~とある高台~
ロング「(高台から街を見下ろし)…おうおう、生きの良い的が沢山動いてやがるぜ…。 」
リング「(デリンジャーを握りしめ)…あぁ、緊張するわ…人殺しなんて初めてだもの…。 」
シング「(二丁拳銃に弾を込め)母ちゃん、難しい事は考えなくていい、ただ撃ちたい奴に向けて引き金を引けばいいだけの事さ…一度やればどうって事ない。 」
チング「どうしよう…このままだと…坊っちゃんともいずれ…し、仕方ないんだよな、家族全員の夢なんだもんな…邪魔する奴は誰であろうと…。(震えながらナイフを握り 」
ロング「さて…世界に君臨するためには、とにかく邪魔や奴らを蹴落とさないとな…英雄や神族は勿論、政府のクソ共も潰しておかないとな…そして仕上げは
カオスマスター、こいつを潰せば
ケイオスの主導権は俺様のものだ……! 」
シング「あ、多分
カオスマスターはもういいんじゃないかな、とっくに消えてるっぽいし…確か地球の野郎にぶっ殺されたって聞いたぜ。 」
シング「さあ、とりあえず地獄で鬼がそう話してるのを聞いた、多分嘘じゃないかも。 」
チング「多分って、結局根拠ないやん……。(ボソッ 」
シング「ドムッ(チングに腹パン)…とにかく、念のため色んなとこから情報かき集めたけど、
カオスマスターの訃報はあっても、生存してるという情報は一度も無い……死亡確定でOKじゃね? 」
ロング「…なるほどねぇ、この手で始末できなかったのが惜しいが、とりあえず手間が省けたって事で良しとしよう…他に潰したい奴はいくらでもいるしな。 」
シング「とりあえず、今一番警戒すべきは英雄と神族…こいつらを潰すのが最優先かな、リスクは高いけど…。(
ロングに)」
リング「大丈夫よね、あなた…今のあなたには、誰も敵いはしないもの…。 」
ロング「フフフフ、当たり前よ…英雄や神族が怖くて世界に君臨できるかってんだよ、邪魔する奴は1人残らず潰して、潰して、潰しまくるだけだ……!(コートから二丁のサブマシンガンを取り出し 」
シング「………だよな、じゃあ思いっきり暴れちゃいますか……もう誰も俺達は止められねえ、止めさせもしねえ……。(拳銃をクルクル回し、戦闘態勢に入る) 」
×××「――――物騒な世の中に育ったのは、真の事実だったみたいですわね。(優雅な足取りで四人の場に現れる) 」
ロング「よぉし………行くぞお前らぁ!俺様の足引っ張んじゃねえぞぉ!!!(高台から飛び降りる 」
シング「おっしゃぁ!……って、うぉい!?(飛び降りる直前で止まり)いきなり出てくんなよ、てか誰だお前!(XXXに 」
×××→ピーチ「それもそうでしたわね。貴方がたに名乗る程の者ではありませんけど…一応自己紹介くらいはしておきますね。キノコ王国譲王、ピーチでございます。どうぞ、お見知りおきを。(スカートを両手でくいと上げて挨拶) 」
シング「ちょ、母ちゃん!…ったく…で、そのキノコのお姫様とやらが何の御用で? 」
ピーチ「 御用という訳でもございませんが…たまたま通りかかったものですので。ですが、先程貴方がたの会話が耳に入った以上――――この後(のち)、貴方がたが無益な殺戮を為さるのであれば、それを止めさせていただきます。(微笑む) 」
シング「……ほうほう、要は邪魔しに来たと……なら話が早い、調度あんたみたいな国のトップ野郎を潰すのも視野に入れてんだ……覚悟出来てんだろうなお姫さんよぉ。(銃を突き付け 」
ピーチ「 銃を構えたからには命懸けてくださいね。それは脅しの為の道具ではないので。 」
シング「……分かってんだよそんなことは……銃ってもんは撃ってなんぼだからなぁ……!(引き金を引く 」
ピーチ「 ヒュン―――ガキィーーンッ…!(
シングが引き金を引いた途端、彼の所持している銃が空へ弾き飛ばされる)…温い鉛では、私を打ち抜けませんよ。マリオなら…いつも私の心を打ち抜いてくれますけどね。(微笑み) 」
シング「!?(銃を飛ばされ)……こいつ……何しやがった…(サブマシンガンを取り出し)クソが!!(ピーチに向けて乱射 」
ピーチ「 何が起こったのか…状況があまり理解していないようですね。分かりました。では、お次はゆっくりとその疑問にお答えいたしますね。(掌で「どうぞ」と合図) 」
リング「!…
シングちゃんから銃を奪うなんて…何者なのこの人…!? 」
ピーチ「 ふふっ…♪―――ス…(何処からともなく黒い武器を取り出す)ガキィン、ガンッ、ガキキンッ、ガンッ、ガキィンッ!!!……つまりはこう言う事でございます。(手に握っているフライパンを見せつける。先程の銃弾は、全てこれによって弾き返された) 」
シング「フ…フライパン…!?……この野郎…・…舐めてんじゃねえよ…クソアマがぁ!!!(二丁のサブマシンガンを撃ちまくり 」
ピーチ「 逆上しているほど仕留めやすい獲物はありません。フワ―――(スマブラでも使用する空中浮遊で回避し、
シングの頭上に移動する)……はい!(
シングの脳天に目がけ重い鈍器を振り下ろす) 」
シング「何……がぁっ!?(脳天に直撃を食らい)…ぐ…の…やろっ………(マグナムリボルバーに持ち替え)魔銃錬成!!(マグナムリボルバーが黒く、禍々しいデザインの銃に変わる)こいつの弾も打ち返せるなら打ち返してみろやぁ!!!(ピーチに向けて連射 」
チング「…い、今のうちに……(
リングの手を引っ張り)行くぜ母ちゃん!(高台から飛び降りる 」
リング「あっ…ま、まだ
シングちゃんが……あぁっ!(引っ張られる形で飛び降りる 」
ピーチ「 能力によるものですか…でしたら、私も多少発揮させていただきますね。(フライパンを軽く振ると大量のハートが出現し、銃弾を包み込んで消滅する)能力の中和と言うものでしょうか…?くすっ…♪実は私も、あまり自分の技をよく分かっていなくて。(苦笑) 」
シング「……マジかよ…!(ピーチの技を見て)とりあえず、チングと母ちゃんは逃がせた……後はここからどう抜け出すか………! 」
ピーチ「これ以上悪さをしないと誓ってくれるのであれば、見逃して差し上げますよ?(微笑み) 」
シング「…それは無理な相談だ、そればっかりは俺たちの生きがいなんでね!!!(グレネードランチャーに持ち替え)特製煙幕弾を食らいやがれ!!!!(真っ黒な煙幕が放出される」
ピーチ「 …!(傘を開いたまま煙から退ける)まあ…はっきりしてらして…」
シング「(
ロング達のいる街へ向かいながら、通信機で
ロングと通話している様子)……だからぁ!タダ者じゃ無ぇんだってあいつ……もしかしたら、あいつも英雄か何かの1人かもしれねえ…・弱っちぃお姫様だと思って油断してた…次会ったら絶対ぶっ殺すから、安心して暴れまわってくれ、そんじゃ!(通信機を切り)………自分は最強の武器があるからって、あのクソ親父……だったらてめえが相手して来いってんだよ!(街のある方角へと走りながら 」
緑服の少年「(
シングの前方から走ってくる)…うわっ!!(そのままぶつかる 」
シング「ん?…ぐわっ!!(少年とぶつかり)痛ってぇ…気をつけろクソガキ!急いでんだよこっちは!! 」
緑服の少年「…はぁ?てめえこそ気をつけろやクソアm… !(
シングを見て)……あ、あんた……もしかして……。 」
シング「あ?てめえいい度胸してんなおい…(少年の胸ぐらをつかみ)ちょうど良いわ、ストレス発散に一発撃たせろ。(デザートイーグルを突き付け 」
緑服の少年「(デザートイーグルを突き付けられ)うわ、ま、待って…も、もしかして……
シング兄ちゃんか? 」
緑服の少年→
ギース「……!マジ…かよ……お、俺だよ……
シング兄ちゃん、
ギースだよ……覚えてるか? 」
シング「
ギース…えっ、お前、あの
ギースか?(銃をおろし、掴んでいた手も離す)……む、昔より大きくなってるから一瞬分からなかったが………そのいかにも悪そうな顔は確かに……つーかよく見りゃ闇族の肌の色してるし…。 」
ギース「ほ、本当に…
シング兄ちゃんなのか?に、偽物じゃないよな……?(
シングをまじまじと見ながら 」
シング「偽物ぉ?…てめえその頭吹き飛ばしたろか!!!(再びデザートイーグルを突き付け 」
ギース「わーーー!!待って待って…じ、じゃあ本当に…。 」
シング「本当も本当、俺が
シングだ…思わぬチャンスが到来してな…また地獄から舞い戻ってやったぜ。 」
ギース「マ…マジかよ…(その場に崩れ落ち)……帰ってきたんだ……
シング兄ちゃんが……帰って…来てくれたんだ…う……ぐぅ………。(見る見るうちに顔が涙と鼻水でくしゃくしゃになり 」
シング「な…泣くんじゃねえよ鬱陶しい…(銃をおろし)…まさかあのチビ助がなぁ……見ないうちにでっかくなりやがって…どうよ、姉貴は元気にしてんの? 」
ギース「(涙と鼻水を高速で拭い)そ…そりゃあもう…元気っす…相変わらずあの性格ですけど…。 」
シング「そう…あいつ、またウジウジやってやがんのか、仕方ねえ奴だなぁ…で、お前は? 」
ギース「俺っすか?勿論ハンター一筋で頑張ってます!天上山の怪物とかもほぼ楽勝で仕留められるようになりました! 」
シング「ほーう、お前はちゃんとやってるわけだ…その調子で頑張れや、お前の素質なら一流のハンターになれる……後、俺の代わりにいろいろやってくれようとしたのも感謝する。 」
ギース「いえ、俺は弟子として当たり前のことを…結局駄目だったけどさ…で、でも
シング兄ちゃんなら出来るよな、
シング兄ちゃんは強いんだ、無敵なんだ、誰も敵う奴なんて…。 」
シング「ハッハッハ…当たり前よぉ、それに今回は親父や母ちゃんもいる…もう世界はもらったも同然さ、今度こそ叶うのさ、俺達の長年の夢が…。 」
ギース「すげえ…すげえよ…俺も超~~アガッてきたぜ……
シング兄ちゃん、俺も手伝わせてくれ!久々に暴れたいんだよ、兄ちゃんと一緒に……良いよな? 」
シング「…ヒヒ…その意気だ
ギース…良いだろう、ついて来い!姉貴もいないし、思う存分暴れまくろうぜ! 」
ギース「…よぉっっしゃぁ~~~~!!!!やるぞ!やってやるぞ!姉貴には悪いが、もう抑えられねえ……暴れたくて暴れたくて仕方ねえ……!(ボウガンに矢を装填し 」
シング「おぉ、それはてめえの親父が使ってたボウガン……腕を認められたってことか……よし、親父も待たせちまってるし……とっとと行くぜ!(街の方へと走っていく 」
ギース「おう、やってやるぜぇ!(
シングの後について行き)……すまねえな姉ちゃん、良い奴になるのはやっぱ無理みたいだぜ……。 」
DJ.オキマル「エブリバディ、ウェルカムトゥー!!“CHAOS”!!!!! 」
イエエエエエエエエエェェェェェェェェェエエエエエエーーーーーーー!!!!!!!!!!!!(歓声)
茶色コートの男「さてと…そろそろ物見遊山といきますか。(観客席に)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「ではではではぁ!!お待ちかね、Aブロックの予選を開始いたしまーす!第五回戦は――――“『流離「風」』VS『はぐれハンターズ』”だああぁー!!!両チーム、ステージへどうぞぉ!!! 」
8等身ギコ侍「…それがしの番でござるか。ザッ…(観客席から飛躍してステージへ着地) 」
デネブ「 あ、どうも、オキマルさん、毎度おなじみデネブです。今回ご用意したのはこちらなんですが、マッサージチェアーでして。進行中等々に疲れが蓄積しないようにとご用意させていただきました 」
ギース「(ステージに上がり)ヒャッハァーーーー!!
