グラフ描画の基本

プロットの設定

グラフを描画する前に,プロットする画面の設定を行う。以下はその一例。
;initial settings for plotting-----
set_[[plot]],'x'
window,1, xsize=800,ysize=700, xpos=10, ypos=50
device,retain=1,decomposed=0
loadct,39
!p.multi=[0,1,4] & !p.charsize=1.2
!p.color=0 & !p.background=255
;--------------------------------
各コマンドの詳細は以下に示す。

出力デバイスの設定

set_plot, '(デバイス名)' 
デバイス名に関しては,windowに描画したい場合は'x',ポストスクリプトで出力したいなら 'ps' とする。

描画ウィンドウの設定

window, n, xsize=800, ysize=700, xpos=10, ypos=50
nは適当な数字を入れる。例えば二つのグラフを別のウィンドウに描画したいときは,nをそれぞれ1, 2などして区別する。xsize/ysize はウィンドウの縦横サイズの設定。xpos/yposはウィンドウを表示させる画面上の座標を指定する。

device

device, retain=1, decomposed=0
decomposed=0で次項目のカラーパレットを選べる.
decomposed=1がデフォルトで24bitカラーで指定(会から8bitずつ赤、緑、青)
retain=1の呪文の詳細は誰かお願い。
retainは再描画用のデータ保存をするもので、retain=0で保存せず、
retain=1でサーバーに保存を要求し、retain=2でIDLに保存する。
画面データが保存されていれば、ウインドウを移動しても描画は保存される。

カラーテーブルの設定 (device,decomposed=0のとき有効)

loadct,n
n=0ならグレースケール.IDLには0-40まで用意されている.カラーテーブルの内訳はここを参照。n=39が安定。カラーバー一覧はこちら


マルチプロットの設定

!p.multi=[0,1,2]
上の例では1つのウィンドウに縦に2枚のグラフを描くように設定している.
!p.multi[a,b,c,d,e]内のそれぞれの数字は順に下記の通り.
a:直前に画面に表示されてる図から残しておく図の数
b:横に並べる図の数
c:縦に並べる図の数
d:積み重ねる図の数?(3次元?)
e:表示していく順番.0(デフォルト)のとき左→右、上↓下、1のとき上↓下、左→右の順序.

文字サイズの設定

!p.charsize=1.2

背景色の設定

!p.background=n
背景色を設定.n=255で白。

文字色の設定

!p.color=n
文字色を設定.n=0で黒。
最終更新:2013年12月04日 15:43
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