LAST RESORT 過去ログ.E

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─第1調査兵団事務所前─


ミア・テイラー「………(入り口前にもたれかかりながら音楽を聞いている) 」

ヒロ「……(寒そうにしながら事務所から出てくる)……おや(ミアが目に入る)こんな寒空の中音楽鑑賞かい(足を止め、彼女の方を向く) 」

ミア・テイラー「何か作曲のヒントになればと思ってね。ただ、それだけ(イヤホンを外し、振り向かずに淡々と応える)こんな時間に買い物? 」

ヒロ「あぁ、ちょっと近くのコンビニまで。…そうだ、せっかくだから一緒に行かない? 」

ミア・テイラー「Why…?唐突だな…まぁ、いいけど。あのハチ公も一緒なのか? 」

マコト「あっ、お兄お待たせ〜!買い物いk…(えっ?)(扉を開けて出てくるが、ミアを見て足を止める) 」

ヒロ「ハチ公て……(糸目)まぁ、いっs……(えっ?)(出てきたマコトを見て) 」



― ラステルム王国・城下街 ─


マコト「………なぁ、なんであいつもいるん…(小声でヒロの肩をガッと掴みながらコンビニに向かっている) 」

ヒロ「いや、事務所出たら近くにいたから…おんなじ第1兵団の仲間だし、こういうのもいいかなと思って…(バツの悪そうな顔でマコトの方を向かずに歩いている) 」

マコト「…ハァー…(わかってないと言わんばかりにため息を吐く)せっかく2人で買い物できると思ったのに… 」

ヒロ「(だる)(だる)(聞こえるて聞こえるて) 」

ミア・テイラー「オイオイ、ハチ公と戯れてないで早く歩きなよ(ヒロの後ろをポケットに手を入れながら歩いている) 」

マコト「なっ、誰がハチ公だって!?(ヒロから手を離し、ミアの方を向く) 」

ヒロ「だぁーっ!こんな街中で喧嘩すんなって!(マコトの腕を掴み)ミアちゃんもあんま煽るなよ… 」

ミア・テイラー「そう……いてる…らだろ…(断片的に聞こえるような声で呟く) 」

ヒロ「…………えっ、なんて? 」

ミア・テイラー「………何でもない!Hurry up!(足早に2人を追い越していく) 」

マコト「…そのまま先行っとk…(ヒロに腕を引かれる) 」


― 第4調査兵団・事務所・オフィスデスク ―


ジリリリリリリリン! ジリリリリリリリン!


薬師寺九龍「……(最初は無視を決め込んで競馬新聞を読み込んでいたが片桐もマルガレーテもいないことを知り舐め域交じりに受話器を取る)―――はいこちら第四。……はぁ仕事っすね。ん、調査?(電話の内容に訝しげな顔)民間人数名が夜な夜な廃ビル群の方向にねぇ。そりゃあ怪しいっすね。機械生命体とかオーバーラップのこともあるから俺等に? …………怪しい動きをすれば、その場で。それ、俺らが警察関係者だってわかって言ってんスか?逮捕して事情聴取しないとねぇ。そう、こう見えても俺等の部署ってデスクワークめっちゃ多いんスよ。…はい、まぁとりあえず現場向かいますよろしく~(ガチャン)…はぁ。帰りてぇ。 」


1時間後、彼が厳選した10人で調査隊が組織され夕方ごろに現場へと向かう。


隊員A「メンバー全員が警察って…これもうただの張り込みだなハハハ。 」

隊員B「仕方ねぇさ。こういうデリケートなことできる部署ってそうそうねぇし。なにより人手不足だ。 」

隊員C「でたよ人手不足。俺らの部署だって人手が足りてねぇんだぜったく 」

薬師寺九龍「はい、愚痴駄弁っててもどうにもならないよぉ~。…ここが待機ポイント。民間人が何人も向こうの廃ビル群に集まってるらしい。もしかしたらオーバーラップとの関わりも考えられる。…本部は殺せって言ってるけど、俺等善良なる警察官は警察官らしく対応しよう。 」


待つこと数時間。
月明かりをバックにカップラーメンをすすりつつ、その民間人たちが現れるのを隠れ待つ。


隊員D「ぬっ!?(暗視機能のついた双眼鏡で見張っていた隊員が)…現れました。A区のビル群の陰に隠れて……なんだろう? 灯りを点けてる? 」

薬師寺九龍「ん、見せてくれ……本当だ。またひとり誰か来たな。……ありゃあ、サラリーマンか? おいおい、今度は女までいるぞ。一体なにやらかそうってんだ。まぁいい。行くぞ!! 」


近づくつれに聞こえてくる不気味で不規則な叫び声。
現場の異様さがうかがえるたびに、調査隊たちに緊張が走っていく。現場の状況によっては応援も呼ばねばならない。
その間の現場で命を張らなければならないのは自分達なのだ。


隊員達「……ゴク(この調査兵団に所属が決定されたときから、いや、警察官になったときから、"覚悟"はしていた。市民の安全を守る為に命をかけなければならない。ひとり、またひとりと呼吸を整えていき、その瞳に炎を燃やしていく) 」

薬師寺九龍「……(そんな隊員達の意志を組み、まず最初に自分が行くことにする)サササ……ササ、バッ(近づいていき、あとから隊員達がついてくる。そして、ついにその全貌が明らかに出来る位置まで辿り着いた)……さぁ、見せてみな。なにやってんのかをな(そしてそっと顔をのぞかせた)――――――ッッ!? 」






オムツを履いたいかつい男「バブバブバブゥウゥゥウウwwwww


オムツを履いておしゃぶりをつけた中年オヤジ「ダーダーwwwマンマーwwマンマァァァァァアアアアアアアアアアアアアアwwww


衣装を身に着けた嬢「こーら、イタズラしたらダメでちゅよ~♪ 」


オムツを履いたデブオヤジ「アブブブブブブブブブブブゥゥゥウウウウウウウウウウウウウwwwwwwwwwwwwwwwwww



それは、立入禁止区域に侵入した挙句の 野 外 赤 ち ゃ ん プ レ イ 。





薬師寺九龍「………………………………………………。 」

隊員達「………………………………………………。 」


この光景を見た時、他の部隊ならどうするだろうか? 殲滅か見なかったことにするか。
しかし、【彼等】にそれはできない。警察官である彼等の相手はなにも凶悪な犯罪者や殺人鬼ばかりではない。こういった『変態』もいるのだ。
軽犯罪法1条32号・立入禁止場所等侵入の罪。並びに公序良俗に反する行為。


薬師寺九龍「(圧倒的な地獄絵図を目の当たりにしたことにより、隊員達同様目から光がなくなり、仕事モードに切り替わる)……スイマッセ~ン。あの~お楽しみのところすみませんね、おとうさんたち。うちら警察のモンなんですけれども、ね、ちょっとお話聞かせてもらってもいいっすか? ね? イイデショ? はい連行~……! 」


バブバブバブゥウゥ!!」「はいおとうさんいい歳なんだから暴れないでねホラ」「あぶぶぶぶううううww」「ちょっとおとうさんこれ、結婚指輪じゃないの?家族さんに申し訳ないと思わないわけ?」「ほら赤ん坊じゃないんだから自分で歩けって」「ばぶぅ!!」「うるせぇ!」


夜な夜な集まるという謎の民間人。それは違法な風俗に身を投じた憐れなオヤジたちの群れだった……。
当然本部や事務所に連れていくわけにはいかず、別の場所で調書を取ることになる。もちろん脳死で。


オムツを履いていたいかつい男「悪かった言うてますやんかぁ。大目に見てくれぇやぁ。あ、お兄さんもどうでっか!? 警察官なんて抑圧に抑圧抱えてて息苦しいでっしゃろ!? 赤ちゃんプレイはいいでっせ? 自分のありのままを解放するんや、な? やりまへんか? 」

薬師寺九龍「はーはいはい、そういうのいいんで、はい(調書にボールペンを滑らせながらくすんだ瞳で)あのね、今どんなだけ世間がさぁ、空気張り詰めてるかわかってる? 警察もピリピリしてんのよ。わかる?あぁいうことしたいんならそういうプレイができる店の中でやれや。 」

オムツを履いていたいかつい男「なに言うてまんねや!! あーいうところでやるからスリルあって楽しいんやないかい!! 」

薬師寺九龍「知らねぇよボケ!!テメェ主犯だな?然るべき処分下されるだろうから覚悟しとけ!! 」


調書をまとめ、報告書に仕上げるまでにさらに数時間。時刻は深夜2時を過ぎていた。


薬師寺九龍「はい皆お疲れさん。今日はもう帰っていいぜ。何事もなけりゃ昼からの出勤でも許されるだろうからな。 」

隊員A「お疲れ様です。……ったく、変態案件だったとは。いや、署にいたときもこういうのはありましたけどまさかねぇ(タバコをくゆらせながら溜め息)……ところでその報告書どうするんすか? 」

薬師寺九龍「どうするって、出すに決まってんだろ(自分もタバコを取り出し一服。イスにもたれかかってひと息)……なんか問題が? 」

隊員A「(フゥゥ~)ほら、そこ、団長の印鑑と、『副団長の印鑑』必要じゃないッスか。……マルガレーテちゃんに、それ、見せるのかなって。未成年の女の子だし、なんか気難しいし……。 」

薬師寺九龍「………………………………………………あ。(マルガレーテに見せに行ったシーンを想像してみる) 」


マルガレーテ(想像)『な、な、なによこれ!? あ、赤ちゃ……プレって……破廉恥!変態!こんなもの私に見せてどうしようって言うのよ!!! アンタバカなの!? こんなの報告書として受け取れるわけないでしょ!!書き直しッ!!』


薬師寺九龍「………………………………………………なぁ、これお前が提出して「あ、じゃあ俺帰りまーすおつかれっした~」――おい待てっておい!! …………ハァ、なんで俺ばっかこんな目に。津上か氷川に押し付けようかなぁ。あ、でも書いたの俺ってバレるから結局無理か。…………あぁぁ、帰りてぇ。(事務所でひとり、紫煙をくゆらせる男の背中には仕事への陰鬱さが漂っていた) 」