シング兄ちゃん、見ててくれよーーーー!! 」
スカーフィ「あ、猫の侍さん!がんばれ~♪(観客席) 」
DJ.オキマル「デネブさん素晴らしいですね!!!はい、是非とも休憩時間の際に利用させていただきます!!(目が輝いている) 」
茶色コートの男「ん…お、早速可愛い子発見 ~♪(スカーフィの姿を見て。ぇ)(声‐杉田智和) 」
チング「(磨き上げられたナイフを携え)……勝つぜ……ここで勝たなきゃ兄貴に舐められるだけじゃねぇ、親父にどんな目に会わされるか……勝つぞ…勝つぞ…勝つぞ…。(ステージに上がる 」
ゲラコビッツ「Σふりゅりゅ!?あの時の侍野郎!!(観客席) 」
デネブ「 あぁ~ははいえいえ、こちらこそ、すごく楽しませてもらってますから。お互い様ということでデュフフ 」
ダークマター三兄弟「あれは… ああ、間違いない。 闇の世界でよく見かけるあの者…。(観客席から
ギースを見ている) 」
キノピオ(審判)「ではまず、両チームの代表者、前に出てじゃんけんをしてください。 」
8等身ギコ侍「むぅ…。(チョキ) 」
アロン「予想してみようかな、どちらが勝つのか・・・・(観戦中) 」
ギース「(観客席を見て)………すまねえな姉ちゃん、せっかく
シング兄ちゃんの役に立てるチャンスなんだ………(パー)あっ、しまった…。 」
茶色コートの男「あぁちょっとごめんよ、ちょっと通らせてもらうぜ(観客をかきわけて観客席を移動しスカーフィにお近づきになる)(声‐杉田智和) 」
バル艦長「運命は既に、どちらに勝利の身を委ねさせるか決まっているのだ。(キリッ(観客席) 」
チング「ここで負けてんじゃねぇよ!スゲー不吉じゃんかよぉ!! 」
ワドルディ「艦長らしくない台詞ですね。ああ、使い回しか何かですか。 」
キノピオ(審判)「では、バトルスタイルの選択権は8等身ギコ侍様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」
バル艦長「んだとゴルァ!!?(大汗) 」
8等身ギコ侍「殺傷一筋でござる。 」
キノピオ(審判)「第五回戦は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。両チームとも、合図があるまでしばらく待機を願います。 」
ギース「知るかー!どっちにせよ試合に勝ちゃ良いだろーが!! 」
何もない平面なステージが、スマブラXに登場した『終点』へと変化する
DJ.オキマル「第五回戦のバトルステージは『終点』だぁ!!!……それでは、Aブロック第五回戦……レディー?……バトル・スタート!!! 」
チング「そうだけどさー!てか今殺傷戦って言っただろ、負けたらお陀仏だぞ!!…まぁオデ様は修理効くけど。 」
スカーフィ「…かぅ? 」
茶色コートの男「おいおい(嘲笑)、初っ端から仲間割れか?しっかりしてくれよ。(観客席から
ギース達に)(声‐杉田智和) 」
8等身ギコ侍「(来た…!)ドゥンッ!!(地面を思いっきり蹴って急接近する) 」
茶色コートの男「お、よう、お嬢ちゃん。(スカーフィにナンpゲフンゲフン)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「ここ終点は何もない平面なステージ!!思う存分に戦う事は出来ますが…落下すると、殺傷戦と言えども場外扱いとなりますのでご注意を!!!! 」
スカーフィ「あ、始まった♪ おじさんだぁれ? 」
ギース「うるせぇよ!(茶色コートの男に)おっと、もう始まってんじゃねぇかよ、あぶねえあぶねえ!(弓矢を取り出し 」
8等身ギコ侍「(接近中)む…?(
ギースの弓矢を見る) 」
茶色コートの男「おじさんって…ま、いーか。まずはそうだな…お嬢ちゃんのことが知りたいね。(声‐杉田智和) 」
6ちゃん「どっちも頑張るんだわいなー!!(観客席) 」
ギース「ギィ…(弓を引き)フリーズアロー!!(氷を属性を帯びた矢を放つ 」
スカーフィ「え~…ボク猫さんの試合見てたいのにぃ…。(不満気に) 」
8等身ギコ侍「(氷結矢!?)ヒュンッ “イチコロ”!(体を僅かに反って回避し、構えた刀で一閃を繰り出す) 」
茶色コートの男「んー…しょうがねぇな、わかったよ。しっかり掴まってな(スカーフィを肩車する)(声‐杉田智和) 」
スカーフィ「わぁ~♪これならよく見えるよぉ~♪ 」
茶色コートの男「だろ?(白い歯を見せてニッと笑み) おい、落ちんなよ?(スカーフィを肩車しながら)(声‐杉田智和) 」
ギース「やべっ…!(ジャンプで回避し、後ろに回る)ファイアアロー!!(炎を纏った矢を数本放つ 」
8等身ギコ侍「キィン、カンッ …!?(発火した…!)(刀で弾くも袖に火が着き消している) 」
スカーフィ「うん、大丈夫だよ~!あ、猫さん燃えちゃう!! 」
DJ.オキマル「
ギース選手、矢による遠距離攻撃で少しずつ攻めていく!!!刀対弓矢、素晴らしい対決でございます!!!! 」
茶色コートの男「ハハ、そうかい。あーあー、ひっでぇことしやがる。(肩車状態の2人は、まるで親子のよう)(声‐杉田智和)
チング「刀使いか…厄介だが、間合いに入らなきゃどうってことはねぇ…(ナイフに魔力を纏わせる)ホーミング・ナイフ!!(追尾能力を得た数本のナイフを飛ばす 」
8等身ギコ侍「――――!(迫る数本のナイフを荒い斬り払いで弾き返す)…“音速剣”!!ズバババァッ!!!(大気を斬り裂いて二人に衝撃波を放つ) 」
ギース「おおっと!(衝撃波を回避し)あの野郎、遠距離も使えるのか…。 」
チング「わーーー!!オデの得意技が効いてNEEEEEEEE!!(衝撃波を避け) 」
茶色コートの男「…よし、なんならもっと高くしちゃおうぜ(スカーフィを高い高いする)(声‐杉田智和) 」
8等身ギコ侍「(あれが敵の要(かなめ)…つまり、奴を討ちとればこの戦は終結する。)シュンッ!!(衝撃波を回避した
ギースの元へ瞬間移動する)秘儀必殺奥義・“暗・剣・殺”!!(
ギースを上空に蹴り上げて刀による乱舞を叩き込む) 」
スカーフィ「わっ こ、これは高すぎじゃない…? 」
茶色コートの男「んー?だいじょぶだいじょぶ(声‐杉田智和) 」
ギース「! 早…(蹴りあげられ)ぐわああああああああああ!!!!(刀による乱舞をまともに叩きこまれる 」
8等身ギコ侍「貴殿の憎悪に満ちた武器…それがしは認めぬ!! 」
スカーフィ「そ、そうかなぁ…。 あ、猫さんの反撃! 」
茶色コートの男「お、やるじゃん(グッd(ギコ侍に)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「決まったぁー!8等身ギコ侍選手の、“暗・剣・殺”!!! 」
チング「おいいいいいい!?何やってんだバッキャローーーー!!(腹が割れ、小さな砲台が現れる)はぁぁぁぁぁ…秘儀・破壊砲!!!!(ギコ侍に向けて放つ 」
8等身ギコ侍「むっ―――ギギギギギィッ!!!!(振り返り回避を試みようとしたがすぐに迫ってきたため、刀で防ぐ)ぐ…っ…!!(まだ尚破壊砲を防ぎ続けている) 」
ギース「…ぐ…はぁ…っ(血まみれになり、辛うじて立っている) 」
モララー「あれを喰らったら一溜まりもねえだろうな。(チングの破壊砲を見て) 」
チング「この野郎…オデ様の破壊砲を防ぐとはっ…!(エネルギーを上げ続け 」
茶色コートの男「平気だって。 ま、今回の敗因は…チームワークの悪さかね。あいつら、まーたモメてやがらぁ(声‐杉田智和) 」
8等身ギコ侍「ヅッ…新奥義――(攻撃を塞いでいる刀を瞬時に平行に構える)―――“高速剣・一閃”!!!!ザンッ!!!!!!(なんと、パワーアップされたチングの破壊砲を真っ二つに切り裂くと同時に、チングにも強烈な一閃を繰り出す) 」
モララー「ほ~う、やるな…あの侍。あっちの世界(AA)で既に友にでもなっときゃよかったか。 」
チング「えっ…ちょ……嘘でしょおおおおおおおおおおおおお!!!!!(一閃をまともに食らい、爆発四散する 」
ジョージ「あの一閃は素直にすげぇな…見てて疼いてくる(高い位置の観客席からずーっとみてた) 」
ギース「…馬鹿はてめーだろうが…クソチビ…。(チングを見て 」
DJ.オキマル「なんということだああああーー!!!8等身ギコ侍選手、チング選手渾身の技“破壊砲”を斬り払ったあああーー!!!そしてチング選手、ここでダウン!!ここから一対一の対決だああああああーーーー!!! 」
8等身ギコ侍「はぁ…はぁ…っ、残るは…貴殿のみ… チャキ(刀を構える) 」
Tキービィ「(会場に遅れて入ってくる。) 」
スカーフィ「わぁ~…あの猫さん、やっぱりスゴイ人だったんだね。(驚きを隠せない表情) 」
茶色コートの男「…ピュイ~ウ♪(観客席からステージに向けて口笛を鳴らす)(声‐杉田智和) 」
ギース「……クソ猫が……後悔させてやんよ…。(弓をしまい、赤いボウガンに持ち替える)…サボテンにしてやるよ…クソ猫ォ!!!!(突然、魔力の量が急激に上昇し、どす黒いオーラが体から吹き出す 」
8等身ギコ侍「くっ…!!(脚に力を入れて耐える)(何という憎悪…!!あれほどまでに膨れ上がるとは…け、けしからぬ…っ!!!) 」
リディア「(
ギースのボウガンを見て)……!あれは…まさか……お父さん、いつの間にあれを
ギースに……!? 」
茶色コートの男「…ぅし、そろそろしまいだ。ちぃと疲れちまった。(スカーフィを降ろす)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「はぐれハンターズ・リーダー、
ギース選手!!ここで逆転なるかあああーー!!!??? 」
スカーフィ「かぅ…おじさん、ありがとね♪ 」
ギース「くたばりやがれ……ブラック・ニードル!!!(黒い針の様なエネルギー弾がボウガンから高速で放たれる 」
茶色コートの男「なに、大したことはしてないさ。あと、そのおじさんってのはちょっとな。…アルヴィン、って、呼んでくれりゃいいからさ。(声‐杉田智和) 」
8等身ギコ侍「早い―――!!!(エネルギー弾が胸部に突き刺さり、膝を着く) 」
スカーフィ「アルヴィンおじさんだね?ボクはスカーフィ。ありがとうね♪ あ、猫さんまたピンチ!! 」
ギース「クヒヒヒ…(ボウガンを上に向け)死ね…“デス・レイン”!!!!(ボウガンから放たれた夥しい数の針状エネルギー弾が、雨のように降り注ぐ 」
茶色コートの男「いや、あのな…んま、いいか。スカーフィっていうのか…なんか、布の首巻みたいなもんを彷彿とさせるよな。(声‐杉田智和) 」
ブロリー「 猫は血祭りにあげてやる!! 」
8等身ギコ侍「―――!(
ジョージの声に反応したのか、立ち上がる)それがしは二度も絶える事は出来ぬ…っ!!“明鏡弑水”―――(世界がスローモーションとなり、その中で上から降り注ぐエネルギー弾をまたぎ、
ギースの懐へもぐった途端、元の世界へ戻る)はあああぁっ!!!(そのまま天へ目がけ
ギースを上空へ切り裂く) 」
スカーフィ「スカーフじゃないもん、ふん! 」
ジョージ「お、巻き返せ巻き返せ!いいぞいいぞ!(結構盛り上がってる) 」
ピカチュウの中の人「はーぁ・・・俺たちが炎上・・最近落ち着いたと思ったのになぁ・・・(足取り重く歩いてくる) 」
茶色コートの男「はっははは、そう怒るなよ。……お前のこと、初めて見た時から、好きだったんだけどな。(クールになってスカーフィに)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「ななな、なんとぉ!!!
