいいけど害悪組みたいな穀潰し増やしてもしょうがないでしょ、特にこういうの(ヌマクローをハンガーに干しながら)一回の襲撃で資源やエネルギーがカツカツになるんだから無理に頭数だけ増やしてもさぁ…… 」

ヌマクロー「(夜神月に信仰を捧げ続ければ何もかも丸く収まると言うのに……何を愚鈍にも争っているんだこいつらは…… という顔) 」

ハサウェイ・ノア「…………(命の恩人がシャンクスなら筋繊維ズタズタにして死の淵に追いやったの僕だわ……という顔) 」

モナー「……まあ、捕虜扱いならちゃんとこっちで面倒は見るべきモナ……もうじき寄宿舎に着きそうだモナ、まだ赤髪は合流できてないけど… 」


ヒュ ウ ウ ウン……(ホバートラックが寄宿舎の近くに停まる。丁度、それに応えるように上空に巨大な戦艦、ネェル・アーガマが乗り付け)


兄者「あー……聞いてた通り、ホバートラックが見えるな……ネェル・アーガマ、着陸開始 」

きれいなライト「やっと合流か……皆さん!!(着陸してくるネェル・アーガマに手を振り、駆け寄る) 」

首領パッチ「…おっ、ついに帰ってきたなあの野郎……! 」

シャンクス「キキーッと(ズザァと大きく槌を巻き上げて現れ)……よし、丁度合流できたところだな?遅れなくてよかった 」

パラガス「大佐…!?無事で何よりですが……その傷は……!!……やはり本当にヤバかったということか……(その姿を見て、深刻な顔をして)……さて大佐。そちらで得た色々……聞かせてもらいましょうか 」

シャンクス「ああ、順を追って話そう。今は取り敢えず、合流を落ち着かせよう、か(バラバラと左腕に付いていた義手を落として) 」

──file.29 Red Warrior

出典:プラモ狂四郎 ほか/カオスドラマオリジナル

フリーのメカニックを名乗る「レッドウォーリア」と、
彼が駆る同名の機体の総称。
同名の「パーフェクトガンダム三号機」を原型機とする。

所持するMSと同形状の姿をした人間大の身体、
そしてそれが所持する18m大、
実物大のレッドウォーリアの二つが存在する。

人間大の方は一般的なMbSと同じ性質を保有し、
同時に現在ケイオスに存在するMbSと比較しても高い性能を誇る。
実物大の方は人間大側と同じ武装を保有、
高い機動力と本人の技量が合わさり非常に高い戦闘力を発揮する。

「本体」と思われる実物大側の素顔は誰にも明かされておらず、
その素振りから人間が入っていると思われるが、
これを脱ごうとする素振りは一切見せない。
果たして正体は…?


モナー「(ホバートラックを停車させ、ネェル・アーガマに向かい)いやもう本当!えらい目に遭ったモナ!これなら血の気の多そうなギコ君とか連れて来るべきだったモナ… 」

L「夜神君が帰ってきてしまった……松田のこともヌマクローたちのこともあってこれから騒がしくなるぞ…… 」

首領パッチ「よし、思いっきりあいつを出迎えるぞ………お前らグローブはめとけよ! 」

モブクルー達「はめてます!!!!(ボクシングのグローブをはめてシャドウボクシングを始める) 」

ヌマクロー共「┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(我先にと夜神ムーンを胴上げしに行く) 」