― 第四調査兵団・事務所 ―


薬師寺九龍が報告書を持って事務所へ一度帰投。
彼がお手洗いか何かで一時的に離籍し再び静寂に包まれた事務所……。


片桐「 ヒョッコリ (団長デスクの裏から鼻から上だけを出し、薬師寺九龍が戻ってないことを確認。腰を上げ、部屋の隅まで忍び足で移動する)ったくよォォ……出動要請以外は他所に回せって言ったろうがァァァ……いつまで俺の城出入りしてるんだァァァ (そうぼやきながら床板に指をひっかけ、めくりあげる。 "隠し扉" 床下に仕込まれたそれには冷蔵庫、そしてキンキンに冷えたビールが収納されていた)…………。 (そしてふと、九龍のデスクに視線が行く。見慣れない文字列にぎょっとし、おもむろに拾い上げ内容に目を通した) 」

片桐「 ・・・・・・・・・・・。 (野外赤ちゃんプレイについてはなんとなしに知っていた。これといって死傷者は出るはずもなし、その上例のごとく報告が面倒に過ぎる案件なので触れずにいたが……  これをマルガレーテに申請した際の反応、その後の機嫌によって自身の仕事量に影響が出る事は想像に容易い)  ガンッッッッッ  ("完了確認" と印鑑を乱雑に押し、足早にその場を去る)



― ラステルム王国・城下街 ─


ヒロ「…さて、洗剤が安いスーパーは…(携帯を見ながらあたりを見回している)確かあの辺だったはず… 」

若菜四季「……………(例のメガネをつけながら買い物中のヒロを後ろから尾けている) 」

ヒロ「………………(バッ(気配に気付き後ろを向く) 」

若菜四季「(サッ(咄嗟に物陰に隠れる) 」

ヒロ「………気のせいか?(隠れたのを見てまた歩き出す) 」

ハロ「ハロハロ、ヒロ!ヒロ!(ヒロの隣をピョコピョコ) 」

ヒロ「……?ハロか、いつの間についてきてたんだ…? 」

若菜四季「……(ハロのせいということにできた…?)(様子を見て) 」

ヒロ「…まぁハロならいっか(バカじゃーん)(再び歩き出す) 」

若菜四季「………(気づかれなかった)(うそだろぉ〜?)(再び追跡) 」

ヒロ「………………なんていうと思ったか!(ノールックで四季目掛けてカラーボールを投げる)… 」

若菜四季「……やっぱりバレてた(カラーボールをキャッチ) 」

ヒロ「…‥で、どうしたんだ?第5兵団のメカニック様がわざわざ尾行とは… 」

若菜四季「先日の戦いの時の件で話がある。ついてきてくれる…? 」

ヒロ「(なんだって?)この前の……わかった、一緒に行こうか。 」



─ 第5兵団 事務所 ─


ヒロ「……………(椅子に縛られている)あのー、何個か質問いいかな? 」

若菜四季「(コクリ(怪しい薬を調合しながら頷く) 」

ヒロ「………………なんで俺はこうして縛られてるんだ…? 」

若菜四季「暴れられると困るから(試験管片手に淡々と答える) 」

ヒロ「(だる)で、なぜ君らの事務所に連れてきた? 」

若菜四季「………近かったから(一瞬間を開けて答える) 」

ヒロ「(だる)(なんで一瞬黙ったし)………それで、この前の戦闘についての話ってなんだい? 」

若菜四季「あの戦いの時…意図的なのか無意識だったのかわからないけど、あなたはメイを長いこと抱き上げていた。……メイの事、どう思ってる?(何 」

ヒロ「……えっ(うそだろぉ〜?)(四季の突然の問いかけに驚く)あの子か………いや、特に何か思ってることはないな。元気のいい子だなとは思ったが……… 」

若菜四季「……………そう………(ヒロに謎の液体を飲ませる) 」

ヒロ「…ングッ!?(謎の液体を飲ませられ)な、なんだ!何を飲ませた!? 」

若菜四季「喋りたくなる薬………(試験管をしまう)メイのことどう思ってる?(もう一度聞く) 」

ヒロ「んー…可愛くて元気な子だなとは思った…それだけかな? 」

若菜四季「…………調合を間違えた?(試験管を見て訝しむような顔になる) 」

ヒロ「いや自身の腕を疑うなよ!!!他になんもないよ! 」

若菜四季「………もっと喋りたくなる飲み物を飲ませt……… 」

米女メイ「飲ませるな(ふと現れてツッコミを入れる)そんなんで呼んだわけじゃないのに悪かったな(ヒロを縛っている縄を解く) 」

ヒロ「あ、いいよ……って他に用件があったのか(解放される) 」

米女メイ「あんなことでよその兵団のやつを呼んでたまるか……あとアタシは可愛くないし(小声)(椅子に座る) 」

鬼塚夏美「オーニナッツーー!!!(バッと現れる)皆さん揃いましたの!(きな子の腕を引っ張りながら事務所に入ってくる) 」

桜小路きな子「はわわ〜!!夏美ちゃんそんなに引っ張らないでほしいっす〜!!(あわあわ) 」

ヒロ「…………やっぱり勢揃いか………じゃあ、話を聞かせてもらおうか… 」

鬼塚夏美「…先日第4兵団から廃ビル群の方で怪しい事をしていた民間人がいたという報告が上がりましたの… 」

ヒロ「……廃ビル群で民間人が?そんな事あったのか?(ヒソヒソ 」

米女メイ「あぁ、その…あ…あか……言わせるな!(ヒソヒソ 」

鬼塚夏美「あのウィーン・マルガレーテがそんな特ダネを掴んだというのに!このオニナッツチャンネルは未だにこれだ!という特ダネが掴めずにいるんですの!!(バン!バン!と机を叩く)‥と、いうわけでこれから街中に行って面白いネタを探しに行こう!というわけですの 」

桜小路きな子「(夏美ちゃんすごい迫力っす…) 」

ヒロ「………………………俺が連れてこられた意味は?(夏美の話を聞いて) 」

鬼塚夏美「んー……(なぜかしばらく答えず)暇そうだったからですの(何 」

ヒロ「帰っていいかな 」

うちはイタチ「よしじゃあ企画を変更して水没しよう(敷地内に不法侵入してきた忍者) 」

ヒロ「俺抜きでやってくれ(帰ろうとする) 」

桜小路きな子「まぁまぁまぁまぁ………美味しいお茶も用意してるっすよ(ヒロを引き止める) 」

若菜四季「いくら私たちがレギュレイターとは言えどこから誰がやってくるかわからない。だから戦闘員がもう1人いた方が安心する。(と言い、帰ろうとしたヒロを座らせる) 」

ヒロ「…‥警護役ってわけかい(座らされる)(しかしまぁ、俺もちょろいね…)(お茶をずいっと飲みながら) 」

米女メイ「………まぁお遊びだが非戦闘員の夏美を1人では行かせられないからな(頬杖をつきながら) 」

桜小路きな子「………(あれ突っ込んだら負けってやつっすかね)(イタチを横目で見て) 」


― ラステルム王国・城下街 ─

ヒロ「(結局ついてきてしまった)(だるだるだる)

鬼塚夏美「さぁ、特ダネを探しますの〜!!!(スマホ片手に辺りを見渡す) 」

米女メイ「………(オーバーラップとやらの正体が明らかになれば再生数も増えてこいつも満足するだろうがまぁそう上手くはいかねえよな) 」

若菜四季「………(色々な薬品を調合しながら移動している) 」

桜小路きな子「(さっきの侵入者(イタチ)を撮影した方が撮れ高ある気がしてきたっす…)(歩きながら) 」

ヒロ「………(しかし近所を怪しい集団がうろついてたとはな…)(辺りを見渡しながら)例のビル群にはもう誰かいるとは思えん…どの辺りを探すか… 」

謎のピエロ「(ダダダッ(5人の前を高速で通り過ぎる) 」

鬼塚夏美「……今何かいましたの! 」

ヒロ「………………人間じゃなかったよな、ありゃ(目を凝らして) 」

鬼塚夏美「…とりあえず追いかけますの!(通り過ぎたものに向けて走り出す) 」

米女メイ「……見間違いじゃないのか?(一緒に追跡しながら) 」

若菜四季「…足跡。(謎のゴーグルで地面を見ている)人間のものではない。 」

桜小路きな子「あれはピエロっすか~…?(一緒に追いかけている) 」

ヒロ「……ピエロ?にしては… 」

謎のピエロ「(路地裏からヒョコっと現れ、風船を一同の前に飛ばす) 」

鬼塚夏美「ギョッ!(大量の風船を見て足を止める)…あそこの路地裏ですの! 」

米女メイ「オラッ!(風船を回し蹴りで蹴っ飛ばしていく) 」

ヒロ「……ったく!(吹き矢で風船を割っていく) 」

若菜四季「……(冷静に回避して路地裏をのぞき込む)まだ遠くまで行ってない。 」

桜小路きな子「あわわ、すっごい量っす~…(風船を見て) 」

鬼塚夏美「行きますのぉぉぉぉ!(四季の声に応え路地裏に突っ込んでいく) 」

米女メイ「あんまり走るなって、何が来るかわからんぞ!(夏美を追い、路地裏に入っていく) 」

ヒロ「とりあえず風船の対策はしとくか(吹き矢を構える) 」


   グワッ!!!!!(夏美の前の地面から大きな鳥の足のような腕がが現れる)


