ベンリィ110のモデルチェンジによる変更一覧を分かる限りで書いておく。
2012販売開始
2012-モデル WM1101WHC(フレーム番号:JA09-100001~)
- 型式はEBJ-JA09
- サイドスタンドリターンスプリングの改修。
- 燃料ホースの配索不適切。
- ウインカーハーネスの配索不適切。ハーネスの交換。(2015モデルも)
2015-モデル WM1101WHG(フレーム番号:JA09-110001~)
- コンビブレーキ採用。前後ブレーキロックシステム。(2017モデルに書かれているが2015モデルで改修。)
- フレーム変更。フロントカバーステー変更に伴うものか? その他の部品変更がないため不明。
- メインスタンドの変更。足をかける部分が大型化。より小さい力で上がるように?
- バックミラーの新保安基準対応。歩行者との接触時に回転して衝撃を逃がす機構が必須になったため。
- フロントキャリアの追加。ただし純正バスケットはキャリアを外す必要があり、もともとベースの穴は2つあるのでデザインのみか。
- リアデッキの低床化。キャリア変更(ネジ位置、補強)。ベース変更(ネジ位置、カバー廃止)。サイドパネルも変更。
- ヘッドライトの変更。ヘッドライト上部が平らになりボルト穴3つが追加されてキャリアやバスケットが積みやすくなった。
- フロントカバーステー(ヘッドライトマウントのサブフレーム)変更。上記ヘッドライトの変更によるものと思われる。ネジ穴追加等。
- サイドスタンドリターンスプリングが二重化。(2017モデルに書かれているが2015モデルで変更されている。)
- 燃料タンク、ホース、ポンプ、センサー等変更。
- シートヒンジの形状変更。補強?
- ウインカー変更。改善に伴うものか。Ba15sからR10W(G18)に指定電球が変更。透明からオレンジに変更。小型化?
- ホーンAssy変更。
2017-モデル WM1101WHJ(フレーム番号:JA09-120001~)
- 排ガス規制対応、エンジン変更により型式が2BJ-JA09に。キャニスター追加。FI、レギュレートレクチファイア、スロットル、センサー等が変更。
- フレーム変更。どこが変わったかは不明。フロアクロスプレートも変更。
- ハンドルスイッチAssyの変更。
- スロットルケーブルが2本になった。クリップやスロットルなどそれに合わせて改修いくつか。
- フロントキャリアの廃止。キャリアの穴を使わずキャリアベースの穴を使えば変わらないからか?
- プロ2WHJのみハンドルフロントカバーにポジションランプ追加。
- バッテリー変更(仕様表では変更なし、パーツリストのみ)。YTX7L-BSからYTZ7Sに。小型化? フロア自体やバッテリーボックスとリッドも変更されているのでYTX7L-BSが利用可能か不明。
- 燃料タンクからセパレータの位置不適切。燃料タンク、キャニスター交換。シート、ポンプカバーの対策品交換。
2022/10
- 国内向け車両にEURO5導入に伴いベンリィ110生産中止。
最終更新:2024年01月04日 03:34