ペニーワイズ「………アンゴル!とりあえずムーン取り押さえて() 」

アンゴル「反抗する!!!!!!(ペニーワイズに反抗して鞭でしばき倒す) 」

ペニーワイズ「(なんで?)(とりあえずアーニャを盾にする) 」

きれいなライト「わっわっわっなんだぁ!?(アンゴルやヌマクロー達に困惑しながら) 」

モブクルー「(開幕早々ムーンにパンチを喰らわせていく) 」

L「なんか夜神君の様子がおかしいな……何か知ってる? 」

兄者「拷問でも受けたんじゃないか……?検査してやったほうが… 」

ヌマクロー「(一斉にモブクルーに詰めかけ棍棒やらフライパンやらで殴りかかる。もうめちゃくちゃや) 」

首領パッチ「こんなやつ俺の知ってるムーンじゃない!アーニャ、やっちまえ! 」

アーニャ「ミッキマーウス!(ムーンに迫真聖拳突き) 」

弟者「待て、兄者…!アレが本来の姿かもしれない、この異常な環境からロウクレストで…… 」

きれいなライト「うが!!な、なんで……ッ 」

モブクルーS「ドナルドダーック!(アーニャに便乗してムーンにケツバット) 」

首領パッチ「悪く思うなムーン…………(ガシっとムーンにしがみついて動きを止める)俺に構わずやれええええ!!!! 」

ヌマクロー共「ドボドボドボドボドボドボドボドボ(大量のヌマクローが詰めかけムーンへの攻撃をブロックしに行く) 」

松田ァ!「いゆぁ会いたかったよ…!(ムーンに拳銃を構えて乱射する)ひゃーーーっほう!!!!!!! 」

きれいなライト「うわああ!?松田さんどうしたんだ!?僕だよ!!分からないのか……!? 」

モナー「あの人助けない方が幸せだったんじゃ……兄者君、ここっていつもこんな感じモナ?こっちは疲れたモナ……もうこういうのは引退したモナなのに… 」

モブクルーS「…せや(悪いことを閃いた顔)………あっ!!!ムーンが醤油捨ててる!!!!!(スピーカーで大声で叫ぶ) 」

兄者「いや、まあ……多分此処より酷い環境ってそうそうないだろうな、元の職場のが万倍……いややっぱ母者がいないから良い所なのか……?ムーンはもう駄目だな……ひでえ話だ… 」

L「……やっぱりなんかおかしいな……松田、ステイ(松田を引き留め)何か変です。リュークを呼べますか? 」

見張員「お前いつからそんなことするようになってん!!!!!(バギーで現れ、ムーンだけじゃなくてヌマクローや害悪どももろとも轢き回す) 」

ヌマクロー共「(生き残った個体がムーンくんを胴上げする) 」

モブクルーS「(暴力の一個上の制裁方法やん)(撥ねられる) 」

害悪ども「(だる)(だる)(撥ねられる) 」

きれいなライト「なななな、どどどど、どうしたんだみんな!!!僕たちは仲間だろ!!! 」

松田ァ!「わからないのは君の反応だよ…………こんなの僕の知ってるライトくんじゃない………おいクソギョロ目死んだ魚のような顔してる色白野郎!何か知らねーか! 」

弟者「謙遜かよ?モナーさん……あんた引退にしちゃ早すぎるだろ、常識的に考えて……その辺にしとけ害悪共!豚の糞食わせて埋めんぞ!!(空に向かって拳銃を撃ちながら) 」

リューク「あ~え~っと……どれどれ……ああなるほどね……アレを見ろ松田、お前は死神の目を取引したからわかるはずだが……アイツ寿命が見えるようになってる 」

松田ァ!「なにぃ!?てめぇノートの所有権放棄したのか!!!(ムーンの胸ぐらを掴む) 」

きれいなライト「ひっ!?の、ノート!?何を言ってるんだ!? 」

ヌマクロー「       (この世の終わりを悟ったような顔) 」

モナー「うーん、そういうのはギコ君の方が良さそうモナ、相変わらず血の気多いみたいだし……あーあー、アレ普通に虐待モナ……医療班とか、こう…憲兵的な人は居ないモナ? 」

松田ァ!「そうか………だったら力づくでも思い出させてあげるよ(完全に目がイッてる状態でデスノートを取り出し、「夜神月」と書き込む) 」

兄者「確かに、実際こう……医療の助けが要るかもな、あの状態…ああ、ギコにはボン太くんその他持ってきてもらったよ 」

きれいなライト「なッ……うぐ……うあああああ……!!(バタッ 」

リューク「いやぁアイツが自分からノートを捨てた痕跡はない……っていうか捨てる動機がねえよ。どれどれ……うわなんだこれ、ノートの所有権がなんか抜かれてる……どうやって?てか殺したって記憶が戻るわけねぇだろ……手っ取り早く戻したいならそのノート触らせろ、多分戻る 」

松田ァ!「(デスイレイザーでムーンを生き返らせる)どうだいムーンくん…思い出したかい? 」

松田ァ!「あぁ、それもそうか………アハハハハハ!!!!(ムーンの手にデスノートを添えさせる) 」

きれいなライト→夜神ムーン「ああッ!?お前松田!!何をやってるふざけるな!!!ってかノートよこせクソッ(記憶が戻った途端デスノートを掴んで引っ張り寄せようとする) 」

松田ァ!「あっ!僕のノートだぞ!(引っ張り寄せようとするムーンの反対側を持ち、ノートが開く) 」


なんと、そこには「夜神月」と新たに書かれていた!


弟者「駄目だ……戻っちまった…… 」

夜神ムーン「グワーッ!!!!(死) 」

松田ァ!「こうもあろうかと書いといてよかったぜ(デスイレイザーで消してノートを懐にしまい、ムーンが起き上がった瞬間を狙い撃ちしようと銃を素早く構える) 」

L「……アレはもう放っておきましょう 」

シャンクス「お~らおら何やってんだァ?(その場にいる騒いでいる奴ら全員の頭を剣の柄で小突きながら)よ、お前ら 」

害悪共「ちゃっす(シャンクスに挨拶)(だる)(だる)(だる)(だる) 」

兄者「ちょっと遅かったな……無事なのは分かってたが 」

パラガス「大佐……(ブリッジの椅子から降りて)……無事なことは信じておりましたが……その傷……奥の手だった左腕の義手も破損し、身体中ボロボロではありませんか……何があったのです? 」