ギース選手の脅威の技“デス・レイン”を跨ぎ…一気に
ギース選手に追い詰めたぁっ!!! 」
ギース「なっ……… !!(切り裂かれ)…………こ……こんなクソ猫に………狩られるなんて………(倒れ込み)……ご……め………シン…グ………にぃ…………………。 」
DJ.オキマル「おおっとぉ、ここで試合終了!!!Aブロック第五回戦、勝利したのは『流離「風」』だあああーーー!!! 」
シング「(観客席から観戦)………あーあ、ダメだなこりゃ。(何処かに去っていく 」
スカーフィ「ふーん。(何故か無関心という)あ、猫さんが勝ったー♪わーい、わーい♪ 」
ジョージ「よーしそれでいい、猫公のお友達はやはり強い(クククと笑いながら俯く) 」
ワアアアアアアァァァァァァァァアアアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!(歓声)
ギース「…………。(うっすらと意識はあるらしく、目が
リディアの方を向く 」
茶色コートの男「ん… カチャリ(
ギースに駆け寄ろうとしている
リディアを観客席から大銃で狙う。撃つのかどうかはわからない)(声‐杉田智和) 」
リディア「(
ギースを抱え、涙を流しながら)……いや……死なないで
ギース…お姉ちゃんを残して行かないで…。 」
ギース「……ね……ちゃ……。(虫の息ながらも言葉を発し 」
茶色コートの男「…悪いな(ひっそり呟き、そして大銃を発砲し、
リディアの体を貫通させるようにして
ギースをも撃ち抜いてしまう)(声‐杉田智和) 」
リディア「…!……
ギース…馬鹿……無茶ばっかりして…(
ギースを抱えて立ち上がり)…帰ろう、
ギース…今度からは…まともに生きていこうね…… !!!(撃ち抜かれる)……あ………。(倒れ込む 」
茶色コートの男「………あばよ(目を細めながら呟いて大銃をしまう。そして狙撃したのが自分であると気づかれないうちに足早に会場をあとにする))(声‐杉田智和) 」
たけし「 ヒィッ!ひ、人が…撃たれた…!? 」
ジョージ「あの男…何が目的で撃ちやがった…(居合いを用いてるため洞察力はよく、銃弾の軌道や煙でコートが撃った事が分かった)ひでぇ野郎だ… 」
DJ.オキマル「えー、それではぁ!!Bブロックの予選を開始いたしまーす!第三回戦は――――“『ダークネスハンターズ』VS『Blossom』”だああぁぁーーー!!!両チーム、ステージへどうぞぉ!!!! 」
ロング「ついに来たな……俺様の力を全世界に見せつける時がよぉ……。(銃をクルクル回しながらステージに上がる 」
ピーチ「 コツ、コツ、コツ、コツ…(優雅な足取りでステージへあがる)くすくす…♪さて、どんな勝負になるのでしょう。 」
シング「あんただけかよ、俺達も忘れんじゃねえぞ!(
ロングに)……また会ったなクソアマ、今度こそその頭吹き飛ばす!(ステージに上がる 」
リング「(ステージに上がる)…あなたね、家の子に乱暴したのは……いくらお姫様でも容赦はありませんよ。 」
カズネ「ピーチ… 相手 華麗に 倒すのかな(観客席) 」
ピーチ「 まあ!なんて言い方…!(
シングを見て口を手で覆って唖然としている)悪い事をしているからいけないのです、御子様は。めっ! 」
キノピオ(審判)「ではまず、両チームの代表者、前に出てじゃんけんをしてください。 」
ピーチ「 (満面の笑みでパーを出す) 」
ロング「悪いけどー、悪い事すんのが俺達の仕事なのー。(チョキ 」
キノピオ(審判)「では、バトルスタイルの選択権は
ロング様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」
ロング「聞かなくても分かるっしょぉ…ぶっ殺した方が勝ちで♪ 」
キノピオ(審判)「第三回戦は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。両チームとも、合図があるまでしばらく待機を願います。 」
平面なバトルステージが、スマブラDXに登場した『終点』に変化する
DJ.オキマル「第三回戦のバトルステージは『終点』だああぁぁーーー!!!…それではBブロック第三回戦……レディー?……バトル・スタート!!!!! 」
ピーチ「 先手はそちらからどうぞ。(笑 」
シング「気をつけろよ親父、母ちゃん…あいつは能力による攻撃が効かねえ
シルバー「 (観客席に座っていた)へぇ、終点か。シンプルイズベストとか言うしな(『戦場』の時も言っていた) 」
ロング「ふーん…だったらどうだってんだ、さっさと潰せばいいだけの話じゃねえかよぉ!!(二丁拳銃による高速射撃で先手を取る 」
ゲラコビッツ「確かあの親子は…重火器を使用する戦い方が特徴的だったであーるるな。だとすると、あの平面なバトルステージ終点だと有利…!(観客席。
ダークネスハンターを応援中) 」
ピーチ「危ない…!(スマブラのシールドを展開させ銃弾をガードし続ける)くっ……並みの物ではありませんわ…。(徐々にシールドが削られていく) 」
ロング「ほう…やるじゃない、でも無駄無駄…。(マグナムリボルバーに持ち替え、シールドに向けて連射 」
ピーチ「 ふぁ…!!パリィーーンッ!!!(シールドブレイクが発生し、その場でふらついている) 」
ロング「はぁい!トドメ入りまぁーす!!(グレネードランチャーに持ち替え、ピーチ目がけて撃ちこむ 」
DJ.オキマル「ピーチ選手、攻撃に耐えきれずシールドブレイクーーー!!!!さあ!ダークネスハンターズ!!この隙にどう叩き込むぅー!!!? 」
カズネ「でも ピーチも 辛そう… 戦況 わからない 」
ピーチ「 ドッカアアアアアァァァァアアアーーーーーンッ!!!!!!!!(グレネードランチャーが直撃し吹き飛ぶが、傘と浮遊術を使い復帰する)…酷いことしますわ…。(この状況だというのに呑気にドレスを払っている) 」
シング「よっしゃ!今のは確実に…って、ええええええ!? 」
DJ.オキマル「ピーチ選手、グレネードランチャーを喰らったのにも拘らず難なく復帰!!しかしすぐに反撃する様子が見られない!!これは何かの作戦かアアァァ!!? 」
ロング「…うん、クソガキの言ってた通りだ、こいつうぜぇなぁ…でもそんなの関係ナッシーング♪(グレネードランチャーを叩きこんでいく 」
カンナギ「なんとも…妾なら空中砲火してやるのに 」
スカーフィ「かぅー…あの綺麗な女の人、何か考えでもあるのかな…かぅ。(観客席) 」
カズネ「服も大事… スカーフィ 貴女も 来ていたのね 」
ピーチ「 タッタッタッタッ…!(ドレスの端を持ちながら接近し始め、華麗なステップで砲弾を受け流すように回避していく)スポンッ☆ や…!(カブを引っこ抜いて
ロングの顔に押し付ける) 」
シング「あのアマ…調子こきやがって…だが、実力は本物、一度の油断が命取り………マジで気をつけろよ親父!(二丁のサブマシンガンを取り出し、援護射撃に入る 」
ロング「うるせえよ!誰に向かって口をk(押し付けられ)…ぐ……クソが!!(払いのけてすかさずナイフで攻撃 」
ピーチ「 (傘を開き、回転させながら防ぐことで銃弾を左右の方向へ弾き返す) 」
カズネ「どんな時でも あの華麗さ 変わらない… すごい 」
ピーチ「ガキィィィン……ッ!!(傘でナイフを防ぎ、鍔迫り合いとなる)」
リング「あの女……主人の攻撃を軽々と…
シングちゃんの言ってた通りだわ、並の実力じゃない…私もまた本気を出さなきゃいけないようね…(どす黒いオーラを放ちながら、ロングソードを取り出し) 」
シング「くっそ…当たれやこの野ろ…… !(
リングを見て)…母ちゃん…。 」
カズネ「スカーフィ 今日も 元気そうね 貴女は… この戦い どう見る 」
ロング「メスが調子こくなよ……殺したくなるじゃないのぉ!!(ピーチを蹴り飛ばし、マシンピストルですかさず射撃 」
ピーチ「 あんっ…!(蹴とばされてすぐに態勢を整え直すが、銃弾が数か所被弾したり頬にかすり傷ができる)……!!(なんて醜悪…あらゆるものを寄せ付けない強大な闇を感じます……!)(
リングを見て) 」
スカーフィ「うーんー……ボクはあの綺麗な女の人が勝つといいな♪ 」
カズネ「ピーチの事 うん 私も できれば…そうだと 良いと思うの 」
キノピオ(赤青黄緑)「ピ、ピーチ姫が!おおお助けしなければ!姫ぇー!(観客席からわらわらと現れてピーチを埋め尽くす) 」
リング「ザッ… シュタタッッ(猛スピードでピーチに迫る)ハァァァァァッ!!!!(鬼のような形相でロングソードを振り回す 」
ロング「おぉ、いいねぇ…いい悪人面じゃないか。(
リングを見て 」
ピーチ「 ―――――!! ザシュ、ズサァッ!! んあぁああっ…!!(ロングソードによる斬檄で体の至るところが切り裂かれていく。決してやましい事を想像してはいけない)………んっ……皆さん、お強いのね…。 」
リング「良い体してるわねぇ……もうすぐ駄目になるから意味ないけどねぇ!! ヒュンッ ヒュンヒュンヒュンッ ヒュヒュヒュッッ…(攻撃の手を緩めることなく、素早い剣裁きで向かっていく 」
シング「(離れたところでスナイパーライフルを構え、じっとピーチを狙っている)ひぃー……母ちゃん怖えよ…。 」
ピーチ「 ―――ガキイィィーーーーンッ!!!!(突然金属音をぶつけた様な鈍い音が鳴り響く)その心配なら無用でございますわ。ドンッ!!!(いつの間にかフライパンで乱舞攻撃を防いでおり、カウンターによる重い一撃を浴びせて吹き飛ばす) 」
ようつべマリオ「…!!出た、姫様最強の武器!!!(観客席) 」
リング「なっ…!(カウンターを食らう)あぁぁぁぁぁぁ!!!!(かなりの距離まで飛ばされる 」
シング「母ちゃん!クソッタレが……ぶち殺す!!(スナイパーライフルでピーチを狙撃 」
DJ.オキマル「おおっとぉ!!ピーチ選手、新たに武器を持ちかえたぞぉ!!ここから反撃なるかああぁぁああーー!!!! 」
ピーチ「 シュルルルルル…ッ、ガシッ(ただでさえ重いフライパンを片手で器用に振り回して構えた後、フライパンでライフルの軌道を変えて弾き返す)…ですが、そろそろお痛の時間ですよ。 」
ロング「チッ、あのバカ…フライパンごときにやられてんじゃねえよ使えねぇ……まぁいいや、そろそろ新兵器試したくなったし…… ――――これで終わりだ。(不気味な笑みを浮かべ 」
シング「……!(二丁のサブマシンガンに持ち替え)舐めてんじゃねえぞクソアマがあああああ!!!!(ピーチに向けて撃ちまくる 」
ピーチ「 サッ、ササッ サッ、サッ (あたかも銃弾の軌道が分かっているかのように鮮やかな動きで回避を繰り返す)……“恋の弾丸(メロメロフレイル)”。(鎖の付いたフライパンを遠心力をかけて振り回し、離れた
シングの急所に目がけ強烈な一撃をかます) 」
シング「くそ…クソ…くそおおおお!!! ガッッッ(急所に一撃を食らい)がぁっ…!!!(その場に倒れ込む 」
ゲラコビッツ「なぬぅー!!?一人やられたであるるる!!!(汗) 」
DJ.オキマル「
シング選手、強烈な一撃が急所に当たり立ち上がれず!!戦闘不能だああぁぁぁーーーー!!!! 」
ロング「(突然武器をしまい、丸腰の状態になる)…ダメだなぁ、まったく…どいつもこいつも使えねぇ……こんなんじゃ俺様が本気出さなきゃいけないじゃないの…。 」
ピーチ「 シュルルルル…パシッ(片手でフライパンを振り回して身構える)あら、なにか切り札がございまして…? 」
ロング「………ごめんなお姫様、あんたは本当に強くて勇敢だった……だが、もう終わりだ…下僕のキノコ共、応急処置の準備はしといたほうが良いぜ…勿論―――このクソアマのな。 」
DJ.オキマル「
ロング選手、何か秘策がある模様です!!! 」
ピーチ「 ……そろそろフィナーレが近づいてきたようですね。 」
ザンッッッ…(突然、ピーチのフライパンが両断される)
ピーチ「 ―――――ッ!?(両断されると同時に咄嗟に手放す) 」
ロング「………見えない攻撃は流石にダメみたいだな、お姫さん。(何か攻撃を放った様子も無く、その場に立っているだけ 」
ズビッッ ズビッッ (今度はピーチの体に傷ついていく)
ピーチ「 うっ…ん…ッ!!(これは……まさか…!)(切り傷をぎゅうと押さえ込む) 」
ロング「気づいてももう遅いぜ…―――じゃあな、お姫さん。 」
DJ.オキマル「こ…これはぁ、なんとぉっ!!見えない攻撃がピーチ選手を襲い続けるうぅーーー!!! 」
カズネ「ぁっ… 眠って しまっていた 戦況 大きく変わってる…! 」
ピーチ「 いえ、もう――――スッ ズガアアアァァァァンッ!!!!!(横ステップで移動し、回避することで見えない刃が地面をたたきつける音が響く)―――私には、お見通しです!(
ロングを指した後、一直線に駆け出す) 」
ロング「!?…どういう……事だ……!(動揺を隠せない様子 」
代行者「―――!!?ば、馬鹿な…!?
