『何って、マスターが望む通りのことをしただけだよ。
強くなれ、っていつも言ってたでしょ?喜んでくれないの?』
強くなれ、っていつも言ってたでしょ?喜んでくれないの?』
相棒だったはずのエルルが…人間を殺していた。
何故そんな事をしたのかを尋ねたら、エルルはこう答えてきた。
何故そんな事をしたのかを尋ねたら、エルルはこう答えてきた。
『人間の血を浴びると劇的に成長できるって声が聞こえたんだ。
おかげでこうして進化できた。声は正しかったみたいだね、マスター?』
おかげでこうして進化できた。声は正しかったみたいだね、マスター?』
『声』とは一体? 長い間彼と共に冒険を続けてきたリゼットは『それ』についてただひたすら疑問に思っていた。
誰の『声』なのかも全く分からない。ましてや彼女は聞いてもいない。
誰の『声』なのかも全く分からない。ましてや彼女は聞いてもいない。
何も状況を理解出来ないまま、リゼットは変わってしまったエルルに手をかけるべきか悩みながら彼に近づいていった最中───
プツリ、と意識が途切れた。
◆
ふと意識を取り戻すと、リゼットは見知らぬ場所にいた。
エルルの姿はないが、代わりに周辺には多数の子供の姿をした者達が彼女と同じ様に倒れており、彼らが次々と起き上がっていく。
それから間もなく─
『やあ、諸君目は覚めたかな?』
突然現れた緑髪の少年がそんな言葉を発し、幼い少年を見せしめとして殺害する場面を目撃した。
エルルの姿はないが、代わりに周辺には多数の子供の姿をした者達が彼女と同じ様に倒れており、彼らが次々と起き上がっていく。
それから間もなく─
『やあ、諸君目は覚めたかな?』
突然現れた緑髪の少年がそんな言葉を発し、幼い少年を見せしめとして殺害する場面を目撃した。
「何なんだ、エルルは何処だ」
困惑し、今は傍にいない相棒の名を口に出すリゼットを余所に殺し合いの説明は続けられ、やがては会場に転送されていった。
◆
(エルル…)
殺し合いに招かれる直前に相棒の悍ましい変貌を目の当たりにした彼女は、力を求めるあまりエルルが人間を虐殺した過去を改変するという願いを叶える為にこの殺し合いで優勝を狙う決意を固めた。
【リゼット@エバーテイル広告】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:優勝し、元の世界でエルルが人間を虐殺した過去を改変してなかったことにしてもらう。
[備考]
※細かい設定については後続の書き手様にお任せします。
※一人称は「俺」です。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:優勝し、元の世界でエルルが人間を虐殺した過去を改変してなかったことにしてもらう。
[備考]
※細かい設定については後続の書き手様にお任せします。
※一人称は「俺」です。