鬼塚夏美「ナッツー!!??(大きな腕を見て後ろに飛び退く。それでもスマホは離しません!) 」

米女メイ「おわっ!なんだあの手!(飛び退いた夏美とぶつかり倒れ込む) 」

ヒロ「……おわっ…!(倒れ込むメイを受け止めつつ後ろに倒れる)こ、こいつぁとんだ特ダネかもな… 」

若菜四季「…………そこで足跡が途切れてる。あの腕を見るに…地中に消えた。(ゴーグルをつけながら) 」

米女メイ「あっ、悪りぃ…(自身を受け止めたヒロにそう言って立ち上がる)地中に…!?これ以上は追いかけられねえってことか…? 」

ヒロ「…………あまり深追いはしない方がいい気がするな。嫌な予感がする(先程の手を思い出し)正体がわからない以上無闇に近づかない方がいい気がする… 」

鬼塚夏美「………「怪奇!正体不明のピエロ出没!?」……これですの〜…(何かを企んだような顔をしている) 」

ヒロ「…………再生数すごそうだな(糸目で) 」

米女メイ「…一応団長には報告しといた方が良さそうだな。いつ街に現れて人を襲うかわかんねーし(夏美をジト目で見ながら) 」

ヒロ「……だな。っと、そろそろ帰らんと怒られるな…(腕時計を見て)この辺で帰るわ…それじゃあな(手を上げて去っていく) 」

― ラステルム王国・城下街 ─

鬼塚夏美「にゅふふ、再生数が爆上がりですの〜…本物の心霊現象は違いますの…( 」

ヒロ「それは良かったな(夏美を横目で見て)うちの団長に報告したらなんか様子が変だったんだよなぁ、因縁とかあんのかな… 」

鬼塚夏美「今日こそはあのピエロの正体を………と言いたいところですが無闇には動けませんの(残念そうに)というわけで今日はあなたと第二の千砂都副団長の関係について取材させていただきますの!(ビシッとヒロを指して) 」

ヒロ「ぬおっ……!?(夏美の言葉に動揺して足を止める)ま、またそれか……!と、特に…ただの友人だよ(目を逸らし) 」

鬼塚夏美「それ熱愛報道の時によく使う言葉ですの(ジト目で)その顔は怪しいですの!さぁ!正直に吐くんですn… 」

謎のピエロ「(先日現れたのよりさらに恐ろしさが増したようなピエロが夏美の後ろに現れ、彼女の口を塞ぎ、後ろから抱え上げる) 」

鬼塚夏美「…!?(抱え上げられ)むー!!!むー!!!(抱え上げられ足をバタバタさせる) 」

ヒロ「あー、しつこい!まだ何の関係でもn………!(抱え上げられた夏美を見て)(この前のピエロ…いや、違うな!)夏美ちゃん!(ダッとピエロに向かって駆け出す) 」

謎のピエロ「(駆け出したヒロを見てそのまま路地裏へと向けて浮遊する) 」

ヒロ「くっ……!浮遊能力…やはりこいつ、人外か!(路地裏までピエロを追跡する) 」

謎のピエロ「(路地裏まで逃げたところで足を止める)……(夏美を連れて地面へと消えていく) 」

ヒロ「くっ…!また地下に逃げたか! 」

ヒロ「…!(路地裏の先にあるマンホールを見る)あそこからならもしかしたら…! 」

米女メイ「今日は何を食べるk……?(四季と共に買い物に向かっていたところ、路地裏を見ているヒロが目に入る)路地裏の前に突っ立って何やってんだ? 」

ヒロ「あっ、メイちゃんに四季ちゃん……!(二人の方を向き)………夏美ちゃんが例のピエロに拐われた。この前と同じところで消えた…! 」

米女メイ「なっ…何だと!?(驚いた顔で)……やっぱりあの時も四季の言う通り地中に消えていたのか…! 」

若菜四季「あそこのマンホール…(ヒロが見ていたマンホールを見て)地下に潜ったとするならば下水道内にある可能性はある。 」

ヒロ「地中に生息する存在でない限りその可能性は高いな。四季ちゃんはきな子ちゃんに連絡を取って応援を頼んでくれ。……奴の所在を掴んでやる!(路地裏へ駆け出し、マンホールの蓋を開けて中へ飛び込む) 」

米女メイ「(夏美…無事だろうな…!)(ヒロが飛び込んですぐにマンホールの中へ飛び込む) 」

若菜四季「あっ…!(マンホールに飛び込んだ二人を見つつ電話を取り出す)もしもし…夏美ちゃんがこの前のピエロに拐われた。……地面の中に逃げた。それで、ヒロさんとメイが追いかけるべくマンホールから地下に飛び込んでいった。私も追いかける。近くに発信機を置いておくから追いかけてきて。(マンホールの蓋に発信機を仕掛け、中に飛び込む)

       ― ラステルム王国城下町 下水道内 ─

ヒロ「………(神妙そうな顔をしつつ辺りを見渡している) 」

若菜四季「あなたの話だと、あのピエロは浮遊できるはず。それなのになぜわざわざこんなところを…?(例のメガネをかけて見ている) 」

米女メイ「ここが奴の住処だからじゃないか…?あんな能力があるとすれば、一番人目につきにくいところだからな… 」

ヒロ「…確かに人を攫って何かするにはうってつけな場所だな。(…しかし妙だ…この前の奴は風船とかで目眩しをしてたどらせないようにした…だが今回は何もせずに地面の下に沈んでいくところまで見せた………) 」

……ヒュッ…!(3人に向けてナイフが飛んでくる) 」

ヒロ「…………!(咄嗟にバットを取り出し、ナイフを弾き返す) 」

米女メイ「うわっ!?(ヒロのバットを咄嗟に避ける)危ねえな、どうしたんだ急に………ナイフ…?(転がり落ちたナイフを見て) 」

若菜四季「………毒が塗ってある(謎のメガネでナイフを見る) 」

???「ほぅ、アレを防ぐとはなぁ…(3人の前に現れる)タダのガキどもじゃねーな 」

謎のピエロ「(夏美の口を塞いで抱えたまま???の横に現れる) 」

ヒロ「さっきのナイフはお前の仕業か……それに…(謎のピエロを見て)あいつの仲間ってわけか 」

若菜四季「っ…夏美ちゃん…!(ピエロに囚われた夏美を見て) 」

米女メイ「夏美!!!! 」

???「ククッ、どうやらコイツのお友達みたいだな(もう一本あったナイフで夏美の体を軽く突く)ククッ、この場で服を剥ぎ取って(×××)してやりてぇとこだが…流石にレギュレイター3人だとコイツだけじゃ心許ない(ピエロが抱えている夏美を縛り上げる)その辺に置いておけ。こいつらは俺たちで殺る(ナイフを構える) 」

ヒロ「…………貴様っ!(夏美の身体にナイフを突きつけたのを見て???に向けて駆け出す) 」

グワッ!!!!(地面から大きな鳥の足のような手が出てきて突撃してきたヒロを弾き飛ばす) 」

鬼塚夏美「むーーっ!!!むーっ!!!!(足をバタバタして抵抗を試みるが、ピエロと???の力には勝てず縛り上げられる) 」

米女メイ「ゲス野郎が…(???の言葉を聞いて苛立ちの表情を見せる)…!(ヒロが弾き飛ばされたのを見て)あの手はあの時の…! 」

ヒロ「ぐあっ!(大きな手に勢いよく弾き飛ばされる)……あの手、あの時の…! 」

若菜四季「…無闇に手出ししたらダメ。こっちは夏美ちゃんを人質に取られているようなものなんだから…(弾き飛ばされたヒロに諭すように) 」

ヒロ「くっ…!(四季の言葉を聞き、拳を握りしめる)…っ…! 」

謎のピエロ→ペニーワイズ(リメイク版)「サシズスルナ…(縛られた夏美を投げ、爪を構える) 」

若菜四季「相手は連続婦女暴行殺人犯…何をするかわからない(???の顔を見て) 」

???→ペニー「…どうやらそっちの女は俺を知っているようだな…ならばわかっているだろう?このペニー様に遭遇して…タダで死ねると思うなよ……! 」

ヒロ「…凶悪犯ってわけかい(ペニーを見据え)…きな子ちゃんに直ちにこっちに来るように伝えてくれ。…厳しい戦いになるかもしれない(バットを構え) 」

若菜四季「…わかった(ヒロ達の後ろに遠ざかり、無線機で連絡を取り始める) 」

桜小路きな子「…今ちょうど路地裏に来たとこっす。あそこのマンホールから入ればいいっすね…(無線機に応答する)うう…まさか夏美ちゃんが拐われるなんて…!(マンホールを開けて中に入る) 」

桜小路きな子「なんか怖い雰囲気っす…(下水道内を移動しつつ)メイちゃん達はこの先っすか…? 」

米女メイ「うぉらぁぁ!!(迫り来る風船を猫のような爪で割っていく) 」

若菜四季「メイ、風船は私が仕留める。早くあのピエロを!(風船をハンドガンで撃ち落としていく) 」

ヒロ「させるか…!(上下先端からライトセーバーを出したバットでペニーのナイフと打ち合いに持ち込む) 」

ペニー「クッ…!(ライトセーバーを見てナイフでは分が悪いと感じたのか飛びのく)そらっ!(ヒロに向けてナイフを投げる) 」

桜小路きな子「…!あれっすか…!(戦っている3人の近くまでたどり着く) 」

ヒロ「…っ!(ナイフを薙刀で払う)(策がなくやったか、、それとも…) 」

ペニー「(拳銃を取り出して一同に向けて発砲する) 」

ヒロ「…………そう言うことか!(銃弾を回避しつつ) 」

米女メイ「…!(来たか、きな子…!)(きな子を横目で見て)うぉりやぁ!(猫の手でペニーワイズを引っ掻きにかかる) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(腕でひっかきを防ぐ)…(そのまま勢いよく腕を振るい、メイを吹っ飛ばす) 」

若菜四季「…!(追撃を防ぐべくメイが吹っ飛ばされた直後にバズーカをペニーワイズに放つ) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「!(バズーカが直撃)…(服が若干焦げるだけで済み、鋭い爪を立てた腕を四季に向けて伸ばす) 」

ヒロ「…(きな子ちゃん、来たか…!)(きな子を見据えて) 」

ペニー「一人増えたところでどうなる!(ヒロに向けて拳銃を発射する…と見せかけて夏美に向けて拳銃を発射する) 」

若菜四季「…!(伸ばした腕に対しバズーカを投げつけて飛びのく)…!(ペニーが手足を縛られている夏美に対して拳銃を撃ったのを見て)…夏美ちゃん…!(ショットガンをペニーの手元に向けて撃つ) 」

ヒロ「…!(拳銃を見て切り捨てる体制に入るも、夏美に向けて撃ったのを見て)…間に合え!(バットの先端のハッチからチェーンが飛び出し、夏美に絡みつく。そのまま自身のもとへ引き寄せようとする) 」