シャンクス「いやぁマジでな……手こずった。……やはり、今のマフティーの戦力は足りん……ま、そんなことはどうでもいいさ 」

ペニーワイズ「大丈夫なのか大佐…政府だけじゃなくてティターンズの生き残りらしき奴らもいる状況、確かに今の戦力じゃもし奴らが手を組んだら勝ち目はなさそうだな… 」

クラウド「ムーンはなんかもう語れる状況じゃない……俺達で話そう 」

弟者「同感だ、戦力は全く持って足りてない……こっちに来たMSとライダー……連中もかなり厳しい相手だった、正直次来られたら勝てるか分からん……えっどうでもいいの… 」

ローゼンハイン「…………(居心地悪そうにシャンクスの後ろに控え、後ろで腕を組む。ニヤニヤとした不気味な顔は崩さない) 」

シャンクス「どうでもよくはないんだが、そんなことはどうでもいいんだ。重要なことじゃない 」

クラウド「……えっと……ムーンたちを救出した結果、ロウクレストの研究所の中を見てこれた。奴ら、アンブレラと結構長い付き合いがあって、共同研究をしていたようで……特筆すべきことは……変な黒いウイルスを撒き散らす黒い龍がいた 」

兄者「まあ、足りないなら足りないでやり様がない訳じゃない……重要じゃないってお前が言うならそうなんだろう、俺はそうは思えないが…で、この寄宿舎に一体何があるんだ?単なる合流地点ってだけじゃあ無いんだろ? 」

モナー「外から見ても分かるくらい大規模な爆発と、異質な黒い煙が見えたモナ……ある程度知ってはいたけど、ロウクレスト本当に真っ暗だモナ 」

夜神ムーン「ハァ…ハァ…そう、確か名はゴア・マガラ……生物を凶暴化させる鱗粉を扱う謎のモンスターだ。あんなものを飼っているなんて……それに、持ち帰った情報はこれだけじゃない。もっと大変な…… 」

シャンクス「寄宿舎に来た理由は……合流地点に最適なのと、それこそここからなら様々な場所にアクセスできるからだ。故に此処自体に目的はない……が、或いは灯台下暗しということもあるかもな……あとはノッブの言ってたスカウトとか 」

弟者「もっとって……生物兵器以上のネタかよ…?一理ある、確かに合流地点としても、仮拠点としても優秀そうに見える……スカウト……スカウトか……どうなんだろうな… 」

夜神ムーン「……奴らの研究施設を一通り見回って……ある可能性が出て来た……まず一つは、奴らはこの世界に散らばる様々な力を集めている可能性がある事……もう一つは…… 」

──……奴らは人体から『記憶』、『能力』、『心』といった様々な『要素』を抽出できるかもしれない……ってことだ

パラガス「抽出……?つまり……どういうことだってばよ……? 」

夜神ムーン「つまりあれだ……いつかのもう一人のオルガがブランクウォッチに力を吸い取ったようにその人間の能力を抽出して形にしたり……それだけじゃなく記憶や心でもそういうのがやれる……ってことさ。多分海馬から情報が漏れた時もそんな感じで脳クチュされて……じゃあなんでアイツ生きてるんだ、コワ……ともかくそういう研究資料があった…… 」

兄者「……!(何かに気付いた様にノートPCを開き)……確か、ロウクレストのトップ……オラクルに組み込まれているのは、ほぼ完全な人格……そいつの源は『賢者の石』だったな。まさか、その出所は… 」

弟者「抽出した『要素』を加工、複製出来るならば……確かに辻褄は合うが……アンドロイド技術の研究課程で聞いた事がある、だがしかし……実用されているとは思えないな 」

パラガス「確かに理論上……その線で行けば最低限の代償で近いモノは錬成可能だね。ケイオスにおける賢者の石の破片そのものは……あの青い機体に乗っている少女から感じたが……それを勘定に入れて、彼女とあの隊長殿から感じるものは違う 」

モナー「それはそれで不味い研究だけれど……戻って来た人が生きてるなら案外安全な技術かも知れないモナよ?賢者の石になってる訳でもなさそうだモナ… 」

キャロル=グラ「ムシャァー(ペニーワイズの頭にかぶりつきながら耳を傾けている) 」

シャンクス「そういうことだ。再現できる技術がある、そして奴らがケイオスにおける様々な力を調査しているのなら……カオススピネルに辿り着き、その再現を試みてもま、おかしくない 」

スティーブ・ロジャース「まさかバナー!お前はバナーのクローンであってバナーではない……!? 」

ハルク(パンダ)「いや俺は普通にパンダにされただけなんだけど……。 科学者が力に貪欲なのは残念ながら世の常だ。今更驚愕する程の事でもないかもしれないが…… 問題はそれを何に使うつもりか、だな 」

