「……まいったね。まさかこんな悪趣味に巻き込まれてしまうなんて」
ゴスロリ服を身に纏う巻き髪ツインテールの幼女は異常事態にぼやく。
幼女の名前は夜桜二刃。
スパイ一家、夜桜家の長女。
幼女の名前は夜桜二刃。
スパイ一家、夜桜家の長女。
「家業が家業だからこんなのに巻き込まれるのも仕方はない」
江戸時代から続くスパイ一家。
隔世遺伝による超人的な才能を
口コミサイトも常に一位。
しかし、それゆえに狙われる。
恨む者に。妬む者に。利用する者に。
ありとあらゆる悪意に。
隔世遺伝による超人的な才能を
口コミサイトも常に一位。
しかし、それゆえに狙われる。
恨む者に。妬む者に。利用する者に。
ありとあらゆる悪意に。
「だけど気に入らないね。裏社会の者同士が殺し合うならともかく。それと無縁な子供も巻き込んで殺し合わせる
海馬乃亜が集めた子供たちの大半は裏社会と無縁に感じた。
それゆえに二刃は憤りを隠さない。
それゆえに二刃は憤りを隠さない。
「それと一つ、不可解なのはどうしてあたしを混ぜたのかね」
二刃は顎に手を置き思案する。
乃亜の言葉から、おそらく、この殺し合いに巻き込まれているのは子供を対象としているはず。
乃亜の言葉から、おそらく、この殺し合いに巻き込まれているのは子供を対象としているはず。
「……ま、深く考えても仕方ないね」
一つ訂正しよう。二刃は外見こそ幼女だが実年齢は21歳。
6歳のころから既に外見は完成されている。
6歳のころから既に外見は完成されている。
「あいにくだけど、ここで死ぬわけにはいかないよ」
そろそろ、太陽と六美の結婚一周年。
家族として必ず祝う。もし、自分がいないままだったら、二人の性格上、行わないだろう。
家族に迷惑をかけるわけにはいかない。絶対に。
それに、いつか生まれてくる甥や姪のためにも。
家族として必ず祝う。もし、自分がいないままだったら、二人の性格上、行わないだろう。
家族に迷惑をかけるわけにはいかない。絶対に。
それに、いつか生まれてくる甥や姪のためにも。
「太陽と六美の子の顔を見るためにもね」
長女。
その二文字は軽くない。
その二文字は軽くない。
【夜桜二刃@夜桜さんちの大作戦 】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:家族の元へ帰る
1:殺し合いに乗ってない参加者を探し保護する
2:殺し合いに乗ってしまった参加者は殺しはしないがこらしめる
[備考]
162話終了後からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:家族の元へ帰る
1:殺し合いに乗ってない参加者を探し保護する
2:殺し合いに乗ってしまった参加者は殺しはしないがこらしめる
[備考]
162話終了後からの参戦です。