ここは刹那零が色んな音楽のレビューを書いていく無駄なページです。
なお、かなり独断と偏見に満ちているレビューですのでご注意下さい。
BUMP OF CHICKEN
このバンドの特色は、なんといっても人を惹きつけるvo:藤原基夫のその声にあるだろう。
曲自体の完成度も高く、歌詞もまた幻想的な視点や物語的な歌詞など、新曲が出る度にワクワクさせられる。
何よりvo:藤原基夫のその独特の声にある。
藤原のその声は通常より高く、アルトにも及ぶ。
その女声の高さと、男声の太さ、両方を兼ね合わせた恐るべきバンドだ。
しかし、勿体無い事にその他のメンバーの演奏力の無さにある。
今こそまだ聞けるようになっているが、インディーズの頃はとても人前で演奏できるぐらいには無かった。
藤原のギターと歌は上手いものの、周りがそれを台無しにしてしまっている。
これは大きいマイナスに繋がるだろう。
ではアルバムレビュー。
FLAME VAIN
1,ガラスのブルース ★★★★☆
生きる意味について考えさせられる、とても力強い歌。
個人的に「生まれてきた事に意味があるのさ 一秒も無駄にしちゃいけないよ」で泣いた。
ただ演奏力の低さで-1点。
2,くだらない唄 ★★
あまり好きではない。歌詞とかはありがち。ライブではご無沙汰
3,アルエ ★★★★
アップテンポなラブソングで、あまりBUMPでは見かけない素直な歌。
このタイトルの「アルエ」というのは新世紀エヴァンゲリオンの「綾波レイ」のコードネーム。
藤原は綾波に恋していた時代があって、その時に書いた歌との事。
4,リトルブレイバー ★★★
歌詞が強く、誰かを守ることについて考えさせられる。
5,ノーヒットノーラン ★★
歌詞にあまり共感が出来ない。
6,とっておきの唄 ★★★
藤原曰く、「バンプオブチキンで最強のラブソング」らしいが、全然そんな事は無い。
もうちょっと丁寧に歌えば良かったかも。
7,ナイフ ★★★★
旅立ちや、自分自身の存在価値について代弁してくれるような、そんな歌。
個人的に一曲目と似ている部分が多いような気がする。
「小さな虫だって 短い命頑張ってんだからさぁ!」
総評 ★★★☆
力強い曲が多い、まさにバンドの旅立ちをイメージしている歌。
演奏力が低いのが実に残念である。
是非、色んな人たちに触れてほしいアルバムである。
THE LIVING DEAD
1,opening ★
簡単にコピーできる。
2,グングニル ★★★★
良い具合にかっこいい歌。名曲認定
3,ベストピクチャー ★★★
増川が作曲を担当した。詩だけは良い。
4,続・くだらない唄 ★★★★
結構切ない歌。是非死のうと思ってるひとに聴いてほしい。
5,ランプ ★★★☆
ブリッジがかっこいい歌。だったった~♪
6,K ★★★
一回目は泣けるが、何回も聴くと飽きてくる。
7,リリィ ★★☆
良い歌だが、だらけてくる。
8,Ever Lasting Lie ★★★☆
歌詞も演奏も面白い、まさに挑戦の一曲。
9,グロリアスレボリューション ★★★★
雰囲気ぶち壊しの一曲。かっこええ!
10,ending ★
一曲目と同じ
総評 ★★★★
バンプオブチキンを代表する歌が詰まってる、まさに最高傑作。
是非とも聴いてほしい、そんな歌が一杯です。
jupiter
1,stage of the ground ★★★★
イントロで長い道のりを思わせ、まっすぐ前に進む意思を感じ取る事が出来る。
アルバムの世界の導入曲
2,天体観測 ★★★★★
言うまでもない名曲。
流れ星のようなイントロが耳に残る、一般受けしそうな歌。
3,Title Of Mine ★★
藤原曰く「曲が最高」。
しかし全然そんなこたない。むしろ大したことは無い、平凡な曲。
4,キャッチボール ★★★
良い歌なんだが、あまり目立たない歌。空気曲。
5,ハルジオン ★★☆
シングルからなんだからアレンジしてくれても良かった。
6,ベンチとコーヒー ★
六分と長く、別に曲自体も長く聴くもんじゃない。
個人的にここは飛ばしてしまう。
7,メロディーフラッグ ★★★★☆
名曲。イントロの綺麗さが素敵。
8,ベル ★★★☆
個人的に好きだが、アコースティックよりレスポで穏やかに弾いた方が良いかも。
9,ダイヤモンド ★★☆
この曲よりカップリングの方が断然神だった。
10,ダンデライオン ★★★
これを終盤に入れ、EDを天体観測にした方が良いのでは?
