古代兵器とガーディアン

カオス界の歴史の中でも、最も戦争が盛んだった旧・カオス文明。
そんな殺伐とした時代を終結させたのが、不思議な力を秘めた石「カオススピネル」の力によって、驚異的な戦闘力と人間のような意志を持った、優秀な古代兵器達である。

古代兵器
旧・カオス文明の大戦争にて使用されていた、人型の兵器。
とても古代とは思えない技術で造られており、現在もその仕組みや構造について研究が続けられている。
現在完全な状態のまま残っているのは、最強の力を持った2機だけであり、ガーディアンの警護と監視が付いたうえでKハウスにて保護されている。

  • オメガ
外見は黒いショートヘアと銀色の瞳が特徴の、8歳前後くらいの子供で、額に「Ω」の文字が刻まれている。
『超越機』の名を冠する、数ある機体の中でも最大にして最強の力を持つ「最終兵器」であり、秘められた力は凄まじい。
詳細は該当項目を参照。

  • プシー
外見は黒い長髪と瑠璃色の瞳が特徴の、10歳前後くらいの子供で、額に「Ψ」の文字が刻まれている。
『破滅機』の名を冠する、オメガに最も近い戦闘力を持った兵器であり、オメガのプロトタイプ(試作機)として造られた。
詳細は該当項目を参照。


ガーディアン
数ある古代兵器の中でも、選ばれた精鋭部隊であり、カオススピネルによる強化に成功した最初の兵器達。
戦争終結後、封印された最終兵器を守護せよという命令の下、長きに渡ってその使命を果たしてきた。
現在は世界政府の管理下の元、人間社会で人間として活動しているが、守護者としての使命は忘れてはいない。

  • シグマ
外見は黒いコートと赤い長髪が特徴の、30歳前後くらいの男で、左頬に「Σ」の文字が刻まれている。
『斬滅機』の名を冠する、カオススピネルの埋め込みに成功した最初の被検体であり、剣術が得意。
詳細は該当項目を参照。

  • タウ
『退堕機』の名を冠する兵器。
外見は白いTシャツと黒の半ズボンが特徴の、イカれた目つきをした20代後半くらいのスキンヘッド男で、「Τ」の文字が刻まれた非常に長い舌を持つ。
人間名は駄流 井蔵(だる いぞう)。たまにオメガの監視と警護をする以外完全に無職。
怠惰に満ちた性格で、いつもボーっとしていることが多く、「面倒くさい」とよく呟く姿はとてもガーディアンとは思えない。
そのやる気の欠片も感じられない仕草や言動故に、一見すると頼りなく見えるが、やる時はしっかりやるタイプ。
腕や足など、体の様々な部分を自由自在に伸ばす事が出来、大抵の物理的攻撃を受け流せる特殊なボディを持っている。
頭頂部に仕込まれたアンテナから発射する特殊なエネルギー波は、浴びせた相手のステータスを大幅に減退させる効果を持つ。
一人称は「わし」。

  • ユプシロン
『念動機』の名を冠する兵器。
外見は白いスーツに身を包み、銀色のショートヘアが特徴の20歳前半くらいの男で、かなりのイケメン。左目に「Υ」の文字が刻まれている。
人間名は星 優斗(ほし ゆうと)。ホストクラブに勤めているが、至って真面目な性格で、ガーディアンとしての使命は忘れていない。
フィーとは仕事場が近く、よく話をしたりする仲らしい。
一度手に持った(あるいは触れた)物体を自分の思い通りに動かしたり、操る事が出来る能力を持つ。
この能力を駆使し、投式武器などを相手に追尾させたり、土や砂利を寄せ集めて簡易的な防壁を生成する事も可能。
一人称は「僕」。

  • フィー
『神速機』の名を冠する兵器。
外見はメイド服と水色のショートヘアが特徴の、10代後半くらいの少女で、右目に「Φ」の文字が刻まれている。
人間名は速水 蘭(はやみ らん)。メイドカフェで働いており、接客はかなり上手いらしい。
普段かなり明るく可愛い子ぶった性格をしているが、怒るとかなり荒っぽくなる。
また、少々ナイーブな所もあり、自分が他人に見下されていたり、バカにされていると感じたりすると、よく不貞寝する癖がある。
感情が高ぶると、機械であるにもかかわらず、涙(というか水)を流して泣く。
過去に人間の恋人を戦場で失うなど、悲惨な修羅場を何度も経験したことが元となり、ガーディアンとしての使命や戦いなどを否定し、毛嫌いし続けていた。
しかし、どんな困難にも立ち向かう住人達の熱き思いに触れたことがきっかけでガーディアンとしての「本当の役目」に気づき、「大切な何かを護るため」に戦うことを決意する。
一見弱そうに見えるものの、ガーディアンの中でも最速のスピードを出す事が出来る兵器であり、本気を出せば常人には視認不可能なレベルのスピードで動く事が可能。
スピード重視の造りの為、他の4人より耐久力が低いらしいが、それを補って余りあるほどにそのスペックは強力である。
昔、オメガとプシーに散々「おもちゃ」にされまくったらしく、2人をかなり嫌っている様子。
一人称は「私」。

  • カイ
『魔弾機』の名を冠する兵器。
ガーディアンの中でも最強であり、ガーディアン達をまとめるリーダー的役割を持つ「ヘッドガーディアン」と呼ばれる存在。
外見は金の短髪にテンガロンハットを被り、スーツに茶色のコートを羽織った30代前後の男で、左手の甲に「Χ」の文字が刻まれている。
人間名は戒 達郎(かい たつろう)であり、シグマと同じく政府の秘匿部隊に雇われている。
人情家かつ熱い性格で、リーダーシップにも長けているため、周囲からは慕われている。
デザートイーグルという強力な拳銃を愛用しており、この銃に自分で作った特殊な弾丸を込めて撃ちだす。
弾丸に自身のコアエネルギーから精製した魔力を込めることが出来、オメガやプシーが暴走した時はこれを撃ち込んで鎮静させる他、ホーミングや他属性付与といった多種多様な特殊弾を発射して敵と戦う。
ガーディアンの隊長というだけあって、その戦闘力は5人の中で最強であり、基礎的な攻撃力・防御力共にトップレベルの数値を誇り、30秒間という制限付きではあるものの、他のガーディアン4人の特殊能力を全て使用する事も可能。
左耳には「迷彩スイッチ」という物があり、これを押すことで全身の色を周りの景色に溶け込ませ、周囲から姿を視認不能にすることが出来る。
昔は行動隊長という役職故に一番戦場に駆り出されていたらしく、さらにはオメガとプシーに興味本位で首や腕をもがれ、大変な目に会ったとか。
それでも尚、2人の事は可愛く思っているなど、その心の広さが垣間見える。
一人称は「俺」。

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最終更新:2024年06月23日 16:54