カオスソードの能力は絶対だ!!何故、何故あんなメスごときに…絶閃一刀(フラッシュゼロ)が見切られる!!?(観客席) 」
灰コートの男「
カオスソード…とやらが本当に伝説の剣なら、あの程度の剣閃じゃーねーでしょう、あたしに見切られるくらいじゃあね(観客席) 」
ピーチ「貴方の攻撃…知っています!抜刀術ですね!(
ロングの胸ぐらを掴み、数回ビンタを浴びせる)その速さ…誰にも見きれることはできないでしょう。貴方はそれを確信していた…ですが、人は思いあがった時こそ足元がおろそかになる。ガッ!!!(背後へ投げ飛ばす)私が唯のか弱い姫でしたら…貴方の勝ちでしたね。 」
ロング「ぐはっ…!クソ…やるじゃねえか、それでこそ殺し甲斐があるってもんだ!!(
カオスソード『オニッキュス』を出し)俺様に新しく備わったもう1つの能力、その名も絶閃一刀(フラッシュゼロ)……誰にも見切られる事は不可能の、神速抜刀術だ……それをお前は、どうやって見切りやがった?(カオスソードを突き付け 」
代行者「(こんなバカな事が……!せっかく能力を使って、彼のソードを覚醒させたというのに…。何故だ、何故見切られる!?ソードの絶対的能力を!!)(観客席にて動揺を隠しきれないでいる) 」
ピーチ「 (
カオスソード…噂に聞く光の剣(つるぎ)…。)そう、貴方が自称するのも分かります、確かにその抜刀術は本物です。並みの方々では到底見切られる筋もないでしょう…。ですが、対抗策はあります…。 」
茶色コートの男「ピュイ~♪(観客席にいてピーチに口笛コール)(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「なぁーんとぉ!!!正体不明の攻撃、その正体は
ロング選手の
カオスソード「オニッキュス」にあったー!!! 」
ピーチ「 “
アンビション”…この世界において、あらゆる攻撃、あらゆる能力者、あらゆる事態を振り切るのに適した…まさしく万能と呼べる不思議な能力でございます。ご存じありませんか…? 」
ロング「……聞いたこともねぇ…まさかてめぇがそれを持ってるってのか? 」
ピーチ「はい…。…ほぼ無敵と謳われた物理的攻撃を受け流す能力者…見えない処から迫る攻撃への対応、その種類はさまざまであり人によっては差が生じます。それが
アンビション。ですから、先程の戦いも…全てそれを使用させていただきました。(ロングの見えない攻撃を回避した他、
シングの乱射に
リングの剣による乱舞攻撃もまた然り) 」
モララー「(やはり俺の予想は的中していた。あの女も…使えるらしい…。)(観客席) 」
キノピオ(審判)「(首にぶら下げたストップウォッチに目をやる)残り5分…!残り5分でタイムアップとなります!! 」
ロング「…ヒューゥ…とりあえず、とんでもねぇ奴だってことは分かった…だが、こんなアマに負けるなんてことがあったら、闇族の大スターの名に大きな傷がつく……せっかく俺様の力を世界に知らしめるチャンスだってのに、こんなとこでそれを逃すなんてことがあってたまるか…(どす黒いオーラを放ち始め)…絶対に…叩き潰す。 バッッ グジュグジュグジュッッ(コートを脱ぎ捨て、上半身裸になった瞬間、両方の腋の下辺りから腕が2本ずつ生える 」
茶色コートの男「…残り5分か。(声‐杉田智和) 」
ピーチ「あら、お喋りが過ぎてしまいましたね。早めに決着いたしましょうか、互いの為に。(予備のフライパンが発火する)…本気ですか、ではそれにお応えし…私も少し本気を出させていただきます。(発火した火がドレスに着火し、スカートが短くなる)残り5分のお茶会…存分に楽しみましょう。 」
ロング「これが俺様の能力……ただ腕の本数を増やすだけだと思ってなめんじゃねえぞ?(6本の腕で自身の改造したレーザーガン、2丁のサブマシンガン、アサルトライフル(腕2本使う)、カオスソードを持つ)多種の武器を扱う者にとって、これほど好都合な能力はねぇってもんだ!!(ピーチに向けて銃器系を一斉射撃 」
ピーチ「クッ――――!!!ザザッ…!!(スマブラのその場緊急回避、跳躍からの空中回避、フライパンによる弾き返しを手際よく華麗に繰り出しながら、少しずつ
ロングに接近していく) 」
ロング「(アサルトライフルとサブマシンガンを撃ちまくりながら)チィ……これだけ手数を増やしても向かってきやがるか……だったら!!(レーザーガンをしまい、手榴弾を投げて土煙を起こす 」
スネーク「 ショータイムだ!(
ロングの手榴弾に自分の手榴弾を混ぜ込む) 」
ピーチ「 まっ――ボッカアアアアアアアアァァァアアアアアーーンッ!!!!!!!!(激しい爆炎に飲み込まれる)…――――そこです!!!(爆発によって生じた煙を利用し、
ロングに不意打ちで急所に強烈な蹴りを叩きこむ) 」
ロング「何っ…!(アサルトライフルを捨て、その腕でガードに徹する)ぐっっ……クソがぁ!!!(回し蹴りを食らわし 」
キノピオ(審判)「ピピピ…ッ♪(首にぶら下げたタイマーが鳴る)両チーム、戦闘を中止してください!!!! 」
ピーチ「 きゃん…っ!(回し蹴りで吹き飛ぶ) ズザザザァー……!(試合終了の合図を聞く)…お茶会はここまでの様ですね…。 」
茶色コートの男「お、終了か…(声‐杉田智和) 」
DJ.オキマル「なんと、ここで…タイムアーーーッップ!!!!本大会のルールに従いタイムアップ、時間切れでございます。両チームが生き残っていてドロー!即ち、残念ながら――――――両チームとも敗退となります…っ!!! 」
ロング「消し飛べ……って、えっ!?(銃を突き付けるが、審判の言葉を聞いて銃を落とす 」
シング「う……(目を覚まし)……あれ、試合は? 」
ラッキ―&ハピナス&タブンネ「(ピーチ、
ロング、リングに休憩室まで来るよう呼び掛け、戦闘不能で倒れた
シングはそのまま運びこまれる) 」
ロング「ギロッ(
シングを睨み)このボケがぁ!てめぇは使えねぇわあのクソアマもしぶといわでドローになったじゃねえか!!(
シングを蹴り飛ばし 」
茶色コートの男「さて… !おっと…邪魔(ラッキー&ハピナス&タブンネ)が入ったか。…ちっ(会場を去っていく)(声‐杉田智和) 」
ピーチ「 (ポケモンたちに微笑む)ありがとう。(そのまま休憩室まで歩いて行く) 」
リング「あらあら、残念だわ……でもまたがんばりましょ。(笑顔で何処からともなく歩いて来て 」
ロング「てめぇも何しとったんじゃ!あれから加勢もせず返事もしねぇし!お前ら全然使えねぇじゃねえかこのゴミ!!クズ!!(2人を鞭で叩きまくり 」
氷冬「……。(今の戦い、やはりあの女の人は強かったけど…彼女を抑え込んでいたあの男も只者じゃないわね。)(観客席から
ロングを見た後、席を外す) 」
リング「あぁん!乱暴しないでぇ~!(叩かれながら少し嬉しそうに 」
シング「痛って!やめろ!俺らのせいかよ!あいつを早く潰せなかった親父も同罪だろー!!(控室に逃げていき 」
リディア「(ベッドの上で目を覚ます)……ここは……。 」
シング「(椅子に座って銃を磨いている)お、目ェ覚めたか。 」
リディア「ホール…医務室… !そういえば…私あの時……。 」
シング「あぁ、ギースと一緒にどこのウンコ垂れ野郎か分からん奴にぶち抜かれて、救護班に運ばれていったらしいな、母ちゃんから聞いたわ。(いきなり
リディアの服を捲り)…流石は
ギースの姉貴、思い切りぶち抜かれたのにもう完治してやがる。 」
リディア「きゃっ…!(服を押さえ)…そうだ…お、弟は…
ギースはどうなったの? 」
シング「死んだ。(即答)まぁ、あれだけやられた上に急所まで射抜かれたら、タフなあいつでも流石になぁ…。 」
シング「はい嘘でーす、って言ってほしいってか?まぁ、言ってほしいわな…でも残念、本当でございます、何なら連れて来てやろうか、動かねぇ弟君をよ。 」
リディア「(目から大粒の涙が零れ落ち)…ぃや…嫌ぁぁぁぁぁっ……!(蹲る 」
シング「(磨いていた銃をしまい)…なぁリーちゃんよぉ、何で
ギースがあそこまで俺の弟子になる事を望んだと思う? 」
シング「あぁそうだ、で…何で俺みたいな大悪人になりたいと思ったかわかるか? 」
シング「…闇族にとって、大悪人ってのはスターと同じだ……スターになれば、世間から注目されるし、メディアにも引っ張りだこで、金もたくさん稼げる……確かお前らの家って、親父が負傷してハンターの仕事が出来なくなってから、めっきり稼ぎが減って、貧しい暮らしになってたそうだな。 」
シング「お前ら姉弟が家業を継いだのは良いが、親父の様にはいかず、なかなか苦労したそうじゃないか…その上最近になって、家が放火に会って全焼、今度こそ一文無しになった………と、ここまで
ギース本人から聞いた。 」
リディア「…確かに私達は、家もお金も一度に無くした……まさか…
ギース…。 」
シング「…あいつな、俺達の計画に乗って、一攫千金狙うつもりだったんだとよ…計画が成功すれば、俺達も
ギースも、たちまち闇族の救世主となれる……そして、金だって数えきれないくらい手に入るだろう…そしたら、お前ら家族は一気に金持ちになって、裕福な生活を送ることが出来る、何より……ハンターの仕事をしなくてもよくなって、お前に殺生を強いることも無くなるしな。 」
リディア「…
ギース…(再び涙をこぼし)…貧しくったって良かった…あなたがそばにいてくれたら……私…。 」
シング「…勿論、お前がそんなことを望んでないのは分かってた…だが、あいつ、バカで不器用だからさ…こういうやり方しか思いつかなかったんだろうよ、とにかく、家族に楽させてやりたいって気持ちで頭がいっぱいだったんだろうな。(
リディアの頭を撫で 」
リディア「ぅ……ぁ…うあぁぁっ…あああぁんっ…!(堰を切ったように泣き叫ぶ 」
ロング「(医務室の前に立っており)…あのクソガキ、落ちこぼれ娘の前で何カッコつけてやがんだか…。(呆れた様子で歩いて行く 」
シング「…気ぃ済んだか、じゃ、そろそろ俺も準備せんと…あ、そうだ、良ければ俺が仇討って来てやろうか?あのクソ猫ハチの巣にして、地獄に戻してやる。 」
シング「あっそ、だと思ったわ…じゃ、隙を見て地獄から…。 」
リディア「いい。(即答)…確かに
ギースには帰ってきてほしい…けど、罪はちゃんと償ってほしいから…そしていつか会える日が来るまで、私は待つよ。 」
シング「…あーもう、勝手にしろよ落ちこぼれ野郎!(呆れ顔で部屋から出ていく 」
リディア「……ありがとう
シング君、やっぱりあなたは優しい人だったね…。(呟く 」
DJ.オキマル「続きましてぇ!!Aブロックの予選を開始いたしまーす!第七回戦は――――“『試作品500』VS『GREEN'Z』”だああぁぁーーー!!!両チーム、ステージへどうぞぉ!!!! 」
ハルシオン「次の回戦が始まるようですね…! 」