総評 ★★★
バンドの成長を感じ取ると同時に、印象に残る曲が非常に少なくなってきている。
もうちょっと曲自体を考えて欲しいところ。
ユグドラシル
1,asgard ☆
アコギのインストだが、全く進歩が感じられない。
初めて聴いたとき「うわ・・・糞アルバムだ・・・」と思った。てか今でもそうかも。
2,オンリーロンリーグローリー ★
今まで我慢してたものが二曲目で崩壊した。
ポップ化しているのを我慢してたのに、なんだこの曲?
客観的に見て、糞曲
3,乗車権 ★★☆
かなり安心した。ロックだ、と。
結構歌詞が好きだけど曲はあまり・・・
4,ギルド ★★★★
結構聴き入ってしまう。一回この曲でFLASH作った事ある。
5,embrace ★★★
良い曲だが、あまりこのアルバムじゃ目立たない。
6,sailing day ★★★★
中々疾走感があってかっこいい歌。
7,同じドアをくぐれたら ★★★☆
好きだけど、最後の演奏が長すぎる。
8,車輪の唄 ★
ポップな曲。正直もういい飽きた。
9,スノースマイル ★☆
空気曲
10,レム ★☆
歌詞が好きだけど眠くなる。
11,fire sign ★★★★☆
このアルバムの中の数少ない名曲。
かなり歌詞が素敵。
12,太陽 ★★
眠くなる。
13,ロストマン ★★
歌詞はいいけど曲がダメダメ。
もっとサビの疾走感が必要。旅している感覚が全く無い。
14,midgard ☆
一曲目と同じ
総評 ★★
とりあえずゴミ化していく発端のアルバム
これが彼らの本気なら正直ゴミバンドですね。
あまり好ましいアルバムではありません。
orbital Period
1,voyager ★★☆
オープニング・ナンバーなのだろうか。綺麗なアコギと綺麗なメロディーが素敵な一曲。
2,星の鳥 ★
メーデーのイントロを何故かトラックカットしたもの。普通にメーデーで良いと思うのだが。
3,メーデー ★★★★☆
救難信号のようなシンセ音に「stage of the ground」を思わせるようなリフが良い。アルバムでも一、二位を争うトラック。
4,才悩人応援歌 ★★★☆
「乗車権」と「続・くだらない唄」を足して二で割ったような歌。人生ソング。
5,プラネタリウム ★
大衆向けに書かれたみたいな、小奇麗な御洒落ポップ。こんなん要らん。
6,supernova ☆
同じようなメロディーを淡々と繋げただけの様な歌。コレも要らん。
7,ハンマーソングと痛みの塔 ★★★
自惚れて革命を起こされた王様のような人間を、行進曲を思わせるような印象的なドラムパターンと怪しいリフで綴った歌。中々の曲。
8,時空かくれんぼ ★★☆
中途半端なロック。UKオルタナみたいな感じのヘロヘロ感を出した方がよかったかもしれない。
9,かさぶたぶたぶ ★☆
元々隠しのために作られてただけあり、曲調も歌詞もインスタントな出来。
10,ひとりごと ★
全く印象に残らない歌詞と曲調。だから何、としか言いようの無いトラック。
11,飴玉の唄 ★★
目の前で死にそうな大切な人への思いを書き綴ったような歌。悪いとは言わないが、もう少し違う表現が無かったものか。
12,星の鳥Reprise ☆
何故かここに来る。意味不明。カルマのイントロとでも言いたいのだろうか。
13,カルマ ★★★★
毒づきやすいイントロに流れるような曲調。前もって「テイルズオブジアビス」をプレイしていると若干印象が変わるかもしれない。
14,Arrows ★
所詮歌詞だけの歌。ロストマンのような曲調の方がしっかり来たかもしれないが、残念。
15,涙のふるさと ★★
曲順で化けた。こうして聴いてみると中々良いトラックだが、単体で聴くとどうも来ない。
16、Flyby ★★★☆
一曲目の焼き増しかと思って油断したら大間違い。突然全体が盛り上がり、それにも関わらず綺麗なメロディーを保ち続けているのが素晴らしい。
sec,believe ★★★★
暫く微妙だった彼らの隠しトラックもここで終わり。「LIVING DEAD」のような会話だけのトラックなのだが、下手な若手芸人よりも笑える。
総評 ★★☆
比較的前半が良く、後半に連れて少しだらけが出てくる。同じような曲調が続いたせいで70分間が非常に長く感じた。
だがまあ、悪くないといえば悪くは無い。ユグドラシル程度。
BUMP OF CHICKEN全体の総評
これを見ればわかると思いますが初期のバンプオブチキンの方がより洗練されていると思います。
最近は演奏力こそ上がってきましたが曲自体のクオリティーも下がってきていますね。
シングルレビューはあえてしませんが、リクエストが多かったらやりたいと思います。
シングル全て持っているのでw
このレビューはどうでしたか?
是非コメントをしてみてください。
リクエストなども出来るものだけですが受け付けたいと思います。
- し、知ってる物が無い!こういうのは余り聞かないんですよね。 -- 風斬疾風 (2007-08-30 22:10:59)
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最終更新:2008年12月08日 21:34