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魔塵咲火戦記リリカルデジタライザーズ(仮)

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正式名称:魔塵咲火戦記(まじんしょうかせんき)リリシュクリファ


「この世界から、神は喪われた。地は穢れ、天は澱み、星は次々と堕ちた。
末期を迎えようとする世界はそれでも、足掻きたくて脈動した。
人はそれでも、争うことをやめなかった。そのさなかで生まれた僕たちは、ままならない現実に生きた大人たちの背を見て育つ。

肉の焼ける匂いがする。
骨を砕き割る衝撃が遠くで響く。
色とりどりの魔力光が硝煙を掻き分けながら敵を駆逐する。
得物に込められた透明な魔法があらゆる障害を踏みにじる。
全てはそれの繰り返し。勝っては負けて、勝っては負けて、いつか世界ごと終わる日を待ち望む。

希望はとうに見失った。絶望するには時間が足りない。

それでも、きっと生き延びて晴天の花園を見ようと、僕らは誓ったのだ。
――そんな、それだけの、朝露に還ることも許されなかった子供たちの話が、あの穿たれた歴史の孔の中には在った」

いつしか秩序を忘れ、混沌に溺れた者たちが破滅へと向かう舞台、古代ベルカ。
それの主役たりえる諸王、彼らの武勇を支えるのは人道に逸れた外道の術。
そして――次元世界の中つ国、その前身となった、戦乱の世を憂い砦となることを誓う善良の人々。

少年は生きる。正義ではなく、善を貫かんとする者たちの一人として十字架に誓いを込める。
この身が持つ光で、遍く争乱に終焉を与えんと。


  • リリデジフォギアとAbsolute_Z/Xenonは同一世界から分かたれた6軸の関係にある
分岐点としては「古代ベルカの戦乱において、勝者が"誰"であったのか」。数多の魔導技術を人命ごと電脳化(デジタライズ)させて保護し、遠くの星に渡らせて「寄生」させるベルカの方舟『イーダフェルト』と、惑星ベルカが荒廃しきった際の応急措置として重宝されていながら、その規格外すぎるスペックから参照元(オリジナル)と似た結果を辿ってしまったアルハザードの裔書『九天の魔導書』。
これら二つのロストロギアのうち、どちらかが崩壊するベルカから地球へと墜ちていったのかによって世界線が分岐した。

九天の書の管制融合機と、イーダフェルトに保存された「はじまりの子供たち」は、それぞれ面識があり死闘を繰り広げた、手を取り合えずに終わった者同士。
基本的には勝った方が負けた方の全てを奪取しているので、イーダフェルトが墜ちてきた世界線では九天の書本来の「テラフォーミングの対象は大きさ、環境などを含む規模を問わない惑星となる」特性によって通常は箱庭程度の範疇だった異空間を惑星規模にまで広げることに成功し、逆に九天の魔導書が墜ちてきた世界線では「はじまりの子供たち」を含む魔導師たちのリンカーコアを参考に第七波動(セブンス)と呼ばれる新たな概念を流布し、魔導文明の再興/新興を著しく促している。
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