サササササササーーー・・・(ステージに黒い砂粒が集まり円形に回りだす)
ゲラコビッツ「ふりゅ、あれは…砂鉄か…?(ステージを見て) 」
サササササササササザザザザザザッ!!!(そして砂粒は集まり人の形となっていく)
AS「(その砂は最後に仮面を形作りまとまった)・・・探索中にお呼びだしか、参ったものだ。 」
ジョイナス坂井「不死の体を持つものを求める積極性・・・やはり私の判断は間違ってなかった(ガッツポ(火の棒を取り出す) 」
DJ.オキマル「AS選手登場です!!………デイリン選手とバベル選手はー………あれれ、まだ来ていない…。おかしいですね…。(首を傾げる) 」
白尽くめの男「オキマルさん!…ちょっと、良いですか? 」
DJ.オキマル「…?あ、はい。(男に近づいていく) 」
白尽くめの男「………。(何か伝達事項を告げている様子)頼みます。 」
AS「・・・(何も言わず瞑想をしている) 」
DJ.オキマル「…分かりました。(ステージへ戻っていく)えー、みなさん!ここで緊急の報告が入りましたぁ!!!! 」
ナナ「また緊急…今度はなんだろう?(観客席) 」
DJ.オキマル「えー……残念なお知らせを報告させていただきます。チーム『GREEN'Z』のデイリン選手、バベル選手が都合により急遽大会に参加できないという連絡をいただきました。よって、第七回戦は『試作品500』、AS選手の不戦勝と言う事になりましたぁ!! 」
AS「・・・不戦勝か、勝ち進めたのはいいが・・・面白味が無い。(立ち上がる) 」
のん「リンちゃんとバベル…どうしたんだろう。 」
DJ.オキマル「これにより、AS選手は次の回戦へ進出!次回の第八回戦は“『ラブ・メイカーズ』VS『試作品500』”の勝負となります!!!!次回戦をお楽しみにぃー!!!! 」
フーナ「…先輩(デイリン)と戦わずに済んだのは、それはそれでいいんだけど…。すぐに回ってきたね。 」
氷冬「次はあの人が相手になるんだね。次の回戦までに鍛えておかないと…! 」
カズネ「皆は… 何処に 行っている のかな 誰も 居ない(今日の大会を知らない) 」
スカーフィ「かぅ~、たとえ相手が誰でも負けないよ!ボクたちは! 」
AS「・・・お前たちか、次の相手は。(氷冬の後ろに突然移動して、後ろにいるものだからかなりのインパクト) 」
デュー「まさかの緊急事態。まあよくありますとも!!という訳で、今回の大会はこれでお終い!次のバトルも見逃すなよぉー!!?アデュー♪ 」
氷冬「わぁ…っ!(飛び跳ねる)ぁ、貴方は…。 」
フーナ「確か、次の対戦相手だよね。 」
梓「(歩いてくる)おや、貴女方は・・・(氷冬たちを見て) 」
のん「(なんだか今懐かしい感じがしたけど…… ……気のせいかな。)(退場する) 」
ピカチュウの中の人「お、
カズネちゃん。ジョイナスっ!(
カズネの方へ) 」
AS「・・・(氷冬の目をただじっと見る)正解だ。(フーナに) 」
氷冬「やだ、なんか不気味…。(汗)……?(梓に) 」
スカーフィ「かぅ♪やっぱり!あ、梓ー♪ 」
AS「・・・四刀流に雪女か。(ただ目を見ただけなのに) 」
フーナ「そう…。 」
梓「初めてでしたね、私は梓と申します。(氷冬に)こんばんわ(スカーフィに) 」
氷冬「……あら、私も結構知れたものなのかしら。 」
氷冬「梓…スカーフィの知り合いなのね。私は氷冬。 」
スカーフィ「……♪(梓に向けて口が開いたまま笑っている) 」
梓「ええ、どうも。・・・・素晴らしい四本の氷柱(かたな)ですね(氷冬に) 」
フーナ「……。(二人の様子を見る)じ、じゃあ…私は先に行くね。(退場する) 」
梓「口、開いてますよ? 」
AS「・・・だとしたら俺には知れていないな、今知ったからだ。(氷冬に)・・・喜劇的だな。(スカーフィを見て)どうした、嬉しいか?怖いか?(フーナに、ひび割れた仮面もあって不気味度↑↑↑) 」
白い長髪の少女「………(会場から立ち去り、各人の姿を、息を潜めて見ている) 」
氷冬「ありがとう、一本はつい最近貰ったんだけどね。(嬉しそうに)そ、そう…。(ASに苦笑い) 」
スカーフィ「うん♪(でもまだ笑っている)かぅ、いつでも明るく、だお♪^^ 」
氷冬「あ、うん…後でね、フーナ。(……どうしたんだろう…。) 」
梓「なるほど、次の試合頑張ってくださいね。 」
スカーフィ「あ、フーナもう行っちゃうの…?かぅー……。 」
AS「・・・おめでたいな。(スカーフィを見て)・・・実に不利な条件だが、俺は申込みたい・・・お前とはあの大会で一対一の戦いをしたい。(氷冬に) 」
梓「あら、一対一の戦いですか。 」
氷冬「ぇ、ぁ…ありがとう…。(軽く頭を下げて)え…でも、そんな…。……どうする?(スカーフィに) 」
スカーフィ「かぅー…どうしよう。こんな時フーナなら、あ……フーナいないや。(しゅんとなる)どうしよどうしよ。>< 」
AS「・・・一人の剣士としてだ、お前はいい腕を持っている・・・。(氷冬に) 」
梓「・・・面白そうではありますが? 」
氷冬「(フーナ…)……でも待って。そういうのはチームで話し合って決めなくちゃ。勝手に個人で決めたら悪いわ。 」
AS「決断はいつでも良い・・・俺はお前と、真剣勝負をしたくて・・・な。(ミラージュブレイドを取り出す) 」
氷冬「…分かった。行こう、スカーフィ。(会場を出ていく) 」
スカーフィ「うん。…またね。(二人に軽く手を振って出ていく) 」
AS「返答を待っている・・・英雄さんよ。(ミラージュブレイドを撫でる) 」
フーナ「………。(土手で一人、三角座りで俯いている) 」
フーナ「……(何やってるんだろう…私…。)(虚ろな目で川を見つめてはまた俯く) 」
フーナ「(顔を上げて)…貴方は、昨日の…。 」
AS「・・・お前の対戦者だ、昨日はすぐ何処かへと行ったな。(フーナと同じラインに立つ)見たところお前は何でもできそうだ、やりたい事を絞るのも・・・また良いだろう。(
カズネに) 」
フーナ「……。(無言) 」
AS「・・・(こちらも無言)何もない訳ないだろう、そうでなければあんな事はしないたろう。(フーナを見て)子供は全てに対して万能だ・・・好きなものを選べ、・・・その内選べなくなってしまうからな。(言葉は重みを帯びていた) 」
フーナ「なんでもないことだよ。 」
AS「そうか・・・。(川を見る)最低限は・・・生きる能力だ。(
カズネに) 」
うさみみの少女「無常だよねぇ~。(突然フーナの傍に現れる) 」
フーナ「……?貴方は…誰…? 」
うさみみの少女「ボクには分かるよ、お前の気持ち。お前は今嘆いている。(フーナの前に移動して笑みを浮かべる) 」
フーナ「…ぇ、何を……? 」
うさみみの少女「昨日のこととか…そうじゃないの?ん? 」
フーナ「何が言いたいわけ…?(少女の顔を見上げ) 」
うさみみの少女「…お前は嘆いている。どうして自分だけ認められないんだろうっていう無常をね。 」
フーナ「―――――!!(表情が一変する) 」
うさみみの少女「周りの友達だけ認められ、自分には何もないと嘆いている?自分は空っぽなんだと悲観主義になっては逃避を繰り返している?そんでもって、心の何処かで親友二人に嫉妬を抱いている?アハハ…♪全部図星なんじゃないかなぁ~♪ 」
フーナ「……!!!(咄嗟に立ち上がる)何なの…貴女!!私の何を知っているわけ…!?(少女に) 」
うさみみの少女「(分かってると思うけど、さっきのはフーナちゃんあての台詞でございまーす)独り善がりな娘、でも私が同乗してあげる。お前には、結局何もないんだから…。 」
フーナ「私は…そんな事、思った事なんか…!!そ、それより…貴女は誰なの!?何でそんな事を…。 」
うさみみの少女「(気が少し乱れてきてる…やっぱりね。可哀そうに…。)……ボクの名を聞きたいの? 」
フーナ「ええ。(皮肉っぽく) 」
AS「・・・努力では駄目だ、確証を持て・・・お前は強くなる。(
カズネに)雑念を持つ、するとどうなる?(背を向けながらフーナに) 」
フーナ「そんな事…今は考えたくもない…っ。(少し気が動転している) 」
うさみみの少女→98「――――――【
四皇帝】・"Q"の称号を持つ者……98(クエイト)。職業はお前と同じ、「神族」だ。"追憶"の名を持つ、神でもある。 」
フーナ「四皇…帝…。(何処かで聞いたことが…)――――!!(神族と聞いて) 」
98「(うさみみが独りでにひくひくと動く)驚いた?そう、“だからお前のことが分かるんだよ”。茶沙里風奈。(不敵な笑みを浮かべる) 」
AS「雑念が勝負に混ざり行動に支障が出る、結果としてお前は弱くなる。(背を向けたまま)」
フーナ「……そんなわけ、ない…。貴女に、何が分かるの……っ!?貴女に、私の何が分かるのよ!!? なっ…(ASに) 」
98「(ASを見てほくそ笑む)あーらら、ほら早速。でも何も変われていないお前が悪いんだよ。空っぽなお前は結局弱いまま。親友二人に置いていかれてくんだよ、可哀そうだけどね。アハハ…♪……“全て”。ボクは追憶の女神だからね。 」
AS「認められぬ程度で雑念が生じるようでは認めてもらいたいなど夢のまた夢だ、・・・だからお前は認めないのだよ。(フーナに) 」
フーナ「私は…私はそんな事、思ってなんかない…っ!!誰かに認められるとか、そんなの…思ってなんか……! ―――――ッ!! 」
98「ボク等【
四皇帝】は生ける者の絶望が欲しいんだ。お前の無常は良い絶望の色が渦巻いている。ねえ、それちょうだい。いらないんでしょ…そんな重りがあるから、貴女は自分がどんどん置いていかれると怖がっているんでしょう…ねえ?ねぇ? 」
AS「雑念だらけのお前が何人・・・いや何万と束になろうが、お前は俺には永遠に勝てない。(背を向けながらフーナに) 」
フーナ「……ダッ…(その場から逃げ出すように走り去っていく) 」
梓「絶望を欲しますか…よい趣向をおもちで…(98に) 」
98「あ、逃げた。まいっか♪絶望は肥大していけば後味が良いって、
ワイズ様も言っていたしね。(去るフーナを見つめながらくすくすとほくそ笑んでいる) 」
98「でしょ?ウチ等はこれを食って生きているんだよね。(梓に) 」
AS「昔の俺はお前の格好の餌食なのだろうな・・・(98に)挫けるようではいけない・・・俺の知る英雄は、一度も挫けはしなかった。(フーナの向かう先を見つめて) 」
梓「絶望を食す…なかなか趣深いことですね 」
98「今“は”無いらしいね。 そうよそうよ。 じゃー……次に会うときは、あのフーナって娘はどれくらい美味しくなってるか…。楽しみにしておこっと♪パリィーン…ッ(氷塊となって砕けて消える) 」
AS「今はもう絶望するのをやめた、奴はそれを・・・望んではいないだろうからな。(空を見つめる) 」
AS「奴が孕んだ絶望と雑念・・・大会までにどれだけ切り捨てられるか・・・多くの意味で、大会が楽しみだ・・・。(そっと去る) 」