鬼塚夏美「……むうっ!!??(突如自身に対して放たれた銃弾を見ておびえた表情を見せるがヒロのチェーンにより引き寄せられ銃弾が足をかするだけで済む) 」

ペニー「!厄介なバットだ…!(引き寄せている隙を突いてヒロに向けて拳銃を発砲しようとするが…)うぉっ…!!(ショットガンの弾が手に直撃。拳銃を落とす) 」

米女メイ「…ぐっ…!(吹っ飛ばされてよろけながら立ち上がる)バズーカ撃たれても平気だってのか…!(バズーカを叩きつけられたペニーワイズに向けて猫型のボムを放つ) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…!(バズーカをぶつけられ動きを止める)…グググ…!(メイのボム攻撃の爆風で思うように進めない) 」

桜小路きな子「…!(ペニーが拳銃を落としたのを見て)今っす! 」

若菜四季「…(メイのボム攻撃でペニーワイズが足止めされているのを見て)メイ、何とか…持ちこたえて…!(ショットガンをペニーめがけて連射する) 」

ヒロ「…よし、このまま引き寄せる…!(二人が足止めしている隙に夏美を手元へ引き寄せる)…きな子ちゃん!夏美ちゃんを頼む!(チェーンを解き、夏美をきな子の方へ) 」

桜小路きな子「は、はいっす!(夏美を抱え、戦いの場から遠ざかる) 」

米女メイ「(よし…!)(ヒロが夏美を救出したのを見てボムの連射の標的をペニーに変える)ヒロ! 」

ヒロ「…(メイがボムの標的をペニーに変えたのを見て、ペニーワイズにバットの先端を向け起爆式の野球ボールを連射する) 」

ペニー「…っ!(メイのボム連射と四季のショットガンの連射に対し防戦一方の状態になる)こ、このアマァァァァ…っ! 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…っ!!(メイが攻撃を止めたのを見て飛び掛かろうとするが今度はヒロの起爆式野球ボールの十何球もの爆発に巻き込まれる) 」

若菜四季「…(メイがペニーにボムを連射しているのを見てショットガンを置く)…(あの男はともかく、あのピエロが問題…)(ペニーワイズを見据え) 」

ヒロ「…やった…わけないか…!(爆発の隙にペニーワイズにライトセーバーで切りかかる) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「ググッ…!(ライトセーバーの斬撃を喰らい、のけ反る……) 」

グワッ!!!!!(…と同時に地中から鋭い鳥の足のような爪が出てきてヒロを切り裂く) 」

ヒロ「…効いたか…!このまま一気に……ぐっ!!??(突如現れた爪で体を切り裂かれて地面に叩きつけられる) 」

米女メイ「…(ボムをペニーの足元に撃ち込み、よろけさせる)…とどめだ!!(そのまま勢いよくペニーに連続ひっかきを食らわせる) 」

若菜四季「…!(ヒロが切り裂かれたのを見て) 」

桜小路きな子「…これでオッケーっす(夏美を縛っているロープをナイフで切っている) 」

鬼塚夏美「…まったくひどい目にあいましたの…(ロープが切られたため自由に動けるようになる)まさか探っているピエロに攫われるとは思いませんでしたの… 」

ペニー「グッ…ぐぉぉぉぉぉぉ…!(ボムの爆風でよろけたところにメイのひっかきをまともに食らう)く、くそっ…!!(力なく倒れ伏す) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「(地面に叩きつけられたヒロをつかみ上げ、壁に叩きつける) 」

ヒロ「うっ…ごふっ…!!(ペニーワイズにつかみ上げられ、壁に叩きつけられる) 」

桜小路きな子「そんなに深追いしてたわけではなかったはずなんすけど……あっ!(ペニーワイズの攻撃で負傷したヒロを見て) 」

米女メイ「…あとはあのピエロだk…!(負傷したヒロを見て) 」

鬼塚夏美「…!(ダッと駆け出し、壁に叩きつけられたヒロを肩に担ぐ)きな子!ヒロを安全なところに移動した後に治療しますの! 」

桜小路きな子「は、はいっす…!(夏美と反対側の腕を肩に担ぎ、戦線から離れる) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…!(ヒロを抱えた二人を追いかけようと飛び立つ) 」

米女メイ「…させるか!!(飛び立ったペニーワイズに対して背後から爪を立てて突き刺そうとする) 」

若菜四季「…!(ヒロのガジェットを拾い上げ、チェーンでペニーワイズの脚を拘束する) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「グッ…!!(チェーンにより足を掴まれる)…グアアアアア!!!(振り向いて攻撃をしようとした時にメイの爪が体に突き刺さる) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…(コイツラ、オソレガナイ…コレ以上戦エバ恐怖ノ力ガキレル…)(二人を見据えて)…(ガッ!(鋭い爪でチェーンを切り裂く)(風船を大量にメイたちに放つ) 」

米女メイ「…またこの風船か…!(風船を見て引っかいて片っ端から割ろうとする) 」

ズガアアアアアアアアアアアン!!!!(風船を割った瞬間爆発が起こる。それに誘爆するかのようにほかの風船も爆破していく) 」

若菜四季「…メイ!(爆風に吹っ飛ばされたメイを受け止める) 」

ペニーワイズ(リメイク版)「覚エテイロ…コノママデハオワラセナイゾ……!!(爆風で視界を奪った隙にペニーを抱えて消え去っていく) 」

…………

若菜四季「敵は逃げて行った…だけど… 」

米女メイ「………っ…!(先程の爆風で傷だらけになっている) 」

ヒロ「情けない、こんなところで…!ぐっ…!(起きあがろうとするが傷口に響いて倒れる) 」

桜小路きな子「ヒロ先輩とメイちゃんが負傷してしまったっす… 」

鬼塚夏美「…あのピエロはこれ以上深追いするのはやめておきますの…(拐われたことによる恐怖から憔悴しきった表情で) 」

米女メイ「…(流石の夏美もまいったようだな…)(夏美の様子を見て) 」

若菜四季「……おそらくピエロはあの男と手を組んでいる。……深追いしなくてもきっとまた来る… 」

ヒロ「(四季の言葉を聞いて)…とんだ特ダネだな、凶悪犯とピエロが手を組んで暴れてるなんて… 」

桜小路きな子「…とりあえずここから出て病院で治療を急ぐっす…夏美ちゃんときな子はヒロ先輩を連れて行くから、四季ちゃんはメイちゃんを頼むっす… 」



─── 第1兵団 事務所 ───

ミア・テイラー「…しかし無茶したもんだね。ピエロに深い痛手を負わされたんだって?(事務所の椅子に座りながらヒロを見て) 」

ヒロ「…油断したよ(ソファーで仰向けになっている)気を付けた方がいい、きっとあいつらまた攻めてくるぜ…」

ミア・テイラー「聞いた話だとキミと第5兵団の若い子達で善戦したんだろう?…レギュレイターが総出で出れば倒せそうな気がするけど…パワーアップしてなければの話だけどね(仰向けになっているヒロに毛布をかける)マコトはまだ帰ってきてないようだけど…どう説明する?この状態 」

こなんだよな(糸目)はぁ、傷だらけになったこの姿を見てなんと言うか… 」

マコト「(バン!!!(ドアを勢いよく開ける)…お……お゛に゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!(泣きながらヒロに飛び込む) 」

ヒロ「(うそだろぉ〜?)(いやもう知ってるんですけど!?) 」

ミア・テイラー「…話が早いな(ヒロに飛び込んできたマコトを見て) 」

マコト「第5の連中から聞いたんだよ!あぁ、大した怪我じゃなくて良かった…お兄までいなくなったら…(毛布に顔を埋める) 」

ヒロ「…………(マコトの様子を見てばつの悪そうな顔を見せる)…無茶しすぎた。悪かった(一言つぶやく) 」

………

ヒロ「…………(泣き疲れて毛布に顔を埋めて眠ったマコトを見ながら起き上がる)しかし奴がまた来るとすれば…対策を練る必要があるな…(ふと呟く)

ミア・テイラー「キミから聞いた限りでは風船爆弾と鋭い爪の手が主な武器…あと体がすり抜けるのが特徴…(椅子に足を立てて座っている) 」

ヒロ「不思議なのが一つ。奴は地中に潜ったものの攻撃はすり抜けなかった……どういうことなんだ…? 」

鬼塚夏美「ただのすり抜けではありませんの(扉を開け事務所に入ってくる)普通に体をすり抜けて入るだけなら私まであそこへ潜ったことへの説明がつきませんの。 」

ヒロ「触れたものも一緒にすり抜けさせることができるとしたら説明がつく。そのピエロの生態といい知らないことが多………夏美ちゃん!大丈夫なのか!? 」

鬼塚夏美「…少なくとも今のあなたよりは元気ですの(ジト目で)きな子の治療で少しマシになっただけで人の心配をしている余裕のある身体ではないはずですの(起き上がっているヒロの体をゆっくり倒す) 」

ミア・テイラー「(マコトが見たらまた嫉妬するかなぁこれ)(様子を見て) 」

ヒロ「うっ…(力無く仰向けになる)…団長会議は…終わった頃か…? 」

ミア・テイラー「ボクに聞くな(ズバッ) 」



─ ラステルム王国 ????? ─


ペニーワイズ(リメイク版)「………(ペニーを地面に置く)クッ、ドウニカニゲラレタガ…恐怖ノ力ハ減少シテイル…コイツヲ利用シテ女ノ恐怖ノ力ヲ集メネバ…… 」

ペニー「クッ…!(意識を取り戻す)あのアマ…絶対タダで死なさねぇ……!! 」

ペニーワイズ(リメイク版)「…貴様ハダメージヲ受ケ、俺様ハ恐怖ノ力ガ足ラナイ…貴様ガ女ニ恐怖ヲ与エルコトデ俺ノ力モ増スノダ…女ヲ攫ウゾ…! 」



― 第4調査兵団・事務所 ―


マルガレーテ「……さて、薬師寺九龍。(デスクチェアーをくるーっとして、足を組みながら彼にからだを向ける)今日、なぜ呼ばれたのか。わかるかしら? 」

薬師寺九龍「俺を労わってくれるんだろ?さんざん働いてきたからな。 」

マルガレーテ「労う? アナタと? ……ハッ、馬鹿も休み休み言いなさい。第4の為に馬車馬の如く働くのよもっと。まだまだ働きが足りないわ。そこで……(封筒を3つ)これを第5、第8、第10の副団長に渡しにいってほしいの。大事な書類だから不備のないように。 」

