アッパーカウルの埋め込みナットが4つ中2つも脱落したので、流石に安定しなくなり補修することに。
もともとアルミのナットがカウル裏の穴に埋め込まれていたのだが、接着剤の経年劣化で脱落したものと思われる。
接着剤をナット側、カウル側共にナイフで削り落として接着の準備完了。
何を使って固定するのがよいのか検討した結果、ボンドのサイトでG17を使えと出たのでそうすることに。
G17は粘着タイプで振動にも強いのは分かるが、隙間に埋め込む形で効果を発揮するかは疑問であった。
空気もしくは空気中の水分と反応して硬化するタイプの接着剤だというのが明らかなので、空気に触れにくい環境では完全に硬化しない恐れもあったし。
とりあえず1日放置で様子を見たが、固まっているものの十分な接着力を発揮しているとは言い難い。
ネジ突っ込んで引っ張ったらナットが抜けてしまったので失敗、接着剤を当初想定していた通りにエポキシに変更した。
エポキシは強度の基準のような物が見えないので、普通に売られているものをとりあえず使うことにした。
硬化時間と接着力の関係も分からないし、10分硬化の一般的な物を使って、半日以上はおいて十分に硬化することを確認してからとする。
気温は高いので反応は十分だろうし、これでダメなら次の方法はあるのかなぁ。
とりあえずはエポキシ接着剤で十分な強度での固定が出来た。
しかし接着剤の経年劣化はまた起きるだろうし、転倒などの衝撃で脱落することも考えられる。
次回補修する機会があれば、やはりプラリペアと鬼目ナットを使おうと思う。
埋め込みナットといったら鬼目ナットしか思いつかなかったけど、インサートナットの種類っていっぱいあるのね。
最終更新:2011年07月19日 00:47