フーナ「(人気(ひとけ)の離れた、誰一人もいない草原に辿り着く。瞳には大粒の滴を浮かべ、ゆったりとした歩みは草原の真ん中あたりで止む) 」
フーナ「ひぐっ、えっぐ……うぁ…っ…。……ぅ、ぅわぁぁぁ…ん……!(天を仰いで泣く。泣く、泣く…三日月が綺麗な夜空を向いて、ただ泣き続ける) 」
××××「――――――どうかしたのかい?(誰もいない筈の物静かな草原の中、優しい声がフーナの背を摩る) 」
フーナ「ひっぐ…ぇっ、えっぐ…… ……(声には気づいているが振り返らない) 」
××××「…ちょっとお訪ねしたい事があるんだけど…いいかな? 」
フーナ「…な、なに…?(涙を腕で拭いてから振り返る) 」
××××「この辺りでついさっき、ナミダの落ちる音が聴こえたんだけど…キミは知らない?…あら、そう言えばキミは随分赤い目をしているね。 」
フーナ「ぅ……その、これは……(若干動揺している) 」
××××「うーん……そうだ♪それじゃあいくつかの楽しい事をプレゼントしてあげる。あ、ほらっ。そこにちょうどいい岩がある。そこに座ってて。 」
フーナ「ふぇ…?ぁ…うん…。(言われるまま岩の上に腰を下ろす)(この人…誰なんだろう…?) 」
××××「よーし…ポンッ☆(手を叩き、摘むように両手を離すと、手品でも有名な万国旗がそこから出てくる) 」
フーナ「わっ、スゴい……!(驚 」
××××「(かなりの長さを持つ万国旗を片手で摘む)フフッ…パチンッ☆(指パチの合図で万国旗は一つずつ煙となって消滅していき、最後には黄色い包み紙の飴玉となって掌に残る)どうぞ。(それをフーナに渡す) 」
フーナ「ぁ…ありがとぅ……。(飴を受け取る)(それにしても…この人の手品、すごい…。) 」
××××「ちょっと激しいのやろうっかな♪(何処からともなくシルクハットを取り出し、その中からあらゆる家具やぬいぐるみに玩具といった物が空中へ投げ出されていく) 」
フーナ「!!…すごい、どうやって出してるんだろう…?(唖然としているが、それよりも好奇心が強い) 」
××××「御覧下さい、何でもジャグリングでございまーす♪(投げ出されたものをひょいひょいと御手玉のように回していく) 」
フーナ「すごい……スゴいスゴい♪(瞳に輝きが戻っていく) 」
××××「さあ、フィナーレはこちら♪(ジャグリングで回っていた物が一斉に煙となって消滅すると、掌をこすり合わせる)……パチパチパチッ☆(両手を広げるように上げると、小さな花火が浅く、音を立てながら輝く。その輝きは二人の周辺を明るく灯すほどのものだが、綺麗だった)ぁ…ちょっと地味だったかな…?あははは…。(苦笑) 」
フーナ「わぁ~……綺麗…!(すっかり見惚れていた) 」
××××「…どう、楽しかった? 」
フーナ「うん♪……ぁ、あの……ありがとう。(笑) 」
××××「You're welcome♪(いえいえ)……キミ、なんだか寂しそうだったから。もしかしたら…ボクが聴きつけたナミダの音の正体は……いや、言うまい。それよりも元気が出てくれたみたいで、良かったよ。 」
フーナ「ぁ……。(若干俯く) 」
××××「……思い悩むことなんて、ないよ。 」
フーナ「……え…?(見上げて) 」
××××「ボクはキミの事は知らない。けどキミは、恵まれていると思う。恵まれ過ぎて…周りが狭く感じているようだね。でも、大丈夫…キミは、キミが思う以上に愛されていて、強いんだよ。ただキミは、キミ自身を見てあげてないだけ。 」
フーナ「……私自身を見て…いないだけ…? 」
××××「そう、でももう…大丈夫。今キミは“それ”に気付いた。大切な友達や仲間、掛け替えのない一時を「当たり前のこと」と思わないで。そして、キミはその中で生きているんだと言う事を。それだけ気付けたら、もう、キミはいつだって笑っていられる。 」
フーナ「………! 」
××××「フフ……そうだ、キミはキミでいい。…酷く恥ずかしい事で逃げるのも、思い当った事が空振りになって転んでも、いいんだよ。そりゃあボクだってね……そりゃあボクだってね……。 」
フーナ「あ……。……。(私……何処かで私だけの事を考えてたけど、それは…本当は自分を見ていなかったんだ…。だから二人の事も悪く思って……どうかしてたよ、私…。)………? 」
××××「……まあ、いいや。…少なくともキミには未来がある。それが明るかれ暗かれ、選択するのはキミ自身だ。さあ、笑い始めたキミ……キミはこれから何をするんだい?自分自身に気付けたキミは、これからどんな未来を気付きあげていくんだい?……答えは言わなくていい。ボクはもう行かなくちゃ、また何処かでナミダの落ちる音が聞こえたから。(背を向ける) 」
フーナ「……!!…あ、あの…!…貴方の名前を……。 」
××××「…ごめんね。(申し訳なさそうに首を左右に振る)…ただ言えば…ボクは道化師。みんなを笑わせるだけの、ただの道化師さ。(道を辿って去っていく) 」
フーナ「……ありがとう…。(小さく呟いて見えなくなるまで見送る)………行かなくちゃ、言わなくちゃ…みんなに…!(貰った飴玉を握りしめて、道化師とは正反対の方向へと走っていく) 」
スカーフィ「かぅ……フーナ、帰ってもいなかったね。(しゅんとなって椅子に座っている) 」
氷冬「…一昨日から元気がないように見えたけど、何かあったのかしら…。 」
フーナ「(走って控え室へ戻ってくる)はぁ……はぁ……! 」
氷冬「……!!フーナ!…良かった、一体今まで何処にいたの? 」
スカーフィ「あ、フーナ~!!探してたんだよぉ~!>< 」
フーナ「はぁ…はぁ……ごめんね、二人とも。(苦笑いをして二人に近寄る) 」
氷冬「でも、戻ってきてくれてよかった…。……あ!そうだ、フーナ。実は一昨日ね……… 」
フーナ「………えっ、あのASって人…氷冬と一対一でタイマンを申し込んできたの!?(驚) 」
スカーフィ「そうなんだよぉ~!でもあの時はフーナいなかったから、勝手に決めるのは悪いって…一応待っていてくれているんだけど…。 」
フーナ「………いいよ。(微笑む) 」
氷冬「え……ふ、フーナ…?本当に、それでいいの…? 」
フーナ「だって、向こうの要望を断る理由がないじゃん。氷冬だって、元々も強い人と戦う事を望んで刀を振るっている訳なんでしょ?…だからいいよ。私はともかくスカーフィには悪いけど…スカーフィ、どう? 」
スカーフィ「かぅ…♪勿論にイイよ♪ボクもフーナの意見に賛成だもん♪ 」
氷冬「そ、そんな…二人とも…。(汗) 」
フーナ「勿論、氷冬が嫌ならその要望を断ることもできるよ。……どうする? 」
氷冬「……分かった、じゃあ…次の回戦、私一人で行かせてもらうわ。 」
スカーフィ「かぅ、決まりだね♪ 」
フーナ「うん♪…じゃあ、代表として大会の役員さんにお願い言ってくるね。 」
氷冬「…ねえ、フーナ。 」
フーナ「……?なぁに? 」
氷冬「あの時から…何かあったの?何だか今日のフーナ、いつもと違う感じがする…みたい。 」
スカーフィ「うん、ボクもボクも。何だかフーナ、嬉しそう…♪ 」
フーナ「そ、そうかな…?(微笑)でも、何でもないよ。…じゃ、ちょっと行ってくるね。(控室を出る) 」
氷冬「……フーナ…。 」
スカーフィ「あ、因みに氷冬。もしも負けたら罰ゲーム考えてるからね♪(笑) 」
氷冬「Σ(゚Д゚ ;) 」
DJ.オキマル「続きましてぇッ!!Aブロックの予選を開始いたしまーす!第八回戦は――――“『ラブ・メイカーズ』VS『試作品500』”だああぁぁーーー!!!両チーム、ステージへどうぞぉ!!!!」
氷冬「ザッ……(なんと、ステージに上がったのは氷冬一人だけ) 」
DJ.オキマル「なお今回、『ラブ・メイカーズ』のチームに関しましては!!代表者のフーナ選手の要望により、氷冬選手のみ戦う事となりましたぁ!!よってこの第八回戦は…1vs1のタイマン勝負となります!!!! 」
AS「・・・(観客席から飛び出しステージに華麗に着地) 」
水色長髪の男「俺と同じ氷の剣士………氷冬の戦いか…………俺もじっくりと観戦するか(CV:中原茂)(観客席へと) 」
奏「………(観客席でずっと観ていた) 」
キノピオ(審判)「ではまず、両チームじゃんけんをしてください。 」
AS「・・・その必要は無い。(一言発するだけ) 」
フーナ「……氷冬。(観客席で見守っている) 」
氷冬「…? 」
ピカチュウの中の人「(会場へ)今回はASと・・あれは確か氷冬ちゃんだったかな?(ステージを見て) 」
キノピオ(審判)「…前回と同様ですね、承知しました。では、バトルスタイルの選択権は氷冬様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」
氷冬「…レディー・ファーストって奴かしら。嬉しいね…なら殺傷で。 」
キノピオ(審判)「第八回戦は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。両チームとも、合図があるまでしばらく待機を願います。 」
平面なバトルステージが、天空に浮いた掌を思わせるステージ『神の手の上』にへと変化する
AS「俺は・・・お前とは、悔い無き一戦を交えたい。(ミラージュブレイドを取り出す) 」
DJ.オキマル「第八回戦のバトルステージは『神の手の上』だああぁぁーーー!!!……それではAブロック第八回戦……レディー?……バトル・スタート!!!!! 」
スカーフィ「かぅ~、なんだかなんだか!こっちまで緊張してくるね!(フーナの隣でwktk) 」
オーシャンクロー「 氷魔法のオーシャンクローとして、この拙者めも見物と行くか。(観客席に220cmの半裸のおっさんが座っている) 」
水色長髪の男「フッ…………殺傷か…………俺と同じ考えだな…………(CV:中原茂)(氷冬のじゃんけんの結果を見て) 」
氷冬「そうね…私もよ。チャキ…(刀一本を抜刀し、片手で構える) 」
AS「・・・相手の全力が出せる条件を俺は好むだけだ。(そして、構える) 」
オーシャンクロー「 愚か者めが…若きうちに早まったことを…拙者とは違う考えだ……(じゃんけん結果を見て) 」
DJ.オキマル「なお、このステージ「神の手の上」は!!!殺傷戦でもステージから落下してしまった場合、場外OUTと見なしますので!!!十分ご注意を!!! 」
氷冬「……ダッ(駆け出す) 」
アーマン(カメラマン)「殺傷戦ね。嫌な予感がするが・・・気楽に見ようぜ?(オーシャンクローの隣に居る) 」
AS「・・・(こちらも駆け出す、すると二人に分裂する(といっても速く動いて二人に見えるだけ) 」
マルス「 いつの間にか試合が始まってた!?(観客席にて毛布を蹴飛ばす) 」
ロイ「 ずっと寝てたんかい! 」
ヨッシー「 またあなたですか・・・ 」
