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詳細↓
LCFⅢに続いて開発されたLCF計画艦で、開発計画名は「LCFⅣ」。
基本的な船体設計は前級であるLCFⅢ(ロアルドロス級)から変化はなく、対空・対潜兵器及び航空機運用設備については全くの同等である。
最大の特徴は、対艦ミサイルを廃した代わりに
ネウケン級コルベットなどでも採用されたSSTL-003 対艦魚雷発射管を装備している点にある。
クラフタリアのフリゲートとしては、
アトラル・ネセト級以来久方ぶりの対艦魚雷搭載艦となった。
また、大口径のTC235主砲ではなくより小型で速射性に優れたTC234砲を主砲として採用、副砲も3基から5基に増設されているが、この点については並行整備されていたLCFⅢ後期建造艦も同様の仕様である。
対艦魚雷を扱うことから必然的に目視距離での戦闘が想定されたため、クラフタリア艦としては珍しく、ダズル迷彩風パターンの塗装が施されている。
本級の配備は全艦が艦齢40年を優に超える老朽艦である
ヘルガー級を更新する目的で進められた。
開発中に世界規模の大戦争であるレグルス戦争が発生、その際に得られた戦訓や敗戦国から得た魚雷技術などを盛り込んだ結果、現代艦としては珍しい雷装艦となっている。
遠距離での交戦能力こそLCFⅢに劣るものの、近距離の戦闘では無類の強さを発揮する本級は評価が高く、次の世代の艦艇設計においてもその特徴が大いに考慮されることとなった。
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備考 |
全長 |
168m |
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全幅 |
21m |
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満載排水量 |
7880t |
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機関 |
PE N5000-F ネザー機関×2 |
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合計出力 |
130000HP |
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最大速力 |
35ノット以上 |
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乗員数 |
110名前後(無人艦としての運用可) |
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装備 |
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主砲 |
TC234A 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm「ウルトラライトⅡ」両用砲) ×1 |
副砲 |
TC242 多用途コマブロ速射機関砲(CIWS統合型76mm単装砲)×5 |
VLS-9B(48セル) |
VLS-9B コマンドブロック式対空対地VLS ×4 |
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艦隊防空システム用コマブロVLS(広域制圧型) ×1 |
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「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 |
SSTL-003 4連装魚雷発射管 |
SST-141 対艦コマブロ魚雷 4射線×2(再装填可能) |
TT-12 連装魚雷発射管 |
「トライデント」システム用連装短魚雷発射管×2 |
近接防御火器 |
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その他火砲 |
CBFCMG-2 2連装FC機銃(12.7mm機銃) ×2 |
艦載機 |
CSH-5K 哨戒ヘリコプター CSH-7A/B/D 多機能哨戒ヘリコプター いずれか1機 |
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RQS-404 無人偵察・観測飛行艇 2機 |
C4Iシステム |
RS-FCS ver17 Fv4 |
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TWS-10「ティソーナⅡ」共同交戦・データリンクシステム |
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TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) |
レーダー |
MR-544B 多機能型レーダー(ACR-2B コマブロレーダー統合) |
探知・妨害システム |
SPM-100 コマブロ式TNT起爆妨害システム |
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IWS-300 「アイアンウォール」対ミサイル防御壁展開システム |
ソナー |
ACS-2B トライデントASWS対応コマブロソナー |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
FF-2251 |
ケチャワチャ |
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現役 |
FF-2252 |
テツカブラ |
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現役 |
FF-2253 |
ザボアザギル |
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現役 |
FF-2254 |
ネルスキュラ |
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現役 |
FF-2255 |
ガララアジャラ |
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現役 |
FF-2256 |
ゲネル・セルタス |
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現役 |
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合計 |
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6隻運用中 |
最終更新:2021年10月17日 06:42