薬師寺九龍「はぁぁぁぁぁぁぁああ? あのさぁ、そう言うのは自分で渡せよ。それにさぁ、大事なもんだったらデータで送りゃすむじゃんよ(ふぅ~と溜め息交じりにタバコを取り出すが未成年の前と思い出し嫌そうな顔でしまう) 」

マルガレーテ「(ピキピキ)アナタの意見なんて聞いてないわ。これは命令よ! どうせ見回りとか言ってパチンコ屋に行くんでしょ知ってるんだから!少しは役に立ちなさい!!(九龍に封筒を押し付けてプイッとそっぽを向いてしまう) 」

薬師寺九龍「(ピキピキ)……へいへい、わかったわかった行きゃあいいんでしょ行きゃあ(乱暴にドアを開けて外へと向かう)最初は第5のほうがいいな。…………第5って確か、妙なアイドル学生がちらほらいたな。そういう奴を束ねてる副団長か。まぁ大丈夫だろ。 」

片桐「可能な限りサイン貰っていよォ。メルカリで売れるぞォ 」

薬師寺九龍「転売はダメっすよ~(糸目になりながら片桐に) 」

薬師寺九龍「…………さて、ついたわけだが(事務所前に立つ)…………なんか、やけに静かだな(それに妙に殺気立ってる? これは一体)(その直後)『イヤァァアアアアアアアア!!』  な!?(中から聞こえた尋常ではない悲鳴に警察官としての血が騒ぐ)なんだ!? なにごとだ!?(急いでドアを開け、中を見た直後、衝撃で唖然としてしまうことに―――――) 」

ツインテールの隊員「いやぁあああ!!許してぇぇぇえええええええ!!(ドスを片手にツインテ片方を切ろうとしている。しかし恐怖のあまり切るに切れない) 」

ニーベルゲ「なぁにをビビっとんのじゃ! バサッといかんかいコラァアア!!(隊員の尻を蹴りながら) 」


レギュレイター第5兵団副団長 ニーベルゲ


薬師寺九龍「(え…………これは…え?)(呆然としながらその珍妙な光景を見る他なかった) 」

ニーベルゲ「オラ、根本からいかんかいワレェエエ!!(強引に頭とドスを持った手を掴んで) 」

サイドテールになった隊員「(ザックゥゥゥウウウウウ)い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ!! ツインテ!! 私のツインテがぁぁあああ!! 」

ニーベルゲ「(ショックのあまり倒れる隊員を横目に)あぁん? …………おぉ、おぉ、これはこれは、第4の刑事さんやないですかあ。(ニヘラと笑いバットを肩に)まぁまぁそんなとこで突っ立ってんと上がって下さいな。 」

薬師寺九龍「…………ハッ! あ、ああ、いや、そのぉおかまいなくハハハハハ(ヤベェよ。コイツ頭ぶっ飛んでるぞ)あのぉ、俺、この書類届けに来ただけなんで。もう帰りますんでハハハ 」

ニーベルゲ「まぁまぁまぁまぁまぁ(ズイズイと詰め寄り)折角他部署から来てくれたんや。おもてなしのひとつもせんのはウチのメンツにも関わるんですわ。軽~く一杯やりながら話しましょや。な?ウチ、副団長やってますねん。ウチの顔立ててくださいや刑事さんやったらわかるやろ、お? 」

薬師寺九龍「………………………………………………ウッス(根負け) 」


書類を渡すだけの仕事のはずなのに、ニーベルゲの突然の酒宴に巻き込まれる羽目になった。


ニーベルゲ「ハッハッハッハッ!!ええのうええのう! おう、じゃんじゃんもってこい!! なんや刑事さん。全然飲んでへんやないか。(グビグビ)…………ウチの酒ぇ、そないまずかったですかのぅ?(ギロリ) 」

薬師寺九龍「いや、あの~、俺一応仕事中なんで……その、あんまり飲み過ぎるのはアハハハハハハハハ(ビールを何杯も飲まされるもまったく味を感じない)あの、そろそろ仕事の話に…………(そう切り出した直後) 」

ニーベルゲ「あん? おうこら! 刑事さんのコップ空いとるやないけ!さっさと注がんかいコラァ!! 」

サイドテールになった隊員「は、はいぃいい(お酌係に選ばれたのはさっきの隊員、助けを求めるような目で九龍を見つめながらコップに注ぐも)…………ドボドボドボドボ、ビチャビチャアアアアア(手の震えからかコントロールが効かず九龍の手とテーブル、床を盛大に濡らしてしまう) 」

ニーベルゲ「………………………ワレェ、なにさらしとんじゃ?(空気は一気に冷え込み、殺意の大渦が空間を埋め尽くす)このアマ! ウチに恥かかすたぁええ度胸しとんのう!残り詰めんかいコラァアアア!! 」

薬師寺九龍「あああああ!もう結構です!大丈夫ッスから!ね、ね、ね!? はい、この話はおしまい! ここに書類置いときますんで後で見といてください!じゃあオタッシャデー!!(勢いのままに第5の事務所を出て、近くの地区にある公園まで駆けこむ)…………ゼイ、ゼイ、ゼイ。ふぅ、第5って今組事務所になってんのか?嘘だろ?あん中でスクールアイドルいるわけ?肝座ってるなぁ。…………いや、もしかして。 」

薬師寺九龍「ス ク ー ル ア イ ド ル っ て、皆 異 常 者 ?(真理に辿り着いた音) 」

薬師寺九龍「次は…………えっと、ここから近いのは第10だな。あそこなら大丈夫だろ絶対。うん…………、俺はそう信じたい(行きがけにミネラルウォーターをかって一気飲み。少しは楽になった。心なしか冷える風に熱を冷まさせながら向かう第10調査兵団事務所)…………うわ、メッチャ綺麗。ここだけ新築なのか?(団長の働きがけもあってか、事務所は外観も綺麗に清掃されており、花々によるフローラルな香りが漂っていた) 」

薬師寺九龍「すいやせ~ん、第4のモンなんスけどぉ~。誰かいますかァ~(少しばかりの安堵を胸にノックすると、トタトタと足音が聞こえてくる。音の軽さから男ではない) 」

レイカ「――――は、はい(キイィィと少しだけドアを開いて顔をのぞかせる。男性が来たということでかなりビクついているようだが、九龍の顔を見てさらにびくっとなる)あ、あ、あの、ご用件はなんでしょう?(どもりながら目を逸らし) 」

薬師寺九龍「(お、まともそうなのが出てきた! 恥ずかしがり屋かな。まぁそれくらいかわいいもんだ)あ~、俺、第4の薬師寺九龍。ここの副団長いる?ちょいと書類を届けに来たんだが…………。 」

レイカ「え、副団長、ですか?(一瞬口をつむぐが)あの、書類ってなんですか?それは本物ですか?(ジロジロと九龍を見ながら猜疑心を漂わせている) 」

薬師寺九龍「(ヤベ、酒臭いか?)あ、あのぉ~いきなり来て信用はもらえないとは思うんだが、ホラ、俺一応警察なワケ。市民に嘘つかない。オーケー?(しかしそれでもドアを開けようとしないレイカを見ながらどう説明したものかと悩んでいた時) 」

クック「どけ、のろまが(突如レイカを突き飛ばすようにドアを開けた)おう悪いな。お前、俺に会いたがってたんだろう? 」


レギュレイター・第10調査兵団副団長 クック


レイカ「キャアアア!!(突然押されバランスを崩して地面に倒れそうになるも、九龍が支えになってなんとか事なきを得たが)――――――ゾ ワ ァ ア    バッ!(すぐさま九龍から離れ、自分の身体を抱きしめるように腕を回しガタガタと震える) 」

薬師寺九龍「うぉっと!!(レイカを支えるも尋常でない反応を返され)(今のは…………)わるかったな(比較的柔らかく、優し目にレイカに告げてから)…………そうだったんだけどねぇ。いきなり女の子突き飛ばすのってないんじゃないの?仮にも副団長なんだからよぉ。自分とこの部下大事にしねぇとよぉ。 」

クック「へ、サツが。調子づきやがって(ニヤニヤ)いい子ぶるんじゃねぇぜ。テメェところで何しに来やがった。この俺に会いに来ただと? …………俺はお前に用はねぇ。帰るこった。 」

薬師寺九龍「そういうわけにもいかねぇんだ。大事な仕事で来てんだよ。わかるか?仕事だ。ガキが砂場遊びにダチを誘いに来たとかそういうんじゃねぇ。大人の、やりとりだ。おわかり? 」

クック「(ピキピキ)テメエ、俺に喧嘩売ってんのか?俺は今から大事な用事があるんだ。お前に用はねぇって言っただろ。うせろボケナスやろう(べぷっとツバを吐き捨てる) 」

薬師寺九龍「―――――(ロクデナシの言葉はこれまでいくつも聞いてきた。しかし今日は大分酒が入っているせいかイラつきも早い。なによりクックの態度が気に入らなかった)…………トントン(クックがどこかへ行こうとしたとき、後ろから肩を叩いて振り向かせる。そして――――)ボゴォオオ!!(その拳で殴り飛ばした) 」

クック「ぐっふ!(どしゃりと倒れるもすぐさま立ち上がりファイティングポーズ)ふふ、へへへ、怖いかクソッタレ。当然だぜ。元グリーンベレーの俺に勝てるもんか! 」

薬師寺九龍「――――試してみるか? 俺は現役警官だ。オラァア!!(殴り合い勃発。普段喧嘩慣れしているからか、クックに対する攻撃に一切の容赦がない) 」

レイカ「ひぃいいい! ひぃいいい!!?(突然の喧嘩に腰を抜かし) 」

クック「モアイ!!(アッパーカットに悶絶しながらも懐から拳銃を取り出し)ふーふー…………くたばれクソッタレが!! カチッ ハッ!(弾倉に弾を込めるのを忘れていたことを思い出し) 」

薬師寺九龍「くたばんのはテメェだ!ドラァア!!(逮捕術を繰り出して動きを抑え込み、拳銃を落とさせてからの一本背負い)オラまだ終わってねぇぞゴラァあ!!(ドガドガドガドガ!) 」

