《 仮面の男 / Masked man 》 |
「俺は誰でもない、誰でもいたくないのさ
ただ『計画』を成せれば、それでいい」
人物
『
Back to the Chaos 2024』に登場した謎の人物で本編の
"黒幕"。
外見こそは『NARUTO』に登場した犯罪組織「暁」の姿をした『トビ』(うちはオビト)そのものであり、
また声も当の本人と瓜二つであったが、後に「本人」ではないことが明かされる。
2024年の
カオス界に繰り出すと街中でアナザーブロリーを操って事件を引き起こし、
アスラン・ザラと浮世英寿をはじめとする住民たちをおびき寄せる。
狙いはこの二人であり、まず浮世英寿から彼だけが持つ『創世の(女神の)力』をアナザーウォッチを利用することで奪い、
その力を得たことで獲得した「Xギーツレイズバックル」を使い、『
仮面ライダークロスギーツ
』に変身。
創世の力が完全に癒着していないにもかかわらずアスランたちをたった一振りで圧倒し、
2024年のケイオスを滅ぼした。
その直後創世の力で時間改変を加え、すでに消滅した2024年の
ケイオスの埋め合わせをするように、
「もう一つの2024年の
カオス界」を築いた。
だが後者の世界は時間改変によって酷く歪んだものとなっていた。
後に現れたタイムパトロールのトランクス曰く、その正体はこれまで数多の歴史を
このように狂わせてきた「
時空犯罪者の未来人」であった。
うずまきボルト(青年)を時間遡行に巻き込んだり、
未来の夕霧綴理や
デイブレイクのいた世界さえも滅ぼした元凶でもあり、多くの因縁を持つ。
2024年には
特異点である
アスラン・ザラと
浮世英寿の存在が自身にとって最大の障壁だったため、まずは英寿から力を奪い、
その力でアスランを四等分にすることで彼の弱体化を齎した。
更には時間改変の要にして、破壊することで元の時代に修正される「時歪の因子(タイムファクター)」を生み出すが、
"自分自身を2024年の時歪の因子"にした上で異なる時代へ跨り、何者にも2024年を修正させない徹底ぶりを見せた。
だが自身を追いかけにきたアスランたちを前に、
様々な時代で時歪の因子を齎し、時間改変による歪みを齎して彼らの行く手を妨害した
(メタトンNEO、セージ、
リーヴォの3名は自身が行ったその行為によって誕生)。
それでもなお障壁を撥ね退けていく彼らに業を煮やし、
ついに自身が滅ぼした2011年の世界にて彼らと直接戦闘に発展する。
その際に素顔を覆う象徴的な仮面を自ら剥ぎ取ることでその正体を明かすが…
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この内容には本編の重要なネタバレが含まれています。ご注意ください
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「さァ…与太話も余興もお終いだ。今、見せてやる。 俺の本当の力を…… 俺の、本当の姿を―――― ! !」
「 よ う こ そ 、 『 俺 の 世 界 』 へ 」
仮面の男の正体は、白尽くめの滑降した白髪の青年…即ち、『 神としての浮世英寿』であった。
だがこれは実際には誤りであり、最初に浮世英寿の力を奪った時点で彼の身体さえも取り込んでおり、
英寿の身体に憑依して活動していたというのが正確であった。
だが時間をかけたことによって「創世の力」との完全癒着を果たし、
2024年のケイオスを滅ぼしたXギーツをも上回る力を持つ『
仮面ライダードゥームズギーツ
』に変身。
彼らと熾烈な戦いを繰り広げるが、創世の力を我が物にしたことにより
時空間に干渉・操作するという反則的な能力を披露し、追い詰めていく。
アスランを除く全員を先頭不能に陥れるが、その後4人のアスランと真っ向から衝突する。
戦力としては何者よりも劣るアスランたちを前に弄んでいたが、
後に自身の身体に異変が発生したことに加え、当初から身も心もバラバラだったアスランたちが意気投合したことによって圧倒されてしまう。
発生した異変の正体は中に眠っていた浮世英寿本人の抵抗によるものであり、
最後はひとつに統合された、即ち本来の姿を取り戻したアスランにとどめをさされたことで敗北。
浮世英寿を解放した後、最後の足掻きとして彼の力の一端を封印していたアナザーウォッチを使い、
『
アナザーギーツ
』に変身して襲い掛かるが、全員の共闘によって成す術もなく打破された。
もはや対抗手段のすべてを使い尽くして追い込まれたところで体力の限界を迎えて倒壊。
その際に仮面の男の正体が、 うちはオビトをはじめとする様々なキャラクターの力を 取り込んだ大量のアナザーウォッチを蓄えた『アンドロイド』であることが明かされた。
