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«IX — 思考の時代»
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(この一連の法螺話は、ところん唯物論から遠ざかり、"一者"、"ワンネス"、"虚無"といった時空間を超越した何かから出発して、今の我々と宇宙をなるべく無矛盾に説明しようとする趣味的な試案の産物です。)
記号の時代にも刑務所が作られました。
記号の時代の刑務所の多くは短期間に破棄されましたが、約4500兆年前に、最後の刑務所は念入りに作られ、永続的に使用されました。
この刑務所への移送は4次元の階段を通して行われました。この4次元の階段は当時の科学技術の産物です。現在の我々は例えば肉体や思考の力で空を飛ぶことはできませんが、飛行機に乗って移動することはできます。同様に、記号の時代において、4次元を直接操る能力は封じられていたものの、科学技術によって魂たちはは個人的な能力の限界を超えた力を持ち、4次元の階段を作ることができました。
階段を通る際に、囚人たちたちは自分たちがエネルギー体であり、エネルギーの影響を受けるのだという考えを植え付けられました。これが"霊体""幽体""星気体"などと呼ばれるものの始まりです。
これ以降、魂たちは様々な力の影響を直接的に被るようになり、様々な痛みや気絶の状態を経験するようになりました、この状態はもちろん現在の我々よりも遥かにましな状態ではありましたが、もはや神ではなくなったといえます。
刑務所内では、囚人である魂たちを様々な感情的な影響を用いて操ろうという試みが数多く行われ ました。魂たちは様々なものを作ってきましたが、自分たちと創造の産物を区別できていました。しかし、この刑務所で、魂たちは自己と産物を同一視するようになったのです。
そして、次に行われたのは、囚人たちが自らを物質でできた肉体を同一視するように仕向けることでした。