ハルク(パンダ)「そういえばそこのSAMEも件の施設のクローンらしいぞ。オリジナルが何なのか知らないが(事後報告) 」

兄者「既に連中の研究のレベルはかなり高い水準にある……civ風に言えば科学勝利は目前って所か? 」

ローゼンハイン「あたし、そのアンタらの言う『抽出』に立ち会ったけどねぇ。最高にゾクゾクしたわ。差し込んで、捌いて……挙句の果てに、抽出したものが『カタチ』になるのよ 」

パラガス「カタチに……?抽出とは、データのような形ではないと……そういうことか……てか君私らに語っていいの?そういうとこ…… 」

弟者「本来実体の無い物だと思ってたが……物質として抽出出来るって事か……? 」

ローゼンハイン「良いわけないじゃん。契約的には悪い事この上ないよ。あたしはアンタたちに話したら面白そうだと思ってるから話してるだけ 」

兄者「(スケベな意味だろうか…) 」

パラガス「ふうんああそう…… 」

ペニーワイズ「……(アスランの能力だけ抽出してボコボコにしてやる) 」

夜神ムーン「……これ以上はあまりよく知らないんだが……MTC・プランとかいうものやユニオン・プランという名前の計画についても見た……シャンクス、何か知らないか? 」

シャンクス「……ユニオン・プランねぇ……まさか……憶測レベルの話でならできるが……裏を取った方が確実だと思うぜ 」

モナー「聞いた事はあるけど中身は知らないし、眉唾物だからちゃんと裏を取った方が良いのは賛成モナ。どうやるかは置いといて… 」

スティーブ・ロジャース「殴り込もう(脳死) 」

ハルク(パンダ)「パンッ(スティーブを平手打ちし引きずって奥へ引っ込む) 」

ペニーワイズ「裏を取るなら松田に行かせよう。あいつは死神の目を持っているからバレたら殺せばいいし(バカ) 」

夜神ムーン「ま、松田にぃ!?そりゃ流石にやめといた方がいいだろ!!あいつ絶対無茶ばっかするぞ!! 」

兄者「ムーンがさっきまで潜ってた以上、直接向こうの基地に行っても、警戒がかなり厳しくなってるだろうから難しいだろうな……そうだな、遠隔で連中のデータベースにクラック出来れば突破口にはなるか…?……まあ、分かり易く言うとハッキングで情報を略取出来るかも知れない。連中のネットワークにバックドアを仕掛けて貰う必要はあるが… 」

松田ァ!「俺が潜入捜査!?ひゅっはーーー!!!!(あたり一面に拳銃を乱射する。もう無茶するのが目に見えてる) 」

弟者「入口だな、兄者……連中のデータベースに繋がる場所に、USBメモリ辺りを差し込んで遠隔操作の入り口にする……これはこれで難しいが、出せる案としては先ず一つって所か……リコリス・リコイルに心を囚われてるな、兄者… 」

シャンクス「そうなると本社侵入が一番手っ取り早そうだな。難易度ガン無視すれば 」

モナー「スパイとして侵入するのは厳しいとして、武力で正面からも問題外。あとは伝説の傭兵よろしくスニーキング・ミッションって所モナ? 」

L「……そこの傭兵を使っては?元々あちらと契約していましたし、利用する手段なら松田のデスノートが…… 」

シャンクス「いやお前……それは倫理的にどうなの? 」

L「……倫理とか、気にするんですかこの組織……? 」

シャンクス「するだろ!?しない組織だったら今頃爆撃祭りだが!? 」

ライスシャワー「(本社爆破を促すダンス) 」

兄者「そこまでやってたら今以上にガチで追跡されてあっさり全滅だろうな……民間人からも急に撃たれかねないし……というか論理置いといてそこの傭兵は使えないだろう、常識的に考えて…… 」

ローゼンハイン「……このヤク中みたいな顔のやつから殺していいのかなぁ?(眉間に皺を寄せて) 」

シャンクス「どうどう(キン、と刀を少し浮かしながら)まーあれだよ、デスノート使って操って利用するのは最終手段だ。人間としてどうかと思うよそういうの。……さて、ネェル・アーガマの進路について。この東の中心地、寄宿舎から東の各ロケーションを回りながら、北上するか南下する。そこから超空間を通って新世界に出たい。我々としてはそちらの方が落ち着けるからな。また、三つ目のプランとしてここからあちら側へ向かい、ティアラシア付近に寄港してそこからミッドガル方面へ抜けるのも考えられる 」

弟者「やりたい放題滅茶苦茶やってるうちのバカと並びたいなら止めやしないが、そうでないなら大人しくしといた方が良いと思うぞ、傭兵の姉ちゃん……気持ちはわかるが……  ネェル・アーガマの進路については…俺は前者、新世界に向かう方に一票だ。アイデアを出しといてアレだが、今ロウクレストに行くのは危険すぎるし、おそらくミッドガルでも警戒されてるされてるだろう…ネガティブな理由だが、消去法で新世界ルートだな 」

