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«VI — 新たなる懲罰所»
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遊戯場は懲罰所と融合し、懲罰所由来の要素が含むようになりましたので、魂たちは自ら創造したものを完全には操ることができなくなりました。それでも魂たちはまだ神といえる存在でした。どのような力も魂たちの生存を脅かすことはありませんでした。
しかし、魂が創造した物は傷つけられることがあり、魂は感情的な苦痛から自由ではなくなりました。
懲罰所との融合後の遊戯場では数十種類の肉体が使われるようになり、そのうちの1つが現在の人類の姿形の原形となり ました。
遊戯は常に継続されるものとなり、魂たちは遊戯を自由にやめることができなくなりました。
この時代にも規則を違反する魂たちは少なくありませんでした。そこで、新しい懲罰所を作ろうという動きが起こりました。
服役者が容易に出てくることができないようにするために、かつての懲罰所の刑罰の前後に反対方向の刑罰がおかれました。例えば、食事の前後には飢餓が課せられました。
こうして、魂たちは情動の時代を迎えました。
2010.10.24