氷冬「(分身…!いえ、あれは…)……二分の一に賭けるだけ。――――――ザンッ!!(すれ違いざまに片方のASを切り裂き、そのまま突っ切る) 」
オーシャンクロー「人が死ぬのを気楽に見る外道がどこにおるか馬鹿もの。(
アーマンに) 」
マルス「 なんですか?観戦すら許されないんですか? 」
AS「・・・(切り裂かれたASが消滅する) 」
グレートルイージ「ひゃー!胸熱ッ!(観客席) 」
水色長髪の男「さすがだな…………俺に負けてない剣術だな…………!!(CV:中原茂)(氷冬をみて) 」
氷冬「(やはり残像…在りもしないモノを切ってしまったわ…)…ザザッ(Uターンして再び接近する) 」
オーシャンクロー「 へしっ・・・(胸熱なあいつを見て額に掌を当て呆れる) 」
アーマン(カメラマン)「わかってるさ・・・でもこういうのは気楽に見ていないとマトモに見れないんだぜ?新聞記者にとってバトルロイヤルの結果はとても大事だ、試合は最後まで見届けなくちゃいけない・・・だからこそさ 」
ロイ「 デスマッチか・・・何か見てる方も緊張するね(ゴクリ 」
モララー「両者いい動きだな。ここからヒートアップしそうで興奮が止まねえ…!(観客席) 」
フーナ「(がんばれ…氷冬!!) 」
AS「・・・(今度は本当に分裂する、これは幻影によるものである)本気を出せ・・・お前は一刀流派ではなかろう。(そして駆け出す) 」
銭型次子「 あのー?モラモラさん?湯気、たってますよー(
モララーに) 」
スカーフィ「いっけぇ~♪氷冬ぁー!! 」
オーシャンクロー「 そうかもな。(呆れる) 」
モララー「モラモラじゃねえ!!なんかお前を見たらムラムラしてきた!! 」
水色長髪の男「頑張れよ………氷冬………!!俺と同じ氷剣士ならばな………!!(観客席にて) 」
ピカチュウの中の人「・・・速い!(戦いを見ている) 」
アーマン(カメラマン)「なんかいつもの数倍うるさいな今日は。人殺しが始まってるのになんて盛り上がりだ? 」
銭型次子「 そんなに闘志をメラメラ燃やしちゃってー、めっ(
モララーのおでこにしっぺ) 」
氷冬「初めから本気を出させようとしてたのね。いいわ、じゃあ―――――シャキン、シャキン、シャキンッ(一瞬で三本抜刀し、四刀流になる)見せてあげる!!(四本の刀による乱舞攻撃で幻影ごと斬りつける) 」
モララー「あうっ(××) って、馬鹿にしてんのかぁ!!(怒 」
AS「見せてもらうぞ若者・・・(幻影それぞれが攻撃を剣で受け流し、絶妙な動きで流れるように氷冬を切り裂く) 」
水色長髪の男「なっ………!!四刀流だと!?………初めて見たぜ………四本の刀であんなに素早く切り裂くことができるなんてな…………!!(観客席から観戦している) 」
銭型次子「 うんうん、馬鹿にしてるよぉ?馬鹿にしてますけどなにかぁ(← 」
マルス「 なん……だと……(四刀流に唖然) 」
氷冬「(着物が切り裂かれる)――――四刀流“魔血秘血(まちぴち)”!(凄まじいカウンターを繰り出し、幻影諸共大きく吹き飛ばす) 」
モララー「お…女を殴りたいと思ったのは初めてだ。(某新世界の神様風に) 」
モララー「っと…スゲエな、あの剣術。剣士なら誰もが見惚れてしまいそうな太刀筋だ…。(氷冬を見て) 」
AS「良い動きだ・・・(幻影は吹き飛ばされ消滅、本体は幻影で壁を造り防ぎ素早く駆け出しミラージュショットを放つ) 」
ルシフェル「 何を今更と思うかもしれないが、この試合、どちらかが死ぬのか? 」
水色長髪の男「………俺も氷剣士として負けてられぬ………!!この四刀流を………素早く使いこなさないとな………!!(氷冬を見て) 」
モララー「 来いよモラット、”モラ”ルなんか捨ててかかってこい 」
氷冬「“阿武神武(あぶしんぶ)”!!(激しく回転しながら接近し、ミラージュショットを弾き返しながらASを切り刻む) 」
オーシャンクロー「 死んだら運営者をしょっ引いてやるさ。(ルシフェルに)こんな遊戯…まるで剣奴の殺し合いだ。 」
スネーク「 相手を敗北に追い込めばそれでいいんだ、死ぬことはないんじゃないか? 」
マルス「 あんな剣術、見たことがない、目に焼き付けないと損だな… 」
シン「なっ……………!!(ステージを見た途端氷冬を見てしまい挙動不審となって怖がってしまう)ぁ………
モララー、ゾンタ………こんばんは………!!(かたかたと震えながら水色長髪の男と
モララーに) 」
アーマン(カメラマン)「目が痛くなる。とてもじゃないが盛り上がれない(カメラを構えながら) 」
銭型次子「 んー?なんだこないのか(席につく) 」
水色長髪の男「さすがだ…………俺………惚れたぜ…………!!(CV:中原茂)(氷冬の技の阿武神武をみて) 」
AS「・・・(ニィと笑いながらも攻撃を受ける)月光の一閃・・・(しかしそれを物ともせずミラージュブレイドがあたかも月光のように光り衝撃を吸収、一閃にして至近距離で放つ) 」
モララー「おう、シンか!こんばんは…?はっ、こんばんは?お前らしくねえ挨拶だな。(汗) 」
ルシフェル「 それは良かった、心底安心した 」
モララー「前にも言ったろう。ここで騒ぎを起こしたかーねんだ。 」
オーシャンクロー「 よく撮っておけ情報屋。(
アーマンの頭を撫でる)あの仮面の奴(AS)の幻術は、機械(カメラ)までは誤魔化せぬ。 」
銭型次子「 ほぉ~ぉ、モラララーにも人情ってもんがあんだなぁ~(からかうような言い方) 」
氷冬「――――ッ!!(吹き飛ばされるがしっかりと着地する)……受けた衝撃を吸収することでダメージを無効化する……厄介だね。 」
水色長髪の男→
ゾンタ「何腰ぬけてるんだお前は………!
モララーもいたのか………氷冬………凄いな………俺と同じ氷剣士なのによ………(CV:中原茂)(
モララーとシンに) 」
ピカチュウの中の人「回転か・・・(阿武神武を見て) 」
アーマン(カメラマン)「そうだな、やるしかねえか(カメラで撮り続ける) 」
モララー「(おにょれこのアマ公…!!後で覚えてやがれよぉ…!!)(ヌギギギギ)……さて、そろそろあの女…ヤバくなってきたんじゃねえか? 」
チック「お、騒動ゥー!(
モララーに駆けつける) 」
AS「・・・衝撃は吸収しようとも痛みは吸収せんよ、しかし良い腕だ・・・俺をもっと楽しませてくれ。(右目が紅く光る、するとステージが鏡のようなものに包まれる) 」
オーシャンクロー「 アレ(スクリュースピンスライディング)の参考にするつもりか奇抜。 」
モララー「テメェは…
ゾンタ!!…ヘッ、あの時以来だな…。(ダークマスター襲来時以来) 」
銭型次子「 ニッシッシッシ(いやな笑い) 」
シン「そ………俺らしくなく腰ぬけてた?そうかな~………あははは………氷冬………あの人怖いんだよ………(声:佐々木望)(車いすで
ゾンタ達の近くにいく) 」
氷冬「それを聞いて安心したよ。……!(ステージを見回す) 」
モララー「何言ってやがるお前、どう見たって可愛くて強い美少女だろうがよ。(汗(シンに) 」
ゾンタ「ああ………そうだな…………ダークマスター様は…………かっこよく散り去っていった…………(上を見上げる) 」
モララー「誰だお前ええええぇぇぇええええーーーー!?!?!?!?!?(チックに) ぬぐっ……(この野郎…) 」
ピカチュウの中の人「参考にできる限りな。(見ながら) 」
アーマン(カメラマン)「!?(鏡ようなものを見て) 」
モララー「……三、四年前だったか…?あの時からだよな……戦いが頻繁に起こる様になったのは。 」
鏡はとても薄く、物を写さず外からでも中が見えた。
ゾンタ「そうだぞ、シン!!氷冬は唯一俺と同じ……最強な氷使いの剣士の美しい女だぞ……!(CV:中原茂)(シンに) 」
氷冬「(この鏡…一体…?)(気は抜かず辺りを警戒している) 」
ルシフェル「 随分観客席が盛り上がってるな。皆血の気が多いようだな 」
銭型次子「 …終わったら来な。ま、こっちの事情によっちゃ会えないかもしんないけど(
モララーにそう言い残して歩いて会場をでていく) 」
シン「そうじゃなくて………俺一回氷冬に捕まった事があって………!!まだ俺の事………敵視してるんじゃないかなーと思って………怖いんだよ……
ゾンタなら好みのタイプかもな(声:佐々木望)(
ゾンタと
モララーに) 」
スカーフィ「氷冬…大丈夫かな…?(心配そうに) 」
AS「・・・ここからは俺の領域『ミラージュ・ワールド』だ、・・・心するが良い。(一瞬にして姿を消す) 」
アーマン(カメラマン)「驚いたな・・・まるでガラスだ(鏡を撮りながら) 」
バンスロー「(ジャンプしながら応援をしている) 」
モララー「ん、あ、あぁ……(次子を見送る)何だお前?寧ろ羨ましいじゃねえか。あんな奴に捕まってよぉ。(ぉぃ 」
ラクト「いやはや……こうレベルが高いと見てるだけでワクワクしますね…(観客席) 」
海馬「 ふぅん、つまるところフィールド魔法か 」
アーマン(カメラマン)「しまった、俺としたことが(ASを見失う) 」
氷冬「(消えた――――!)……。(四本の刀を握りしめたまま、じっと身構える) 」
ゾンタ「3年位前だったな……ソアラやキルゴアとかいう厄介な眼鏡の科学者が暴れたり………色々とあったからな…………こうして俺も修行してるんだよ(CV:中原茂)(
モララーに) 」
リーデッド「(さっきのかどうか不確かだが観客に混じってた) 」
ルシフェル「 四刀流の方の戦い方はシンプルだが……相手側の方は中々読めんな 」
モララー「真・
ロケット団時代か……奴等は女神事件を引き起こす要となった組織だな。そうか、やっぱお前も鍛えるんだな!(笑) 」
AS「・・・一刀流と言ってみるか、一刀流「水面」(氷冬から少し離れた場に出てくると氷冬の脇腹を斜めに、しかも鏡のように逆側に逆斜めに切り裂き傷ができていた) 」
シン「俺…………逮捕されたくない(カタカタと震えながら
モララーと
ゾンタに) 」
僧侶風の身形の男「……女神、ですか。(話を聞いていて呟く) 」
氷冬「速――――あッ…!!(切り傷ができたと同時に若干宙へ身を飛ばされる)はぁ…はぁ……。 」
フーナ「大丈夫…氷冬を、信じて…。(スカーフィに) 」
ゾンタ「確かに……奴らはその要だったな……そろそろ氷冬も危なくなってきたな………(CV:中原茂) 」
アーマン(カメラマン)「なんて生々しい光景だろうか・・・ 」
モララー「ん…アンタ、何か知ってるのか?(僧侶風の男に)アホか。何で逮捕されるんだよお前が。本当らしくねえなぁ~?何かあったのか?(シンに) 」
スカーフィ「うん……がんばれっ、氷冬!! 」
僧侶風の身形の男「おや、失礼。ただ…女神がおられたということぐらいしか 」
モララー「ぁ、ああ……そうか。すまねえ。(男に) 」