織田信長(Fate)「一戦交える程軍備に余裕はないしの……ロウクレスト、ミッドガル共にわしらは事を起こしておるからピンポイントに対策を練られてるじゃろう。新世界の治安が悪い、政府の統制が行き届いていないルートを行くというのはどうじゃろうか。完全にテロリストの逃亡ルートじゃがの 」

夜神ムーン「しかし、新世界に舵を取った後はどうする?確かに逃げ込むには最適だが、その後の動き、僕らは彼らにこちらから接触しに行かないと状況を変えられないんじゃないか?大体、今回の活動の明確な目標がまだ見えてこない。このままじゃジリ貧のまま…… 」

シャンクス「ああ、それね。そこを利用する。おれらが散々突っついた以上、奴らも何かしらのアクションを起こさずをえない。そうすると少なくとも綻びが出たり、尻尾を出したりする……そこを叩く 」

兄者「だったら、どっちにしろ短いスパンで戦闘が続くことになるな……ミッドガルに舵を切るのも悪くないと思うぜ、さっき話に出てた人員のスカウトもそうだし、武装の拡張に使えそうなものもあそこなら色々ありそうだ……現有戦力じゃあ不安すぎる。赤髪や弟者、MS隊を信頼はしてるが、にしたって向こうのレベルの上がり方は想定外だ 」

沖田総司(Fate)「小路に駆け込んで追っ手を一人ずつ斬るあれみたいなものですか。追ってくるとわかっていればこちらは有利な地盤で待ち構えていればいいですしね、新撰組もよくやりました。やられもしましたケド…… 」

モブクルーS「いやぁ、マジか…新世界行くんやな(通信を聞きながらババ抜きをしている) 」

首領パッチ「新世界……これは熾烈な戦いになりそうだな?ス栫c(サッカーボールでリフティングの練習をしている) 」

モブクルーS「息の詰まる戦いが続くやろなぁ……あの赤髪いなくなったらカラオケ行くか(害悪どもを見渡し) 」

モブクルーH「ええな、カラオケとかひっさびさやなぁー、何歌お…なんでそんなにそっけないのさぁそっぽ向いてさ♪(美声を披露しながらトランプを引く) 」

ペニーワイズ「あっちが墓穴を掘るのを待つってわけかい?(腕を組みながら)まぁ敵の戦力の拡大の規模が予想できない以上…それも致し方ないのかもしれないな… 」

シャンクス「そういうことだ。おれたちが自分から動かなければ、奴らはおれたちを追撃するにしても、被害の復興や自分達の計画の進行にしても、動かざるを得ない。散々突っつかれた上でだからな、敵の焦りに賭けるのも悪くはない。……パッチ、少しこっち来れるか? 」

首領パッチ「ん?あぁOK(ブリッジへ上がる) 」

モブクルーS「うっわお説教パターンやん(トランプをひきながらパッチを見て) 」

モブクルーH「何やったんやパチ、アーニャのピーナッツに花火でもつけたか?(何 」

首領パッチ「いややってねーし! 」

シャンクス「君に渡しておきたいものがある。君を見込んでの話だ 」

首領パッチ「……俺に? 」

シャンクス「……この船には戦力が必要だ。だが、おれはそういつもこの船にいれるわけじゃない(と、腰に下げていた刀を外し、首領パッチの前に掲げる)……ガーベラ・ストレート。おれがあの基地で鍛造した最高の刀だ。……来るべき時、君に預けたい 」

首領パッチ「これは……俺にこれを預けるってのかい? 」

シャンクス「……この船にはおれという一人じゃなく、多くの強者が必要だと思うからな 」

兄者「……横から口を出す様だが、いいのか?渡しちまって…一番狙われる立場、それも単独行動の多いあんたがそんな得物を手放して……襲撃を掛けてきたのも、厄介な相手だったんだろう 」

シャンクス「構わんさ……彼にはこれが必要だ。彼はいつもふざけているが、実力は本物。その実力を生かすにはこれが必要だと思った(刀を落とし)おれの武器は他のでいい。適当にこの艦から刀剣を見繕って持っていくぞ。……あー、そうだ。モビルスーツに乗る時はそれを持っていけ。『使える』ぞ 」

ポプ子「おっさん!俺にも、なんか、くれ! 」

アーニャ「アーニャも武器ほしー!あんさつ、あんさつするー! 」

見張員「お前らみたいな武器クレクレキャラ、クレキャラはいらん。特にこの害悪(アーニャを指して)は武器を与えたら他の害悪どもと何するかわからん。出ろ!(とりあえずアーニャを出す) 」

アーニャ「(こいつめー!)(出される) 」

兄者「あんたがそう言うなら……そうなんだろう、多分な 」

首領パッチ「元々アストレイの武器だったやつだからな。それもそうか(シャンクスの言葉を聞き) 」

モブクルーS.H「(なぜか出されていてアーニャと一緒に艦内の掃除をしている) 」

シャンクス「……さて。ルートは新世界で決定した。しばらくは此処に滞在する。用事は済ませておけよ(そう言ってブリッジから出ていこうとする) 」

ローゼンハイン「……ちょっと、待ちなさいよ(ブリッジを後にしようとするシャンクスを引き留めて) 」

シャンクス「ん、どうした。解放ならしてやらんぞ 」

ローゼンハイン「ッ、そうじゃなくて……!!(目を降ろし、少し俯いてから再び顔を上げて)……その、ありがと。助けてくれて。……ムカつくけど、ちょっと格好良かったわよ 」