クック「ぅぅぅぅっぅうううぅうぅぅぅううううぅぅう…………(最早抵抗すらできないほどに顔を腫れ上がらせ、終いには馬乗りされて一方的に殴られ続けている) 」


その数分後、第10の隊員たちが駆け付け、九龍を抑えた。他部署同士の喧嘩ということでレギュレイター全体に緊張感が走るが、レイカの証言により事なきを得た。


― 第4調査兵団・事務所 取調室 ―


マルガレーテ「(九龍と向き合いながら貧乏ゆすり)アナタ、自分がなにをしたかわかってるの? 殴り合いよ? 喧嘩よ? 暴行よ? 大の大人がみっともないと思わないの!? 私は書類を渡しにいけって言ったのよ! だのになんでそうなるわけ!? レイカというメディックの娘が証言してくれたからこれ以上の問題にはならなかったけど、一歩間違えれば重い処分が下されてもおかしくない。わかってる!? 」

薬師寺九龍「…………(ずっと黙ったまま肘をついてそっぽを向いている) 」

マルガレーテ「レギュレイターはアナタだけの組織じゃないの。アナタがあんな風に暴れ散らすことで皆に迷惑がかかるって考えなかった? 少しは私の言うことも聞いてよッ!! 」

薬師寺九龍「…………よし、そこだ。よし行け! 突っ走れ!(しかしマルガレーテの言葉など聞いていないようになにかを呟いている。片耳を抑えて何かを聞いているようだった) 」

マルガレーテ「…………? ―――――!!(あまりにも様子がおかしい。片耳に何かをつけているのを見つけるとすぐさまそれを取り上げた。どうやらイヤホンのようだが…)……なにこれ? 競馬? アナタ、私がこんなに怒ってるのに無線で競馬聞いてたの!? 信じられない!! 私のことバカにしすぎでしょ、ねぇえ!!(ついには涙目涙声になり感情が抑えきれなくなっている) 」

薬師寺九龍「あ゛! ……今いいところだったんだけど? あのな、別に問題にならなかったんだからもういいじゃねぇか。元はと言えばあのクックっていう副団長が悪いんだぜ? 始末書は書くから、もう解放してくれよ、ったく 」

マルガレーテ「―――――ッッッ!!(この男の反応に信じられないとでもいうような顔になり)なによ! 競馬でもパチンコでもなんでも勝手にしなさいよ!! もう知らないッ!!!(勢いよく扉を開けて乱暴に叩きつけるように閉めて出ていった) 」

薬師寺九龍「あーあ、ウチの副団長オカンムリだよ。やりづらいねぇ年頃の女ってのは。(タバコに火を点けてふかしながら)…………ま、残り一件行っとくか。第8だったな。(ゆっくりと立ち上がり、マルガレーテの怒気で冷え切った事務所を知らぬ存ぜぬの顔で出る。その間マルガレーテにキッと睨まれていたが、知り合いの少女ほどの威圧感もないので気にも留めず) 」



― ラステルム王国・繫華街 ―


薬師寺九龍「(夜遅くになろうともまるで眠らぬ街。そこを缶ビール片手にぶらりと歩く。行く先はもちろん……キャバクラ)……よう、ひとりね。いつもの娘頼むよ。(店員に案内され席に座り嬢が来るのを待った) 」

風俗嬢「あは、九龍ちゃん久しぶり~!なかなか会いに来てくれないんだもん。寂しかったよぉ~(きれいなドレスに身を包んだ年若い女が彼の隣に座る) 」

薬師寺九龍「ん。あぁいろいろ忙しくてさ(普段は職場の愚痴を聞いてもらったり一緒に酒をのみつつおひねりを渡したりして和やかにする。もちろん最初はそういった流れで時間を楽しんだ。そして終了ギリギリ間近になってから)なぁ、最近このあたりとかでさ、新しく入った嬢とかしらない? ほら、愛好家としてあいさつしねぇと。へへへ。 」

風俗嬢「ええ~九龍ちゃんにお客さんとられるのやだ~。……ふふ、でも今日はいっぱいおひねりくれたから特別に教えたげるね。……ん~。来たには来たけど、ありゃやめといたほうがいいね。すっごい性格ブスだから!あんなのに会いに行ったら九龍ちゃんが腐っちゃうよ~。 」

薬師寺九龍「はっはっはっはっ!そりゃかなわねぇなぁ。……じゃあさ、『銀色の髪の女の子』とかはどう?入ってきてない?(条件を限定した。嬢は少し悩むとスマホを取り出し仲がいい子を見せてみる。だが)……あ~そうか、こんな感じね。わかったありがとよ。またくるわ(店を出てまた街をほうほうと歩く。次のキャバクラ、また次のキャバクラへと足を運び、今度はやや暗がりの通路を歩きだす) 」

薬師寺九龍「よう、店長さん(店の表にいた店長に話しかける。ここは言わずもがな『違法風俗』。外国人や奴隷を雇って金儲けの道具にする)……最近商売繫盛してんじゃん。いいねぇ。俺らみたいに走り回らずにそんなに大儲けしてさ。さぞかしうまい飯食ってんだろうなぁ~。 」

店長「うっ!!(彼が警察であることは知っている。だからこそ苦虫をつぶしたような顔をして……)な、なんです。うちだってキリキリでやってんですから……勘弁してくださいよ……! 」

薬師寺九龍「待て待て、なにもガサいれにきたわけじゃねぇよ。ちょいと聞きたいことあるんだ。(そういって写真を見せる。---マルガレーテだ)この子、そっちの店で働いてない? あとさ、こういう違法系列でも心当たりは?(店長が首を横に振るのであきらめる)さて、じゃあ口止め料もらおうか。そうだなぁ。……輪ゴム(一束3万円)3つでどうだ? 」

店長「み、みっつぅ!?ば、馬鹿な!(だが、彼が冗談で言っているのではないと感じ取り)……くそ(計9万円を渡す) 」

薬師寺九龍「サンキュー。じゃ、お仕事がんばってね~。(そういってまたどこかへとフラフラ歩く)…………人攫いのそれも考えたが、やっぱいねぇよな。あいつがそんなヘマするわけねぇ。…………じゃあ、どこにいやがんだ。あーあー、残業代なんてもらえないってぇのに。 」



― ラステルム王国・公園 -


ヒロ「………(そういえば、噂だとマルガレーテちゃんも行方知れずだとか…少し、気になるな)(天を見上げて) 」

鬼塚冬毬「……………………(無言で手帳に何かを書き込みつつ、ベンチで座っているヒロの前に立っている) 」

ヒロ「…………(えっ?)(気づいたら前に立っていた冬毬を見て)な、何だきみは………(見ない子だな、どこの子だろ‥?) 」

鬼塚冬毬「私は政府の調査兵団に合流することになったニューメンバーです。、 」

ヒロ「………あぁ、そういえば新しい子が各隊に入ってくるって言ってたな…君もその1人というわけか…? 」

ヒロ「…………ところでそのニューメンバーとやらが…どうして人の目の前で手帳を書きながら立ってるんだい…? 」

鬼塚冬毬「第五の姉者から話を聞いて一目お会いしようかと思いまして。この手帳は単なるスケジュール確認のためです。(パンっと手帳を閉じる) 」

ヒロ「なるほど…………(冬毬の顔を見て)えっ、姉者?姉貴もレギュレイターなの? 」

鬼塚冬毬「はい。オペレーターをやっております‥…その様子だと姉者から私のことは聞いてないようですね。鬼塚冬毬と申します。姉者と同じく第五のオペレーターです。 」

ヒロ「…………………………(なんだって?)(とんでもない顔芸を披露)えっ、夏美ちゃん妹いたの 」

鬼塚冬毬「意外でしたか?…まぁ、無理もありません。これからも姉者の事をよろしくお願いします。…では、挨拶はこの辺にしてこれで。次の予定がありますので。(ペコリと頭を下げ、足を翻して去っていく) 」



※下記ログは「#4」と同時進行で行われたものになります


アトラス行きの便が開通されるまでの間――――


マリマロン王国・イースター・海の家のあるビーチ ―




ライオット「くっそ~…バサ、バサッ…!(海の家でレンタルしたパーカーと水着を着用し、先程ボートからずっこけてずぶ濡れになった衣装を物干し竿に干していた)6時間も待たされることになるなんて…なんか調子狂うな~… おい、アサギ~…!なんか飲みもん買ってこい――― 」


チ ャ キ ッ ――――(振りむこうとするライオットのこめかみに銃口が付きつけられる!)


ライオット「にょわッ!!?(こめかみに感じる異様な冷たさに背筋が凍り両手を上げる)(このヤな感じ…まさか、さっきの連中共か―――?)(横目を動かした先には―――) 」

アサギ「 ばんっ♪ (ライオットに突きつけた拳銃…を模した水鉄砲を発射させ、そのまま彼の顔面に放水する)ひひひっ、やられちゃいましたね、せ~んぱい?♪(そこにいたのは、厚着の白パーカーの内側に同色の水着を着込んだ眼鏡の後輩が悪戯な笑みを浮かべて立っていた。いつものぼさついた後ろ髪は二つの団子ヘアーにまとめられている) 」

鬼塚冬毬「………(髪色と同じエメラルドグリーンの水着を着て浮き輪で浮いている) 」

フロール「……なんだか気が抜けますね……(オーバーサイズのパーカーを着て、後頭部で髪を縛り上げ…椅子の上で飲用水をちびちび飲みながら)……ナイフが錆びそうだな… 」

ライオット「うぼぼぼぁッ?!(顔面へもろに放水される)ぷはっ…!ちょ…おま、アサギィーッ!なにしやがんだテメェ!!脅かすな!! つーかお前が玩具でも銃持ってるとシャレになんねえから閉まっとけ!あとドクペ買ってこい。お前俺の財布持ってんだろ? ああ、そうだな…まさかこんなことになるなんて…ていうかお前、えっと…フロールだったか。なんか、言われねえか?その…女みてえ、だとか…あいや、気に障ったならすまなかった(と、遠目に海に浮かぶ冬毬を見つめながら語り掛ける) 」