AS「・・・驚かせてやろう。(マントからグラム・雷香と剣6本を取り出す)今まで一度しか使った事が無い・・・『九刀流』。(指の間全てにミラージュブレイドとグラムと雷香と剣を挟み口に剣をくわえる) 」
ジョージ「あぁ…できりゃロマン溢れる女性達に勝利してほしいもんだがぁ…そーでもないと試合を見る気にならねぇな…(観客室) 」
僧侶風の身形の男「フフ…いえ、お構いなく。 」
ゾンタ「頑張れ!!氷冬!!俺と同じ氷剣士だろう?頑張って勝ち進むんだ!!(CV:中原茂)(氷冬を応援している) 」
氷冬「はぁ……はぁ……その剣術、"まるであの人を思い出す"よ…ッ。(ふらふらと立ち上がり身構える)けど、数の多さだけが力数じゃないのよ。ダッ(接近する) 」
アーマン(カメラマン)「羽がはえてるみたいだな(ASの九刀流を見て) 」
シン「一回………俺が殺人の容疑で疑われた時………氷冬に捕まったからだ………妹の説得によって俺は無罪となったが………一度捕まって怖い事を言われたら…………トラウマになるぜ……ごめんな俺らしくなくて(声:佐々木望)(
モララーに) 」
ピカチュウの中の人「九刀流!?(ASをみて) 」
AS「・・・これを一度しか使わない理由が分かるか?(駆け出す、さっきよりも圧倒的に速く) 」
僧侶風の身形の男「(そしていつの間にかいなくなっていた…。なんとも謎めいた男だ) 」
モララー「ネガティブ思考だ馬鹿野郎ー!!(思わずシンを殴る)アホか!!テメェごときに殺人とかあり得ねえよ。第一、お前は名の知れた英雄だ。すぐに疑われるような奴じゃねえだろう。 」
氷冬「―――――ッ!!? 」
モララー「ん……?(…お、あの男…何処行ったんだ…?) 」
DJ.オキマル「これはぁっ!!勝負がつきそうかああぁぁ!!?? 」
マルス「 なんだこれは・・・ビックリ人間の剣術大会か!? 」
デュー「早く人間になりたぁーい!! 」
槭「こぉぉぉろぉぉがるぅぅぅゆぅぅめぇぇぇなんだよぉぉぉぉぉ↑!おぉぉぉおぉぉぉ↓おぉぉいかけぇていぃたいぃのぉはぁぁぁぁぁぁ!(転がってる)段々俺がアホになってきてる気がする今日この頃 」
槭「マジかよ、メタ的には俺がこんな感じなのは多分最近俺がお前を使ってないせいなんだと思うんだけど 」
ゾンタ「こういう腰抜けた発言はお前らしくない………もっとポジティブじゃなきゃ俺のライバルなんて………務まらんだろ(CV:中原茂)(シンに) 」
トロデ「早く人間に戻りたい!! 」
AS「・・・九刀流「孔雀」(扇を形作るかのように、閉じた羽が開くように切り裂く・・・それも一本一本が体の一部かのように素早く力強く)圧倒的力量圧倒的技量圧倒的精神力が必要だからだ、・・・これを維持するのは十分も持たん。 」
シン「いてててて………!!も、申し訳なかった!!(
ゾンタと
モララーに) 」
ルシフェル「 十分か、長い方だろう 」
氷冬「ズバァァン…ッ!!!! フラ……(力強い斬撃を喰らい、地面に膝をつけてしまう)……ぁ……ぁ……(放心状態に陥り、虚ろな目で天を仰ぎ…やがて倒れてしまう)………。 」
マルス「 勝敗は決したか!? 」
ピカチュウの中の人「あっ!(氷冬が倒れたのを見て思わず席から立ち上がる) 」
ゾンタ「な…………!!やられたか……………!! 」
モララー「……。(倒れた氷冬を見て目を伏せる) 」
ジョージ「オーマイガ…まぁいい試合みせてもらったしな 」
フーナ「!!!氷冬……氷冬ああぁぁぁーー!!!!! 」
スカーフィ「……ぁ……氷冬………氷冬ああッ!! 」
その瞬間、氷冬の頭の中にある人物が浮かぶ…
宇練銀閣であった
デネブ「 スサッ、スサッ(突然現れて氷冬の首元を触り退場。この一連の行動は一瞬であった) 」
AS「・・・立ち上がれ、お前の最高奥義を俺は受けていない・・・立ち上がって一矢報いて見せろ。(倒れた氷冬に) 」
宇練銀閣の居合い・矜持、そして剣士としての誇りが氷冬の脳内に鮮明に浮かび上がる
ゾンタ「…………!!立ち上がれ!!氷冬あっ!! 」
アーマン(カメラマン)「なんてこった・・・(氷冬を見て 」
氷冬「はぁ………はぁ………(ぁ……ぅ、銀閣……。)(銀閣の最期に残した言葉を思い出す)……私だけが覚悟しない、そんなの……(立ち上がる)……駄目だよね。 」
DJ.オキマル「決まったああぁぁーー!!!第八回戦は…な、なんとぉっ!!!氷冬選手、立ち上がったぁ!!試合続行だああぁぁーーーっ!!! 」
アーマン(カメラマン)「お・・・俺は見逃さなかったぞ・・・デネブさん・・・? 」
デネブ「 (ハ、ハァ、よかったぁ…どうやらまだ息があるみたいだ)(ステージ退場後、心の中で) 」
シン「………!!今日の
ゾンタは………冷静じゃないな………!!(声:佐々木望) 」
リキッド・スネーク「まだだ!まだだ終わってない!!(思わず席を立ち上がる 」
フーナ「……!良かった…! 」
AS「・・・雑念を振り払え、お前の全力を・・・ぶつけて来い!(九刀流のまま、力強い声をかける) 」
デネブ「 ハッ(だ、誰かに見られた、見られている…いや、考えすぎか) 」
ルシフェル「 闘志と闘志の衝突、これもまた、人間の力……か 」
アーマン(カメラマン)「(よかったよ、完全にバトルロイヤルを捨てたんじゃなかったんだな(デネブについて)) 」
スカーフィ「やった…氷冬、まだたってるよぉ…(涙目 」
ゾンタ「………!!立ち上がったか………よかった………(氷冬をみて)応援する人がいたら………急に冷静さを失ってしまってたな………(シンに) 」
マルス「 なんでだろうな………涙が止まらない 」
ラクト「沈着ながらも…華麗に…いやはや、これは見てよかった 」
氷冬「(銀閣との戦いがフラッシュバックされる)……。(ありがとう銀閣…。貴方の思い…ちゃんと残していくから…!)……。(なんと三本の刀を鞘に納め、一刀流に戻る)これで最後よ!!!ダンッ!!!(急接近) 」
茶色コートの男「…ジーッ、ツーーーッ……了解。(また誰かと連絡をとっていたようで通信を終えると会場の観客席に入ってきて、そして、スカーフィ辺りに目を配る)(声‐杉田智和) 」
AS「・・・お前の意思に敬意を記そう、これで最後だ・・・(ミラージュブレイド意外を仕舞いこちらも急接近) 」
ピカチュウの中の人「それはわかる。俺も応援すると冷静さを失いそうだ。・・・よし、立ち上がった!(氷冬を見て) 」
DJ.オキマル「次の一撃でこの戦いは終わる!!みなさん、絶対に目を離すなああああぁぁぁああああーー!!!!! 」
氷冬「一刀流―――――“舜銀(しゅんぎ)”!!!(『凍滝』を先頭に繰り出される。刀を冷気で酸素と化合して出来た水で濡らし、鞘との摩擦係数を減らして“光速を超える居合い”を繰り出す。居合発動後、そのまま突っ切る) 」
ルシフェル「 揺るぎ無き不屈の精神、感動させるじゃないか 」
槭「まばたき禁止な!まばたき禁止な!すんなよ!絶対まばたきすんなよ!!(凝視) 」
アーマン(カメラマン)「まったくだ(カメラを構えながらルシフェルに) 」
モララー「次の一撃で――――――――――決まる!!! 」
ハルシオン「勝利を掴むのは……一体…。 」
ジョージ「いいねぇ…あの嬢ちゃん……機械の方も……こいつぁ剣士として見届けないとなぁ 」
ナナ「……ゴク…(観客席) 」
奏「………(観客席で体ひとつ動かさずじっと観ている) 」
バンスロー「(槭の背中の上に乗りながら戦いを見ている) 」
ロイ「 ど、どうなってしまうんだ!? 」
AS「・・・一刀流「連牙」。(牙のように鋭く食らいつく居合いをした後突っ切る) 」
シン「…………!!(物凄い一撃を見る) 」
ピカチュウの中の人「(唾を飲み込みながら見る) 」
氷冬「――――――――――――トサ…ッ…(長い沈黙の後、地面に片方の膝をつき、斬られた左腕を抑え込む) 」
トゥーンリンク「 どっちが……勝つんだ…? 」
ルシフェル「 ASの方は… 」
パルスィ「 妬ましい、こんなに熱い戦いができるのが妬ましい 」
AS「・・・………(居合いは脇腹に食い込んでいたのだが、何も言わずに痛みを堪えただそこに立っていた) 」
アーマン(カメラマン)「(静かにカメラを構えてる) 」
キノピオ(審判)「ピピピ…ッ♪(首にぶら下げたタイマーが鳴る)りょ、両チーム、戦闘を中止してください!!!! 」
ロイ「 終わった………………! 」
モララー「……!(審判の声を聞き)ちゃー……残念。だが、これはこれで…いい。 」
ゾンタ「終わったか…………!!(CV:中原茂) 」
パルスィ「 ああ妬ましい…もうリア充(じゃないけど)爆発しなさいよ 」
ルシフェル「 …………良いものを見せてもらった 」
DJ.オキマル「なんと、ここで…タイムアーーーッップ!!!!本大会のルールに従いタイムアップ、時間切れでございます。両チームが生き残っていてドロー!即ち、残念ながら――――――両チームとも敗退となります…ッ!!!!! 」
AS「・・・(痛みを押さえたまま氷冬に近寄る) 」
フーナ「……でも、氷冬、がんばったよ…。それでいい、それだけでいいんだ。 」
ピカチュウの中の人「あぁ、時間かぁ・・・ 」
奏「………時間には抗いきれなかったようね…(呟く) 」
氷冬「(引き分け、かぁ…なんだか惜しい気分かな。…フーナ、スカーフィ…銀閣も、ごめんね…。)……。(立ち上がるとASと目が合う) 」
ゾンタ「氷冬と同じ氷剣士である俺も………何だか涙が出てきた…………!!これでいい…………!!(CV:中原茂) 」
ハルシオン「いや、しかし…見事な戦いであった。天晴れ…!! 」
ルシフェル「 いいや、抗ったさ、既にお互い出せる力は出し尽くしていた 」
ワアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!!!!(ドローにも拘らず、鳴り止まぬ歓声が会場全体に響き渡った)
AS「・・・お前は良いものを持っている、それを失うな・・・護る力はある・・・護ってやれ。(氷冬にそう言い、砂粒となり流されていく) 」
マルス「 誰かハンカチをおくれ……涙が止まらないんだ… 」
パルスィ「 ああもう妬ましいわねドローで一緒に敗北なんてパルパルパルパルパルパルパルパル 」
シン「………いい戦いだった………な………!! 」
ラクト「(拍手)…ドローとは惜しいものですね… 」
ロイ「 ハンカチって言いたかったのか?(マルスに 」
ジョージ「中々いいカーテンコールだったな…ドローでも十分だ 」
氷冬「うん…ありがとう。(控え室へ戻る) 」
ピカチュウの中の人「ブラボー!!(歓声を送る) 」
アーマン(カメラマン)「今日はこんな所か・・・(帰っていく) 」
マルス「 文字化けしてる……はんかちをくれって、ぐすん、言いたかったんだ 」
ピチョン・・・(砂粒から血が一滴、・・・よく見るとASの歩いた道には血の跡があった)
最終更新:2020年03月16日 03:26