シャンクス「……ハハハ!!そうかそうか!!それは良かった!!……自由にはしてやれんが、アーガマを愉しんでいけ。処遇はそれから決める(懐から取り出した何かをローゼンハインの首に投げつける。ガシャと音を立てて、それは首輪に変わり)そんじゃ一旦解散!あばよー!!(サムズアップを見せつけてからドアを開き、去っていく) 」

ローゼンハイン「はッ!?何これッ!?がッ!!(首輪から伸びたレーザーに引っ張られていく)あはは!酷い事するんだね!でもあたしそういうの嫌いじゃ……(引っ張られフェードアウトしていく) 」

夜神ムーン「なんなのあいつら……(去っていく二人を見て)……てかパッチに刃物を与えて大丈夫なのかな…… 」

首領パッチ「………文句言ってるとお前から切るぞ(物騒)(ムーンに) 」

夜神ムーン「うわ 」

泉けん「面白いものをもらったなパッチ、それでムーンを滅多切りにしてみるんDA☆(ヌッと現れる) 」



シャンクス「いいか、首領パッチ。ガーベラストレートの使い方にはコツがある。物体に対して90度垂直に、まっすぐブレなく振り下ろすんだ。そうすれば何でも斬れる 」

弟者「使い方は日本刀そのものなんだな…(野次馬気味に現れ) 」

シャンクス「ま、実態はとにかくよく斬れる日本刀そのものだからな…… 」

首領パッチ「なるほどね…(ブンブンとガーベラストレートを振り回す) 」

モブクルーS「(あかんパッチが武器ゲットしてもうた)(だる) 」

モナー「言われた傍から適当に振り回してるモナ…… 」

首領パッチ「……今のは素振りだ………でやぁ!!!!(90度に振り下ろし、ムーンの服をぶった斬る) 」

夜神ムーン「うおあ!?(咄嗟に躱すが服が縦に裂けたのを見て)……す、すげー切れ味……てかなんで僕で試し斬りするんだ!? 」

首領パッチ「え、なんとなくそこにいたから…(何 」

兄者「真っ二つになっても治りそうだし、人間に近いって意味では悪く無いかも知れないが……装甲の端材とかで試してみたらどうだ 」

首領パッチ「なるほど、エクシアを真っ二つにしてやりたいところだが戦力は無駄にするわけにはいかん…よし、誰かなんか持ってきてくれ! 」

アンゴル「申し上げます!カッチン鋼を持ってきましたぁ!(と走り寄ってきてカッチン鋼の塊を置く) 」

モブクルーS「(うそだろぉー?)(いくらなんでも堅すぎるやろ) 」

首領パッチ「こいつは………!ええい、ぶっ壊れても恨むな!(カッチン鋼に向けて垂直に、真っ直ぐ振り下ろす)ついで!!!!(ムーンの服をメッタメタに切り裂く) 」

ヌ ッ(なんとカッチン鋼の塊がまるでナイフを入れられたケーキのように、まるで溶けるように両断される)シャキン(ついでにムーンの服も)

モブクルーS「(うそだろぉー?) 」

首領パッチ「すっげえ……今ならアーニャに勝てる気がする、覚悟しろー!!!(ブンブン振り回しながらブリッジを出て走り出す) 」

モブクルーS「間合いならパッチの方が有利やな、この勝負もろたかもしれへんな 」

ペニーワイズ「ちなみに、あれちゃんと垂直に切らないと効果はどれくらい下がるんだ? 」

シャンクス「刃筋を通さないわけだからな。そもそもの切れ味が良すぎるから斜めになってもある程度はその軌道から斬れるだろうが、結局刃物は刃を対象に立てないと斬れないものだ、しっかりと刃を立てられるだけの剣術をもって振るうのがやはりベストだな。例えば刀の腹や峰で叩いたら流石に斬れん 」