フロール「(……オーバーサイズの脚を軽く伸ばしながら、ライオットに微妙な表情で)まあ、"男みたい"だとも"女みたい"だとも良く言われますね……気にしてはいませんよ、それで得をした経験もありますし 」

ヴェスパー「愚か者……がッ!! >>ザバーンッッッ<< (浜辺へ水平線の彼方かモーターボートが突っ込み水しぶきを上げる)) 貴様さては素人だな!!ちなみにヤローが玄人だった場合気持ち悪いので逝ってよし!!(モーターボートの船主ではパイナップル柄のビキニ、殆どショーツ同然のホットパンツ、半透明のビニールジャケット、頭には星型サングラスという明らかに浮かれたパリピ女が仁王立ちしていた。程よく露出した背格好故かいつにも増して胸や臀部が豊満見える、かも、しれ、ない) フロールちゃんは性別フロールちゃんだッッ!!!!!ナマ言ってるとグリルで上手に焼けましたすっぞ!!!!お"お"ん"!!!?!? 」

アサギ「いっすよ~♪じゃあ先輩のドクペと…あとあたしの分と、みなさんの分も、先輩のポケットマネーからお出しするっすね♪ 自販機っ、自販機っ、どっこかなっ?見当たらないっすね~~~~?あーっ!ちょうど海の家に飲み物売ってるっすね~~!でも割高っすね~~~!でもでも背に腹は代えられない(?)っすよね~~~?すみませーん!これとあれとそれとこっからそこまでぜんぶくださーい!((ライオットの)財布を広げながら意気揚々とお買物しようとする) 」

ライオット「そ、そうk―――ずぼぁぁああッ??!(モーターボートによる盛大な水しぶきに吹き飛ばされる)やべえ奴きた…さっきの原住民の方がまだ生易しく見えるくらいのやべえ奴が(雫がぽたぽた垂れる前髪を振り払う)ちょとまてちょとまておねーさーん!!(ガッとアサギの肩を掴む)わざわざ割高な海の家で買う奴があるか!!!激安な薬局行って買ってこい!!!!!(せこい) 」

マーサリア「まぁ~~まぁ~~~……せっっかくわけえおなごさんが海さ来てるんだからぁぁ~~……ケチケチしないからぁ~~……必要なものがあったらいいなさいなぁ~~~("医者胡椒" マリマロン・イースターで偶然発生してしまったドクベらしき飲料を束で持ってくる)まだまだ余ってるからねぇ~~~~~~ 」

鬼塚冬毬「……?(遠目で見つめているライオットと目が合う)…確かに出費としては効率的とは言えないですね。(一連のやり取りを聞いて) 」

フロール「うわわわわ凄いの来た……見た目も動きも!!隊長本当にこれ僕が来て大丈夫だったんですかぁ!? ……あっこれドクペ…・…ドクペ……? 」

黒いコートにサングラスの人物「……(2mを超える大きな体格で陰から一同を見ている) 」

アサギ「ウチの先輩がせこすぎてSEC○Mになりそ… わあい♪おばあちゃんありうがと~~~~~!(でもこれ売れなさ過ぎて残ったやつとかじゃないっすよね…?正直言うとドクペのあの味苦手なんだよな…コーラ飲みたい) 」

ファルコ「あ!SECOMの「O」が○(まる)になってるー! 」

ウルフ「 だまれトリ  」

ライオット「うおっ!?そうそう!これだよこれ!“選ばれし者の知的飲料《ドクターペッパー》”…!これがないと何も始まらねえぜ!!ばあちゃん、ありがとな!! …君は…確か、第五にもう一人同じ苗字の奴がいたような…(冬毬に首を傾げる)おうフロール、お前は好きか?もう俺の奢りでいいから飲んでみろy……!?(なんかすっげーやべえ不審者がいやがる…!)(遠目に発見したサングラスの人物から目を伏せて見なかったことにする)お前今「コーラが飲みたい」って顔してんだろ。たまにはプロテインでも飲めよ。第2に行ったときガトウ先輩から飲まされなかったか? 」

ヴェスパー「まああたしちゃんはいろいろデカいし凄いからな!存分にありがたく拝んで構わないんだ……ZE! お"い"何メンチきってんだオ"ラ"!!お"い"!!(セクシーポーズを取り露骨にフロールをチラ見し、風切り音を立てて方向転換、そのへんのチーマーを無駄に洗練されたケンカキックで理不尽に蹂躙する) あーあー予算がどうとか湿気た話ししちゃってもー……こういうのはパーっと散財するもんなの若いんだから。手伝って―(モーターボートから機材らしき何かを次々と荷下ろしし始める。中には印籠入りのクーラーボックスや、食料品、主に生肉入りの袋が散見される) 」

オーランド「(喧嘩屋。 ラウンド1000円。 勝てば本日の収益分全額GET と書かれたタスキをかけ、浜辺でマッスルポーズを取っている) 」

フロール「確か、第五兵団の鬼塚隊員ですね……言われてみれば面影がある様な…… (炭酸飲料はあんまり好きじゃ無いけれど……でも好意を無下にするのも気が引ける……こういう時に甘い飲み物を飲んでおくのも大事かもしれないし、貰っておこう…)じゃ、じゃあ頂きます……(マーサリアが持って来た束の内一つを手に取り、普通に口を開け)\プシュウ!!/うわあ!? 」

鬼塚冬毬「…ん、夏美姉者のことでしょうか。同じ兵団で役職も同じなのです。(ライオットに) 」

ロナ「うぇぇぇ……え……!?な、なんか聞いてたような場所じゃないし聞いてたような任務をしている雰囲気じゃないんですが……!?(至って普通の競泳水着、浮き輪というTHE・田舎スタイルで浜辺に佇み海の家の前の絵面に困惑している)えっ……もしかしてこれが、集団有給習得……!? 」

コンラード「そんなワケ無いでしょう君ィ!!? エクレイルは何をしているのかね全く……一国家の首脳と謁見するのんだから、該当区画管轄射にはそれ相応の責任というものがだね!あると思うのだが!! ちなみに私は有給の1/100をここに投資した、ドレスコードは誤っていないッ!!(高価なビーチサンダル、すぐ泳ぐための海パン、ブランド物の防水腕時計、アロハシャツ、麦わら帽子、サングラスというコテコテの観光スタイル) 」

ライオット「いろいろ持ってきてくれたのか、やるじゃねーか……おっ!肉ゥ!?師匠、師匠!肉があるぞ!BBQできっぞ!!(陰で休んでいる劉狼に叫ぶ)っははは…!なんだ、あんま飲まねえ口か?しゃーねーなぁ。(面白おかしそうな顔でフロールを横目にドクペをぐびっと飲み始める)夏美…ああ、確か、そういう名前だったな… 姉妹だったとは知らなかった。はじめましてだな?俺はライオットだ。よろしくな!  」

劉狼「(ピクッッッッ)(「肉」に過剰反応した耳がぴくりと動き出す)……ハッ、い、いかん…拙僧はあくまで定刻になるまで待機する身。しかして…(オーランドに一瞥を与える)…貴殿のそれは日常なのですかな…?(困惑気味に尋ねる) 」

イージス「ヤンケヤンケヤンケヤンケヤンケヤンケヤンケヤンケ(巡航形態で海上を駆け巡り、大きく旋回して波を起こしている) 」

アサギ「プロテイン…ウッ…そ、そうっすね…(思い返せばその通り、ガトウに散々飲まされまくった記憶が蘇り苦笑い)あ~♪ヴェスパーちゃん来てたんすねー!それに第10のみなさんもお着きになったようで…?(ぞろぞろ集まってくる仲間たちに口角が上がっていく)やっぱ海と言えばBBQっすよね~♪焼きましょ焼きましょっ♪ 」


―――――私ならここに居る!!!(コンラードの発言から、ビーチに声高らかとエクレイルの声が響く!しかし、彼の姿は何処にもない。いったいどこから声をかけているのだろうか…と思われたその時だった―――!)


オーランド「無法地帯とはいえ海でわざわざ悪行を働くのは大抵小遣い目当てですからね。 こうしておくことで危険因子を炙り出し事前に排除することが可能です。私のことはお気になさらず……。あ、焼き加減はウェルダンでお願いします  >>ショーリューケン!! クニヘカエルンダナ<< (恋しさと せつなさと 心強さとを流しながら次々と襲いかかってくるチーマーをステゴロで沈めていく。たのしそう) 」

エクレイル「ここにいるさ!!私ならここになァ!!(声のする方に目をやると、なんと!よく見るとヴェスパーが乗ってきたモーターボートの側面に縄でご丁寧にくくり付けられている哀れな第7の団長の姿がァーーーッ!!おまけに本人に無理矢理送させられたのであろう、ちゃっかり黒い海パン一兆であった) 」

フロール「さ、流石ですね……妹者と言った所なんでしょうか……(ドクペらしき液体でべちゃべちゃになった顔で缶に口を付けながら、ヴェスパーのポーズに気付かないフリ)……ライオットさんは飲み慣れているんですね…僕はこういうのあまり経験が…ああ、バーベキューですか……!面々の神木にいいかもしれませんね……! 」

ヴェスパー「ウェイウェイブロードウェーイ(準備の傍らアサギとハイタッチし、BBQ用のガスコンロを複数設営していく) あーーーーー!だんちょちゃん起きた―!? いやーごめぴねー、キャラ的にィ、海さBBQすっべ!って言ったら『拙者は主命を仰せつかった身、遊びとうのうございます』とか言い出しそうだから時計型麻酔銃でこう……いい感じに連れてきちゃった―! 」

コンラード「………………。(ストファイのミニゲーム的にチーマーでストレス解消する団員、 ボートに縛られている団長、 任務前のBBQ 軍隊というより蛮族のそれである光景を前に、コンラード団長は)……………。(さー………っぱりわからん……………)(考えるのをやめた) 」

鬼塚冬毬「姉妹ともどもよろしくお願いいたします。(ペコリと頭を下げる)なるほど、バーベキューですか…… 」

エクレイル「おのれヴェスパー貴様ァ!!(クワァ!)私をこんな目に遭わせてどうなるか分かっているなッ!!?(クワワッ!!)今度という今度は許さんぞ!(クワワワッ!!!)謹慎処分では済まさん!この私、第7調査兵団団長・エクレイルが直々に引導を渡してくれる!!!(クワワワワッ!!!!)覚悟しろ!!そして縄をほどけェーッ!!!(クワワワワワッ!!!!!)(ジタバタ) 」