これにより仮面の男との戦いに終止符が打たれたと思われたが――――
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真の正体
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この内容には本編の重要なネタバレが含まれています。ご注意ください
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「『 ヒエール・ジョコマン 』! 「2024年のケイオス」を支配したジェントルマンってね!」
その真の正体は、『ヒエール・ジョコマン』。劇場版『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』にも登場した黒幕。
確執的歴史マニアな30世紀の未来人で、時間軸移動や時の流れを自在に操作して歴史を改変する時間犯罪者。
肩書きは「歴史(ヒストリー)トレンドクリエーター&文化人、世界四次元アートディレクター協会会員」。
長身痩躯で手足も異様な長さを誇る見た目をしている。
緩い口調と回数の多いまばたきが特徴の飄々とした掴み所のない性格とは裏腹に、
目的のためには他人の命や心情を踏みにじることも辞さない冷酷で卑劣なサディスト。
タイムパトロールの上司である阿万音鈴羽の証言によれば、
今回の事件が始まるよりも前に大量のライドウォッチに加えて、後述する『歴史改変兵器』を未来の世界から強奪している。
それらの力を利用し、うちはオビトをはじめとする力をウォッチで奪い、
彼に成り代わるようにこの『仮面の男』を傀儡として利用し、様々な歴史を思うがままに改竄を行ってきた。
アスランたちが2024年へ帰還しても尚、一度元に戻った時代を『歴史改変兵器』を使って再度歴史改変を行い、
大統領となった自分の命令を国民に下し、アスランたちを指名手配犯に仕立て上げることで2024年の舞台を彼らの処刑場として迎え入れた。
世界政府本部を根城にし、そこへやってきたアスランたちと直接対峙を果たすが、
ここで満を持して「歴史改変兵器」である『デストロイザウラー』を起動した。
デストロイザウラー
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概要 |
『ZOIDS』シリーズに登場する「デスザウラー」と、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する「デストロイガンダム」が合体した超大型起動兵器。
ヒエールの最後の切り札ともいえる「歴史改変兵器」そのものである。
外見はデスザウラーをベースに、その背面をデストロイガンダムの円盤状バックパックが装備されている。外見は「
こちら
」
基本スペックは両機体を合体させたこともあり極めて高く、両者に内蔵された兵装を全て発動できるのは勿論のこと、
互いの弱点(デスザウラーは背面の荷電粒子インテークファン、
デストロイガンダムは対近接戦闘)を見事に補完し合っており、全くの隙が無い。
またこれらに加えて、機体を構成する電子頭脳には『歴史改変装置』の中枢部が組み込まれている。
更にその力を応用し、 キャラクターの歴史そのものを消し去ってしまう『究極の歴史改変ビーム』という光線を放つ事ができる。
だがトランクスの解析によれば、歴史改変ビームは対象を歴史ごと抹消するのではなく、
その歴史を吸収するものであり、宛ら巨大なライドウォッチのような存在だと揶揄された。
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起動させたデストロイザウラーに乗り込んで歴史改変ビームによって次々とキャラクターたちの歴史を消し去っていくが、
それに待ったをかけるように登場した奇跡の起動兵器『 ワンネスジャスティス?』に乗り込んだアスランたちとの最終決戦を繰り広げた。
13人を筆頭に、彼らに力を貸す混沌世界の住民たちと熾烈な決戦を繰り広げた末に敗北し、機体は崩壊。
しかし背面飛行ユニットを分離させることで難を逃れ、過去へタイムスリップしてもう一度時間を書き換えようと画策するが、
ワンネスジャスティスによって解き放たれた至高の一撃である虹色の特大レーザーを受けたことで、
最期は太陽の表面へ押し潰されてしまい、跡形もなく完全に消滅。
歴史改変兵器「デストロイザウラー」の消滅に伴い、自身が改変した2024年、
更にはこれまで改竄してきた幾つもの歴史もまたこれで完全修復された。
更なる真相
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最終更新:2025年01月11日 23:19