夜神ムーン「なんで僕の服をズタズタにしたのかはわからないが…とんでもない威力だ……カッチン鋼がまるでバターみたいに斬れるなんて…… 」

首領パッチ「ぶげえけけええええ!!!!!!!!(垂直に切れるほどの間合いを取れなかったのか思いっきり殴られたかの勢いでムーンの方に吹っ飛んでくる) 」

モブクルーS「((ダサっ) 」

ヒロ「(通りすがりにガーベラストレートで切り付けられたのか止まるんじゃねえぞ…のポーズで倒れている) 」

夜神ムーン「あーあー……やっぱりいくら武器が良くても使い手がこれじゃあなあ 」

シャンクス「はは……あ、使う以上注意がある。それの欠点はな。『あまりにもよく斬れすぎる』ことだ。マジでめっちゃ斬れる 」

首領パッチ「なんだとぉ!?(垂直にムーンの服を切り裂く) 」

弟者「勢い余って切っちゃ不味いもんまで切りかねない訳か……マジで何でも斬っちまいそうだ、それもあの軽さ… 」

シャンクス「ああ、分かりやすいところで言うとな。例えば、攻撃を受け止めようとするとその攻撃が斬れたりするから気を付けろ 」

夜神ムーン「いい加減にしろよ肌に当たるかどうかでビビるんだからなマジで!! 」

沖田総司(Fate)「かわいそうな名刀……(いたたまれない顔でガーベラストレートを見守る) 」

弟者「成程な……話を聞いてると寧ろビームサーベルの方が近いレベルだな……刀の扱いには俺も多少覚えがあるが、もしそいつを持ったとしても習熟には時間が掛かりそうだ… 」

害悪ども「ヘイヘイヘイ!!」「俺次こそ肌に当たるに30円!」「バーカパッチのスキルだったら上手くやるわ、俺服だけ切るに40円な!(通路のモニター越しに見て賭けをしてる) 」

泉けん「ぶったぎれぶったぎれー!女の敵は死刑だー!(特大ブーメランなヤジ) 」

首領パッチ「………この前のコロニーレーザーをぶった切ろうとしたら割れちまうってことだな? 」

シャンクス「そういうことだ……ビームを構成する粒子すら切断してしまうその切れ味は最大の利点であると同時に欠点にもなる……例えば敵の武器と打ち合おうとした時、相手の武器を一方的に切断しながら斬ることができるが、その際真っ二つになった敵の武器が自分の方に飛んでくるかもしれない。刃を向けて使うならチャンバラには向いてないな 」

モブクルーS「おいパッチ、修行しないとその刀もムーンをただただぶった斬るだけに終わってまうで!(何 」

首領パッチ「………敵の隙をついた一撃に使うのに適してるってことか…こうなりゃ特訓だ…まずは打倒アーニャだ、行くぞおおおお!!!!(ブリッジを出ていく) 」


バゴォォオォォォォ!!!!(…それからしばらくして殴られたかのような大きな打撃音と共にアーガマが揺れる)


シャンクス「あーあ 」

モブクルーS「(てかアーニャ強すぎやろ) 」




──一方その頃


オラクル「……死ぬかと思った(貫かれた頭部を応急的に修理され、切断された腕を繋ぎ合わせた状態で座り込む) 」

LCCS兵T「……しかし驚いた、あの状態からこんなに簡素な処置で稼働できるレベルに修復できるとは… 」

アリシア「……私の兄に私が処置を行ったのだから当然です。兄さん、後で破損したバイザー部分と装甲の交換を行いましょうね(キリキリと兄のボディを調整しながら) 」

セフィロス「ポテスタスが出港したメビウスから一応近くを通って良かったものだ。まさかオラクルやウェスカーがそこまでボロボロにされるとはな…… 」

ガイル「報告を聞いて慌てて飛んで来た次第だ、まさかこんな事になっているとは……妹の貴方が居て助かった 」

天津垓「にしても、あんな化け物を飼育して言い訳が『研究目的』ですか。どうにも納得がいかない…… 」

LCCS兵T「……研究の一環で特殊な生物を飼育することはあるだろう、モルモットや豚のように……だが、アレは… 」

アルバート・ウェスカー「聞いていなかったか?研究目的と同時にその実物を外界から隔離し外界とこいつらを同時に保護する目的もある。おかしくはないと思うが 」

天津垓「……確かにそう言われればそうかもしれませんが……どうも 」

アリシア「まあまあ、私たちがするべきはまずは被害の復興とマフティーに対する対処を考える事ではありませんか?落ち着いてくださいませ 」

LCCS兵T「被害状況は今現場で纏めている、が……何しろあの規模だ、正確に把握するだけでも時間が掛かる……強いて一言でいえば、被害は甚大、致命的だ… 」

レーン・エイム「信じられません、少数で此処までの被害をもたらすとは……しかもこの被害の大半がたった一人と…… 」

ルーファウス神羅「……(遠くから早歩きでやってきて)セフィロス、こちらで手回ししていた網も最低限の成果は挙げた。マフティーの追跡を続けるにしても、それ以外にしても都合がいいだろう……どうも。随分と派手な様子のようですね 」

セフィロス「ん。なるほど(ルーファウスからタブレット端末を受け取り)……マフティーのネェル・アーガマは今、東方面の寄宿舎近くに上陸しているようですね。海上でないということで詰めやすいですが、同時に居住圏でもあるので動きにくいです 」