フロール「……苦手意識を持ってただけで意外とブブゥゥゥッ!!!!(ヴェスパーのモーターボートに括りつけられたエクレイルが目に入り、思わずライオットの顔面にドクペ(?)を噴き出し)だ、だだだ団長!!??大丈夫ですか!!!! 」

ロジェスティラ「…………。(到着前よりもかなり小さくしぼんだリュックサックを引っ張りながら何処かから戻ってくる)……?(医者……胡椒……?)……。ピョンピョンピョンピョン(アサギ、ライオットの横に立ちその飲料をじっと見つめる。好奇心がモロアホ毛に反映され荒ぶっている) 」

黒いコートにサングラスの人物「…フランクフルト2つ…(小声)(注文) 」

ライオット「っはは、まあ炭酸が苦手な奴も少なくねえよな。無理強いさせて悪かった。(フロールに小気味いい笑みを送る)今なんかエクレイル団長の声が聞こえたような…幻聴かぁ?まいいや!焼肉通い慣れしている俺に任せろ。いい感じに焼いてやっからよ。(パーカーの腕をまくって舌を出しながらBBQスタンドに寄っていく)……んだ?お前も興味あるか、これ?(出会って間もないロジェスティラにドクペを見せつける)おっしゃ任せろ!……?……ん???????(!?!?!?!?!?)(二度見。数m離れていたはずのサングラスの男が至近距離まで迫って注文してきたことにびびって声にならない悲鳴を上げる) 」

ヴェスパー「えー……だってこうでもしないとだんちょっちゃん、状況が状況だし……ねぇ?(【友人を治す手がかり】その言葉が出かかり、それとく自らの口元を抑え) しゃーねっ、シャバ出してやっか。その代わりみんなでBBQすんだゾ(松明でロープを雑に焼き切ろうとしながら) 」

ロナ「ははははいただいまぁ!!smileのトッピングは0円だそうです!特急オプションはありません!冷やしますかー!!?クーポン持ってるんですねポテト入りまーす!!(なぜか新人店員めいた動きをしサングラスの男の前にフランクフルトを配膳する) 」

ライオット「じょばばばばばb(フロールから噴きだされたドクペに吹き飛ばされる。なんか既視感) 」

アサギ「バイブス上げてこーーーー↑おねーさんテキーラ追加ぁ~↑(ヴェスパーとQUEEN OF WAYな踊りをしながら準備に取り掛かる)……ほえ?ロジェっちも気になる感じ?けっこークセ強いっすよ、この飲み物。ウチはダメっスね…コーラしか勝たんっす! 」

黒いコートにサングラスの人物「………(ペコリと頭を下げ、フランクフルトを食べる)………(腹部のボタンを開き、フランクフルトを入れると串だけ残して中に消えていく) 」

ロジェスティラ「 ガチャコン ドグォンッッ(ライフルを取り出しエクレイルを縛っている縄へ発泡)  ブンッ ブンッ (ライオットとドクベを交互に見)……コクコク(首を縦に振る) 」

エクレイル「それでいい…分かればいいのだ。まったく、貴様という奴はいつもいつmなんか熱くないか……???ん????(視線を落とした先にある灯された縄に目をやる)ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!????!?!?!?!?!?!?!?!?( > > > 火 炙 り の 刑 < < < ) 」

フロール「止め……いや暴走……先ずは切……いや溺れる!簀巻きにされてる!!ええい!隊長!!今行きます!!(慌ててエクレイルの元に猛ダッシュ。そのまま綺麗なフォームで海へと大ジャンプしてボートの軌道上へ飛び込み) 」

劉狼「(エクレイル殿、お労しや…)(悟りを開いたような表情で遠目にエクレイルを見守っている。守っているだけである←) おお、これはこれは…コンラード殿も到着なさりましたか。ご苦労様です。アトラス行きの便まで数時間ほど余裕があると聞いて、団員たちはご覧の通りですが…(はははと苦笑しながら) 」

ライオット「なんなんだこいつ(なんなんだこいつ)(サングラスの人物にドン引きする)ははっ、そうか!こいつに興味を示すとは、お前なかなかいいセンスだな!ほれ、俺の奢りだ。お前も飲んでみろ。(ぺいっとロジェスティラにドクペを手渡す)ぅーし…!ほんじゃまあ、じゃんじゃん焼いてくかー!(ヴェスパーが持ってきた生肉を次々と鉄板に乗せて焼き始めていく)んまほ~~~~♪そういや学生時代はガトウ団長ども合宿でBBQしたっけな~…懐かしいなぁ… 」

キリエ「おっまたせー待ったー!?ってうわーお、アイドルがしちゃいけない悲鳴出しちゃうとこだった。(これでもかというぐらいフリルな白ビキニ姿で合流。その惨状を前に脳天気な声を上げ)  ★私に任せて★(画面を8割専有するカットイン) せーの……じゃん……剣……エクス……カリ…… パァァァァーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!(助走をつけた全身全霊の張り手を海面へ向け放つ。 それは海水を直線上にふっ飛ばし、実質ハイドロカノンとなってエクレイルを縛っているボートへ襲いかかった  後にこれはモーセの再来と騒がれたとかなんとか) 」

エクレイル「 ジ、ジュミョウガチヂマルトオモッタ… (火炙りにされたりライフル弾が掠めたり凄まじい海水にボートごと吹き飛ばされたりで散々な目に遭って意気消沈した団長がフロールに担がれて浜辺へと運ばれていく) 」

コンラード「……………………………。??????(ご覧の通りって……?????)はあ……まあ、なんだ……。ここ最近は帝国だのなんだのと一気に状況が動きすぎた。必要なガス抜きかもしれんが………。  うわああああああ!!!!私のモーターボートが燃えてるうううううう!!!!!! 」

ロジェスティラ「あ、ありがとう……。(不思議そうにドクベを眺め、横から見る、下から見る、"振る"などをし観察。ついに意を決し封を切ると)  ボシュアアアアアア  (炭酸が逆流し中身のほとんどが顔面にぶちまけられ)うわあ敵襲!!敵襲!! 対ゲリラ戦法配置急げッ!!(涙目で上ずった声をあげ在らぬ方向へロケランをぶっ放し始める) 」

フロール「もうめちゃくちゃだ……何もかも……ああ、隊長……とりあえず命に別状はないようですね…(ナイフを取り出し、手早くエクレイルを縛るロープを切り裂き)まああの……今BBQなんかもやってるのd……ええ……?(吹き飛ばされたボートを遠い目で見つめ) 」

鬼塚冬毬「あの方たちはいつもこのような感じなのですか(ライオットに淡々と言いながら肉を食べる) 」

ヴェスパー「信じられねえぜ……あたしちゃんが影のものに感じられるパワー、これがアイドルの光か……(ハイドロカノンに巻き込まれたのあぐしょ濡れで浜辺へ戻ってくる) うぇいうぇい焼いてるぅー↑ あ、あたしちゃんは七味かけるけど、必要だったら遠慮せず使ってねー(紙皿に自身の分の肉を取りながら)んんんnむっちむち、いけねえ肉って感じ…… 」

ライオット「うああああああああああああああああああやめてくれええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!(飛び交うロケランにギャグマンガ走りであたふたする)俺が聞きてえよ!!!(迫真)(冬毬に)〆の焼きそばもあるからな~!じゃんじゃん食えよお前ら~~~(俺が買ってきた肉じゃねえけど) 」

イージス「ヤンケェッ(水から飛び出して浜辺の面々に食らいつくように強襲形態で襲い掛かる)サメ映画ゴッコヤンケ 」

アサギ「なぁんてグラマラスなお肉なんでしょ、お塩でもみもみしたい(語弊のある発言)後輩のあたしにはお肉の一つも焼いてくれねーんだぜ!先輩なんて、宇宙の悪魔さ!ニョアアアアアアアアアアアアアア(ロケランの一つが飛んできて某奴隷みたいな断末魔を上げる) 」

ロジェスティラ「あれ、これ砂糖水……(顔に付着したドクベを触り、敵襲でないことを薄ぼんやり理解する) なんだ、これがサプライズというものか。人騒がせnうわあサメだ!!敵襲だ!!(再度ロケランを引っこ抜きトリガーハッピーする) 」

フロール「隊長とりあえずお肉なんかもありますから、一旦ゆっくり……ハァ!?鮫!? 」

イージス「ヤンケヤンケ ビーチシャークヤンケ(クローをパカパカさせながら砂浜を掘り進み、ロケランの爆風の中を駆け抜ける) 」

コンラード「わはは軍人とあろうものがサメ如きで黄色い声を上げおって情けない!サメというのは鼻をガツンとっやってやればよいのだ!(朗らかに笑いながらイージスに向かって走り正拳突きを繰り出す。悲しいことに敵はサメよりも遥かに強い) 」

鬼塚冬毬「…そうですか(ライオットの様子を見ながら肉を取る)おいしいですね。 」

イージス「オジサン食ウヤンケ(コンラードを挟んでガッシガッシ) 」

コンラード「ぬわぁー!!食われてるはずなのになんだこの状況!?(ワニのゲーム的なアレで全身を挟まれている) 」

ツクモ「水があるところなら私もどれくらいの水遁ヲ……(そう言いながら海面から腕を組んで浮いてくる) 」

フロール「(ナイフを構え……弾丸の様な速度で鮫に向かってナイフを投げつける!)普通に犠牲者出てるじゃないですか!! 」

黒いコートにサングラスの人物「やけに騒がしいd……騒がしい…(フランクフルトを食べつつ) 」

イージス「ドウセナラ水着ノ女ノ子食ベタイヤンケ 水着ノ女ノ子ハサメノエサトシテ定番ヤンケ……(コンラードを気が済むまでガジガジしたあとペッと解放して変形して人型に戻る)アノ忍者ドコカラ浮イテキタヤンケ…?アト…(謎の人物に目を向け)アレ誰ヤンケ? 」

黒いコートにサングラスの人物「………(イージスに目をくれずにホットドッグを食べ終える) 」





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最終更新:2024年12月18日 23:27