いまだ薄暗い会場の中、鉄骨がむき出しで建設中止といった様相を示すビルのてっぺんで一人の少女が月明かりに照らされていた。
目元を覆う赤いマスクにネズミを模した耳が付いたカチューシャ、バニーガール風の衣装と大きく膨らんだズボンを履いた黒髪の少女だった。
「まったく……このボクがいつの間にか囚われて、愛用の道具まで奪われた状態でこんな悪趣味な催しに参加させられるだなんてお笑い草だね……」
彼女の名前はウルシ。正義のための盗みを働く義賊『怪盗ねずみ小僧』にして忍者でもある、現役女子中学生の少女である。
そんな彼女は今、この鉄骨むき出しのビルのてっぺんで夜風に当たりながら自らの現状を整理していた。
「……今、ボクの手元で使えそうなのはこのランドセルの中に入ってた手裏剣っぽい刃物と、爆弾が巻き付けられたこのラグビーボールの二つかぁ…」
その中で彼女は自分に支給されたランドセルの中身を取り出し、小さく溜息をつきながらもその中から使えそうなものを取り出して確認していた。
彼女が今手にしているものは三角形の形をした手裏剣のような刃物で、その刃は鋭く研ぎ澄まされており切れ味も抜群の代物。
そして、もう片方のラグビーボールのような物には3個の手榴弾が巻き付けられており、見ただけで強力な爆発が発生すると予期できるものだった。
彼女が今手にしているものは三角形の形をした手裏剣のような刃物で、その刃は鋭く研ぎ澄まされており切れ味も抜群の代物。
そして、もう片方のラグビーボールのような物には3個の手榴弾が巻き付けられており、見ただけで強力な爆発が発生すると予期できるものだった。
「状況は厳しいかもね……だけど、まあ…いつもとやることは変わらないだろうけどね!」
たったこれだけの装備で主催者への大逆転勝利を狙えるとは到底思えない。だがそれでも彼女は笑いながらそう叫ぶ。
どんな状況でも諦めずに立ち向かう、それが彼女なのだから。
どんな状況でも諦めずに立ち向かう、それが彼女なのだから。
「さあ……ねずみ小僧、参上だよ!」
そうしてひとしきり確認を終えると、突如として彼女は階下の鉄骨に次々と飛び降りるような形で地上まで降りていった。
それから彼女はそのままビルの敷地外へと飛び出していき、人が集まりそうな場所へと向かうことにした。
そこにはきっと、他の参加者達もいるはずだと考えて……。
そこにはきっと、他の参加者達もいるはずだと考えて……。
そしてそんな彼女の姿を、黄金に光る月が照らしているのであった……。
【ウルシ@ボンバーガール】
[状態]:健康
[装備]:ニンジャダガー@Miitopia、アヴェ・マリア(Hail Mary)@デッドライジング2
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済)
[思考・状況]基本行動方針:正義の義賊として、乃亜の野望を止める。
1:『怪盗ねずみ小僧』として、このような殺し合いに乗るわけにはいかないね。
2:まずは人が集まりそうな場所を探す。
3:グレイやアサギなど、自分の知り合いが呼ばれていないか心配。
[備考]
参戦時期は少なくともアサギなど他のボンバーガールと知り合って以降。
[状態]:健康
[装備]:ニンジャダガー@Miitopia、アヴェ・マリア(Hail Mary)@デッドライジング2
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済)
[思考・状況]基本行動方針:正義の義賊として、乃亜の野望を止める。
1:『怪盗ねずみ小僧』として、このような殺し合いに乗るわけにはいかないね。
2:まずは人が集まりそうな場所を探す。
3:グレイやアサギなど、自分の知り合いが呼ばれていないか心配。
[備考]
参戦時期は少なくともアサギなど他のボンバーガールと知り合って以降。
『支給品紹介』
【ニンジャダガー@Miitopia】
ウルシに支給。『とうぞく』の武器であるダガーの一つであり、レベル45以降から出現する。
三角形の青い刀身の手裏剣といったデザインをしているが、出典基においてこの武器を投げつけて使用する技はなかったりする。
【ニンジャダガー@Miitopia】
ウルシに支給。『とうぞく』の武器であるダガーの一つであり、レベル45以降から出現する。
三角形の青い刀身の手裏剣といったデザインをしているが、出典基においてこの武器を投げつけて使用する技はなかったりする。
『支給品紹介』
【アヴェ・マリア(Hail Mary)@デッドライジング2】
ウルシに支給。ラグビーボールの側面に3つのグレネードを括り付けて作られた爆発物。
グレネードと違い着弾後すぐに爆発するので使いやすさが向上している。
【アヴェ・マリア(Hail Mary)@デッドライジング2】
ウルシに支給。ラグビーボールの側面に3つのグレネードを括り付けて作られた爆発物。
グレネードと違い着弾後すぐに爆発するので使いやすさが向上している。