オラクル「寄宿舎付近に?なるほど考えたな。あの辺は政府とて強引に手を出すわけにはいかんだろう。おいアリシア、その辺りの協力をうちの方で得られないか? 」

アリシア「一応試してはみますが。イメージは政府よりは良いでしょうが、影響力は別ですからね 」

ムルタ・アズラエル「マフティーは東ですか……どうします?これ以上の追撃はかかるコストも大きい。ですが、テロリストを放っておくリスクも無論無視できるものではない。政府としての見解はどうなのです? 」

ガイル「政府の信頼が無い、というのには閉口せざるを得ない、とは言え……寄宿舎への攻勢には諸手を上げて賛成する事は出来ない。あの艦、そして今回の主犯を叩くとなれば大規模な攻勢を仕掛けざるを得なくなるだろう。近隣への被害を考えると…… 」

ムルタ・アズラエル「ま、そうなりますよねぇ……あちらから動いてくるのを待つか……ってところですか……(……アイツらはその辺を無視して動くかもしれませんね……積極的に突っつくのはあちらに任せる……というのもいいかもしれません)厄介なものですね。次何処に逃げるか分かれば楽なんですけどね 」

ガイル「移動先を叩く、という方が現実的だろうな。別動隊が被害を与えてくれたのならば、それをリカバーする為に行動するものと推測できる。何処でも補給が出来るという訳では無いだろうからな……そうなれば、潜伏できる場所を目標として、此方が大規模攻撃を仕掛けられないルートで移動する筈。となれば……ある程度候補は絞り込めなくはない 」

トニー・スターク「その逃走経路を明らかにする方向で動くのがいいんじゃないか。寄宿舎を中心に情報網となる人員、無人機を配備。勘付かれないよう接触も最低限にソーシャルディスタンス、ある程度の方向を絞り込め程度に囲んでおくぐらいしか出来ないだろう。 うちのアイアンスーツ隊を貸そうか?(割れた実験生物の容器をベタベタ触りながら) 」

ムルタ・アズラエル「そうですねぇ……そうですね、ルーファウス社長。さっき言っていた手回ししていた網とは? 」

ルーファウス神羅「ん、ああ。何、餅は餅屋にと思ってな。本社に連絡して傭兵との契約を取り付け、マフティーの追撃に向かわせていたんだ 」

ガイル「成程、外部の傭兵か……状況からして壊滅状態かも知れないが、そいつらが多少情報を持っていれば…… 」

オラクル「あの女が消息を絶った以上期待はしないが……何処を雇ったんだ? 」

ルーファウス神羅「色々とラインは繋いだが……特筆すべきは『鉄華団』だ。奴らは特別なモビルスーツを何機も保有している……マフティーに対する戦力としてあれ以上の適任は居ないとすら思っている 」

ムルタ・アズラエル「ほう……あの鉄華団ですか……数機のガンダムタイプを保有すると言われる…… 」

ガイル「……成程、鉄華団……まさかそんな所にもコネがあったとは… 」

レッドウォーリア「ちわー(そんな話をする中、ドアを開けて現れ)せっかくだから仕事しに行ったんですが、やはり強いですね……『彼』は 」

オラクル「お前、今までどこで何をしていた……!?それに随分とボロボロなようだが…… 」

レッドウォーリア「いやいや、少し色々ありまして。四皇の一角、赤髪のシャンクスはやはり手強いものですね。……今頃合流してるところでしょうか…… 」

ルーファウス神羅「……なるほど。入れ違いで来たと報告されていたのはお前か!……そうか、あの赤髪と……(あの情報はこちらからは伏せるか……にしてもそう考えると、やはりコイツは強い……) 」

レッドウォーリア「まあ、そんなところです。彼は手強いですよ。それはそれとして、彼の対策はいらないと思いますが……それと……多分、アイツらの次行く先は……『新世界』です 」

オラクル「対策はいらない?……なるほど、新世界か……あり得る話だが……何故貴様が分かる? 」

レッドウォーリア「信じてもらうためですから、詳しい話はしっかりと後でしますよ。……今は、どう身を振るか…… 」

レーン・エイム「……新世界……そこに……マフティーが…… 」

──file.30 Gerbera Straight

出典:機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ

非常に高い切れ味を誇るレアメタル製刀剣のうち一振り。
銘のガーベラ・ストレートとは、
日本語の「菊一文字」を英語に訳したものである。

基本性能はほかのレアメタル製刀剣と同様。
非常に高い切断力を持ち、あらゆる装甲を両断する。
レアメタルで構成された刀身は非常に頑丈。
ガーベラ・ストレートは特に強靭で切れ味が鋭く、
この世界の位列で例えるならば
「最上大業物」に分類されるほどの一振り。

最初はシャンクスがネェル・アーガマ製造基地にて
データを元に鍛造した一振りを所持し、保有していた。
が、後に首領パッチに譲渡され彼が使用することになる。
カオスドラマにおけるガーベラストレートは、
普段は人間大のサイズだが、
コックピット内のスロットに装填することで
MS大に変化させ装備できる機能を持つ。




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最終更新:2023年03月24日 14:24