IDLの特徴
IDLでは大文字と小文字は区別されない。
IDLでは変数の宣言はいらない。(いきなり値をあげられる)
IDLではコーディング窓、変数窓、コンソール窓などがあって便利。
IDLでは作図に便利なプロシージャ・関数が多数用意されている。
分かりやすいプログラムの書き方
良い例:temperature_
map 悪い例:tmmp
文字変数_st、配列_arr、小数点_fltなどなど工夫
- コメント(;以降)を使って何をしてるかを示す
- スペースやコメントで作った壁(;**********こんなん)で区切りを分かりやすくする
- 1ファイルはなるべく長くなり過ぎないようにする(例えば300行以下とか)
- 中間出力をして1ファイルでの処理は少なめにする・ひとつのファイルで処理を複数しない
良い例:(読み込み→処理1→出力・保存)→(読み込み→処理2→出力・保存)
悪い例:(読み込み→処理1→処理2→出力・保存)
- 読みやすさを損ねてまで技巧的にする必要はない(何時間もかかる処理をする訳でもないだろう)
- ただしスマートな処理で短くて読みやすいコードは推奨
- goto文はなるべく使わない(ifやforがあれば必要はない)
注意点
endまで行くとメモリが自動で解放されるのでendの前にはstopを入れた方が作業しやすい。
数値の表示の指定 (format)
数値を任意の桁数で表示させるときは,formatを設定する.以下に例を示す.
a = [12.3456, 23.4567, 34.5678]
print, a, format = '(2f10.3)'
と入力すると,
12.346 23.457
34.568
と出力される.formatの設定のところの
2は横に並べる要素数,
f は実数型,
10は要素ごとの全桁数(空白を含む),
.3は小数点以下の桁数
をそれぞれ示している.
keywordに関して
グラフを描くときなどに
[[plot]], x, y, /ylog
とするときに /ylog はylog = 1 に他ならない.自分で関数を定義するときも.
function hoge, key=key
....
end
として,呼び出すときに
hoge, /key
とすると,関数内においてkey=1が代入される.
最終更新:2013年07月15日 20:51